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第133話 一歩一歩着実に
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城中をくまなく探してみたが、シュヴィさんの姿は見当たらない。
本当にどこにいるんだよ。会議室にいたクロムさんも知らないって言ってたし、やっぱりどこかに出掛けてるのかな?
一旦探すのを諦めて、先にテヘルさんに会いに行くことにする。
「おっ! ソウタではないか」
城の出口に差し掛かったとき、突然誰かに声を掛けられる。
しかし、後ろを振り返ってみても誰もおらず、周囲を見回してみるが誰の姿も見当たらない。
今確かに……気のせいか?
「ここじゃ! お主の足元じゃよ」
そう言われて足元を見てみると、黒い何かを持ったモモンガが立っていた。
「モモチさんじゃないですか! 良かった! 探していたんですよ!」
「なんじゃ、ワシを探しておったのか?」
「探していたのはシュヴィさんなんですけどね。ところで何を持ってるんです?」
「これか? これは、変なじじいがくれたんじゃ。甘くて中々うまいぞ」
モモチさんはそう言いながら一口かじる。
「ああ、それ羊羮だったんですね。多分それをくれたのはウェアリさんですよ」
「ほお、羊羮というのか。食べてるとお茶が欲しくなるの」
「食べてるところ申し訳ないんですけど、シュヴィさんのところに連れていってもらってもいいですか? 城中探したけど、どこにもいなくて困っていたんですよ」
「おお、そうじゃったな。よかろう、付いてまいれ」
モモチさんの案内で城の外に植えてある木の前まで行く。
「主はあそこじゃ!」
そう言ってモモチさんが木のてっぺんを指差す。そこには、木の上で腕を組んで立っているシュヴィさんの姿があった。
あんなところにいたのか! 道理で城中探しても見つからないはずだ。
「シュヴィさーん! ちょっといいですかあ!」
俺は手を振りながら大声で呼ぶ。
その声に気付いたシュヴィさんが、木の上からフワリと飛んで降りてくる。
「どうした?」
「シュヴィさんにお願いがあって来ました」
「俺に?」
「ええ、俺がある国まで手紙を届けに行こうしたら、エクシエルさんがシュヴィさんに頼んでみたらどうだって言ってくれたんです。だから、ちょっと来てみたんですけど、どうですか?」
「……ならば問題無い。国と受取先の名前の教えてくれ」
「ニフソウイ国のロルローンというところです。そのロルローンで騎士団長をしているガレインって人に、これを渡して欲しいんです」
俺はサウザールから戻ってくる道中で書いた手紙をシュヴィさんに手渡す。
「承知した」
シュヴィさんは俺から手紙を受け取ると、「行くぞ……」と一言だけ呟く。
それを聞いたモモチさんは、持っていた羊羮を口一杯に頬張り、シュヴィさんの足を伝って肩に乗る。
「じゃあのソウタ! 必ず届けやるから少しの間待っておれ」
「すみませんけどお願いします!」
俺がそう言い終わらないうちに、シュヴィさんはその場で高く跳躍して再び木の上に登る。
そして、そこから更に城の屋根に飛び移り、屋根の上から空に向かって飛び上がる。
シュヴィさんは光の粒子を撒き散らしながら風呂敷を広げ、滑空しながらいずかへ消えていく。
フゥ! 今日も最高にクールだな! 俺も早くあんな男になりたいぜ。
小さくなっていく二人を見送った後、急いでテヘルさんが泊まってる宿屋に行く。
宿屋の主人に事情を説明してテヘルさんが泊まっていないか確認をする。
すると、やはりテヘルさんは泊まってるみたいで、すぐに主人が呼んできてくれる
しばらく受付で待っていたらテヘルさんが姿を現し、軽く手を上げて俺に挨拶をする。
「おお、ソウタ君! 帰って来たか!」
「テヘルさん! お待たせしてすみません」
ひとまず近くにある茶店に場所を移して、そこで話を聞くことにする。
「いつ来られたんですか?」
注文したアイスティーを一口飲みながら聞いてみる。
「五日前に来たんだ。ソウタ君を訪ねて城に行ったんだが、不在のようだったからこの宿屋で待つことしたんだよ」
「すみません、ちょっとアルパルタまで出掛けてたんです」
「そうだったのか。城の方も慌ただしい雰囲気みたいだったけど、何かあったのかい?」
