88 / 203
第3章
フルガファダイア帝国に到着
しおりを挟むデュアルデスベアーをとりあえず剣術だけで倒し、終わりましたとディアスと騎士の人達のもとに戻ると目を見開き驚いていた。
あっ...まぁ、魔法の方はバレてないし
幻術で記憶を頑張って倒したという記憶に変えておけば大丈夫でしょう!
その日の夜、ディアスが連絡をする前に記憶を少し弄った後、先回りして魔物を倒している者と野営の見張り交代で眠った者から弄っていくのだった....
約2週間が経ち、フルガファダイア帝国の関所に到着した。
騎士の人は顔パスで通り、残り数日で到着すると言われた。
「ねぇ、イソーギス国とデアトリーナ国の間に関所なんてあったけ?」
「..ナギア君、あの時どこを通って来たか覚えてる?」
「えっと、森の中や山、崖とかも飛び越えたよね....あっ」
「私はあの時の事よく覚えているよ~」
ナギア達は学園に通う時、デアトリーナ国とイソーギス国の間の関所を通らず人が通れない道なき道を進んだのだ。
リルリアはその時の事を覚えていると楽しそうに言っているが顔が無表情だった。それにビビったナギアはすぐに話の話題を変えるのだった。
それから数日後
フルガファダイア帝国の門が見えるところまで着くと、中に入るための商人や冒険者の馬車が渋滞を起こしているがナギア達が乗る馬車は列を無視してそのまま門を通り越した。
通り越す途中、商人や冒険者から苦情がくるんじゃないかと思ったがそんなことは無く騎士団の人か..と諦めた表情をしていた。
フルガファダイア帝国の街中は平民や冒険者も沢山いるが騎士の服装をした人もあちこちに見られた。
ナギアとリルリアが街中を見ていて不快に感じたのは奴隷の多さである。
犯罪奴隷よりも何処からか連れ去られた人もいると聞いたので胸糞悪かった。
「とりあえず宿屋は...ここでいいか。
ナギアとリルリアはこの宿に1日泊まってくれ。これからの時間は自由時間だ。この帝国を観光するのも好きにして構わない。明日我々が昼頃に迎えに来るからその時はいてくれ」
ディアスはそう言うと部下を連れて遠くに見える城の方に行ってしまったので、2人は宿屋に入る事にした。
「いらっしゃいませー。何名様ですか?部屋はどうしますか?」
とても疲れていそうな女性定員がボー読みなセリフで出迎えてくれた。
「2人で部屋は1つで」
「ベッドは2つですか?1つですか?」
「2..「1つでお願いします」....あっ..」
ナギアの言葉に被せるようにリルリアが質問に答えた。
前も同じような事があったような....
「わかりましたー..こちらが部屋鍵です。飯などは朝8時と夜8時に出ますが遅れると食べれないので気をつけてください。代金は銀貨2枚です」
少し高い気がしたが国によって代金は違うものだと思っているのでナギアは代金を払ってリルリアとともに部屋に向かった。
「さて、これから観光でもする?」
「そうだね...ナギア君ちょっとベッドで横になって」
「?...良いけど何するの?」
ナギアがベッドで横になるとリルリアはすぐに覆いかぶさるようにナギアに抱き着いた。
突然のリルリアの行動に焦るナギアはどうしたのかと聞くと..
「3週間ぐらい騎士の人も一緒に居たから、ナギア君に抱き着いたり出来なかった...だから、今3週間分を補充するの....」
リルリアは顔を赤くしながらも強く抱きしめナギアの温もりを堪能し始めた。
「わかったよ...僕も補充させてもらうからね」
リルリアに抱きつかれているナギアはリルリアの可愛さにドキドキしながらも抱きしめ返し一緒に眠リ始めた。
リルリア side
ナギア君に抱きつき温もりや匂いを感じた後、私は寝てしまった。数時間寝た後に目が覚めると目の前には、顔をこちらに向け無防備に寝ているナギア君の顔があった。
『今だ!キスしちゃえ!』
何故か頭の中でラブアニーラ様とお母さんの声が聞こえた気がしたが、私は顔を横に振って目の前の状況を考える。
これは、チャンスなのかな?
良いのかな?やって大丈夫なのかな?
よし、頑張る!
私はナギア君の唇に近づけて行く...
ナギア君の吐息が自分の唇に触れる所まで近づき、あと少しと思ったところでナギア君が起き始めた。
「んー、あっおはよう..」
私は今までにないスピードで顔を戻し挨拶を返した。
「...お、おはようナギア君..」
「ん?どうしたの?」
「えっ..いや、何でもないよ..」
「そ、そうなの?何か困った事があるなら相談してね?力になるから」
「ありがとう..」
うわぁぁぁ!私のバカ!
