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街中での戦い
鳥の祈り
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確か、俺は帽子を買いに来たはずだ。
しかし、この街は、見慣れないな。
みんな、金髪で鼻が高い。色白で、そして、瞳が憧れのブルーだ。
ひと言で言うと、外国人だ。
俺は、東京生まれの日本人。帽子を買いに、遥々海外に行くため、パスポートを取り、航空券を予約そして購入、二時間前に空港に到着して、搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り、外国へ。
そして、英語は一切喋れず、ホテルの予約の取り方もわからず、仕方なく野宿。
海外は、夜になると治安が悪くなるという流れに従うと、殺害されて、終了…
いや、待て。何が終了だ。
パスポートは持っていないし、飛行機に乗ったのも、親に連れられてばぁちゃん家に行くぐらいで、一人で行った事はない。
そんな俺が、帽子を買いに、海外に行く訳がないだろう。
どこだ、ここは。
取り敢えず、近くにいる白人の女性に話しかけてみよう。
「グッド、モーニング」
この言葉は、外国人全般に通用すると言われている挨拶で、内容は…
いい朝ですね!(おはようございます)
この言葉を使われて、嫌な顔をする奴は、いない。
「は?」
嫌な顔をする奴の記念すべき一人目は、こいつとなった。
は?じゃないよ。こいつ。
まあいい、正直に言うか。
「ここ、どこですか?」
若干、怪しい臭いを放つ言葉だから、敬遠されても仕方がない、その時は次の人のところへ行こう。
いや、そもそも日本語が通用しないから、意味がないか。正直に行き過ぎたな。
「ここは、パルモンテという所だけど。何の店を探しているの?」
白人女性は、そう答えた。
何だ、日本語いけるのか。しかも、意外といい奴だな。
「帽子の店を探しているんですけど…」
しかし、もはや帽子どころではない。パルモンテという所は、どこだ?という言葉で頭が埋め尽くされ、例え帽子屋の場所を教えてくれても、微塵もその情報が頭に入る事はないだろう。
「は?」
こいつのスイッチの入る所が、わからねぇ。何のキーワードに引っかかると、キレ気味に聞き返すんだ。
「パルモンテって、どこですか?」
そうそう、一番気になるからな。
「ここだよ」
そう返す白人女性。
まあ、ある意味正解の返答かもしれないが、会話の流れを考えると、大ハズレの返答とも言える。
質問を少し変えよう。
「このパルモンテという場所は、何県の何市にある所でしたか?」
よし、これでいいだろう。
「何県?」
そう返した白人女性。
肝心なところで、わからねぇ。段々面倒臭くなってきたぞ。もう、自分で歩き回ってヒントを探すしかないな。
「ありがとうございます」
片手を上げ、挨拶をする。
すると、白人女性は、怒り心頭、白い顔を赤くして、人差し指で、何度も俺を指差して言ってくる。
「有賀東吾罪で逮捕しますだって?私、そんな酷い事してないよ!!」
そう言う白人女性。
何?有賀東吾罪って…
そう言えば、さっきから足元にある六角形で塗られたパネルみたいなものは何だ?
1人分が立てるサイズで、そのパネルは、俺の足元だけではなく、道路一面に広がっている。色も様々だ。
何か書いてあるな…
アマンド、スチンパル、オールメン。
これが正しい発音かもわからない。
amand stinpal allmen.
俺は、目の前にいる白人女性にこの足元の言葉の意味を聞いてみた。
怒っているので、答えなかった。
当たり前か。
仕方がない。面倒臭いが、謝るか。見知らぬ所でのトラブルは避けたいからな。
「ごめんなさい」
そう言った俺に、見事なまでの速くてぶれないストレートパンチが飛んできた。
何を言っても怒りそうな気はしていたので、想定内だった。だったら聞くなという事だ。
この白人女性に殴られたが、鎖骨を狙って殴ってきたので、気持ち悪い奴なのは確定だ。
怒って鎖骨を殴る奴は今まで会った事がない。
ちなみに、地味に痛い。
「この場所に6秒立ち止まると、罰金。そう書いてあるのよ!?」
はい?
