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第4章
散歩の内容
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白羅 side
「え?...本当なんですか?」
「うん、この2匹の散歩だよ。
スライムの方がプニ、トビウサギの方がモチだ。散歩コースは、この2匹が決めたルートで白羅君達はついていってもらう」
僕達は拍子抜けなお題に呆然としているが、ナギアは話を進めた。
散歩と言っても、この可愛らしい2匹の従魔に付いていくだけの簡単な内容だ。
何だか犬の散歩を押しつけられた感じで、いい気分はしなかった。
「そんな簡単な内容で大丈夫ですか?
私達はドーイさんが言っていた地獄の様な内容を想像していたので、何だか驚きです」
佐倉さんが僕達の思っていた内容をナギアに直接聞くと、ナギアの苦笑いをした後、怪しげに口角を上げてニヤけた。
「...へぇ~、ドーイさん達がどんな内容を吹き込んだかは知らないけど、戦闘経験の少ない人にいきなりハードなお題は出さないよ。
別に『今から1時間以内にギルドのSランク以上の依頼を5つ達成しろ』とかでもいいよ?」
「...すみません、私達には無理です」
「大丈夫ですよ、今回は『散歩』ですから安心してください。
...少なくとも命の保証はしますから。
モチ、プニ、今回は自由に散歩していいけど、条件をつけるよ。
魔物が怯えて出てこなくなるから、気配は勇者達にしか出さないようにすること。
散歩コースは自由だけど、勇者達が付いてこれるようにペース配分をしっかり考えること。
勇者達が魔物と戦闘に入った時、すぐ終わらせず手助け程度で守ってあげてね」
ナギアが2匹の従魔に話している内容を聞くと、Fランクと言われる魔物より僕達が弱いみたいな言い方で舐められてる感じた。
僕達だって、この世界に来てから頑張って鍛えてきたんだ!とナギアに言ってやろうと思い前に出ようとすると、ドーイさんに肩を掴まれた。
「勇者様達は誤解を抱いていそうなので、説明させてもらいます。
冒険者や世間一般からスライムやトビウサギはFランクの魔物であり、人に無害な存在とされてますが、2人の従魔は違います」
「2人の?」
「トビウサギの方はリルリアさんの従魔で、スライムは師匠の従魔なんです。
師匠達の従魔は測っていませんが、SSSランクの魔物以上の実力を持ってます。そして、SSSランク冒険者になった私達でも倒す事など出来ないと思ってる程の実力です」
「SSSランク以上...」
正直、SSSランク以上と言われてもどのくらい強いのかが想像出来ない。
そういえば、あの赤いスケルトンは魔物のランクでどのくらいだったのだろう?
「ちなみに、私達が勇者様達を助けた時に倒した[リベンスケルトン]はSランクになったばかりなので、Sランクの中では弱い方です。
それと、勇者様達は忘れていると思いますが、ここは滅失の大陸です。S以上の冒険者ですら生きて帰ってくることが困難な場所なので気をつけてください...」
「...あっ!」
そうだった、ナータリャクラ国の冒険者ギルドから扉を潜って来たから、ここが滅失の大陸であり危険な場所という事をすっかり忘れていた。
ということは、ナギアが僕達に出したお題はただのお題ではなかったという事なのか...
「ふふふ?みんな気づいたみたいだね。
『犬の散歩』から『高ランク魔物巡り』に印象が変わったりしたかな?
まぁ、そんな事はどうでもいっか。
一応少し不安を感じてると思うから、このアイテムバックを1人1つ渡しておくよ~」
どうでも良くない!と心の中で思っていると、ナギアは僕達に鞄を1つずつ渡してきた。
「中には
・回復薬×10
・魔力回復薬×20
・解毒薬×30
・解痺薬×30
が入っているからどんどん使っていいよ。
中身から察する事が出来ると思うけど、滅失の大陸に生息する魔物は毒や麻痺も使うから注意ね。
実力は弱くてもSランク以上が生息しているから、見た目が弱そうでも警戒を怠ってはダメだよ。
もし散歩中に巨大な龍を見つけても刺戟したらダメだよ?根は優しいけど怒ると怖い魔物だから攻撃しないように!
