2人の幸せとは?今世も双子の姉妹で生まれちゃいました!

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初等部⑭

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学園から帰宅すると、ジュリアがみんなが集う部屋にいました。

「おかえり。今日は実戦訓練だったんでしょ?どうだったの?」

「実戦訓練は上手くいったよ。いつものメンバーでグループだったから、授業で習ったとおりにできたの。」

「ふ~ん、良かったわね。私も早く実戦訓練したいな~。」

今日の実戦訓練の様子をジュリアが詳しく聞きたがり、聞かれることを私が答えるという時間を過ごしました。

お父様達はそんな私達の様子を、同じ部屋でお茶しながら見ていました。








ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

昨日神殿にお父様達と行ってから、今日の朝まで寝ちゃってた私。

神殿に着いてからの記憶がないのよね...。

そもそも神殿へは、何しに行ったのかしら?
なんか体はスッキリしているし、心の中のモヤっとしたものがなくなった感じで不思議だわ。

それにしても、昨日・今日と学園をお休みしちゃったし、みんなより遅れをとっちゃうじゃない?
ただでさえ、私は基礎の精霊魔法がやっとなんだから、じゃんじゃん訓練して、もっともっと上を目指さなきゃいけないんだから。

だから今日もみんなが集う部屋にいて、ソフィアの帰りを待ってたわ。
今日は初めての実戦訓練の日だもの。どうだったか?を詳しくソフィアから聞いとかないと。

でも、せっかく私が聞いてあげたのに、あまり為になる話はなかったわ。

それはそうよね。
だって、私と違って、ソフィアは精霊魔法なんて楽勝だもの。
それに今日のグループのメンバーも優秀どころだけで組んでるし。

ソフィアの問題は、毎回グループのメンバーが変わることよね?
ソフィア自身が優秀でも、グループとしての連携はどうかしら?
あの、‘人’苦手のソフィアが率先してコミュニケーションがとれると思えないし、きっと誰かが指示するとおりにしか動けないわね。

私はグループのリーダーとして、みんなをまとめられるように頑張ればいいわね。誰とでも仲良くなれるのが、私のいいところだもの。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー








大神官様の言うとおり、ジュリアは次の日の朝、ソフィアが学園に行った後に目覚めた。

目覚めたジュリアは、なぜか、纏う雰囲気が違うように思えた。

言動はいつもとなにも変わりないのだが、穏やかになったというのか、今まで感じていた違和感というものが薄くなったような気がする。

それに、ジュリアにも【黒】が見えなくなったのか、【黒】について何も言わない。

【黒】の記憶を失ったのか?

大神官様方の‘浄化’が、ジュリアの本質にいい影響を与えたのか?

学園から帰宅したソフィアにジュリアが話しかけていたが、その様子はいつもと変わりなかった。

ソフィアの話を聞きながら、''私ならこうできるのに...''や''時間の無駄ね''と思いながらソフィアと会話してるのだろうと感じ取れた。

ソフィアへの思いは、なにも変わっていないのだろう。

【黒】のことがある以上、ソフィアはやはり、中等部は留学させるべきか?

ソフィアだけ(ジュリアを知らない)と交流する者達がいるというのは、後々の安心にも繋がる。

双子ももう五年生。
留学させるなら、そろそろソフィアに話をしなくてはいけないな...。



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