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十一話
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砦に新たな住人が増えてからしばらく経ったが特に問題もなく日々は続いている。ディートリッヒの連れて来た元王国兵達も身元の確認が取れ、問題のない者は、砦や町で働き始めたり、故郷に帰りたいと望んだ者は故郷へと帰っていった。
そして、問題のある者……帝国で無理矢理番契約を結ばれて破棄されたΩ達はディートリッヒの下で暮らしている。あれとΩ達が納得しているのであればいいのだが……帝国側のΩも複数囲っていると言うから不可思議な関係だ。それでなお他のΩに声を掛けるのだから理解ができない。おそらく一生理解する事はないだろう。
そんなディートリッヒではあるがそこまで目立った問題は起こしていない。帝国から連れて来た者達を管理し、真面目に働いているといって良いだろう。ただ、やはり口が軽いので、部下達から人気のあるΩに粉をかけては、私に報告がくるので困っているといえば困っているが……。
「……ディートリッヒ。部下達から苦情が来ている。いくらなんでもΩに声をかけすぎではないかと」
帝国側の書類を持ってきたディートリッヒにそう告げるが本人は不思議そうに首を傾げる。
「え、あいつらも同じように声かければいいじゃん。俺は思うように声かけてるだけだし、可愛いΩちゃん達の事褒めるの止めるつもりねぇよ。ってか、番持ちとか恋人持ちには挨拶くらいで留めてる俺偉くね?」
「……それが普通では?」
「なに言ってんだよ。Ωちゃんは未婚だろうが既婚だろうが老若男女慈しみ愛でるべき存在だろう?それなのに俺が声かけて番のαに余計な勘繰りされないようにって配慮してる俺は褒められるべきだって」
口が良く回るのは知っているが、これは説得は無理だな。Ω達からの苦情も殆どないし、実を言うと、番のΩがいるα達には好印象ではあるのだ。仲の良い番を見るとαに対して番のΩを、Ωに対しては番のαまで褒めているらしい。Ω好きもここまで来たら見事なものだろう。見習えるとは思えないが。
「いい……わかった。せめて、番持ちと恋人持ちには今のままの対応を頼む」
「おー、わかってるって。じゃ、俺は戻るぜ」
手を軽く振って、執務室を後にしようとするディートリッヒであったが、それよりも前に扉が叩かれた。
「……入れ」
「失礼します」
入室の許可を出せば、入ってきたのはフェルディナンドであった。おそらく、ディートリッヒが持ってきた書類の一部を取りに来たのだろう。
「おっ!フェルディナンドちゃん!今日も可愛いね」
「あ、ああ……ディートリッヒ殿。まだ、いらしていたんですね」
「今日は会えないかと思ったからよかったー。いやー、可愛い子と会えると嬉しいよ」
ディートリッヒにはフェルディナンドが王族である事を伝えてあるのだが、その態度に変化はない。自身の囲ってるΩにも、砦にいるΩにも、王族であるフェルディナンドにさえその態度は一定だ。やはり態度が違うのは、番持ちや恋人のいるΩにだけであろうな。それでも似たようなものではあるのだが……。
「じゃ、お仕事がんばってねー」
フェルディナンドに笑みを向けて執務室を出て行ったディートリッヒ。初日のようなしつこさは無くなったようだが、絡まれたフェルディナンドには疲れが見えた。
「まったく……あの人はいつも飽きもせずに……」
「最初に言ったろう。あれの話は聞き流すようにと」
「そうしたいのですけど……王家からは確実に取り込むように言われているんですよね……あなたと同じく」
ディートリッヒに絡まれている時より疲れた様子のフェルディナンドに以前聞いた話を思い出す。
「……王族は一人のΩに複数のαが伴侶となるんだったか」
「ええ……より優秀なαを複数伴侶としたΩが王位を継承するんです」
「なるほど……なら、こちらにもう少し送り込んでくると思うのだが……」
「温室育ちの王族Ωが軍人だらけの砦に来たがる訳ないじゃないですか。強くて優秀なαでも帝国軍人なんて皆怖がってましたよ」