白人女性は怒りながら、ここから去っていった。
何だ、罰金て。
いきなり背後から腕を掴まれ、近くの花壇の中に連れて行かれる。
振り向くと、いきなり腕を掴んだのは、口髭を生やした小太りのスーツ男だった。40歳くらいか。
何か用があるにしても、花壇の中に引っ張ってくる奴はいないよな…
あーあ。花がぐちゃぐちゃだ。
あ、造花だなこれ。
「罰金貰うよ?足元に書いてあったでしょ?」
その小太りのオヤジが、詐欺臭い事を言い出した。
しかし、先程の白人女性、俺の質問に答えてくれたんだ。
しかし、俺の心は不信感で埋め尽くされていたため、思う事は一つ。
グルだな!
小太りのスーツ男は、今度は困り顔を見せ、規則だからね、と言った。
先程の場所に6秒以上止まると、どんな不都合があるのか、想像がつかない。
通行の邪魔だから?
そこまで人で渋滞しそうにもないが。
「止めて下さい、警察呼びますよ?」
俺は当たり前の様に、そう言ったら、
「呼んで、呼んで?私の方からも頼むよ」
小太りのスーツ男は、嬉しそうに、懇願する様に、そう言った。
将棋で言えば、歩の前に王将が単独で駒を進めた感じだろうか。
王手です(俺の自爆です)。
この街はおかしい気がする。まるで想像がつかない様な、夢の中の街。どんな警察官が出てきても、おかしくはない。
そう思う側から、旭日章の帽子を被った、男が歩いている。
日本の警察官。
いや、コスプレだろうか。
警察官が、海パン一枚履いただけで、歩くはずがない。しかも、その生地面積は、限りなく皆無に等しい。街中でほぼ裸体状態を披露する、こいつを逮捕する真の警察官が、至急一名必要だ。
そのコスプレ警察官が俺を見ると、不審者を見る様な目つきで、注意深そうに目を細めて俺の顔を見てくる。
「何処の海賊だ、君?」
そう言ってきた。
ちなみに、俺が着ている物、上半身は白いTシャツに、青のシャツ、下半身は黒のジーパンを履いている。
いきなり無条件に、海賊にカテゴリー分けされた理由が、よくわからない。
青イルカの海賊だ、とでも言うと思ったか。
青イルカ…可愛いな。
海賊にこだわりがないため、とっさにも海賊の印象が、思い浮かばない。
「怪しいな…。何処の、海賊だと、聞いておるんだがね!」
威圧をかけてくるコスプレ警察官。何でこいつは、そんなに強気なんだ?
混乱する頭の中、俺の口からとっさに出た言葉。
「青イルカの海賊です」
いくら混乱したからと、口から出た言葉が青イルカの海賊です、か。中々、自分を見失いそうな感動的な言葉が出てきたので、帽子探しから、病院探しへ切り替えた方がいいか。
いや、目の前の超絶変態警官コスプレ野郎がいけない。俺に卑猥な姿を見せつけ、圧力をかけて、こいつの頭の中にある海賊ワールドに引きずり込もうとしてくる、こいつを病院に収容するべきだ。
「すいませんが、その姿だと、捕まりますよ?」
反撃の一手をここで出しておくべきだろう。
「警察官は、私だがね。何なんだね、君は」
当然そう言うだろうと、予測はしていたが、何なんだね、君は…とは。一応、貴方側の期待に応えた回答をすでに伝えているはずですが?
「何処から見ても、私は警察官だよね。君!私を侮辱しているのかね!?」
何処から見てもは言い過ぎだ。旭日章の帽子だけ、警察官っぽいだけ。後は、大して鍛えてもいないたるんだ体を、不特定多数の人に見てもらいたいという迷惑な欲求を体現しているだけだ。
「お困りの様だね、スティーブン?」
スティーブン?そうか、俺に罰金を払えと詐欺行為をしてくる小太り男と仲間だって事か。見知らぬ街で、俺はハメられ様としているのか。
ん?
