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第2章
影も便利なんです
しおりを挟む数は少ないがクラスメイト全員と仲良くなって1週間が経った..
今日はミィーチャリア先生がFクラスの担任となり授業が始まる日だった。
「では、号令をデスタ君にお願いします」
「はい!....起立!礼!着席!」
デスタ君はこの中でも年上で真面目という事でクラス委員長になった。
最初はナギアがクラス委員長にと言われたが、ナギアは断り副委員長となった。
委員長なんて大変そうだから
サポート系の副委員長が良いんです!
「改めて自己紹介をさせていただきます。私の名前はミィーチャリアと言います。名前が長いのでミィー先生とでも呼んでください」
『よろしくお願いします!』
「はい!よろしくお願いします!」
こうして僕らのクラスに新しくミィー先生がやって来たのだ。
ミィー先生は最初に先生がいない期間どれだけ勉強したのかを測るため小テストを開始した。
ナギアによって勉強させられた全員は開始5分で全ての問題を解き終わった。
ミィー先生は驚きながらもすぐに採点を始めた。
「驚きました....全員満点です!この問題はこの1年でやる問題を全部入れたつもりだったんですが....」
「先生、ナギア君が言うにはこの学校で習う事を全部教えたと言ってました」
先生が採点し終わり驚いているところにデスタ君は先生が来るまでの1週間に必要な知識など頭に叩き込まれてしまった事を言った..
「あれ?担任の私って必要ないような..」
「そんな事ありませんよ!僕達はまだ知識というものを早く手に入れましたが、経験というものがありません!だから、先生には僕達に先生の人生で学んだことなど教えてください!」
「そうよ..ね、私はあなた達より長く生きている分の経験があるものね!」
すぐに立ち直ったミィー先生はソロ冒険者として今までどう行動したり魔物との戦闘をしていたかを話してくれた。
「これよ!こういうのが授業でしょ!」
「あぁ~これが普通の授業なのですね..」
「..ありがたい」
「ナギアのはヤベェもんな」
「同感だ..こうゆう授業を受けられる事に感謝せねばな」
あれ?遠回しに僕に対する批判が..
「私はナギア君の授業は一緒にいられる時間が長く感じられて好きだよ?」
うわぁー!
リアか優し過ぎるよー!!
「こら!そこの2人はイチャイチャするな!」
「「すみません」」
リアに慰めて貰っているとミィー先生に怒られてしまった。
こうして、Fクラスはミィー先生のお陰で普通の授業を受けられるのだった....
午前の授業が終わり昼食に入る前に先生が言った。
「今日の午後から選択科目が実施されるから、習ってみたい科目など行ってみると良いですよ」
という事で昼食をとったナギアとリルリアが最初に向かった科目は従魔契約の科目だ。
他のクラスメイトは興味が無いのか別の科目に行ってしまった....
他の科目も受けてみたいな~..あっ!分身すれば他の科目も受けられるじゃん!
えーと、今やってる科目が剣術と魔術だね。
ナギアは影で分身を作る..するとナギアと瓜二つの影が2体出てきた。
「じゃあ、お前が魔術を受けてお前が剣術を受けてきてね!」
「「りょーかい」」
うん!ちゃんと発声も出来てるから問題ないね!魔力は1週間魔法放てるくらい込めたから簡単には消えないだろう。
2人のナギアはそれぞれの授業が行われる科目に向かうのを見送りリルリアと従魔契約の授業が行なわれる教室に向おうとするとリルリアは驚いた表情をしていた。
「どうしたの?リア」
「え?..影も喋れたんだね..」
「あーうん!今ちょっと試したら出来たんだ~」
「あはは..やっぱりナギア君はすごいね」
そんな会話をしながら教室に着き入室すると既に来ている人が何人か席に着いていた..
「お、お前は!?」
すると席に座っていた金髪の少年が立ち上がった。
「リアの知り合い?」
「え?ナギア君の知り合いじゃないの?」
「あの時は何が起きたか分からなかったが、Cランク冒険者である私に蹴りを入れたそうじゃないか!」
あ~この国にきた時に冒険者ギルドで絡んできてリアに蹴り飛ばされた..
「ハクサイさんでしたっけ?」
「ハクシャだ!平民風情が貴族の私を愚弄したな!」
ハクシャという貴族は剣を抜いて斬りかかるがナギアは指で剣先を摘み押し返すとハクシャは尻餅をついた。
「あっ窓側のあの席空いているから、あそこに座ろうか」
「うん!」
尻餅をついたハクシャは自分の剣が指先で受け止められた事にショックを受けているのか、自分の剣をじっと見ていた。
「ほぉーれ、授業を始めるじょー」
謎口調の老人が教室に入ってきた。
「ほれ、そこの君。剣とにらめっこしてどうしたんじゃい?席につきなさい」
「え?..はい」
ハクシャが席に着くと先生が話し始めた。
「わしが従魔契約の科目を担当する事になったジャホーイじゃい。よろしくなのじゃい!」
インパクトある名前だな~
それにしても、口調が気になるな。
「先に言っておくのじゃい。従魔契約の方法はいくつかあるのじゃい!それを説明するのじゃい!」
ジャホーイ先生はじゃいじゃい言いながら契約方法を説明してくれた。
1つ目、契約対象を召喚し契約する方法。
これのメリットは最初から強い魔物と契約が出来ること。
デメリットは契約失敗する確率が高いこと。
2つ目、魔物と戦い強さを示して気に入られた場合に契約する事ができる。
メリットは自分で好きな魔物を選べる。
デメリットは死のリスクが高いという。
3つ目、魔物の卵を召喚し卵から育てる事。
メリットは1番安全で生まれた魔物は契約しやすいという。
デメリットは何が生まれるか分からないのと、生まれたばかりで弱いということだ。
4つ目、代償を支払って召喚契約。
メリットは強い魔物と代償次第で契約が約束される。
デメリットは代償が自分の血や人の死体、体の1部など代償が重いということだ。
4つ目の契約に関しては絶対やらない様に釘をさしていた。
「これ以外にも契約方法はあるかもしれぬが、今発見されているのは、これらの契約方法じゃい!
この授業の方針は3つ目で説明した卵から召喚して育てていく事じゃい!」
ジャホーイ先生は説明を終えると「早速召喚をするのじゃーい!」と言い、外の訓練場にみんなと向かった。
訓練場で剣術の指導でもしてると思ったがどうやら今日は室内の訓練場で剣術指導が行われているらしい。
....え?何でわかるかって?
影と視覚の共有が出来るか想像強化使って試したら出来たのじゃい。
はっ!口調が移ってしまった....
魔術の方は教室で魔法の歴史から説明しているらしく、殆どの生徒が眠そうにしていた。
先生の話が無駄に長くて
眠くなる時ってあるよね~
そんな事を考えていると訓練場に着いた。
ジャホーイ先生は黒い粉で魔法陣を書いていく..
「出来たのじゃい!では、これから一人一人魔物の卵を召喚してもらうのじゃい!」
今思うと魔物の卵を召喚出来るって
どういう原理なんだろうか?
うーん....卵の神様でもいるのかな?..
まぁいいか~
ナギアは考えるのをやめ、どんな魔物の卵が召喚されるのかワクワクしながら作られた列の一番後ろに並ぶのだった....
======================
どうも!こんにちは
やっと従魔契約が出来ますね!
本当は2章入ったらすぐに契約する予定だったのですが、間が長くなってしまいましたね....
「〇〇編」や「〇〇をする話」という感じで
メモ帳にこの小説で書きたい事を
書いているのですが量がとても多いです....
ということで
ナギアのお話はまだまだ続きます!
101
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