呆れたように肩をすくめるフェルディナンド。初めて見た王族がフェルディナンドだったから王国の王族は皆こんな感じなのだと思っていたが違うようだ。
「お前はどうなんだ?」
「母が軍人好きでしてね。殆どの父が軍人だったので特には」
「そうか」
頭が良く回るのは本人の性のようだが、フェルディナンドの物怖じしない所は家系からか。家人に軍人が居たという事は、あの時の戦場にもいたのだろうか……。
「ああ、言っておきますけどあの時の戦いにうちの父達は出てませんよ。王族のΩの伴侶になったらΩ優先で軍の第一線からは引退してますので」
……やはり王国の基準はわからんな。強いαを第一線から引かせてそれでよく軍が回るものだ。いや、それらが教官に回るから兵全体が強くなるのだろうか……。
「さ、話はこれくらいにしましょうか。ディートリッヒ殿がいらしていたということは、あちら側の物資の補給についての書類もあるのでしょう?こちらの分と合わせて、王都に要請をしておきます。頂いても?」
「ああ、これだ。頼む」
「ええ、確かに」
書類を受け取り、執務室から出て行ったフェルディナンド。話を聞くに王族のΩとしてαを虜にするように王家から言われているはずなのだが、その事を言葉にしはするものの、この数年そんなそぶりを見せたことはない。働きとしては優秀な文官であるし、補佐だとも思っているが……あれが何を考えているかもわからんな。
考えても仕方のないことに囚われるのも意味がないと、自身が確認すべき書類へと目を通す。確認と承諾の印を押していると、また扉が叩かれる。許可を出せば、エルネストが入ってきた。
「見舞いか」
「はい」
「好きに入れ」
軽く頭を下げ、エルネストはエミリオの眠る奥の部屋へ入っていく。一度目の冬を越した頃から、エルネストは癒師として復帰し、医療班に所属している。だが、日に一度。こうしてエミリオの様子を見に来るのが日課になっていた。毎日顔を合わせるが私への対応は相変わらずである。そういうものだと慣れてしまったが。
エルネストが奥の部屋にこもってしばらくすると、また扉が叩かれた。時間的にはおそらくハンスだろう。任せていた訓練が終わる頃合だ。
「入れ」
「失礼します。訓練が終わりましたので報告に参りました」
予想の通り、ハンスが入室してきて、訓練の結果を聞く。私の部隊の者も、王国側の者も、ディートリッヒが連れて来た者も合同で訓練をするようになって長らく経つ。それなりに仲間意識はあるものの、元より所属していた場所によって対抗意識があるのか、それぞれ組み分けをしての合同訓練はなかなかの結果を出している。時折、混合で組み分けしても面白い結果になるので成果としては上々だろう。
「……近々、訓練の成果を見る為に武術大会でも開くか」
「そうですね。皆も盛り上がるでしょう。……ヴィルヘルム様もご参加に?」
現在の訓練結果を聞くに、たるんでいる様子は無いから見送ってもいいだろう。たまには部下にも花を持たせなければならんだろうからな。だが、私が出ないと知って気が緩む可能性もあるか……。
「今後の訓練の結果次第だな」
「皆に伝えておきますね……きっと訓練にもやる気が入りますよ」
苦笑しているハンスには、気づかれているだろうが兵に伝わらなければ問題ない。それから、今後の訓練について話していると、奥の部屋からエルネストが出てきた。
「おや、エミリオ殿の見舞いにきてたんですねエルネスト」
「ハンスさん」
ハンスの姿を見たエルネストが笑う。最初の頃は、ハンスが相手でも殆ど表情が動かなかったが、今ではその存在を認識するだけで笑みを浮かべるようになった。
「ハンス」
「なんでしょうヴィルヘルム様」
「あらかた話はついたから休憩にでも行って来い」
「ですが……」
「構わん。私もエミリオの側で少し休む」
渋るハンスをエルネストと共に追い出し、内から扉の鍵を掛ける。そして、その足で自室で眠るエミリオの側へと向かった。
二年半以上眠り続けるエミリオの側にはいくつもの氷の薔薇が溢れ帰り、寝台から溢れた物は同じく氷であつらえた花瓶に飾られている。その手に持つのは今朝捧げたばかりの一輪のみ。どうせなら新しい物を持たせたいと、花瓶をあつらえてからはそのようにしていた。
