【完結】にいちゃん。僕はクラスのギャルのことが好きなので、お尻を開発しないでください〜女の子とエッチ出来なくなったらどうするの!?〜

チョロケロ

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第五話 お仕置きのあと

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 にいちゃんはついばむようにキスをすると、そのままペロリと僕の唇を舐めた。舌でツンツンと僕の唇をノックしたが、僕は決して唇を開かなかった。

「りっくん。口開けてよ。エッチなキスをしよう」
「やだ。僕もう疲れた」
「え~? りっくんがチュウしてって言ったんじゃないか」
「唇が触れ合うだけのキスでいいの。エッチなキスまではしたくない」
「え~?」

 にいちゃんは心底ガッカリした表情で僕から退いた。

「酷いよりっくん。俺をその気にさせといてその態度はなに?」
「だって疲れたんだもん。――それよりにいちゃん、お腹空いたよぉ~」

 もう夕飯の時間なのだ。
 お仕置きという名の運動もしたし、お腹がぺこぺこだ。僕はじぃっとにいちゃんを見つめると、腕を掴みユサユサと動かした。

「お腹空いた。なんか作って~」

 食事を作るのはほとんどがにいちゃんだ。と言うか、家事全般をにいちゃんにやってもらっている。本当は僕もやらなきゃいけないんだけど、面倒くさくてついついサボってしまうのだ。
 にいちゃんの手をわずらわせないために、せめて朝は一人で起きよう。それが最近の目標だが、まだ一度も達成されたことはない。

 にいちゃんはそんなダメダメな僕を見ながらハァーっとため息をはいた。

「全く猫みたいだよりっくんは。自由奔放じゆうほんぽうなんだから。――分かった分かった、ご飯作ってあげるからそんな可愛い顔で見つめないで」

 この顔のどこが可愛いのか謎だ。まぁそんなのどうでもいいか。それよりご飯だ、ご飯!
 僕はこの喜びを表現するために、ニコニコしながらバンザイをした。

「やったー! あのね、夕飯は唐揚げがいい! にいちゃんの唐揚げ大好き!」
「唐揚げか……。いいよ。冷凍庫に鶏肉があったと思うから作っておくよ。りっくんはその間にお風呂入っちゃいなさい」
「うん!」

 こうしてにいちゃんはキッチンに、僕はお風呂場に向かったのだった。

※※※※

「いただきまーす!」

 大盛りによそったご飯茶碗を掴み、僕は大喜びで唐揚げに箸を突き刺した。
 そのまま大きな口でパクリと唐揚げに食らいつき、ご飯をかき込む。

「美味しーい! にいちゃんの唐揚げ最高!」

 僕がモシャモシャ口を動かしながら褒めると、テーブルの対面に座るにいちゃんが穏やかに笑った。

「そう? 良かった。野菜も食べるんだよ?」
「うん!」

 こうして穏やかな夕食の時間が過ぎていった。
 しばらくすると、にいちゃんがお茶を飲みながら静かに口を開いた。

「それでりっくん。牧田とか言うやつは何者なの?」
「へ?」

 突然牧田さんの名前がでたので、僕は目を丸くした。そんな僕を見つめながら、にいちゃんは話を続ける。

「りっくん。牧田とか言うやつの名前呼びながらオナニーしてただろ?」

 あ……。そう言えば、さっきそんなことをしていたな。わざわざ蒸し返さないでよ……。

「やだよにいちゃん……。オナニーのことはもう忘れて」
「絶対忘れない。忘れるものか。りっくん、牧田とか言う奴のことが好きなの?」

 オナニーのことに触れられるのは恥ずかしいが、牧田さんのことについては話したい。
 だって牧田さんってとっても素晴らしい女の子だから。
 僕は照れたように頰をかくと、コクンとうなずいた。

「うん。牧田さんって僕の憧れの女の子なんだ」

 途端ににいちゃんから盛大な舌打ちがもれた。
 え!? なんで舌打ちするの!?
 僕、なにかにいちゃんを怒らせるようなこと言ったかなぁ!?
 慌てる僕をよそに、にいちゃんはしかめっ
つらをしながら話を続ける。

「ふーん。牧田さんってどんな女なの?」
「!」

 よくぞ聞いてくれました! 
 牧田さんと言う素晴らしい女の子を語りたくてたまらなかった僕は、目を輝かせて口を開いたのだった。
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