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最終章 四日目、そして全て崩壊へ
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「変死体をそのまま海岸に置いておくわけにはいかない。それで四時になった時点で車を持っている竜二さんには沖ノ港へ向かってもらい、私と藤田くん、それに伊藤、村上の四人で、再び自転車で美鈴浜へ急行したの」
と説明を続ける。
「残ったのは飯畑さんと、水戸さんやね」
三輪さんが指おり数える。
「藤田くんは二人には、個別に宿の周辺を探すよう言ったわ。それなのに」
「また目撃者が現れてしまう」
もう一人の目撃者? なんだそれは? 僕の疑問の表情に気づいたのか、先輩が僕の方に向き直り、続きを話し始めた。
「水戸さんは、大島さんを探すために焦ってたんや。それで自転車で飛び出し、あちこち駆け回った。そして、あの崖の上に出た」
「え、あの崖の上?」
三輪さんの指し示す西の方角には、ここと変わらない高さの崖がそびえ立っている。
「あれは、古浜港の西にある、もう一つの展望台がある岬……ですか?」
「そうや、よう地図を見てたな。あの展望台からは美鈴浜と古浜港がよく見えるんや」
先輩に地図の読図を褒められたのは、いつ以来だろうか。しかしそれも、もう。
「小橋さんの遺体にはダイビング用の重りをくくりつけ、古浜港の北西にある海域に沈めた。そこは非常に水深が深いので、まず見つかることはないと言うのが藤田くんの判断よ。そして、その作業を伊藤と村上がやっている最中、港を見下ろす崖の上で女性の悲鳴が聞こえたような気がした。あれが……」
「そうや。それが水戸さんやったんや。でも当日はひどい夕立の後で暗く、互いに誰かわからんかったんやな」
そうか、そうだったのか。水戸さんは二年前の事件の一端を目撃していた。そこから、この夏の復讐劇に繋がったのか。
「その後に誰もそのことを言い出さなかった。それで…… 幻だったのかと考えた。幻聴だったと信じたかったの。これ以上の面倒は嫌だったのね。その気持ちが優先した……」
高遠さんが悔しそうに首を振る。二年前にその点をしっかり確かめていたら、事件はまた別の様相を呈していただろうか。
「あの崖の上の展望台から港へ直に降りる道はない。せやから彼女は、大急ぎで自転車を駆って車道から港へ来た。しかし、もうそこには誰もいなかったそうや」
好きだった先輩が行方不明となり焦る水戸さん。崖の上から見た海に浮かぶ女性の体。彼女の焦燥が手に取るようにわかる。
「なぜ誰も港で救助していないのか。自分が見たのは幻だったのか。半狂乱で周辺をウロウロしていたら、一台の原付バイクがやって来て、美鈴浜だって叫んだらしい」
「たぶんそれは、藤田くんが大急ぎでペンションに戻り電話した消防団の人でしょうね」
二人の捜索活動が島全域で始まれば、北西の岬で沈めたクルミさんの遺体が見つかる可能性がある。それを避けるためにも、早々に「事故現場」を特定して捜索範囲を狭めたかったのだろう。本当に悪魔のように頭の回る人だ、藤田さんは。
「水戸さんはそのバイクの人に、港で女の人を見たと言ったそうやが、なし崩しで美鈴浜へ連れて行かれたらしい。そしてそこで、ずぶ濡れの伊藤さんと村上さんが、大島さんを人工呼吸している場面に出くわした。彼女はパニックになってしまい、あとのことは覚えてへん言うてたわ。ただ古浜港の方は、陸に目撃者もいたはずやし、誰か別の捜索隊が行ったのだろうと、そう思っていたと」
水戸さんが見た陸地の人影。しかしそれは友人を捜索する善意の目撃者ではなかった。
「その後に水戸さんが、何か変だなって気づいたのは、警察や海上保安庁の人がいったん町へ帰り、自分もペンションの部屋に戻ってからやった。次の日も捜索をすると聞いていたが、港の周囲をと言う話は出なかった。それで、それとなく敦子さんに尋ねたそうや」
「そう、敦子さんに」
高遠さんが無念そうに目を閉じる。水戸さんはここで話を聞く相手に、優しく島の事情に通じた宿の女将、敦子さんを選んだ。この時に問いかけたのが藤田さんや高遠さんへであったなら、話は大きく変わる。ここが藤田さんの立てた悪辣な計画が、綻び始めるポイントだったのか。
「敦子さんは、クルミの持ち物とサンダルが美鈴浜で見つかったこと。そして海流を考えると流されたのは、美鈴浜から北か東の外海の方だろうと水戸さんに伝えた」