「砦はずいぶんと変わったというのにお前は変わらんな」
エミリオを包む魔力は、その時をあの日のままに留めたまま。髪すら伸びる事はなく、美しい人形のように見える。その目が開くのを、眠ったままの表情が変わるのを、待ち続けて待ち続けて、捧げた薔薇はあとわずかで千に届こうとしていた。
そして、問題のある者……帝国で無理矢理番契約を結ばれて破棄されたΩ達はディートリッヒの下で暮らしている。あれとΩ達が納得しているのであればいいのだが……帝国側のΩも複数囲っていると言うから不可思議な関係だ。それでなお他のΩに声を掛けるのだから理解ができない。おそらく一生理解する事はないだろう。
そんなディートリッヒではあるがそこまで目立った問題は起こしていない。帝国から連れて来た者達を管理し、真面目に働いているといって良いだろう。ただ、やはり口が軽いので、部下達から人気のあるΩに粉をかけては、私に報告がくるので困っているといえば困っているが……。
「……ディートリッヒ。部下達から苦情が来ている。いくらなんでもΩに声をかけすぎではないかと」
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「なに言ってんだよ。Ωちゃんは未婚だろうが既婚だろうが老若男女慈しみ愛でるべき存在だろう?それなのに俺が声かけて番のαに余計な勘繰りされないようにって配慮してる俺は褒められるべきだって」
口が良く回るのは知っているが、これは説得は無理だな。Ω達からの苦情も殆どないし、実を言うと、番のΩがいるα達には好印象ではあるのだ。仲の良い番を見るとαに対して番のΩを、Ωに対しては番のαまで褒めているらしい。Ω好きもここまで来たら見事なものだろう。見習えるとは思えないが。
「いい……わかった。せめて、番持ちと恋人持ちには今のままの対応を頼む」
「おー、わかってるって。じゃ、俺は戻るぜ」
手を軽く振って、執務室を後にしようとするディートリッヒであったが、それよりも前に扉が叩かれた。
「……入れ」
「失礼します」
入室の許可を出せば、入ってきたのはフェルディナンドであった。おそらく、ディートリッヒが持ってきた書類の一部を取りに来たのだろう。
「おっ!フェルディナンドちゃん!今日も可愛いね」
「あ、ああ……ディートリッヒ殿。まだ、いらしていたんですね」
「今日は会えないかと思ったからよかったー。いやー、可愛い子と会えると嬉しいよ」
ディートリッヒにはフェルディナンドが王族である事を伝えてあるのだが、その態度に変化はない。自身の囲ってるΩにも、砦にいるΩにも、王族であるフェルディナンドにさえその態度は一定だ。やはり態度が違うのは、番持ちや恋人のいるΩにだけであろうな。それでも似たようなものではあるのだが……。
「じゃ、お仕事がんばってねー」
フェルディナンドに笑みを向けて執務室を出て行ったディートリッヒ。初日のようなしつこさは無くなったようだが、絡まれたフェルディナンドには疲れが見えた。
「まったく……あの人はいつも飽きもせずに……」
「最初に言ったろう。あれの話は聞き流すようにと」
「そうしたいのですけど……王家からは確実に取り込むように言われているんですよね……あなたと同じく」
ディートリッヒに絡まれている時より疲れた様子のフェルディナンドに以前聞いた話を思い出す。
「……王族は一人のΩに複数のαが伴侶となるんだったか」
「ええ……より優秀なαを複数伴侶としたΩが王位を継承するんです」
「なるほど……なら、こちらにもう少し送り込んでくると思うのだが……」
「温室育ちの王族Ωが軍人だらけの砦に来たがる訳ないじゃないですか。強くて優秀なαでも帝国軍人なんて皆怖がってましたよ」
呆れたように肩をすくめるフェルディナンド。初めて見た王族がフェルディナンドだったから王国の王族は皆こんな感じなのだと思っていたが違うようだ。
「お前はどうなんだ?」
「母が軍人好きでしてね。殆どの父が軍人だったので特には」
「そうか」
頭が良く回るのは本人の性のようだが、フェルディナンドの物怖じしない所は家系からか。家人に軍人が居たという事は、あの時の戦場にもいたのだろうか……。