「グラヴェールとムングスルドがサルブレムとアルパルタに進行してきたんです。それで、慌ただしかったんだと思います」
「なんだか大変なことになってるんだな……」
「四大国からSSランクのギフトが無くなりましたし、その二国が好き放題やり始めてますからね」
「こっちもソウタ君に援軍を送る準備が出来たぞ。ファグルド王はすぐにでもムングスルドを制裁したいらしいが、いつ頃にするね?」
「ははっ、ファグルドさんらしいですね。でしたら……すぐに援軍を送ってもらっていいですか? 俺は少しやることがありますが、サルブレムまで来ることを考えたらちょうどいいでしょう」
「解った、では後で手配しておこう」
「サルブレム側には俺から伝えておきますので、よろしくお願いします」
「ラスネル達も会いたがっていたから多分真っ先にくるはずだ」
「それは楽しみですね。皆さんがいればムングスルドとの戦いもすぐに決着がつくでしょう。ところで、ダルカデルの方はもう落ち着いたんですか?」
「ああ! 君達のおかげでもういつもの日常に戻ってきたよ。前よりも忙しいかもしれんくらいだ」
「それは良かった。次はもうラルフォードみたいなやつが現れないようにしたいですね」
「そうだな。しかし、それはダルカデルだけではなく他の国も同じことが言える。微力ではあるが私も手伝わせてもらうよ」
「いえ、今は少しでも戦力が欲しいので、ダルカデルからの援軍は大きいです。一緒にこの混乱を収めましょう」
この後しばらく話し込み、テヘルさんを宿屋に送って家に帰る頃にはすっかり夜になっていた。
結構話し込んでしまったけど、こっちの現状も知ってもらえたから良かったな。
帰りにリネット達の家に寄り、玄関先でサーシャにフィオが帰っていることを教えてもらう。
「そうか、フィオは楽しんできたのか。気になったから、ちょっと寄らせてもらったんだ」
「ええ、もう疲れて寝てますけどね。それはそうと、お茶でも飲んでいかないですか?」
「いや、みんなも帰ったばかりで疲れてるだろうから、このまま帰るよ」
「今日は別々で食事をするということだったんで、私達は帰りに食べてきたんですけど、ソウタさんもちゃんと何か食べました?」
「ああ、帰りに買ってきたから心配ない。明日また改めて話をさせてもらいに来るよ。じゃあ!」
サーシャに別れを告げて向かいにある自分の家に帰宅する。
本当にどこにいるんだよ。会議室にいたクロムさんも知らないって言ってたし、やっぱりどこかに出掛けてるのかな?
一旦探すのを諦めて、先にテヘルさんに会いに行くことにする。
「おっ! ソウタではないか」
城の出口に差し掛かったとき、突然誰かに声を掛けられる。
しかし、後ろを振り返ってみても誰もおらず、周囲を見回してみるが誰の姿も見当たらない。
今確かに……気のせいか?
「ここじゃ! お主の足元じゃよ」
そう言われて足元を見てみると、黒い何かを持ったモモンガが立っていた。
「モモチさんじゃないですか! 良かった! 探していたんですよ!」
「なんじゃ、ワシを探しておったのか?」
「探していたのはシュヴィさんなんですけどね。ところで何を持ってるんです?」
「これか? これは、変なじじいがくれたんじゃ。甘くて中々うまいぞ」
モモチさんはそう言いながら一口かじる。
「ああ、それ羊羮だったんですね。多分それをくれたのはウェアリさんですよ」
「ほお、羊羮というのか。食べてるとお茶が欲しくなるの」
「食べてるところ申し訳ないんですけど、シュヴィさんのところに連れていってもらってもいいですか? 城中探したけど、どこにもいなくて困っていたんですよ」
「おお、そうじゃったな。よかろう、付いてまいれ」
モモチさんの案内で城の外に植えてある木の前まで行く。
「主はあそこじゃ!」
そう言ってモモチさんが木のてっぺんを指差す。そこには、木の上で腕を組んで立っているシュヴィさんの姿があった。
あんなところにいたのか! 道理で城中探しても見つからないはずだ。
「シュヴィさーん! ちょっといいですかあ!」
俺は手を振りながら大声で呼ぶ。
その声に気付いたシュヴィさんが、木の上からフワリと飛んで降りてくる。
「どうした?」
「シュヴィさんにお願いがあって来ました」
「俺に?」
「ええ、俺がある国まで手紙を届けに行こうしたら、エクシエルさんがシュヴィさんに頼んでみたらどうだって言ってくれたんです。だから、ちょっと来てみたんですけど、どうですか?」
