116 / 164
横須賀へ✨✨✨
清川の屋敷✨✨
しおりを挟む
玄関のドアを開けた途端、ひとりの女性警部補が待ち伏せていた。
「大事なミオの身体に触るんじゃねえェーー!!」
姉のリオだ。
『ぬうぅ!』いきなり女性刑事が姿を現わしたので、偽ポリスも驚いて微塵も動けない。
一瞬、銃口が私のこめかみから外れた。
「ッたァァーー……!」
すかさずリオの閃光のような右ストレートが狙いすましたようにアメリカンポリスの顔面へメガヒットした。
「ブッゲェええェ……!!」
まさに稲妻みたいに顔面へ突き刺さった。
ポリスの身体は、もんどりうって床に吹っ飛んだ。
「ぐッうううゥ……」
私はフラフラで一人で立っていられない。
「ミオ!!」倒れる寸前、姉のリオが抱き止めてくれた。
おいおい、出来ればクッキー様に抱きしめて貰いたかったのに。
まァ、命があったんだから贅沢は言えないが。
「このォ! 清川ッ!!」すぐさまコワモテの鰐口警部は飛びかかってマウントを取り、ポリスの腕からガバメントを奪った。
「うぐッがゥ……」
よほどリオの渾身の右ストレートが効いたのか。まともに話せないようだ。
意識も朦朧としている。
下手をすると歯が二、三本折れたかもしれない。
「ミオさんッ! 大丈夫ですか!!」
クッキー様も心配そうに駆けつけてくれた。
「あ、あの……。パンツ見えてない?」
私はミニスカートがまくれてないか、心配だ。
「バカねえェ。ミオ! どうして言ってくれなかったの。あなたの同級生が、次々と被害者になっている事を!」
姉のリオは、まくしたてて訊いてきた。
そんなこと言っても……。
「ッたくゥ……、少しは優しくしてよ。リオ」
こっちは怪我人なんだから。
それよりもクッキー様にパンツを見られてないか、心配だ。
「お前は、清川じゃねえェのか……!!」
向こうでは、鰐口がポリスからマスクを剥ぎ取った。
その顔はイケメンだが、清川仁ではない。
「うぐゥ……。あんたは、ホストの」
思わず、私もカレを見て驚いた。
「シュン!!」同時に、おネエのシオンが叫んだ。
「そうか。シェアハウスのホスト……。名前は窪田シュンだな」
鰐口は、襟首を絞め上げ確認した。
「くっそォ、苦しいよ。離せッて」窪田シュンは暴れるが、鰐口にマウントを取られて、まったく身動きが出来ない。
「もうお開きだ。シュン! 『紅い月夜のパーティ』はなァ!!」
鰐口は、暴れようとする窪田シュンに手錠を掛けた。
ようやく清川の屋敷での大捕物は、これでお終いのようだ。
主犯格の清川仁には逃げられたが、違法ドラッグを売買していた運び屋の窪田シュンと立花美香を逮捕した。
二階の隠し部屋からは大量の違法薬物が発見され警察に押収されたみたいだ。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
「大事なミオの身体に触るんじゃねえェーー!!」
姉のリオだ。
『ぬうぅ!』いきなり女性刑事が姿を現わしたので、偽ポリスも驚いて微塵も動けない。
一瞬、銃口が私のこめかみから外れた。
「ッたァァーー……!」
すかさずリオの閃光のような右ストレートが狙いすましたようにアメリカンポリスの顔面へメガヒットした。
「ブッゲェええェ……!!」
まさに稲妻みたいに顔面へ突き刺さった。
ポリスの身体は、もんどりうって床に吹っ飛んだ。
「ぐッうううゥ……」
私はフラフラで一人で立っていられない。
「ミオ!!」倒れる寸前、姉のリオが抱き止めてくれた。
おいおい、出来ればクッキー様に抱きしめて貰いたかったのに。
まァ、命があったんだから贅沢は言えないが。
「このォ! 清川ッ!!」すぐさまコワモテの鰐口警部は飛びかかってマウントを取り、ポリスの腕からガバメントを奪った。
「うぐッがゥ……」
よほどリオの渾身の右ストレートが効いたのか。まともに話せないようだ。
意識も朦朧としている。
下手をすると歯が二、三本折れたかもしれない。
「ミオさんッ! 大丈夫ですか!!」
クッキー様も心配そうに駆けつけてくれた。
「あ、あの……。パンツ見えてない?」
私はミニスカートがまくれてないか、心配だ。
「バカねえェ。ミオ! どうして言ってくれなかったの。あなたの同級生が、次々と被害者になっている事を!」
姉のリオは、まくしたてて訊いてきた。
そんなこと言っても……。
「ッたくゥ……、少しは優しくしてよ。リオ」
こっちは怪我人なんだから。
それよりもクッキー様にパンツを見られてないか、心配だ。
「お前は、清川じゃねえェのか……!!」
向こうでは、鰐口がポリスからマスクを剥ぎ取った。
その顔はイケメンだが、清川仁ではない。
「うぐゥ……。あんたは、ホストの」
思わず、私もカレを見て驚いた。
「シュン!!」同時に、おネエのシオンが叫んだ。
「そうか。シェアハウスのホスト……。名前は窪田シュンだな」
鰐口は、襟首を絞め上げ確認した。
「くっそォ、苦しいよ。離せッて」窪田シュンは暴れるが、鰐口にマウントを取られて、まったく身動きが出来ない。
「もうお開きだ。シュン! 『紅い月夜のパーティ』はなァ!!」
鰐口は、暴れようとする窪田シュンに手錠を掛けた。
ようやく清川の屋敷での大捕物は、これでお終いのようだ。
主犯格の清川仁には逃げられたが、違法ドラッグを売買していた運び屋の窪田シュンと立花美香を逮捕した。
二階の隠し部屋からは大量の違法薬物が発見され警察に押収されたみたいだ。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
敗戦国の姫は、敵国将軍に掠奪される
clayclay
恋愛
架空の国アルバ国は、ブリタニア国に侵略され、国は壊滅状態となる。
状況を打破するため、アルバ国王は娘のソフィアに、ブリタニア国使者への「接待」を命じたが……。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる