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タラコ女

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ズンズンズンズン!

ある日の日曜の朝。
ド派手な音楽が流れる某ストリップクラブ。
その中ではマイクロビキニを着た
ある1人の巨乳巨尻の
金髪ポニーテール美女が
ドスケベポールダンスを踊っていた。
そしてその光景を
カニパンを食べながら見つめる
俺こと徳川秀吉。

「秀吉ぃぃぃぃぃぃぃん!!
もっと見てぇぇぇん!!
私のドスケベボディ!!」

金髪美女は躍りながら
恍惚の表情で俺に
猛烈なアプローチをしてくる。

「………もういい、その辺にしとけ」

俺の一言で金髪美女は
ピタッとダンスをやめる。

「ひ、秀吉………?」

呆然とする金髪美女の元に
俺はスタスタと歩み寄る。

「………尻突き出せ……」

「……もしかして……お仕置き………?」

「ああそうだ」

「……分かりました………どうぞ……」

金髪美女は"正"の字が大量に書かれた
ドエロ巨尻を俺の方に突き出す。

「こんの……馬鹿女がぁぁぁぁぁぁ!!!」

ベチィン!!

「あひぃん!!!」

巨尻をおもいっきり手の平で叩く俺。
そして叩かれて喘ぐ金髪美女。

「てめぇダンス中は話しかけてくんなって
俺100万回くらい言ったよなぁぁぁ!?
何度言ったら理解するんだ
この偏差値38がぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

ベチチン!!ベチチン!!ベチチンチン!!
ベッチン!!ベチチン!!ベチチチンチン!!

俺は何度も何度も
尻にスパンキングを繰り返した。

「ああ~!!いい!!もっと!!
もっと叩いて~!!!」

ヨダレを垂らしながら
アヘる金髪美女。

(チッ……この変態ドM女め……)

金髪美女のアヘ顔が
キモすぎると思った俺は
途中で尻叩きをやめた。

「!!どうして……!?
どうしてやめちゃうの!?
この哀れな雌豚には
もっとお仕置きが必要でしょ!?」

「これ以上やっても
お前が喜ぶだけだからな……
というかよ~……
まさかお前がここまで淫乱になるなんて
夢にも思ってなかったよ……"ミラン"……」

"ミラン"……ミラン・ベール
皆さん覚えているだろうか。
俺の事を毎日痛め付けていた
不良グループのリーダーだ。

先週俺はコイツに復讐した後
コイツの事を
ある無人島に置き去りにしてったのだが
後日きちんと回収してあげたのである。
(なんて聖人なんだろう俺。)
で、その後はコイツを俺専属の
奴隷にさせてやろうと思ったのだが
それだけでは面白くないと思い
チートを使ってコイツに
今巷で流行っている
"女体化"をさせる事にしたのだ。

女体化後、最初は抵抗を見せていたが
連日行われた俺の常軌を逸した調教により
男としての人格は徐々に失われていき
見た目だけでなく心も完全なメスと化した。
220cm、145kgの強面男の面影は
今やどこにもない……。
今俺の目の前にいるのは
俺より二回り程小さい
165cm、52kgの
巨乳巨尻の淫乱マゾ奴隷女なのだ。

余談だが
今俺達がいるストリップクラブは
コイツの自宅をチートで改装した
ものである。


「ふ~……さてと、俺帰るわ
今日は"アイツ"に復讐しなきゃ
いけないし」

「いや!!行かないで!!
1人ぼっちにしないで!!
寂しくて死んじゃう!!」

「Don't touch!!」

バシィッ!!

「きゃっ!!」

ズシャアッ

その場から去ろうとする
俺の腕を掴むミラン。
そしてそれを手でハジく俺。

「馴れ馴れしいんだよ!!
てめぇ自分の立場理解してんのか!?
いいか!?てめぇは俺の奴隷だ!!
奴隷は奴隷らしく
申し訳なさそうに大人しくしてろ!!」

「うう~……グスン……はい……」

「……気分が良ければ
また来週の日曜日遊んでやる……
じゃあな」

「……ッ!!はい!!」

ブオンッ

俺は瞬間移動を使い
その場を去った。

ブオンッ

「さて、気持ち切り替えて
復讐といきますか」

俺が瞬間移動でやって来たのは
ある低能バカマ◯コの自宅だった。

「"根元"……凄惨な目に合わせてやるぜ……」

"根元"……根元晴香(ねもと はるか)
1年A組、出席番号23番
タラコの様な分厚い唇が特徴的な
ドブスだ。
コイツにどうして復讐するのかというと
ある日の校外学習の時に
俺からやや離れた位置(約20m)で
友達と一緒に俺の方を見ながら
「気持ち悪いね」と言ってきたからだ。
あのバカマ◯コはあの距離からなら
俺に聞こえてないと思ったんだろうが
俺は地獄耳だ。ちゃ~んと聞こえてたぜ。