もう少しだったのに...ナギア君に心配かけちゃったな...
この事でリルリアは暫く落ち込み、ナギアはどうすればリルリアが元気になるか必死に考えるのだった...
======================
どうも!こんにちは
いきなりグダった....(´Д` )
すみません..
ナギアの凄いところ
愛の女神の加護付きリルリアに抱きつかれても理性を保つところです。
魅力が上昇しているのに何年も耐えているのです....はい。
86
あなたにおすすめの小説
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
辺境領主は大貴族に成り上がる! チート知識でのびのび領地経営します
潮ノ海月@2025/11月新刊発売予定!
ファンタジー
旧題:転生貴族の領地経営~チート知識を活用して、辺境領主は成り上がる!
トールデント帝国と国境を接していたフレンハイム子爵領の領主バルトハイドは、突如、侵攻を開始した帝国軍から領地を守るためにルッセン砦で迎撃に向かうが、守り切れず戦死してしまう。
領主バルトハイドが戦争で死亡した事で、唯一の後継者であったアクスが跡目を継ぐことになってしまう。
アクスの前世は日本人であり、争いごとが極端に苦手であったが、領民を守るために立ち上がることを決意する。
だが、兵士の証言からしてラッセル砦を陥落させた帝国軍の数は10倍以上であることが明らかになってしまう
完全に手詰まりの中で、アクスは日本人として暮らしてきた知識を活用し、さらには領都から避難してきた獣人や亜人を仲間に引き入れ秘策を練る。
果たしてアクスは帝国軍に勝利できるのか!?
これは転生貴族アクスが領地経営に奮闘し、大貴族へ成りあがる物語。
《作者からのお知らせ!》
※2025/11月中旬、 辺境領主の3巻が刊行となります。
今回は3巻はほぼ全編を書き下ろしとなっています。
【貧乏貴族の領地の話や魔導車オーディションなど、】連載にはないストーリーが盛りだくさん!
※また加筆によって新しい展開になったことに伴い、今まで投稿サイトに連載していた続話は、全て取り下げさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
辺境伯家次男は転生チートライフを楽しみたい
ベルピー
ファンタジー
☆8月23日単行本販売☆
気づいたら異世界に転生していたミツヤ。ファンタジーの世界は小説でよく読んでいたのでお手のもの。
チートを使って楽しみつくすミツヤあらためクリフ・ボールド。ざまぁあり、ハーレムありの王道異世界冒険記です。
第一章 テンプレの異世界転生
第二章 高等学校入学編 チート&ハーレムの準備はできた!?
第三章 高等学校編 さあチート&ハーレムのはじまりだ!
第四章 魔族襲来!?王国を守れ
第五章 勇者の称号とは~勇者は不幸の塊!?
第六章 聖国へ ~ 聖女をたすけよ ~
第七章 帝国へ~ 史上最恐のダンジョンを攻略せよ~
第八章 クリフ一家と領地改革!?
第九章 魔国へ〜魔族大決戦!?
第十章 自分探しと家族サービス
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
バーンズ伯爵家の内政改革 ~10歳で目覚めた長男、前世知識で領地を最適化します
namisan
ファンタジー
バーンズ伯爵家の長男マイルズは、完璧な容姿と神童と噂される知性を持っていた。だが彼には、誰にも言えない秘密があった。――前世が日本の「医師」だったという記憶だ。
マイルズが10歳となった「洗礼式」の日。
その儀式の最中、領地で謎の疫病が発生したとの凶報が届く。
「呪いだ」「悪霊の仕業だ」と混乱する大人たち。
しかしマイルズだけは、元医師の知識から即座に「病」の正体と、放置すれば領地を崩壊させる「災害」であることを看破していた。
「父上、お待ちください。それは呪いではありませぬ。……対処法がわかります」
公衆衛生の確立を皮切りに、マイルズは領地に潜む様々な「病巣」――非効率な農業、停滞する経済、旧態依然としたインフラ――に気づいていく。
前世の知識を総動員し、10歳の少年が領地を豊かに変えていく。
これは、一人の転生貴族が挑む、本格・異世界領地改革(内政)ファンタジー。
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
転生したら王族だった
みみっく
ファンタジー
異世界に転生した若い男の子レイニーは、王族として生まれ変わり、強力なスキルや魔法を持つ。彼の最大の願望は、人間界で種族を問わずに平和に暮らすこと。前世では得られなかった魔法やスキル、さらに不思議な力が宿るアイテムに強い興味を抱き大喜びの日々を送っていた。
レイニーは異種族の友人たちと出会い、共に育つことで異種族との絆を深めていく。しかし……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる