魔gic Operation Girl! HARUKA

sayure

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第1章 怨讐に女童

優美留

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「やっぱり、あそこの学校か。いいのか?戦場にしちゃって…」

夜空に、ステルス機能で姿を消しながら飛行する戦艦の甲板上で、灰色の外套を着たくせっ毛金髪少女桜夢さくらゆめ優美留ゆみるは、電子バイザーを見ながら、通信で会話をしている。

「クーペのもう1体、見つけたよ。別空間にいる。でも、アクセス可能。何だ、1人魔力の高い女の子が一緒にいるぞ?」

そう言い、優美留はくしゃみをする。

「夜9時回っての出撃は、止めて欲しいな…。あたしは、風呂に入ってたんだぞ。何のために入ったのか」

優美留がそう言うと、面白くない言葉が返ってきたのか、苛々して、

「あたしは、育ち盛りだ!身体のバランスおかしくなったら、どぉすんのよ!?」

胸を平手で叩いて、声を荒げる。



戦艦は、背後と両翼にある6発の大型エンジンを停止させ、艦底の上昇エンジン出力を調整し、聖アスガ学院上空で留まる。

甲板上に、白い絹毛が絡んで跳ねた二足歩行の犬が現れた。そして、優美留の側まで行く。

「…わ、が見てやるから、…存分、に…良いぞ」

白い犬は喋るが、上空の風の音で、優美留にはあまり伝わっていない様だ。

「シュケイン、頼んだよ」

優美留はそう言うと、甲板の端まで走り、ブーツを青く光らせ、飛び立っていった。

それを見て、シュケインと呼ばれた白い犬は、言葉を漏らす。

「ワンワン…」



優美留は、風で外套を煽られながら、急降下していく。

「3…2…1」

目標点とされる聖アスガ学院初等校舎に接近すると、優美留は、両手を広げた。

proMa'jus across worldプロマジャス アクロス ワールド

魔法発動。

優美留の外套上部にある金属の魔力増幅装置。そこにある4つの緑色発光のゲージの内1本が消費される。

優美留の姿は透け、夜の景色に混ざり、そして消えていった。
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