スティーブンがいない。先ほどまでここにいたはずの、スティーブンが。
「スティーブン、何処見てるの?」
はっ!?
恐る恐る視線を変態コスプレ警察官に戻した結果、こいつの視線が俺にロックオン。
スティーブン…
スティーブン役は、俺か…?
足を交差して歩み寄る事で、お尻が左右に振れる。変態コスプレ警察官の気持ち悪さMAXの歩み寄りが、俺を恐怖に陥れる。どうしたらいい。どうしたら、この困難な状況を回避できる?
仕方がない、こいつが心から喜びそうなシチュエーションを作り出し、隙を見て逃げ出すしかないか。
「俺を…スティーブンと呼んだな?ローズマリー」
「私の事かね?ローズマリーって…?」
あれ?乗ってこないのは、別の通り名があって、その名前を言っていないから、不快に思っての事か?
「ローズマリーがどうしたのかね?」
「いえ、少し離れた所で、知り合いがいた様な気がしたので…」
「私の名前は、『イチゴミルク、アン、ピンク、アン、ピーチタイム、アン、シャイニング、アン、リップ』という名前なんだよ!ちゃんと呼ぶなら、呼んでもらえるかね!?」
妖怪の森でも、相当奥深くまで迷い込まないと聞かれなさそうな恐怖極まりない名前だ。おぞましい…。所々で、アンっていうのは、何かのアクセントか?気持ち悪さを引き立たせる最悪のソースになっているぞ。
何か答えないと、やられてしまうな。
えーと。
「やぁ、アンアン…」
「私はファッション雑誌じゃないんだよ。ちゃんと、名前を呼んでもらいたいねぇ?」
貴方からの圧力が強めなので、頭が混乱してもう名前忘れました。
ブキミ、アン、ヘンタイアン、ブサイク、アン、ジョウホウシとかだったかな。
しかし、この街は、見慣れないな。
みんな、金髪で鼻が高い。色白で、そして、瞳が憧れのブルーだ。
ひと言で言うと、外国人だ。
俺は、東京生まれの日本人。帽子を買いに、遥々海外に行くため、パスポートを取り、航空券を予約そして購入、二時間前に空港に到着して、搭乗手続きを済ませ、飛行機に乗り、外国へ。
そして、英語は一切喋れず、ホテルの予約の取り方もわからず、仕方なく野宿。
海外は、夜になると治安が悪くなるという流れに従うと、殺害されて、終了…
いや、待て。何が終了だ。
パスポートは持っていないし、飛行機に乗ったのも、親に連れられてばぁちゃん家に行くぐらいで、一人で行った事はない。
そんな俺が、帽子を買いに、海外に行く訳がないだろう。
どこだ、ここは。
取り敢えず、近くにいる白人の女性に話しかけてみよう。
「グッド、モーニング」
この言葉は、外国人全般に通用すると言われている挨拶で、内容は…
いい朝ですね!(おはようございます)
この言葉を使われて、嫌な顔をする奴は、いない。
「は?」
嫌な顔をする奴の記念すべき一人目は、こいつとなった。
は?じゃないよ。こいつ。
まあいい、正直に言うか。
「ここ、どこですか?」
若干、怪しい臭いを放つ言葉だから、敬遠されても仕方がない、その時は次の人のところへ行こう。
いや、そもそも日本語が通用しないから、意味がないか。正直に行き過ぎたな。
「ここは、パルモンテという所だけど。何の店を探しているの?」
白人女性は、そう答えた。
何だ、日本語いけるのか。しかも、意外といい奴だな。
「帽子の店を探しているんですけど…」
しかし、もはや帽子どころではない。パルモンテという所は、どこだ?という言葉で頭が埋め尽くされ、例え帽子屋の場所を教えてくれても、微塵もその情報が頭に入る事はないだろう。
「は?」
こいつのスイッチの入る所が、わからねぇ。何のキーワードに引っかかると、キレ気味に聞き返すんだ。
「パルモンテって、どこですか?」
そうそう、一番気になるからな。
「ここだよ」
そう返す白人女性。
まあ、ある意味正解の返答かもしれないが、会話の流れを考えると、大ハズレの返答とも言える。
質問を少し変えよう。
「このパルモンテという場所は、何県の何市にある所でしたか?」
よし、これでいいだろう。
「何県?」
そう返した白人女性。
肝心なところで、わからねぇ。段々面倒臭くなってきたぞ。もう、自分で歩き回ってヒントを探すしかないな。
「ありがとうございます」
片手を上げ、挨拶をする。
すると、白人女性は、怒り心頭、白い顔を赤くして、人差し指で、何度も俺を指差して言ってくる。
「有賀東吾罪で逮捕しますだって?私、そんな酷い事してないよ!!」
そう言う白人女性。
何?有賀東吾罪って…
そう言えば、さっきから足元にある六角形で塗られたパネルみたいなものは何だ?
