死んだのに異世界に転生しました!

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第3章

主への紹介

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ナギアは驚く大人達が落ち着くのを待ってから、滅失の大陸の主であるエメラルドという龍に会いに行こうとしていた。

滅失の大陸はやっぱり有名らしく、大人達は顔が青ざめ、周りを警戒しながら怯えていた。

「お母さん、滅失の大陸ってそんなに怖いところなの?」

「そうよ、高ランクの冒険者でも行きたくないと言うほどの危険な場所なのよ。
さっき見えた沢山の魔物も、魔物のランクで言えば、S以上なものばかりだったわ」

「じゃあ、お兄ちゃんはとても凄いだね!」

「そうね、人類初じゃないかしら?」

ネオナの質問にユリアは簡単に説明すると、ネオナの頭の中では「お兄ちゃんは凄い!」と言う結論に至ったようだ。


「じゃあ、主のところに転移するね~」

緊張で額から汗が流れ出ている大人達は、その言葉に頷くと視界が一瞬で変わった。


『あら?両親を連れてきたのですね』

「今度は何のようだ?ナギアとリルリアよ」

「あっ、アースナディアス様もいらしたのですね。
僕とリアの家族も、この大陸に時々来ると思うので、主に挨拶をしておこうと思いまして」

「...エメラルド、次からそう呼ぶ事を許可する。
挨拶は来たのは良いが...ガチガチ過ぎないか?」

エメラルドと名前で呼ぶ許可を貰ったことに、嬉しく思っているナギアはエメラルドに指された方向を見ると、顔から血の気が引きガチガチに固まっている両親がいた...

「お父さん、お母さん....大丈夫~?」

「「「「............」」」」

「凄い~!龍だー!」

固まる両親の横では、ネオナがエメラルドにとても興奮していた。

そういえば、家にある本の中に龍の出てくるお伽話があったな~

「仕方ないよね。
エメラルドさんにアースナディアス様、両親が落ち着くまでに、僕達の従魔も紹介しときますね」

ナギアとリルリアはモチとプニを召喚すると、エメラルドとアースナディアス様は目を見開き驚いていた。

「なんという魔力だ...見た目はスライムとトビウサギだが、計り知れない強さを秘めている....実力は我と同等...いや、それ以上に感じられる..」

『驚きました。メシルフィアネ様が仰っていた従魔はここまで強いのですね...さすが、お二方の従魔ですね』

「きゅぴ!」
「もきゅ!」

強いと言われたのが嬉しかったのか、モチとプニはナギアとリルリアの周りをぴょんぴょん跳ね回った。


「そろそろ落ち着いた?」

モチとプニの紹介をしてから数分後、ナギアが落ち着いたかの確認をとると話せるくらいまで回復していたので、エメラルドに簡単に自己紹介をしてもらった。
エメラルドは怖がらせないように配慮してくれているのか、動く時はゆっくり動いたり、大きな声を出さないようしてくれていた......意外と優しいんだな~

「ナギアとリルリアの両親もこの大陸の出入りは自由にして良い。
そういえば、我の名前を名乗ってなかったな。
我の名はエメラルドという。よろしくな」

『私くしも自己紹介をしますね。私は大地の女神 アースナディアスと言います。よろしくお願いします』

エメラルドとアースナディアス様の自己紹介が終わると、やっぱり女神という言葉にとても驚いていた。

「ナギアから話でしか聞かない神様に俺は今会っているんだな...グライドに自慢できそうだ..」
「龍と一緒に居たから凄い人物だと思ったら女神様だったのね...」
「美しい女神だ...」
「あんた..ロリコンにならないでよ?」


それぞれ挨拶も済ませた後、ナギアに影から連絡が入るのだった。




デアトリーナ国 side

デアトリーナ国の王城の会議室には、デアトリーナ国の王 エリディオとデアトリーナ国の冒険者ギルドギルドマスター ゼルフィス、貴族や王国兵士総隊長、そして、ナギアと瓜二つの影がいた。

「国王様、この子供はいったい誰何ですか?」

「ナギアというSSSランクの冒険者だぞ。現在フルガファダイア帝国から『ナギアを見つけ次第こちらに引き渡しの要求』が来ているんだ」

「は!?...では、何故一緒におられるのですか?引き渡すのですか?」

「落ち着け、ただな事前に入った情報だとフルガファダイア帝国はこの要求を断れば敵対行動とみなし攻めてくる。....が、要求を呑み引き渡しても攻めて来るそうだ。
この要求は、我が国 デアトリーナ国の他に、イソーギス国にも来ているのだ」

「なんと!?.....フルガファダイア帝国は2国同時に相手出来るだけの戦力があると思っての行動でしょうか!?
それに、その情報はどこから...?」

「この者、ナギアから教えてもらった。
ナギアよ、同じように見せてやってくれぬか?」

「わかりました」

影ナギアはその場にいるものに教えるため、机の上にホログラムを生成した。
そのホログラムにはフルガファダイア帝国の会議室の映像・音声が細かく映し出された。

最初はナギアのその魔法に驚いていたが、いつの間にか会議の内容に集中していた。

「なるほど...しかし、これが本当という証拠はあるのですか?」

「すみません、納得させられる様な証拠はありません。私があの国に行き逃げてきた後にデアトリーナ国とイソーギス国に戦争を仕掛けると聞いたので知らせた迄です。
なので、もし本当にフルガファダイア帝国が攻めてきた時は僕が食い止めます」

「まて、ナギアよ。我はそなたを信じるに値する人間だと思っている。だから信じよう!」

「国王様!私たちは正直信じられませんし....」

「ならば言おう、この数年強力な魔物が出ても被害が出る前に討伐されているのと、沢山盗賊が捕縛されたのは誰のお陰だ?」

「え?....まさか!?その子供が!?」

「そうだ、我が国はナギアに何度も助けられている。ここで信じずに引き渡したら、恩を仇で返すのと同じであり、先代の国王に顔を見せられん!
もし、攻めて来なくても訓練の一つとして考えてれば良かろう」

「....王の強い意志伝わりました!我々王国兵士は従います!」

「我々貴族側も反対意見はありません」

「ありがとう。....ナギアよ、イソーギス国の方はどうなっておるかわかるか?」

「はい、こちらと同じ状況で私の引き渡しよりもフルガファダイア帝国から擁護してくれるそうです」

「わかった。後はイソーギス国の王と対談したいんだが....ナギアはどうやって向こうの状況を理解しているんだ?」

「あっ、今の自分は闇魔法で作られた影なので、イソーギス国側に送った影と感覚共有しているんです。
本体でなく影で来たことは申し訳ありません」

「は?....え?........本体?のナギアは今どこに?」

「滅失の大陸です」

『..え!?』

会議室にいた者は、ナギアが影という事と滅失の大陸に本体がいる事に驚き声をあげるのだった....





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どうも!こんにちは

書いていて気づいた事は、
ギルマスが一言も喋らずじっとしている事ですね。
(話させるタイミングが無かった....)
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