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専門用語に多様すること
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隆太「頭良い人の特徴って、何だと思う?」
和樹「眼鏡をかけてて――」
隆太「ジョークだよな?」
和樹「ジョークジョーク流石にね。成績が良かったり、いつも図書館で勉強したりでしょ?」
隆太「まぁ妥当なところそうだな。けど、最近俺はもう一つ違う意見を持つことができた」
和樹「ほう、その意見とは?」
隆太「『物事を分かりやすく伝えることができる』ってことかな」
和樹「ん? それって、頭良いの?」
隆太「ああ、専門的なことでも、素人に分かるように説明できるってことは、ちゃんと根っこの部分まで理解していないと無理だと思うんだよ」
和樹「ふむ、まぁ、そう言えるの、かな?」
隆太「コンピュータ・グラフィックスの利用範囲は急速に拡大しつつあって、3次元コンピュータ・グラフィックスは事物の直感的理解にとって有効なんだけど、今からこの手法を一般相対論に利用する方法を明らかにするね」
和樹「なにあほなこといってますん?」
隆太「とまぁこうなるわけだ。アホだろ? それに比べて分かりやすい例えをしている人って、ちゃんと理解して伝えてるんだなーってさ」
和樹「何でそんな事思ったの?」
隆太「この前英語でグループワークあっただろ? それで難しめの英語を使ってる奴がいたんだよ。鼻高々とな」
和樹「まぁそれも単語分かってたら分かったんだろうけどね」
隆太「floccinaucinihilipilificationって分かるかっての」
※floccinaucinihilipilification……無意味だとみなすこと、またはその癖。 無価値または無益だとみなすこと
和樹「うわ、今何て言ったの? ……あいや言い直さなくていい聞きたくない」
隆太「だから、専門用語使うのってアホに見えるんだなーって」
和樹「草とか、ff外から失礼しますとか、33-4とか」
隆太「それはアホっていうかボケだな、インターネット老人会にしか通じねぇよ」
和樹「それは草」
和樹「眼鏡をかけてて――」
隆太「ジョークだよな?」
和樹「ジョークジョーク流石にね。成績が良かったり、いつも図書館で勉強したりでしょ?」
隆太「まぁ妥当なところそうだな。けど、最近俺はもう一つ違う意見を持つことができた」
和樹「ほう、その意見とは?」
隆太「『物事を分かりやすく伝えることができる』ってことかな」
和樹「ん? それって、頭良いの?」
隆太「ああ、専門的なことでも、素人に分かるように説明できるってことは、ちゃんと根っこの部分まで理解していないと無理だと思うんだよ」
和樹「ふむ、まぁ、そう言えるの、かな?」
隆太「コンピュータ・グラフィックスの利用範囲は急速に拡大しつつあって、3次元コンピュータ・グラフィックスは事物の直感的理解にとって有効なんだけど、今からこの手法を一般相対論に利用する方法を明らかにするね」
和樹「なにあほなこといってますん?」
隆太「とまぁこうなるわけだ。アホだろ? それに比べて分かりやすい例えをしている人って、ちゃんと理解して伝えてるんだなーってさ」
和樹「何でそんな事思ったの?」
隆太「この前英語でグループワークあっただろ? それで難しめの英語を使ってる奴がいたんだよ。鼻高々とな」
和樹「まぁそれも単語分かってたら分かったんだろうけどね」
隆太「floccinaucinihilipilificationって分かるかっての」
※floccinaucinihilipilification……無意味だとみなすこと、またはその癖。 無価値または無益だとみなすこと
和樹「うわ、今何て言ったの? ……あいや言い直さなくていい聞きたくない」
隆太「だから、専門用語使うのってアホに見えるんだなーって」
和樹「草とか、ff外から失礼しますとか、33-4とか」
隆太「それはアホっていうかボケだな、インターネット老人会にしか通じねぇよ」
和樹「それは草」
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