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第2章
リルリアの修行
しおりを挟むギルド side
「失礼します」
「ん?どうしたのかね?ラーナ君」
「実はギルドに小さな子供が2人来たのですが..」
「また、わしの学校の生徒が何かやらかしたのか」
「確かにCランクの生徒がその子供2人に絡んだのですが、小さな女の子に返り討ちにあってました」
「全くあれほど新人とかには絡むなと....え?返り討ちにあったのか..」
「はい、話の報告はその子供達のギルドランクです。女の子の方はAランク冒険者で男の子の方はSSSランク冒険者でした..」
「!?..その男の子の名前はナギア君じゃないかね?」
「え?知ってるんですか?」
「当たり前じゃ、各国のギルマス同士で有名じゃよ。デアトリーナ国で1番..いや、人族の中で1番強いんじゃないかと言われておるのじゃよ」
「……信じられませんね。女の子の方は良く見てれば強者の雰囲気といいますか..感じるんですが、男の子の方は強そうという感じはしませんでしたが?」
「ゼルフィスの言っていた通りじゃ..デアトリーナ国ギルマスのゼルフィスは2年前にナギア君に負けておるぞ。ゼルフィス本人から聞いたが手加減されて手も足も出ないだったとかな」
「は!?あの剣術が凄いギルマスがですか!?」
「驚く事はこれだけじゃないぞ。2年前にデアトリーナ国付近にSSランクの魔物とそれ率いる魔物の大群が出現したことを覚えているかね?」
「はい、近隣の村にも被害がなく突然その魔物達が消えてしまったと話題になりましたね」
「あれは当時3歳だったナギア君が討伐したんじゃよ..それからゼルフィスと試合をしたと聞いたのぉ」
「ギルマス....とうとうボケちゃったんですか?話が突飛し過ぎですよ」
「わしはボケてはおらん!話はまだあるぞ。盗賊団『ケルベロス』を知っておるじゃろ?」
「はい、実力派盗賊団でしたね。確か強い冒険者が捕縛したと聞きましたが、まさかナギア君がその冒険者なんですか?」
「そうじゃ、デアトリーナ国王からの指名依頼で受けたそうで数時間で依頼をこなしてしまったんじゃ」
「……なんか、驚きすぎて疲れて来ました..」
「ラーナ君、Aランク冒険者パーティーの『生き抜いた者』を知っているかね?」
「確か老人含めた10人全員がAランク冒険者のパーティー出したね。依頼もしっかりこなすバランスの良いパーティーと聞いていますが、ナギア君と何か関係があるのですか?」
「大有じゃよ。『生き抜いた者』の冒険者は元々盗賊団『ケルベロス』に捕まっていた人達なのじゃ。ナギア君は冒険者として生きていけるよう彼らに2週間だけ修行したんじゃよ。そしたらAランク冒険者程の実力を身につけたんじゃ」
「そうだったんですね……そういえば、デアトリーナ国のギルドから冒険者の派遣要請が減った理由ってもしかして..」
「うむ、ナギア君とその女の子じゃな。ゼルフィスから聞いた話だとナギア君と修行していると聞いたのぉ」
「あっ..ギルマスに嬉しい情報があります。その2人は学校の入学試験受ける為にイソーギス国に来たそうですよ」
「本当か!これで鼻の伸びきった貴族のボンボンが減れば良いのだが..これからが楽しみじゃ!」
「では、私は受付に戻ります。失礼しました」
受付嬢 ラーナはギルマスの部屋から出ていった。
リルリア side
「うう~ん……ふぁ~」
リルリアは目を覚ますと背筋を伸ばし欠伸をした。
「リアおはよう。1時間後くらいに修行を始めるから準備してね。朝食は机の上にあるからね~」
ナギア君はそれだけ言うと外に出ていってしまった……何で先に行っちゃったんだろう?
リルリアはナギアの言っていた朝食を食べ修行の支度をし外に出た。ナギアの事を探すとすぐに見つかった。
「ナギア君、準備出来たから少し早いけど始めよう~」
「うん!わかったよ~ 今日は今のリアにあった修行をするよ!今からこの入り組んだ森の中にC~SSランクの魔物の形をした影とかがいるから、襲ってきたやつを全て倒したら終了ね~」
いつもと違うのはこの入り組んだ森……
いや樹海だね。樹海で敵を倒せば良いんだね!頑張るよ~
ナギアの合図でリルリアは森の中を進み出てくる敵を魔法や剣技でどんどん倒していく。……あれ?思ってたより簡単だね、楽でよかった~
リルリアがほとんど倒し終わり安心しきっていると後から衝撃が走った。
気配を消した人影がリルリアの背中を棍棒で叩き飛ばしたのだ……リルリアは吹き飛ばされながらも空中で態勢を整え着地すると周りには沢山の人影に囲まれていた。
リルリアはまとめて影を倒そうと思い風魔法で木々まとめて吹き飛ばすと影は姿を消した……しかし、気配系スキル使ってみるとあちこちで反応があった。
魔力だけ感じるもの・気配だけ感じるもの・殺気だけを放っているものと様々な見えない影がいることを確認できた。
それからリルリアはひたすら気配系のスキルを駆使し影を倒していった。最初は攻撃を受ける回数は多かったが、段々と避ける回数も増えていき今では寸前で避けれるようになっていった。
「リア、お疲れ~」
影を全部倒し終わると何処から出てきたのかナギアが現れた。
今回の修行の目的はリルリアの気配系スキルを戦闘で十分に扱えるようにする事だった。
「じゃあ、最後の一体だよ!この影を倒したら休憩だよ。頑張ってね~」
「……うん」
ナギア君は楽しそうな笑顔で木の上で観戦を始めた……この鬼!悪魔!後でイタズラしてやる!
リルリアは心の中でそう叫びながら最後の影を探すと10m離れた場所にいた……
何あれ?気配も熱も魔力も殺気も何も感じないよ?
そして、その影も姿を消した……
リルリアは消えた影を気配系スキルを必死に使い探すが全くわからなかった。
そして影の攻撃を受けるが布の塊で叩かれてるよう感じで痛くはなかった……ナギア君はこうゆうところは優しいね。
それから数分経ちリルリアは影を見つける事が出来ないでいるとナギアが声をかけてきた。
「リア!五感強化を使ってみて」
五感強化?……そういうことか!
リルリアはナギアの言葉に気づき聴力を強化すると..音が聞こえた。
音をしっかり聞いた事で相手の位置を把握したリルリアはすぐに剣で影を倒すことが出来た。
「リアお疲れ様」
「はぁ..はぁ..ちょっと酷くないかな?」
「..ごめんごめん、今度何かあげるから許して」
ナギア君は私の頭を撫で方ながらそう言った……頭撫でられるのは嬉しいけど何かずるい..
「休憩が終ったら、次は新しい魔法の応用を教えるね!これを取得する事が出来ればリアの戦闘の幅が増えると思うよ!」
「そうなんだ……(絶対イタズラしてやる)」
リルリアの修行はまだまだ続くのだった。
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どうも!こんにちは!
データ一気に消えてしまうと
書いた内容忘れてしまいますね..
これからはメモ帳先輩を
使っていこうと思います!
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