質問は何かあるかな?」
「...はい、先に聞くべき事だったのですが今聞きます。私達はあなたを何と呼べば言いでしょうか?
ドーイさん達は師匠としか言わないので、名前を知る機会がなかったのです。だから、私達に名前を教えてくれませんか?」
僕達はナギアから受け取った鞄の中身の内容に驚いてしまって質問など思いつかない状態の中、佐倉さんが質問をした。
「あっ...自己紹介も今の内にしておこうか。
冒険者のナギア・ハールトークです。
今のところ修行をするとは言ってないから、気軽にナギアとでも呼んでください」
ナギアの後に僕達も簡単な自己紹介をした。
この大陸に住んでいると前に会った時も言っていたが、改めて滅失の大陸で住んでいると言われると、本当だったんだなと思った。
「それじゃあ、そろそろモチとプニも散歩したくて跳ね回ってるから行ってきてください」
「「「「「はい」」」」」
僕達は先に行ってしまってる従魔の後を追うように走ってついていくのだった...
「さて、勇者達は散歩に行ったし次の作業に移ろうかな~」
「師匠は次に何をするのですか?」
「作業に移るといっても、帰ってきた後の質問を考えようと思ってね。
人は1人1人違う価値観を持ってるから、ちょっとだけ確認したいんだよ。
もし『お前は〇〇だから敵だ!』とか思うやつなら、強くさせたくないね。
...そういえば、ドーイさん達が勇者達に僕の凄く恐いイメージを埋め込んでるみたいだけど、そんなに修行を好きになってもらえたんだね!
勇者達が帰ってくるまでの時間はたっぷりあるから、今までの総復習といこうか!」
「ひぃっ...」
「駄目だよ。何処に逃げても捕まえるからね」
『生き抜いた者』のメンバー全力で逃げようとしたが、一瞬でナギアに捕まり修行場に連れていかれるのだった...
======================
どうも!こんにちは
もうすぐクリスマスですね...
皆さんはどう過ごしますか?
私は友達から連絡が来れば遊びに行きますが、来なければいつも通りですね。(フリー)
このフリーを使って
始めに書こうと思っていた
『死んだのに異世界に転生しました!』を閑話として出すのも楽しそうですねw
「え?...本当なんですか?」
「うん、この2匹の散歩だよ。
スライムの方がプニ、トビウサギの方がモチだ。散歩コースは、この2匹が決めたルートで白羅君達はついていってもらう」
僕達は拍子抜けなお題に呆然としているが、ナギアは話を進めた。
散歩と言っても、この可愛らしい2匹の従魔に付いていくだけの簡単な内容だ。
何だか犬の散歩を押しつけられた感じで、いい気分はしなかった。
「そんな簡単な内容で大丈夫ですか?
私達はドーイさんが言っていた地獄の様な内容を想像していたので、何だか驚きです」
佐倉さんが僕達の思っていた内容をナギアに直接聞くと、ナギアの苦笑いをした後、怪しげに口角を上げてニヤけた。
「...へぇ~、ドーイさん達がどんな内容を吹き込んだかは知らないけど、戦闘経験の少ない人にいきなりハードなお題は出さないよ。
別に『今から1時間以内にギルドのSランク以上の依頼を5つ達成しろ』とかでもいいよ?」
「...すみません、私達には無理です」
「大丈夫ですよ、今回は『散歩』ですから安心してください。
...少なくとも命の保証はしますから。
モチ、プニ、今回は自由に散歩していいけど、条件をつけるよ。
魔物が怯えて出てこなくなるから、気配は勇者達にしか出さないようにすること。
散歩コースは自由だけど、勇者達が付いてこれるようにペース配分をしっかり考えること。
勇者達が魔物と戦闘に入った時、すぐ終わらせず手助け程度で守ってあげてね」
ナギアが2匹の従魔に話している内容を聞くと、Fランクと言われる魔物より僕達が弱いみたいな言い方で舐められてる感じた。
僕達だって、この世界に来てから頑張って鍛えてきたんだ!とナギアに言ってやろうと思い前に出ようとすると、ドーイさんに肩を掴まれた。
「勇者様達は誤解を抱いていそうなので、説明させてもらいます。
冒険者や世間一般からスライムやトビウサギはFランクの魔物であり、人に無害な存在とされてますが、2人の従魔は違います」
「2人の?」
「トビウサギの方はリルリアさんの従魔で、スライムは師匠の従魔なんです。
師匠達の従魔は測っていませんが、SSSランクの魔物以上の実力を持ってます。そして、SSSランク冒険者になった私達でも倒す事など出来ないと思ってる程の実力です」
「SSSランク以上...」
正直、SSSランク以上と言われてもどのくらい強いのかが想像出来ない。
そういえば、あの赤いスケルトンは魔物のランクでどのくらいだったのだろう?