「驚いたでしょうね、彼女は」
「そうやな。「えっ?」て思った言うてたわ。「全然自分の話が伝わっていない」ってな。しかし部屋で悶々としてるうちに、今度は自信がなくなったって。あの時、彼女が見たのは海に浮かぶ人の身体だけやない。それを陸地で眺めている女や走り去る自転車も見たんや。それやのに、その人らから何も証言が出ていない。これは「自分の見たものは何かの間違いだったのか」と……」
そしてこちらが、水戸さんの不幸の始まりだったのか。ここで、もっとしっかりと敦子さんや警察官に相談してさえいれば……。
「そして日が経ち、長崎に戻ってからは、その話もなんだか誰にもしてはいけないような気がして、心に閉じ込めたそうや。次第に彼女は塞ぎ込みがちになっていった。せやけど同時に疑惑も大きくなっていく。あのときの、あの女は本当に幻だったのか? もし現実だったなら、あそこで何をしていたのか? なぜ人が海に浮いているのに助けなかったのか? そんな時に聞いたんやそうや。伊藤が期末の課題論文考査でトップに入る成績だったと。そして同じころ、彼女は俺に会った」
三輪さんはそこまで話して、大きくひとつため息をついた。二年前の事件の顛末は、どうやらここで終わりのようだ。
「あのときの声が水戸さんだったとはね。私は幻聴だったと自分の心を偽っていた」
疲れた表情を手で覆い、高遠さんは首を振っている。
「水戸さんは港に立っていた女性が誰だったか確認できなかった。彼女や俺はギリギリまで、その人影は飯畑さんやと考えていた」
「そのまま信じていれば良かったのに」
「でも違う。飯畑さんではあり得へん」
「そう、あの時間にあの人があそこにいることはできなかった」
「彼女は、自転車に乗れへんかったんやな」
藤田さんのあのセリフ、「飯畑は自転車がダメだ」と。
ペンションのある日ノ出集落から古浜港まで地図の案内によると、自転車で三十五分。しかし歩けば二時間近くかかる。二年前のあの日、水生研の面々が宿から捜索に出たのが夕方の四時。大島さんが古浜港からペンションに戻って「発見」の電話連絡をしたのが午後五時五十四分。
このことからわかるのは、崖の上と下で、二人の女性が邂逅した時刻は午後四時半から五時半の間だろうということだ。そしてその時間に、自転車に乗ることができない飯畑さんは、古浜港に居ることはできない。
と説明を続ける。
「残ったのは飯畑さんと、水戸さんやね」
三輪さんが指おり数える。
「藤田くんは二人には、個別に宿の周辺を探すよう言ったわ。それなのに」
「また目撃者が現れてしまう」
もう一人の目撃者? なんだそれは? 僕の疑問の表情に気づいたのか、先輩が僕の方に向き直り、続きを話し始めた。
「水戸さんは、大島さんを探すために焦ってたんや。それで自転車で飛び出し、あちこち駆け回った。そして、あの崖の上に出た」
「え、あの崖の上?」
三輪さんの指し示す西の方角には、ここと変わらない高さの崖がそびえ立っている。
「あれは、古浜港の西にある、もう一つの展望台がある岬……ですか?」
「そうや、よう地図を見てたな。あの展望台からは美鈴浜と古浜港がよく見えるんや」
先輩に地図の読図を褒められたのは、いつ以来だろうか。しかしそれも、もう。
「小橋さんの遺体にはダイビング用の重りをくくりつけ、古浜港の北西にある海域に沈めた。そこは非常に水深が深いので、まず見つかることはないと言うのが藤田くんの判断よ。そして、その作業を伊藤と村上がやっている最中、港を見下ろす崖の上で女性の悲鳴が聞こえたような気がした。あれが……」
「そうや。それが水戸さんやったんや。でも当日はひどい夕立の後で暗く、互いに誰かわからんかったんやな」
そうか、そうだったのか。水戸さんは二年前の事件の一端を目撃していた。そこから、この夏の復讐劇に繋がったのか。
「その後に誰もそのことを言い出さなかった。それで…… 幻だったのかと考えた。幻聴だったと信じたかったの。これ以上の面倒は嫌だったのね。その気持ちが優先した……」
高遠さんが悔しそうに首を振る。二年前にその点をしっかり確かめていたら、事件はまた別の様相を呈していただろうか。
「あの崖の上の展望台から港へ直に降りる道はない。せやから彼女は、大急ぎで自転車を駆って車道から港へ来た。しかし、もうそこには誰もいなかったそうや」