1人分が立てるサイズで、そのパネルは、俺の足元だけではなく、道路一面に広がっている。色も様々だ。
何か書いてあるな…
アマンド、スチンパル、オールメン。
これが正しい発音かもわからない。
amand stinpal allmen.
俺は、目の前にいる白人女性にこの足元の言葉の意味を聞いてみた。
怒っているので、答えなかった。
当たり前か。
仕方がない。面倒臭いが、謝るか。見知らぬ所でのトラブルは避けたいからな。
「ごめんなさい」
そう言った俺に、見事なまでの速くてぶれないストレートパンチが飛んできた。
何を言っても怒りそうな気はしていたので、想定内だった。だったら聞くなという事だ。
この白人女性に殴られたが、鎖骨を狙って殴ってきたので、気持ち悪い奴なのは確定だ。
怒って鎖骨を殴る奴は今まで会った事がない。
ちなみに、地味に痛い。
「この場所に6秒立ち止まると、罰金。そう書いてあるのよ!?」
はい?
白人女性は怒りながら、ここから去っていった。
何だ、罰金て。
いきなり背後から腕を掴まれ、近くの花壇の中に連れて行かれる。
振り向くと、いきなり腕を掴んだのは、口髭を生やした小太りのスーツ男だった。40歳くらいか。
何か用があるにしても、花壇の中に引っ張ってくる奴はいないよな…
あーあ。花がぐちゃぐちゃだ。
あ、造花だなこれ。
「罰金貰うよ?足元に書いてあったでしょ?」
その小太りのオヤジが、詐欺臭い事を言い出した。
しかし、先程の白人女性、俺の質問に答えてくれたんだ。
しかし、俺の心は不信感で埋め尽くされていたため、思う事は一つ。
グルだな!
小太りのスーツ男は、今度は困り顔を見せ、規則だからね、と言った。
先程の場所に6秒以上止まると、どんな不都合があるのか、想像がつかない。
通行の邪魔だから?
そこまで人で渋滞しそうにもないが。
「止めて下さい、警察呼びますよ?」
俺は当たり前の様に、そう言ったら、
「呼んで、呼んで?私の方からも頼むよ」
小太りのスーツ男は、嬉しそうに、懇願する様に、そう言った。
将棋で言えば、歩の前に王将が単独で駒を進めた感じだろうか。
王手です(俺の自爆です)。
この街はおかしい気がする。まるで想像がつかない様な、夢の中の街。どんな警察官が出てきても、おかしくはない。
そう思う側から、旭日章の帽子を被った、男が歩いている。
日本の警察官。
いや、コスプレだろうか。
警察官が、海パン一枚履いただけで、歩くはずがない。しかも、その生地面積は、限りなく皆無に等しい。街中でほぼ裸体状態を披露する、こいつを逮捕する真の警察官が、至急一名必要だ。
そのコスプレ警察官が俺を見ると、不審者を見る様な目つきで、注意深そうに目を細めて俺の顔を見てくる。
「何処の海賊だ、君?」
そう言ってきた。
ちなみに、俺が着ている物、上半身は白いTシャツに、青のシャツ、下半身は黒のジーパンを履いている。
いきなり無条件に、海賊にカテゴリー分けされた理由が、よくわからない。
青イルカの海賊だ、とでも言うと思ったか。
青イルカ…可愛いな。
海賊にこだわりがないため、とっさにも海賊の印象が、思い浮かばない。
「怪しいな…。何処の、海賊だと、聞いておるんだがね!」
威圧をかけてくるコスプレ警察官。何でこいつは、そんなに強気なんだ?