「ちなみに、私達が勇者様達を助けた時に倒した[リベンスケルトン]はSランクになったばかりなので、Sランクの中では弱い方です。
それと、勇者様達は忘れていると思いますが、ここは滅失の大陸です。S以上の冒険者ですら生きて帰ってくることが困難な場所なので気をつけてください...」
「...あっ!」
そうだった、ナータリャクラ国の冒険者ギルドから扉を潜って来たから、ここが滅失の大陸であり危険な場所という事をすっかり忘れていた。
ということは、ナギアが僕達に出したお題はただのお題ではなかったという事なのか...
「ふふふ?みんな気づいたみたいだね。
『犬の散歩』から『高ランク魔物巡り』に印象が変わったりしたかな?
まぁ、そんな事はどうでもいっか。
一応少し不安を感じてると思うから、このアイテムバックを1人1つ渡しておくよ~」
どうでも良くない!と心の中で思っていると、ナギアは僕達に鞄を1つずつ渡してきた。
「中には
・回復薬×10
・魔力回復薬×20
・解毒薬×30
・解痺薬×30
が入っているからどんどん使っていいよ。
中身から察する事が出来ると思うけど、滅失の大陸に生息する魔物は毒や麻痺も使うから注意ね。
実力は弱くてもSランク以上が生息しているから、見た目が弱そうでも警戒を怠ってはダメだよ。
もし散歩中に巨大な龍を見つけても刺戟したらダメだよ?根は優しいけど怒ると怖い魔物だから攻撃しないように!
質問は何かあるかな?」
「...はい、先に聞くべき事だったのですが今聞きます。私達はあなたを何と呼べば言いでしょうか?
ドーイさん達は師匠としか言わないので、名前を知る機会がなかったのです。だから、私達に名前を教えてくれませんか?」
僕達はナギアから受け取った鞄の中身の内容に驚いてしまって質問など思いつかない状態の中、佐倉さんが質問をした。
「あっ...自己紹介も今の内にしておこうか。
冒険者のナギア・ハールトークです。
今のところ修行をするとは言ってないから、気軽にナギアとでも呼んでください」
ナギアの後に僕達も簡単な自己紹介をした。
この大陸に住んでいると前に会った時も言っていたが、改めて滅失の大陸で住んでいると言われると、本当だったんだなと思った。
「それじゃあ、そろそろモチとプニも散歩したくて跳ね回ってるから行ってきてください」
「「「「「はい」」」」」
僕達は先に行ってしまってる従魔の後を追うように走ってついていくのだった...
「さて、勇者達は散歩に行ったし次の作業に移ろうかな~」
「師匠は次に何をするのですか?」
「作業に移るといっても、帰ってきた後の質問を考えようと思ってね。
人は1人1人違う価値観を持ってるから、ちょっとだけ確認したいんだよ。
もし『お前は〇〇だから敵だ!』とか思うやつなら、強くさせたくないね。
...そういえば、ドーイさん達が勇者達に僕の凄く恐いイメージを埋め込んでるみたいだけど、そんなに修行を好きになってもらえたんだね!
勇者達が帰ってくるまでの時間はたっぷりあるから、今までの総復習といこうか!」
「ひぃっ...」
「駄目だよ。何処に逃げても捕まえるからね」
『生き抜いた者』のメンバー全力で逃げようとしたが、一瞬でナギアに捕まり修行場に連れていかれるのだった...
======================
どうも!こんにちは
もうすぐクリスマスですね...
皆さんはどう過ごしますか?
私は友達から連絡が来れば遊びに行きますが、来なければいつも通りですね。(フリー)
このフリーを使って
始めに書こうと思っていた
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