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第5話 川を発見した
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「えっ? これって……」
外に出て俺は思わず声を上げた。
俺が転移して最初に目にした巨木に変化があったからだ。
巨木の一部に穴が開いており、奥へと続いているようなのだ。
「これが迷宮ユグドラシルの入り口なのか?」
先程、モノリスが解放したとメッセージをだしていたので、おそらくこのことに違いない。
俺はアゴに手を当てると、この後に立てている予定について考える。
まだ日も明るい時間なので進めるうちに森を進んでこの場所の調査をしようと考えていた。
だが、先にこの迷宮を調べた方がよいのではないか?
俺をここに転移させた原因はこの迷宮の可能性が高いきもする。
この中を調べることができれば、帰還の手掛かりが手に入るかもしれない。
だが、同時に思うのは、危険すぎるということ。
迷宮というのは例外なくモンスターが生息している。
これまで、俺はトーリたちとそこそこの難易度の迷宮に潜ったこともあるのだが、キャロやメアリーの後方支援と、トーリとの連携を駆使して戦ってきた。
自分一人だけという戦闘スタイルは初めてなので慣れておらず、いざ中に入ってモンスターと遭遇した場合倒せるかどうかも不安なのだ。
「ずっと、皆に頼りきりだったからな……」
転移させられたのがあの三人であれば、どうにかなっていたのではないか?
少し離れただけだと言うのに、妙な寂しさを覚えた。
「やっぱり、当初の予定通り、森の調査から始めよう」
確実にモンスターと戦う危険より、戦わずに済む可能性がある森の調査を選択すると、俺は奥へと足を踏み入れた。
「ようやく、森を抜けたと思えばこれか……」
途中、何度か木に登って巨木を頼りに方角を確認し、目印を付けながら移動すること三日。
森を抜けてから平原を一日歩くと、目の前に絶壁が佇んでいた。
森を抜けた時点で目に見えていたのだが、どこかに抜けられるか登れる場所がないかと考えたのだが、見当たらない。どうやらここから先に向かうには何か手段を講じる必要があるようだ。
現在、小屋を出てから四日目となるので、腕輪に保存してある食糧が48個。このまま絶壁に沿って移動するとしてもどこかで余裕を持っており帰さなければならないだろう。
「最悪、巨木を頼りに戻ることもできるか?」
森の切れ目があったりすればそこを通ることで巨木まで辿り着くこともできる。そうすれば巨木から回り込むことで、元の小屋にもどることができるかもしれない。
俺は方針を決めると、調査を続けるのだった。
「おっ! ようやく、違う景色を見ることができたな」
絶壁から移動すること三日。俺は川を発見した。
「そろそろ水も補充したかったし、助かる」
川に近付くと身体を洗い始めた。
やや水が冷たいのだが、移動で身体が熱くなっていたのでちょうどよい。
道中は、布で身体を拭くだけだった。水の残量が気になり、頻繁にはできなかったので、ここで川を発見できたのは大きい。
沸騰させてから樽にしまえば、生活水としても使える。
ふと、水中を見る。
透き通った綺麗な水なので、魚が泳いでいるのを発見した。
俺は腕輪に仕舞っておいた短剣を取り出すと、
「はっ!」
狙いすまして魚を突き刺した。
もともと、こういうことが得意だったのもあるが、普段よりも身体が良く動き、魚の動きがゆっくりに感じた。
「ここで魚を獲っておけば、食事に困ることはなさそうだな?」
普通なら獲りすぎても食べきれず、燻製などを作ろうにも時間がかかる。
だが、腕輪を使えば、生魚も焼き魚も保存できるので、焼いて保存しておけば取り出すだけで食事ができるので便利だろう。
「次にいつこんな場所があるかわからないし、ここで少し準備をしていくか?」
俺は、森で拾って入れておいた薪を取り出すと、食糧を備蓄する準備に取り掛かるのだった。
外に出て俺は思わず声を上げた。
俺が転移して最初に目にした巨木に変化があったからだ。
巨木の一部に穴が開いており、奥へと続いているようなのだ。
「これが迷宮ユグドラシルの入り口なのか?」
先程、モノリスが解放したとメッセージをだしていたので、おそらくこのことに違いない。
俺はアゴに手を当てると、この後に立てている予定について考える。
まだ日も明るい時間なので進めるうちに森を進んでこの場所の調査をしようと考えていた。
だが、先にこの迷宮を調べた方がよいのではないか?
俺をここに転移させた原因はこの迷宮の可能性が高いきもする。
この中を調べることができれば、帰還の手掛かりが手に入るかもしれない。
だが、同時に思うのは、危険すぎるということ。
迷宮というのは例外なくモンスターが生息している。
これまで、俺はトーリたちとそこそこの難易度の迷宮に潜ったこともあるのだが、キャロやメアリーの後方支援と、トーリとの連携を駆使して戦ってきた。
自分一人だけという戦闘スタイルは初めてなので慣れておらず、いざ中に入ってモンスターと遭遇した場合倒せるかどうかも不安なのだ。
「ずっと、皆に頼りきりだったからな……」
転移させられたのがあの三人であれば、どうにかなっていたのではないか?
少し離れただけだと言うのに、妙な寂しさを覚えた。
「やっぱり、当初の予定通り、森の調査から始めよう」
確実にモンスターと戦う危険より、戦わずに済む可能性がある森の調査を選択すると、俺は奥へと足を踏み入れた。
「ようやく、森を抜けたと思えばこれか……」
途中、何度か木に登って巨木を頼りに方角を確認し、目印を付けながら移動すること三日。
森を抜けてから平原を一日歩くと、目の前に絶壁が佇んでいた。
森を抜けた時点で目に見えていたのだが、どこかに抜けられるか登れる場所がないかと考えたのだが、見当たらない。どうやらここから先に向かうには何か手段を講じる必要があるようだ。
現在、小屋を出てから四日目となるので、腕輪に保存してある食糧が48個。このまま絶壁に沿って移動するとしてもどこかで余裕を持っており帰さなければならないだろう。
「最悪、巨木を頼りに戻ることもできるか?」
森の切れ目があったりすればそこを通ることで巨木まで辿り着くこともできる。そうすれば巨木から回り込むことで、元の小屋にもどることができるかもしれない。
俺は方針を決めると、調査を続けるのだった。
「おっ! ようやく、違う景色を見ることができたな」
絶壁から移動すること三日。俺は川を発見した。
「そろそろ水も補充したかったし、助かる」
川に近付くと身体を洗い始めた。
やや水が冷たいのだが、移動で身体が熱くなっていたのでちょうどよい。
道中は、布で身体を拭くだけだった。水の残量が気になり、頻繁にはできなかったので、ここで川を発見できたのは大きい。
沸騰させてから樽にしまえば、生活水としても使える。
ふと、水中を見る。
透き通った綺麗な水なので、魚が泳いでいるのを発見した。
俺は腕輪に仕舞っておいた短剣を取り出すと、
「はっ!」
狙いすまして魚を突き刺した。
もともと、こういうことが得意だったのもあるが、普段よりも身体が良く動き、魚の動きがゆっくりに感じた。
「ここで魚を獲っておけば、食事に困ることはなさそうだな?」
普通なら獲りすぎても食べきれず、燻製などを作ろうにも時間がかかる。
だが、腕輪を使えば、生魚も焼き魚も保存できるので、焼いて保存しておけば取り出すだけで食事ができるので便利だろう。
「次にいつこんな場所があるかわからないし、ここで少し準備をしていくか?」
俺は、森で拾って入れておいた薪を取り出すと、食糧を備蓄する準備に取り掛かるのだった。
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