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第76話 異世界対談
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ウラガン団長、ロンベル大臣と共に再び部屋へと戻り話をすることに。
「何度もすまないね。私は昨日イストウィアという世界から来たイネスという者だ」
「いえ、改めてお話を窺いましょう。私はこの国の騎士団をまとめている、騎士団長のウラガンです」
「よろしく頼むよ。この二人は私より先にこの世界に来ていたリネットとフィオだ。この世界については少しだけ話は聞いている」
イネス先生は自己紹介をして、ウラガン団長にもう一度自分達がここに来た目的を話す。
「……気になるところはありますが、話は大体解りました。アークの連中がこのままオーブを使えばあなた達の世界にも被害が出るから、それを止めに来たということですね?」
「そうなるね。それで今日来たのは私達の存在を認めてほしいのと、この世界で生活するあたって援助を頼みたいんだ」
「国王は不在ですがそれくらいは構わないと思いますし、アークを倒すのが目的なら協力関係は築けるはずです」
「私達だけではあれだけの人数をどうにか出来ないからね。そうしてもらえると助かるよ」
「そうですか……」
ウラガン団長は下を向いて何かを考え始める。
俺は第三者の立場としてウラガン団長に三人のことを補足しておく。
「ひょんなことから彼女達と知り合いになったんですけど、この人達の言うこと本当だと思いますよ。初めて会ったときエルソールには絶対無いと思われる服装でしたし、ギフトではない別の力も持ってました」
そう言うとウラガン団長は考えるの止め、俺の方に顔を向けて返答をする。
「君はサルブレムから召喚された身だからこの人達と違う世界の人間だものな。それに君は来客扱いだからこの人達に加担する理由もないか」
「俺も初めて会ったときは警戒しましたけどね。その後ずっと一緒に行動して見てきましたけど、彼女達は色々大変なことがあってもこの世界のことを救おうとしてましたよ」
「昨日は君のおかげで敵が退却してくれたのもあるしな、君がそう言うなら俺は信用するよ」
ホッ、良かった。ウラガン団長は信じてくれてるんだな。
ウラガン団長はイネス先生に気になった疑問を投げ掛ける。
「先程自分達の方が可能性があるとおっ
しゃってましたが、そちらの軍勢だったらどうにかなりそうなんですか?」
「そうは言ったが実際どうだろうね。私達の世界から大人数を転移させるなんて出来ないし、なによりあのベルナデッドとかいうのが問題だね。他はどうにかなってもあいつはうちでもちょっと厳しそうだ」
「私も初めて対峙しましたが明らかに異常ですね。今まで大きな争いが無かったから気付きませんでしたが、あんな人間が居るとは思いもしませんでした。昨日はこちらも能力を上げて挑んだのにあの様です……」
「ソウタから聞いたがジュラールってやつが本命なんだろ? そいつもあの女と同じくらい強いと考えていいね」
「ジュラール……。私も噂でしか聞いたことがないのですが、話によるとニフソウイ国内では闘神と崇められてたそうです」
「それと、理由は判明してないんだけど、私達の世界から何人か人が来てるらしいんだ。ムングなんとかって国と繋がってるらしくてね。こいつらもどうにかしなきゃいけない」
「なんですって! 我々はムングスルドとは友好な関係ですがそんな話聞いたことないですよ。まあ、最近あの国は良からぬことばかりしてるみたいだから、我々に黙っててもおかしくはないでしょうけど……」
「アークの連中はムングスルドを狙うだろうから、お互いに戦って疲弊したところを仕留めたいところだがね。そううまくはいかないだろう」
「国王が今ムングスルドやグラヴェールに呼び掛けて会議を開いてますが、果たしてどうなることやら……。もしアークを潰すために協力関係を結べたとしても、あまり良い選択肢とは言えないでしょうしね」
「元々ムングスルドってのが悪いわけだから、協力してアークを壊滅させてもまた新たな火種を生むだけだろうね」
「ムングスルドとグラヴェールを無視してきた我々も悪いんです。もう少し早く手を打つべきでした」
「お前さん一人が悪いわけじゃないんだし、世界の流れってのは否応なしにそういう進みかたをするもんさ。そのムングスルドってのはどんなことやったんだい?」
