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第10章 レイコさんは自重しない
第10章第036話 オタリンでの休日5 炬燵で鍋
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第10章第036話 オタリンでの休日5 炬燵で鍋
Side:ツキシマ・レイコ
さて。休暇最終日の夜。鍋パですよ。鍋パーティーですよ。
「レイコ、白いご飯は炊かないの?」
マーリアちゃんは、私が白米が好きなことを知っていますが。
「ん? ん~、みんな味が付いているご飯の方が良いでしょ?。それに私も、炊き込みご飯の口になっているし」
「ふふっ。何よ?、炊き込みご飯の口って」
海鮮炊き込みご飯作るのは確定していますよ。
私は炊き込みご飯も好きです。今日のは具が豪華ですからね、楽しみです。
「私は、ドンブリも好きよ。」
まぁ、白いご飯だけに魅力を感じる人はあまりいませんし、それだけで普及は難しいと思っていますが。マーリアちゃんは、ご飯に何か載せて食べると美味しい…は学習済みです。ファルリード亭のご飯メニューもこちらの方向性ですしね。親子丼もどきとかリピーターメニューですよ。
ふむふむ。…卵もあるし…。でもせっかく海の幸がそろってるんだから。
「だったら、マグロの卵とじ丼…いや、いくらなんでもそこまで食べられないでしょ?」
「…それもそうね。残念だけど」
冷蔵してあるマグロ。まだまだ食べられます。残すのも何なので残りは宿屋の方に譲ります。他のお客のメニューに加わることになるでしょうし。
ただまぁ。鍋と一緒に丼物は、ちょっとおなかのキャパが辛いです。ここはお椀に炊き込みご飯で我慢しましょう。…いや、我慢するんじゃなくて炊き込みご飯がいいんです。
土鍋に研いだ米と、だし汁醤油に塩にお酒…白ワインだけど。根菜に、レッドさんお墨付きのキノコ。それにエビと貝類とブリっぽい魚の切り身を上に載せて。これは豪華です。
あとは、炊き上がってから混ぜれば完成です。
土鍋を貸してくれた厨房の調理師も見学に来ています。もう荷物に忍ばせてきたお米、全部使いますよ。
さて。今回の趣向として、炬燵をあつらえました。
まぁ輸送に使うような木の箱を並べて上に絨毯を敷いて。掘り炬燵よろしく脚を入れる部分は空けて、マナヒーターを入れて。机は脚を箱に固定できるようにしてあります。その上に炬燵布団代わりの毛布と。脚を外したテーブル板を乗せて出来上がり。宿に紹介してもらった家具屋さんに急増してもらいました。
炬燵も奉納案件ですが。もう自由に使って良いようになっています。こちらでも流行ると良いですね。
季節外れの海水浴になったシャールちゃん、ついでに皆がお風呂に入ってきました。
セレブロさんとバールくんも洗ってもらって潮を落としてきたようです。
炬燵のために部屋の暖房は控えめなので、屋内着ではちょっと寒そうなシャールちゃん。と言うことで。さっそく炬燵に誘導です。
「急ごしらえで申し訳ありませんが。私がいた国で人気だった暖房器具です」
「中あったかいっ!」
「ベットとは違うのですよね?…あたたかい…」
早速入るシャールちゃんとバーラルさん。
「これがアイズン伯爵が自慢していた炬燵なのですね」
「私もお爺さまから自慢されましたよ。今年の冬には伯爵邸の居間に据えられるはずです」
陛下と殿下も入ります。脚を切った椅子を座椅子として用意してあります。座るのにちょとコツが要りますので、補助します。
真四角では無く、幅は倍ほどの卓です。上座に陛下と殿下。賓客としてシャールちゃんとバーラルさん。シャールちゃんはすっかり陛下達に懐いています。
でもって、マーリアちゃんとクラウヤート様。
私とアライさんは、給仕のお手伝いで炬燵を出入りしつつ鍋婦行…と思ってましたが。
実はエイゼル市の家では、マーリアちゃんが鍋奉行なんですよね。みんなに振る舞いながら鍋管理するには丁度良い位置です。私とアライさんは、座ったままのマーリアちゃんのサポートに徹します。
…バーラルさんとアイコンタクトします。マーリアちゃんをうまいことクラウヤート様の隣に誘導してくれました。
「背筋は伸ばさなくても良いですから。楽な姿勢で入ってくださいね。だらけるのが炬燵のマナーです。眠たくなったら寝転がっても良いですよ」
さっそくシャールちゃんは、掛け布団に両手を入れて、半身で温まっています。
「うむ。寝具の中に入って暖まりながらの食事なのか。何か背徳感があるな」
「アイリさん…エイゼル市で同居しているランドゥーク男爵夫人ですが。炬燵は人をだめにするといつも言っていましたね」
「簡単な構造なのに。すごく心地が良いものですねこれは」
レッドさんは陛下の隣、シャールちゃんの向かい側です。炬燵の外で高い椅子に座っています。彼の背格好ではもともと炬燵にフィットしないですし、寒さも平気ですからね。
毒味も彼がいれば安心。この旅行中、陛下や殿下から食べ物をもらう振りして毒味しているレッドさんです。
同室の普通のテーブルの方で、護衛騎士の方々にも交代で召し上がっていただきますよ。
卓上のマナコンロで、鍋に張っただし汁が湯気を上げ始めたら。マーリアちゃんが具を入れていきます。
まずは野菜から。
「わたしっ!その白いお魚たべたい!」
「先に火が通りにくい物から入れるのよ。魚は火が通ったらすぐに食べるのが美味しいコツね」
「おいしいコツっ!」
さっそく鍋奉行モードのマーリアちゃんです。…もちろん、野菜を食べさせるための方便でもあります。
海鮮と鶏肉。混ぜるのはどうかと思いましたが。こちらの食材のこの組み合わせ、いい出汁が出るんですよ。
おしゃべりしつつ、煮えるのを待ちます。鍋の蓋がクツクツと言っています。
吹く湯気と鍋の音が珍しいのか。シャールちゃんが凝視しています。
「そろそろいいですね」
一回目は、マーリアちゃんとアライさんが皆に取り分けます。
「はい。熱いから気をつけてね」
「あっ、ありがとう」
マーリアちゃんから手渡しされたクラウヤート様。初々しいです。
「いろいろはいっているのて、食へたいものいってくたさい」
「出汁吸った野菜も美味しいわよ」
日本なら箸でタレに漬けつつ食べるところですが、箸が使えるのは、マーリアちゃん、クラウヤート様、レッドさん、アライさん、私。こちらのカトラリーはフォークかスプーンかなので。器によそったところで、タレの方をかけてからいただきます。
出汁醤油に柑橘っぽい果実を絞ったもの、ポン酢もどきですね。…ごまダレっぽいのは作ったことがあるのですが、あれは豚しゃぶならぬボアシャブ専用ですね。魚には合いません。
リクエストの炊き込みご飯。オタリン海産物で煮て美味しいというものをふんだんに使いました。かなり豪華ですし、お出汁も良い感じで。これはおいしいですよ。
シャールちゃんも喜んで食べていますが。ただ、炊き込みご飯だけでおなかいっぱいにするともったいないですよ。
「種を煮ただけと思ったのですが。この味は想像できませんでした」
バーラルさんのご飯の感想です。まぁ種…ですね。
「育ているところを整備するのが大変ですが、南ほど育てやすいですし、麦よりたくさん採れますので。是非、お国でも検討してください!」
「レイコ、本当にお米が好きなんだから」
セイホウ王国にも米はあったのですが。最初の水田造成というのがハードルが高かったのか、こちらの大陸では失伝していた稲作です。これを機に再度広まって欲しいですね。
…お米でお酒ができたら、ここは熱燗にしたいところです。米原料のお酒は研究してもらってますが、どうしても日本酒飛び越して焼酎みたいになるんですよね。麹菌、こちらにもありそうではあるんで。地道に探すしかないですか。
シャールちゃんにお酌してもらっている陛下。もうニコニコです。
マーリアちゃんも、クラウヤート様にお酌してます。こちらは、暖めたジュースで割ったお酒。酒精は大分薄いはずですが、真っ赤なクラウヤート様、初々しいです。
セレブロさんとバールくん。煮込んだ野菜にほぐしたマグロをたくさん食べてました。なんかもう眠たそうですね。
観光休暇も今日までですが。なかなか楽しい休みとなりました。
明日は教都に戻ってネイルコード組と合流。その後帰国です。
今回は平穏に終わりそうな正教国訪問でしたね。
食後の団らんも終わって、各自寝室に…なのですが。
「いや~っ。シャールここで寝る~っ!」
「風邪引くから、体が温かいうちにベットに入りなさい」
炬燵が気に入ったシャールちゃんですが。本格的に寝るには、炬燵は体にあまりよろしくありません。
…今度、湯たんぽでも作って送ってあげようかしら?
「お行儀が悪い…と思ったけど。私もシャールちゃんの気持ちわかるわ」
ローザリンテ殿下まで…
Side:ツキシマ・レイコ
さて。休暇最終日の夜。鍋パですよ。鍋パーティーですよ。
「レイコ、白いご飯は炊かないの?」
マーリアちゃんは、私が白米が好きなことを知っていますが。
「ん? ん~、みんな味が付いているご飯の方が良いでしょ?。それに私も、炊き込みご飯の口になっているし」
「ふふっ。何よ?、炊き込みご飯の口って」
海鮮炊き込みご飯作るのは確定していますよ。
私は炊き込みご飯も好きです。今日のは具が豪華ですからね、楽しみです。
「私は、ドンブリも好きよ。」
まぁ、白いご飯だけに魅力を感じる人はあまりいませんし、それだけで普及は難しいと思っていますが。マーリアちゃんは、ご飯に何か載せて食べると美味しい…は学習済みです。ファルリード亭のご飯メニューもこちらの方向性ですしね。親子丼もどきとかリピーターメニューですよ。
ふむふむ。…卵もあるし…。でもせっかく海の幸がそろってるんだから。
「だったら、マグロの卵とじ丼…いや、いくらなんでもそこまで食べられないでしょ?」
「…それもそうね。残念だけど」
冷蔵してあるマグロ。まだまだ食べられます。残すのも何なので残りは宿屋の方に譲ります。他のお客のメニューに加わることになるでしょうし。
ただまぁ。鍋と一緒に丼物は、ちょっとおなかのキャパが辛いです。ここはお椀に炊き込みご飯で我慢しましょう。…いや、我慢するんじゃなくて炊き込みご飯がいいんです。
土鍋に研いだ米と、だし汁醤油に塩にお酒…白ワインだけど。根菜に、レッドさんお墨付きのキノコ。それにエビと貝類とブリっぽい魚の切り身を上に載せて。これは豪華です。
あとは、炊き上がってから混ぜれば完成です。
土鍋を貸してくれた厨房の調理師も見学に来ています。もう荷物に忍ばせてきたお米、全部使いますよ。
さて。今回の趣向として、炬燵をあつらえました。
まぁ輸送に使うような木の箱を並べて上に絨毯を敷いて。掘り炬燵よろしく脚を入れる部分は空けて、マナヒーターを入れて。机は脚を箱に固定できるようにしてあります。その上に炬燵布団代わりの毛布と。脚を外したテーブル板を乗せて出来上がり。宿に紹介してもらった家具屋さんに急増してもらいました。
炬燵も奉納案件ですが。もう自由に使って良いようになっています。こちらでも流行ると良いですね。
季節外れの海水浴になったシャールちゃん、ついでに皆がお風呂に入ってきました。
セレブロさんとバールくんも洗ってもらって潮を落としてきたようです。
炬燵のために部屋の暖房は控えめなので、屋内着ではちょっと寒そうなシャールちゃん。と言うことで。さっそく炬燵に誘導です。
「急ごしらえで申し訳ありませんが。私がいた国で人気だった暖房器具です」
「中あったかいっ!」
「ベットとは違うのですよね?…あたたかい…」
早速入るシャールちゃんとバーラルさん。
「これがアイズン伯爵が自慢していた炬燵なのですね」
「私もお爺さまから自慢されましたよ。今年の冬には伯爵邸の居間に据えられるはずです」
陛下と殿下も入ります。脚を切った椅子を座椅子として用意してあります。座るのにちょとコツが要りますので、補助します。
真四角では無く、幅は倍ほどの卓です。上座に陛下と殿下。賓客としてシャールちゃんとバーラルさん。シャールちゃんはすっかり陛下達に懐いています。
でもって、マーリアちゃんとクラウヤート様。
私とアライさんは、給仕のお手伝いで炬燵を出入りしつつ鍋婦行…と思ってましたが。
実はエイゼル市の家では、マーリアちゃんが鍋奉行なんですよね。みんなに振る舞いながら鍋管理するには丁度良い位置です。私とアライさんは、座ったままのマーリアちゃんのサポートに徹します。
…バーラルさんとアイコンタクトします。マーリアちゃんをうまいことクラウヤート様の隣に誘導してくれました。
「背筋は伸ばさなくても良いですから。楽な姿勢で入ってくださいね。だらけるのが炬燵のマナーです。眠たくなったら寝転がっても良いですよ」
さっそくシャールちゃんは、掛け布団に両手を入れて、半身で温まっています。
「うむ。寝具の中に入って暖まりながらの食事なのか。何か背徳感があるな」
「アイリさん…エイゼル市で同居しているランドゥーク男爵夫人ですが。炬燵は人をだめにするといつも言っていましたね」
