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真の権力者の会議(魔王)
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「さて、それではこれより会議を始めます。まずは、それぞれの配分を決定致します」
そう言ったこの国の宰相の言葉で、会議は始まり、会議が始まったと同時に、私を抜いた11人の幹部(宰相ことドッペルゲンガーは今回の進行役なので立っている)は自身の力で椅子を出し、座った。
この会議には直接参加し、意見を言えるのは先程の魔王討伐報告会で、私に付き従ったメンバーが揃っていた。
まあ、参加出来る者は誰一人として人間ではないので、その殆どが人間の姿から元の姿に戻っていたが。
そんな者達ばかりの中で、珍しく人間の姿を取っている、この王城のメイド長が座っていた椅子から立ち上がりながら左手を上げて言った。
「私共は元々配分はありませんが、配分は基本的に勇者召喚を行った際の異世界人とその知識ですので、この度の分配からは外して頂いて結構です」
そう言ったメイド長の言葉に、他国の重鎮である者(種族は鬼神)が反応した。
「その異世界人なんだが、今回の俺様達の配分を譲るから、次は俺達に譲ってくれないか?最近は覚悟を決めて来る奴らばかりだし、覚悟を決めた奴らも弱くて、つまらねえんだよ」
その言葉にこの国の宰相(人間の姿を取っているが、ドッペルゲンガー)が、私に向かって左手を上げて提案してきた。
「その事で分配の話からは逸れてしまう提案があるのですが、よろしいでしょうか?」
私が宰相の言葉に頷くと、一度頭を下げてから話しだした。
「それでは恐れ多くも、このドッペルゲンガーのケトルがご提案致します。もう一度、人間を滅ぼしてみてはいかがてしょうか?
それもこの場にいる13名の方々、並びに大隊長級の者を除いた者のみで、です」
宰相の提案に座っており会議に参加していたメンバーから興味深いという言葉が、多く上がった。
もちろん、この私もその一人だ。
なので、私は顎で続きを話すようにドッペルゲンガーに促した。
ドッペルゲンガーは再び頭を下げてから話しだした。
「我らが人間に勝利してから、既に1万5000年が経過致しました。人間を支配下に収め、その後は天界までも支配なされた皆様は退屈し、人間を操るゲームで退屈凌ぎを始めました。私が提案したいのは、その延長にある物です。
人間でも我らに有用で尚且、珍しい技術を持っている人間や欲しいと思った者をこちらに集め、その後に人間の国全てに何の前触れもなく宣戦布告し、皆様は人間の国から姿を消す。そして、我らを抜いた軍が勝てば良し、負ければまた我らが出張り再び支配する。
このようにすれば、人間の中から稀に生まれる多少マシな者等が現れやすく、また我らの軍からも覚醒する者や進化する者も現れるでしょう」
私や一部の者達が「中々良い提案だ」と考えていると、私達の中で一番の脳筋である(首なし騎士)が、ドッペルゲンガーに聞いた。
「それだといい事よりも悪い事の方が多くないか?」
その言葉にドッペルゲンガーは首を横に振った。
「いいえ、むしろいい事の方が多いでしょう。確かに多少の金は掛かりますし、軍の損耗も激しく死者も我らの軍、人間の軍共に多く出るでしょう。
ですが、我らと人間の戦いが激しかった頃には出なかった人間や天界を支配するのは辞めるべきだと言う者達、いわゆる調和勢共を黙らせることが出来ます。奴らは皆様がこの世界の全てを支配しており、その庇護を受けているというのに恥知らずにも調和を訴えております。
その考えは戦争を知っている者の殆どが死に、戦争をしらぬ民衆にも広がって来ており、一度一掃したほうが良いと考えました」
そう言ったこの国の宰相の言葉で、会議は始まり、会議が始まったと同時に、私を抜いた11人の幹部(宰相ことドッペルゲンガーは今回の進行役なので立っている)は自身の力で椅子を出し、座った。
この会議には直接参加し、意見を言えるのは先程の魔王討伐報告会で、私に付き従ったメンバーが揃っていた。
まあ、参加出来る者は誰一人として人間ではないので、その殆どが人間の姿から元の姿に戻っていたが。
そんな者達ばかりの中で、珍しく人間の姿を取っている、この王城のメイド長が座っていた椅子から立ち上がりながら左手を上げて言った。
「私共は元々配分はありませんが、配分は基本的に勇者召喚を行った際の異世界人とその知識ですので、この度の分配からは外して頂いて結構です」
そう言ったメイド長の言葉に、他国の重鎮である者(種族は鬼神)が反応した。
「その異世界人なんだが、今回の俺様達の配分を譲るから、次は俺達に譲ってくれないか?最近は覚悟を決めて来る奴らばかりだし、覚悟を決めた奴らも弱くて、つまらねえんだよ」
その言葉にこの国の宰相(人間の姿を取っているが、ドッペルゲンガー)が、私に向かって左手を上げて提案してきた。
「その事で分配の話からは逸れてしまう提案があるのですが、よろしいでしょうか?」
私が宰相の言葉に頷くと、一度頭を下げてから話しだした。
「それでは恐れ多くも、このドッペルゲンガーのケトルがご提案致します。もう一度、人間を滅ぼしてみてはいかがてしょうか?
それもこの場にいる13名の方々、並びに大隊長級の者を除いた者のみで、です」
宰相の提案に座っており会議に参加していたメンバーから興味深いという言葉が、多く上がった。
もちろん、この私もその一人だ。
なので、私は顎で続きを話すようにドッペルゲンガーに促した。
ドッペルゲンガーは再び頭を下げてから話しだした。
「我らが人間に勝利してから、既に1万5000年が経過致しました。人間を支配下に収め、その後は天界までも支配なされた皆様は退屈し、人間を操るゲームで退屈凌ぎを始めました。私が提案したいのは、その延長にある物です。
人間でも我らに有用で尚且、珍しい技術を持っている人間や欲しいと思った者をこちらに集め、その後に人間の国全てに何の前触れもなく宣戦布告し、皆様は人間の国から姿を消す。そして、我らを抜いた軍が勝てば良し、負ければまた我らが出張り再び支配する。
このようにすれば、人間の中から稀に生まれる多少マシな者等が現れやすく、また我らの軍からも覚醒する者や進化する者も現れるでしょう」
私や一部の者達が「中々良い提案だ」と考えていると、私達の中で一番の脳筋である(首なし騎士)が、ドッペルゲンガーに聞いた。
「それだといい事よりも悪い事の方が多くないか?」
その言葉にドッペルゲンガーは首を横に振った。
「いいえ、むしろいい事の方が多いでしょう。確かに多少の金は掛かりますし、軍の損耗も激しく死者も我らの軍、人間の軍共に多く出るでしょう。
ですが、我らと人間の戦いが激しかった頃には出なかった人間や天界を支配するのは辞めるべきだと言う者達、いわゆる調和勢共を黙らせることが出来ます。奴らは皆様がこの世界の全てを支配しており、その庇護を受けているというのに恥知らずにも調和を訴えております。
その考えは戦争を知っている者の殆どが死に、戦争をしらぬ民衆にも広がって来ており、一度一掃したほうが良いと考えました」
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