「少し前から人間狩りをしたり、他国に細菌兵器をばら蒔いたりしてるらしいんです。こちらも問い詰めはしたんですが、知らぬ存ぜぬの一点張りでしてね。調べてもみたんですが証拠もないし、そんなことをする理由も無いと思ってました」
人間狩りなんてしてたのか。やっぱりアーク連中よりムングスルドやグラヴェールの方が数段質が悪いな。
イネス先生はウラガン団長の話を聞いて、少しだけ険しい顔付きになり話を続ける。
「それが本当ならろくでもない国だね。それならアークの連中は報復するまで止まらないだろうよ。ということは、ムングスルドとアークを止めるのを同時にやらなきゃね」
「そうなりますね。いずれにせよ戦力の増強は必要ですからね。他の国々とも連携を取っていかないといけません」
「戦いってのは結局のところ数がものをいうからね。出来るだけ集めた方がいいだろうけど、そこはどうなんだい?」
「とりあえずアルパルタという国とは絶対協力しないといけません。現状唯一SSランクのギフトを保持している国だから、ムングスルドやグラヴェールに対する切り札になるでしょう」
「アークはアルパルタにあるそのギフトも狙ってるらしいから、絶対死守しないといけないね。他にも同盟国はあるのかい?」
「幸いなことにサルブレムは敵を作らずに小国とも友好な関係を築いてきましたから、一緒に戦ってくれる国はあるでしょう。後、出来ればあそこ協力がしてくれると助かるのですが……」
ウラガン団長は奥歯に物が挟まったような言い方をして首を捻っている。
「ん? なんだい? はっきりしない物言いだね」
「ダルカデルという傭兵や冒険者のギルドがある国なんですが、そこは国こそ小さいものの、国力は四大国に匹敵するほどなんです」
「そこを口説き落とせればかなり有利になりそうだが、そうすることが難しい何かの問題があるんだね」
「そうなんです。ただ、その国は少し特殊でしてね。自国の人間が少ないし皆自由に行動してますから、いくら世界の危機とはいえ協力してもらうのは難しいと思ったんです。それに我々のような力がある大きな国のことを良くは思ってないみたいですしね」
「他国から来た人間が多いんだったらまとめるのは確かに難しそうだね。……ソウタ。あんた、説得をするためにその国に行ってみないかい?」
イネス先生の口から突然俺の名前が出てきて思わず生返事をしてしまう。
「へっ?」
「何度もすまないね。私は昨日イストウィアという世界から来たイネスという者だ」
「いえ、改めてお話を窺いましょう。私はこの国の騎士団をまとめている、騎士団長のウラガンです」
「よろしく頼むよ。この二人は私より先にこの世界に来ていたリネットとフィオだ。この世界については少しだけ話は聞いている」
イネス先生は自己紹介をして、ウラガン団長にもう一度自分達がここに来た目的を話す。
「……気になるところはありますが、話は大体解りました。アークの連中がこのままオーブを使えばあなた達の世界にも被害が出るから、それを止めに来たということですね?」
「そうなるね。それで今日来たのは私達の存在を認めてほしいのと、この世界で生活するあたって援助を頼みたいんだ」
「国王は不在ですがそれくらいは構わないと思いますし、アークを倒すのが目的なら協力関係は築けるはずです」
「私達だけではあれだけの人数をどうにか出来ないからね。そうしてもらえると助かるよ」
「そうですか……」
ウラガン団長は下を向いて何かを考え始める。
俺は第三者の立場としてウラガン団長に三人のことを補足しておく。
「ひょんなことから彼女達と知り合いになったんですけど、この人達の言うこと本当だと思いますよ。初めて会ったときエルソールには絶対無いと思われる服装でしたし、ギフトではない別の力も持ってました」
そう言うとウラガン団長は考えるの止め、俺の方に顔を向けて返答をする。
「君はサルブレムから召喚された身だからこの人達と違う世界の人間だものな。それに君は来客扱いだからこの人達に加担する理由もないか」
「俺も初めて会ったときは警戒しましたけどね。その後ずっと一緒に行動して見てきましたけど、彼女達は色々大変なことがあってもこの世界のことを救おうとしてましたよ」
「昨日は君のおかげで敵が退却してくれたのもあるしな、君がそう言うなら俺は信用するよ」
ホッ、良かった。ウラガン団長は信じてくれてるんだな。
ウラガン団長はイネス先生に気になった疑問を投げ掛ける。
「先程自分達の方が可能性があるとおっ
しゃってましたが、そちらの軍勢だったらどうにかなりそうなんですか?」