好きだった先輩が行方不明となり焦る水戸さん。崖の上から見た海に浮かぶ女性の体。彼女の焦燥が手に取るようにわかる。
「なぜ誰も港で救助していないのか。自分が見たのは幻だったのか。半狂乱で周辺をウロウロしていたら、一台の原付バイクがやって来て、美鈴浜だって叫んだらしい」
「たぶんそれは、藤田くんが大急ぎでペンションに戻り電話した消防団の人でしょうね」
二人の捜索活動が島全域で始まれば、北西の岬で沈めたクルミさんの遺体が見つかる可能性がある。それを避けるためにも、早々に「事故現場」を特定して捜索範囲を狭めたかったのだろう。本当に悪魔のように頭の回る人だ、藤田さんは。
「水戸さんはそのバイクの人に、港で女の人を見たと言ったそうやが、なし崩しで美鈴浜へ連れて行かれたらしい。そしてそこで、ずぶ濡れの伊藤さんと村上さんが、大島さんを人工呼吸している場面に出くわした。彼女はパニックになってしまい、あとのことは覚えてへん言うてたわ。ただ古浜港の方は、陸に目撃者もいたはずやし、誰か別の捜索隊が行ったのだろうと、そう思っていたと」
水戸さんが見た陸地の人影。しかしそれは友人を捜索する善意の目撃者ではなかった。
「その後に水戸さんが、何か変だなって気づいたのは、警察や海上保安庁の人がいったん町へ帰り、自分もペンションの部屋に戻ってからやった。次の日も捜索をすると聞いていたが、港の周囲をと言う話は出なかった。それで、それとなく敦子さんに尋ねたそうや」
「そう、敦子さんに」
高遠さんが無念そうに目を閉じる。水戸さんはここで話を聞く相手に、優しく島の事情に通じた宿の女将、敦子さんを選んだ。この時に問いかけたのが藤田さんや高遠さんへであったなら、話は大きく変わる。ここが藤田さんの立てた悪辣な計画が、綻び始めるポイントだったのか。
「敦子さんは、クルミの持ち物とサンダルが美鈴浜で見つかったこと。そして海流を考えると流されたのは、美鈴浜から北か東の外海の方だろうと水戸さんに伝えた」
「驚いたでしょうね、彼女は」
「そうやな。「えっ?」て思った言うてたわ。「全然自分の話が伝わっていない」ってな。しかし部屋で悶々としてるうちに、今度は自信がなくなったって。あの時、彼女が見たのは海に浮かぶ人の身体だけやない。それを陸地で眺めている女や走り去る自転車も見たんや。それやのに、その人らから何も証言が出ていない。これは「自分の見たものは何かの間違いだったのか」と……」
そしてこちらが、水戸さんの不幸の始まりだったのか。ここで、もっとしっかりと敦子さんや警察官に相談してさえいれば……。
「そして日が経ち、長崎に戻ってからは、その話もなんだか誰にもしてはいけないような気がして、心に閉じ込めたそうや。次第に彼女は塞ぎ込みがちになっていった。せやけど同時に疑惑も大きくなっていく。あのときの、あの女は本当に幻だったのか? もし現実だったなら、あそこで何をしていたのか? なぜ人が海に浮いているのに助けなかったのか? そんな時に聞いたんやそうや。伊藤が期末の課題論文考査でトップに入る成績だったと。そして同じころ、彼女は俺に会った」
三輪さんはそこまで話して、大きくひとつため息をついた。二年前の事件の顛末は、どうやらここで終わりのようだ。
「あのときの声が水戸さんだったとはね。私は幻聴だったと自分の心を偽っていた」
疲れた表情を手で覆い、高遠さんは首を振っている。
「水戸さんは港に立っていた女性が誰だったか確認できなかった。彼女や俺はギリギリまで、その人影は飯畑さんやと考えていた」
「そのまま信じていれば良かったのに」
「でも違う。飯畑さんではあり得へん」
「そう、あの時間にあの人があそこにいることはできなかった」
「彼女は、自転車に乗れへんかったんやな」
藤田さんのあのセリフ、「飯畑は自転車がダメだ」と。
ペンションのある日ノ出集落から古浜港まで地図の案内によると、自転車で三十五分。しかし歩けば二時間近くかかる。二年前のあの日、水生研の面々が宿から捜索に出たのが夕方の四時。大島さんが古浜港からペンションに戻って「発見」の電話連絡をしたのが午後五時五十四分。
このことからわかるのは、崖の上と下で、二人の女性が邂逅した時刻は午後四時半から五時半の間だろうということだ。そしてその時間に、自転車に乗ることができない飯畑さんは、古浜港に居ることはできない。
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