迷宮攻略してたらいつの間にか世界救ってた

新世界の神

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始まり

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ザッ…と足裏が砂を擦る音が響く。
それはすぐに別の音に掻き消されて上書きされる。
砂煙を上げて行進する軍団の先頭には黒髪黒眼の洗練された殺気を纏う男。
大勢の人の気配がするそこを見据えた男は喜悦に口を歪ませながら一歩、また一歩と歩を進めた。
白髪の冒険者と再戦するために。
----
紅い光が立ち昇った日から三日。
郊外にある遺跡のさらに向こうに煙が見えてきた。
視力では限界があったので、万里眼で確認する。
視線をそのまま飛ばす万里眼は視力の強化とはまた違ったものだ。
煙…は魔物の群れのようだ。
それも、魔王を先頭にした。
魔物が大挙して押し寄せてくる様はなかなかに壮観だ。
鎧はもう完成している。
完璧だ。万全の態勢で迎え撃てる。
なんならここから魔法で狙い撃ってもいい。
この距離での光速射撃は避けられないだろう。
まぁ、冒険者ギルドと相談して人を集めても良いだろう。
なんにしろ、あそこからここまでは急いでも三日…いや、この大群なら一週間はかかるか。
ゆっくり準備しても問題ないだろう。
対策を立てる時間もタップリある。
じっくりと煮詰めていこう。
----
よぉ。
今回は俺が担当だ。
そろそろ物語も急展開だな。
ちなみにもうそろそろこのシリーズも100話を迎える。
夢幻想とは比べ物にならないな。
あっちもあっちで書いてはいるんだがこっちの方の更新がどうしても早くなってしまうらしい。
まぁ、そろそろ終わりだ。
短くはあったが作者はまだ番外編や後日談などで生き足掻くつもりらしいな。
そうなっても生温い目で見守ってくれれば幸いだ。
それじゃあな。
次は優里だ。
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