「そうは言ったが実際どうだろうね。私達の世界から大人数を転移させるなんて出来ないし、なによりあのベルナデッドとかいうのが問題だね。他はどうにかなってもあいつはうちでもちょっと厳しそうだ」
「私も初めて対峙しましたが明らかに異常ですね。今まで大きな争いが無かったから気付きませんでしたが、あんな人間が居るとは思いもしませんでした。昨日はこちらも能力を上げて挑んだのにあの様です……」
「ソウタから聞いたがジュラールってやつが本命なんだろ? そいつもあの女と同じくらい強いと考えていいね」
「ジュラール……。私も噂でしか聞いたことがないのですが、話によるとニフソウイ国内では闘神と崇められてたそうです」
「それと、理由は判明してないんだけど、私達の世界から何人か人が来てるらしいんだ。ムングなんとかって国と繋がってるらしくてね。こいつらもどうにかしなきゃいけない」
「なんですって! 我々はムングスルドとは友好な関係ですがそんな話聞いたことないですよ。まあ、最近あの国は良からぬことばかりしてるみたいだから、我々に黙っててもおかしくはないでしょうけど……」
「アークの連中はムングスルドを狙うだろうから、お互いに戦って疲弊したところを仕留めたいところだがね。そううまくはいかないだろう」
「国王が今ムングスルドやグラヴェールに呼び掛けて会議を開いてますが、果たしてどうなることやら……。もしアークを潰すために協力関係を結べたとしても、あまり良い選択肢とは言えないでしょうしね」
「元々ムングスルドってのが悪いわけだから、協力してアークを壊滅させてもまた新たな火種を生むだけだろうね」
「ムングスルドとグラヴェールを無視してきた我々も悪いんです。もう少し早く手を打つべきでした」
「お前さん一人が悪いわけじゃないんだし、世界の流れってのは否応なしにそういう進みかたをするもんさ。そのムングスルドってのはどんなことやったんだい?」
「少し前から人間狩りをしたり、他国に細菌兵器をばら蒔いたりしてるらしいんです。こちらも問い詰めはしたんですが、知らぬ存ぜぬの一点張りでしてね。調べてもみたんですが証拠もないし、そんなことをする理由も無いと思ってました」
人間狩りなんてしてたのか。やっぱりアーク連中よりムングスルドやグラヴェールの方が数段質が悪いな。
イネス先生はウラガン団長の話を聞いて、少しだけ険しい顔付きになり話を続ける。
「それが本当ならろくでもない国だね。それならアークの連中は報復するまで止まらないだろうよ。ということは、ムングスルドとアークを止めるのを同時にやらなきゃね」
「そうなりますね。いずれにせよ戦力の増強は必要ですからね。他の国々とも連携を取っていかないといけません」
「戦いってのは結局のところ数がものをいうからね。出来るだけ集めた方がいいだろうけど、そこはどうなんだい?」
「とりあえずアルパルタという国とは絶対協力しないといけません。現状唯一SSランクのギフトを保持している国だから、ムングスルドやグラヴェールに対する切り札になるでしょう」
「アークはアルパルタにあるそのギフトも狙ってるらしいから、絶対死守しないといけないね。他にも同盟国はあるのかい?」
「幸いなことにサルブレムは敵を作らずに小国とも友好な関係を築いてきましたから、一緒に戦ってくれる国はあるでしょう。後、出来ればあそこ協力がしてくれると助かるのですが……」
ウラガン団長は奥歯に物が挟まったような言い方をして首を捻っている。
「ん? なんだい? はっきりしない物言いだね」
「ダルカデルという傭兵や冒険者のギルドがある国なんですが、そこは国こそ小さいものの、国力は四大国に匹敵するほどなんです」
「そこを口説き落とせればかなり有利になりそうだが、そうすることが難しい何かの問題があるんだね」
「そうなんです。ただ、その国は少し特殊でしてね。自国の人間が少ないし皆自由に行動してますから、いくら世界の危機とはいえ協力してもらうのは難しいと思ったんです。それに我々のような力がある大きな国のことを良くは思ってないみたいですしね」
「他国から来た人間が多いんだったらまとめるのは確かに難しそうだね。……ソウタ。あんた、説得をするためにその国に行ってみないかい?」
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「へっ?」
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