混乱する頭の中、俺の口からとっさに出た言葉。
「青イルカの海賊です」
いくら混乱したからと、口から出た言葉が青イルカの海賊です、か。中々、自分を見失いそうな感動的な言葉が出てきたので、帽子探しから、病院探しへ切り替えた方がいいか。
いや、目の前の超絶変態警官コスプレ野郎がいけない。俺に卑猥な姿を見せつけ、圧力をかけて、こいつの頭の中にある海賊ワールドに引きずり込もうとしてくる、こいつを病院に収容するべきだ。
「すいませんが、その姿だと、捕まりますよ?」
反撃の一手をここで出しておくべきだろう。
「警察官は、私だがね。何なんだね、君は」
当然そう言うだろうと、予測はしていたが、何なんだね、君は…とは。一応、貴方側の期待に応えた回答をすでに伝えているはずですが?
「何処から見ても、私は警察官だよね。君!私を侮辱しているのかね!?」
何処から見てもは言い過ぎだ。旭日章の帽子だけ、警察官っぽいだけ。後は、大して鍛えてもいないたるんだ体を、不特定多数の人に見てもらいたいという迷惑な欲求を体現しているだけだ。
「お困りの様だね、スティーブン?」
スティーブン?そうか、俺に罰金を払えと詐欺行為をしてくる小太り男と仲間だって事か。見知らぬ街で、俺はハメられ様としているのか。
ん?
スティーブンがいない。先ほどまでここにいたはずの、スティーブンが。
「スティーブン、何処見てるの?」
はっ!?
恐る恐る視線を変態コスプレ警察官に戻した結果、こいつの視線が俺にロックオン。
スティーブン…
スティーブン役は、俺か…?
足を交差して歩み寄る事で、お尻が左右に振れる。変態コスプレ警察官の気持ち悪さMAXの歩み寄りが、俺を恐怖に陥れる。どうしたらいい。どうしたら、この困難な状況を回避できる?
仕方がない、こいつが心から喜びそうなシチュエーションを作り出し、隙を見て逃げ出すしかないか。
「俺を…スティーブンと呼んだな?ローズマリー」
「私の事かね?ローズマリーって…?」
あれ?乗ってこないのは、別の通り名があって、その名前を言っていないから、不快に思っての事か?
「ローズマリーがどうしたのかね?」
「いえ、少し離れた所で、知り合いがいた様な気がしたので…」
「私の名前は、『イチゴミルク、アン、ピンク、アン、ピーチタイム、アン、シャイニング、アン、リップ』という名前なんだよ!ちゃんと呼ぶなら、呼んでもらえるかね!?」
妖怪の森でも、相当奥深くまで迷い込まないと聞かれなさそうな恐怖極まりない名前だ。おぞましい…。所々で、アンっていうのは、何かのアクセントか?気持ち悪さを引き立たせる最悪のソースになっているぞ。
何か答えないと、やられてしまうな。
えーと。
「やぁ、アンアン…」
「私はファッション雑誌じゃないんだよ。ちゃんと、名前を呼んでもらいたいねぇ?」
貴方からの圧力が強めなので、頭が混乱してもう名前忘れました。
ブキミ、アン、ヘンタイアン、ブサイク、アン、ジョウホウシとかだったかな。
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