「よし……行くか……!」

俺はチート"すり抜け"を使用し
早速根元宅へと入った。
そして入ったら即効
中年ババアと鉢合わせた。

「ちょっ!!何なのあなた!?
どこから入ってきたの!?」

(チィッ……母親がいたか!)

バコォン!!

「がっ……!」

ドサッ

俺はとっさに
懐に隠し持っていた大根で
根元母の頭部を殴打。
そして気絶して倒れる根元母。

「何だ~?どうかしたのか~?
今凄い音がしたぞ~?」

「フンッ!!」

バコォォォォン!!!

ズガァァァァン!!!

音を聞きつけて
根元父がやって来たので
即座に俺は
根元父に大根をフルスイングした。
それによって根元父は吹き飛び
近くの壁にめり込み気絶した。

「ふ~……これで邪魔者は消えたな」




「グガ~……グガ~……」

(このドブス……まだ夢の中か………
休日とはいえ寝すぎだろ……
てかイビキうるせぇ……)

俺は今
根元の部屋にいた。

(さ~て……どうしたもんかねぇ……
どんなチートを使ってやろうか……)

「グガ~……グガ~…………ん……?」

「あ………」

目を覚ます根元。
そして俺と目が合う。

「いやああああああああああ!!!
何で狸猿がここにいんのよおおおお!?」

「うるせぇな」

バコォッ!!

「がっ!!」

俺は根元の顔面に
大根をお見舞いしてやった。

「がはっ……!ああ~……!」

大根攻撃で鼻が折れ
悶絶気味の根元。

「根元……俺が何でここに来たか分かるか?」

「知らないわよ!!」

「お前に復讐するためさ……
お前校外学習の時に
俺に対して気持ち悪いとか言っただろ?
あれ凄い傷付いたぞ」

「はぁ!?言ってないわ!!」

「………お前も仙崎と一緒か……
他人への悪口なんていちいち
覚えちゃいねぇってか……」

「何イミフな事言ってんの!?
てかこんな事してタダで済むと
思ってるの!?警察呼んでやる!!」

スマホで警察に電話をかける根元。

「…………あれ?
繋がらない……!!どうして!?」

「フフ、チート"電波遮断"を使ったからさ
ここから半径25kmはスマホが使えません」

「!?チ、チート!?
何を言って……!?」

「説明したとこで
低能バカマ◯コには理解できんだろ……
チートON"肌年齢50歳"」

根元の肌はシワシワになる。

「い、いやぁぁぁぁぁぁ!!!
何よこれぇぇぇぇぇぇぇぇ!?
ママよりシワシワ!!」

「チートON"下半身キャタピラ"」

根元の下半身がガンタンクの様な
キャタピラと化した。

「いやぁぁぁぁぁぁぁ!!!
MSの出来そこないぃぃぃ!!!」

「チートON……」

「ま、待ってぇぇ!!!!
ごめんなさい!!もう許してぇぇ!!
悪口言ってすみませんでしたぁぁ!!」

俺が次のチートを使用しようとした瞬間
根元は大声で謝罪をしてきた。

「…………しょうがねぇな………」

俺は根元にかけたチートを全て解除した。

「ハァ……ハァ……うう……」

体が元に戻り安心したのか
泣き出す根元。
そんな根元に俺は忠告をする。

「根元よ……今後平和な学校生活を
送りたいと思ってるなら
俺を怒らす様な事は二度とするなよ……?
もしもまた俺に対して
悪口とか言ったりしたら
今日以上にキツイ事を
お前にしてやるからな?」

「は……はい……分かりました………」

根元はガタガタと震えながら答える。

「フフ……お利口だ……
仙崎より賢いよお前は」

根元にそう言った後
俺は瞬間移動で
愛しの寧々の待つ自宅へと帰った。
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