「……ならば問題無い。国と受取先の名前の教えてくれ」
「ニフソウイ国のロルローンというところです。そのロルローンで騎士団長をしているガレインって人に、これを渡して欲しいんです」
俺はサウザールから戻ってくる道中で書いた手紙をシュヴィさんに手渡す。
「承知した」
シュヴィさんは俺から手紙を受け取ると、「行くぞ……」と一言だけ呟く。
それを聞いたモモチさんは、持っていた羊羮を口一杯に頬張り、シュヴィさんの足を伝って肩に乗る。
「じゃあのソウタ! 必ず届けやるから少しの間待っておれ」
「すみませんけどお願いします!」
俺がそう言い終わらないうちに、シュヴィさんはその場で高く跳躍して再び木の上に登る。
そして、そこから更に城の屋根に飛び移り、屋根の上から空に向かって飛び上がる。
シュヴィさんは光の粒子を撒き散らしながら風呂敷を広げ、滑空しながらいずかへ消えていく。
フゥ! 今日も最高にクールだな! 俺も早くあんな男になりたいぜ。
小さくなっていく二人を見送った後、急いでテヘルさんが泊まってる宿屋に行く。
宿屋の主人に事情を説明してテヘルさんが泊まっていないか確認をする。
すると、やはりテヘルさんは泊まってるみたいで、すぐに主人が呼んできてくれる
しばらく受付で待っていたらテヘルさんが姿を現し、軽く手を上げて俺に挨拶をする。
「おお、ソウタ君! 帰って来たか!」
「テヘルさん! お待たせしてすみません」
ひとまず近くにある茶店に場所を移して、そこで話を聞くことにする。
「いつ来られたんですか?」
注文したアイスティーを一口飲みながら聞いてみる。
「五日前に来たんだ。ソウタ君を訪ねて城に行ったんだが、不在のようだったからこの宿屋で待つことしたんだよ」
「すみません、ちょっとアルパルタまで出掛けてたんです」
「そうだったのか。城の方も慌ただしい雰囲気みたいだったけど、何かあったのかい?」
「グラヴェールとムングスルドがサルブレムとアルパルタに進行してきたんです。それで、慌ただしかったんだと思います」
「なんだか大変なことになってるんだな……」
「四大国からSSランクのギフトが無くなりましたし、その二国が好き放題やり始めてますからね」
「こっちもソウタ君に援軍を送る準備が出来たぞ。ファグルド王はすぐにでもムングスルドを制裁したいらしいが、いつ頃にするね?」
「ははっ、ファグルドさんらしいですね。でしたら……すぐに援軍を送ってもらっていいですか? 俺は少しやることがありますが、サルブレムまで来ることを考えたらちょうどいいでしょう」
「解った、では後で手配しておこう」
「サルブレム側には俺から伝えておきますので、よろしくお願いします」
「ラスネル達も会いたがっていたから多分真っ先にくるはずだ」
「それは楽しみですね。皆さんがいればムングスルドとの戦いもすぐに決着がつくでしょう。ところで、ダルカデルの方はもう落ち着いたんですか?」
「ああ! 君達のおかげでもういつもの日常に戻ってきたよ。前よりも忙しいかもしれんくらいだ」
「それは良かった。次はもうラルフォードみたいなやつが現れないようにしたいですね」
「そうだな。しかし、それはダルカデルだけではなく他の国も同じことが言える。微力ではあるが私も手伝わせてもらうよ」
「いえ、今は少しでも戦力が欲しいので、ダルカデルからの援軍は大きいです。一緒にこの混乱を収めましょう」
この後しばらく話し込み、テヘルさんを宿屋に送って家に帰る頃にはすっかり夜になっていた。
結構話し込んでしまったけど、こっちの現状も知ってもらえたから良かったな。
帰りにリネット達の家に寄り、玄関先でサーシャにフィオが帰っていることを教えてもらう。
「そうか、フィオは楽しんできたのか。気になったから、ちょっと寄らせてもらったんだ」
「ええ、もう疲れて寝てますけどね。それはそうと、お茶でも飲んでいかないですか?」
「いや、みんなも帰ったばかりで疲れてるだろうから、このまま帰るよ」
「今日は別々で食事をするということだったんで、私達は帰りに食べてきたんですけど、ソウタさんもちゃんと何か食べました?」
「ああ、帰りに買ってきたから心配ない。明日また改めて話をさせてもらいに来るよ。じゃあ!」
サーシャに別れを告げて向かいにある自分の家に帰宅する。
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