「簡単な構造なのに。すごく心地が良いものですねこれは」
レッドさんは陛下の隣、シャールちゃんの向かい側です。炬燵の外で高い椅子に座っています。彼の背格好ではもともと炬燵にフィットしないですし、寒さも平気ですからね。
毒味も彼がいれば安心。この旅行中、陛下や殿下から食べ物をもらう振りして毒味しているレッドさんです。
同室の普通のテーブルの方で、護衛騎士の方々にも交代で召し上がっていただきますよ。
卓上のマナコンロで、鍋に張っただし汁が湯気を上げ始めたら。マーリアちゃんが具を入れていきます。
まずは野菜から。
「わたしっ!その白いお魚たべたい!」
「先に火が通りにくい物から入れるのよ。魚は火が通ったらすぐに食べるのが美味しいコツね」
「おいしいコツっ!」
さっそく鍋奉行モードのマーリアちゃんです。…もちろん、野菜を食べさせるための方便でもあります。
海鮮と鶏肉。混ぜるのはどうかと思いましたが。こちらの食材のこの組み合わせ、いい出汁が出るんですよ。
おしゃべりしつつ、煮えるのを待ちます。鍋の蓋がクツクツと言っています。
吹く湯気と鍋の音が珍しいのか。シャールちゃんが凝視しています。
「そろそろいいですね」
一回目は、マーリアちゃんとアライさんが皆に取り分けます。
「はい。熱いから気をつけてね」
「あっ、ありがとう」
マーリアちゃんから手渡しされたクラウヤート様。初々しいです。
「いろいろはいっているのて、食へたいものいってくたさい」
「出汁吸った野菜も美味しいわよ」
日本なら箸でタレに漬けつつ食べるところですが、箸が使えるのは、マーリアちゃん、クラウヤート様、レッドさん、アライさん、私。こちらのカトラリーはフォークかスプーンかなので。器によそったところで、タレの方をかけてからいただきます。
出汁醤油に柑橘っぽい果実を絞ったもの、ポン酢もどきですね。…ごまダレっぽいのは作ったことがあるのですが、あれは豚しゃぶならぬボアシャブ専用ですね。魚には合いません。
リクエストの炊き込みご飯。オタリン海産物で煮て美味しいというものをふんだんに使いました。かなり豪華ですし、お出汁も良い感じで。これはおいしいですよ。
シャールちゃんも喜んで食べていますが。ただ、炊き込みご飯だけでおなかいっぱいにするともったいないですよ。
「種を煮ただけと思ったのですが。この味は想像できませんでした」
バーラルさんのご飯の感想です。まぁ種…ですね。
「育ているところを整備するのが大変ですが、南ほど育てやすいですし、麦よりたくさん採れますので。是非、お国でも検討してください!」
「レイコ、本当にお米が好きなんだから」
セイホウ王国にも米はあったのですが。最初の水田造成というのがハードルが高かったのか、こちらの大陸では失伝していた稲作です。これを機に再度広まって欲しいですね。
…お米でお酒ができたら、ここは熱燗にしたいところです。米原料のお酒は研究してもらってますが、どうしても日本酒飛び越して焼酎みたいになるんですよね。麹菌、こちらにもありそうではあるんで。地道に探すしかないですか。
シャールちゃんにお酌してもらっている陛下。もうニコニコです。
マーリアちゃんも、クラウヤート様にお酌してます。こちらは、暖めたジュースで割ったお酒。酒精は大分薄いはずですが、真っ赤なクラウヤート様、初々しいです。
セレブロさんとバールくん。煮込んだ野菜にほぐしたマグロをたくさん食べてました。なんかもう眠たそうですね。
観光休暇も今日までですが。なかなか楽しい休みとなりました。
明日は教都に戻ってネイルコード組と合流。その後帰国です。
今回は平穏に終わりそうな正教国訪問でしたね。
食後の団らんも終わって、各自寝室に…なのですが。
「いや~っ。シャールここで寝る~っ!」
「風邪引くから、体が温かいうちにベットに入りなさい」
炬燵が気に入ったシャールちゃんですが。本格的に寝るには、炬燵は体にあまりよろしくありません。
…今度、湯たんぽでも作って送ってあげようかしら?
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ローザリンテ殿下まで…
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