「ああ、言っておきますけどあの時の戦いにうちの父達は出てませんよ。王族のΩの伴侶になったらΩ優先で軍の第一線からは引退してますので」
……やはり王国の基準はわからんな。強いαを第一線から引かせてそれでよく軍が回るものだ。いや、それらが教官に回るから兵全体が強くなるのだろうか……。
「さ、話はこれくらいにしましょうか。ディートリッヒ殿がいらしていたということは、あちら側の物資の補給についての書類もあるのでしょう?こちらの分と合わせて、王都に要請をしておきます。頂いても?」
「ああ、これだ。頼む」
「ええ、確かに」
書類を受け取り、執務室から出て行ったフェルディナンド。話を聞くに王族のΩとしてαを虜にするように王家から言われているはずなのだが、その事を言葉にしはするものの、この数年そんなそぶりを見せたことはない。働きとしては優秀な文官であるし、補佐だとも思っているが……あれが何を考えているかもわからんな。
考えても仕方のないことに囚われるのも意味がないと、自身が確認すべき書類へと目を通す。確認と承諾の印を押していると、また扉が叩かれる。許可を出せば、エルネストが入ってきた。
「見舞いか」
「はい」
「好きに入れ」
軽く頭を下げ、エルネストはエミリオの眠る奥の部屋へ入っていく。一度目の冬を越した頃から、エルネストは癒師として復帰し、医療班に所属している。だが、日に一度。こうしてエミリオの様子を見に来るのが日課になっていた。毎日顔を合わせるが私への対応は相変わらずである。そういうものだと慣れてしまったが。
エルネストが奥の部屋にこもってしばらくすると、また扉が叩かれた。時間的にはおそらくハンスだろう。任せていた訓練が終わる頃合だ。
「入れ」
「失礼します。訓練が終わりましたので報告に参りました」
予想の通り、ハンスが入室してきて、訓練の結果を聞く。私の部隊の者も、王国側の者も、ディートリッヒが連れて来た者も合同で訓練をするようになって長らく経つ。それなりに仲間意識はあるものの、元より所属していた場所によって対抗意識があるのか、それぞれ組み分けをしての合同訓練はなかなかの結果を出している。時折、混合で組み分けしても面白い結果になるので成果としては上々だろう。
「……近々、訓練の成果を見る為に武術大会でも開くか」
「そうですね。皆も盛り上がるでしょう。……ヴィルヘルム様もご参加に?」
現在の訓練結果を聞くに、たるんでいる様子は無いから見送ってもいいだろう。たまには部下にも花を持たせなければならんだろうからな。だが、私が出ないと知って気が緩む可能性もあるか……。
「今後の訓練の結果次第だな」
「皆に伝えておきますね……きっと訓練にもやる気が入りますよ」
苦笑しているハンスには、気づかれているだろうが兵に伝わらなければ問題ない。それから、今後の訓練について話していると、奥の部屋からエルネストが出てきた。
「おや、エミリオ殿の見舞いにきてたんですねエルネスト」
「ハンスさん」
ハンスの姿を見たエルネストが笑う。最初の頃は、ハンスが相手でも殆ど表情が動かなかったが、今ではその存在を認識するだけで笑みを浮かべるようになった。
「ハンス」
「なんでしょうヴィルヘルム様」
「あらかた話はついたから休憩にでも行って来い」
「ですが……」
「構わん。私もエミリオの側で少し休む」
渋るハンスをエルネストと共に追い出し、内から扉の鍵を掛ける。そして、その足で自室で眠るエミリオの側へと向かった。
二年半以上眠り続けるエミリオの側にはいくつもの氷の薔薇が溢れ帰り、寝台から溢れた物は同じく氷であつらえた花瓶に飾られている。その手に持つのは今朝捧げたばかりの一輪のみ。どうせなら新しい物を持たせたいと、花瓶をあつらえてからはそのようにしていた。
「砦はずいぶんと変わったというのにお前は変わらんな」
エミリオを包む魔力は、その時をあの日のままに留めたまま。髪すら伸びる事はなく、美しい人形のように見える。その目が開くのを、眠ったままの表情が変わるのを、待ち続けて待ち続けて、捧げた薔薇はあとわずかで千に届こうとしていた。
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