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異世界ライフ
紅蓮がラヴィニス、ラヴィニスが紅蓮
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何が・・・どうなっているのでしょうか?
あれから、一週間がたちましたが・・・・いまだに頭の整理が付きません・・・。
愚弟の本当の名前が分かりました、彼の名は、ラヴィニス・グラン・フィール。
名前と名字の間に「グラン」と入っているのは、王族だけが許されている称号みたいな物だと、紅蓮が教えてくれました。
紅蓮は、カツラを取って笑うと、笑顔が、昔懐かしい悪だくみの時の顔になります。
正直、愚弟が・・・ラヴィニスが笑う胡散臭い笑顔ではないので、ホッとします。
そう、これが、私の知っている紅蓮でした。
そして、紅蓮が話してくれます。
彼らが、入れ替わったのは、一か月間、紅蓮が行方不明になった時に入れ替わったそうです。
紅蓮が異世界、私達の住む世界に飛ばされたのを、迎えに来たのがラヴィニスだったそうです。
そして、紅蓮を連れて、帰ったのですが、今度はラヴィニスが、魔法で、10年分の歳をさかのぼって、ぐれんとして、私の前に現れたそうです。
だから、突然、優しくなったのか・・宇宙人に脳みそをいじられたわけではなかったんですね。納得です。
でも、何をしに、私達の世界に来たのでしょう?・・・・・・。
異世界見分?なのでしょうか???
まぁ、それは、今度機会があった時に聞くとします・・・・・。
ラヴィニスは、現国王の年の離れた、腹違いの弟で、紅蓮の叔父にあたる、らしいです。
私と紅蓮が、今18歳なのだから、10歳年上のラヴィニスは28歳という事だ。結構おっさんですね。
そうそう、今の愚弟は、年齢を偽る必要が無いと言って、元の姿に戻ったようです。
私は、あれ以来会っていないので、どんな姿か分かりませんが・・・・・。
今は、モテモテだと、お隣のボブ爺さんが言っていました。
心の底から、羨ましいと。
あそこまで、気迫の迫った、ボブ爺さんを見たのは、初めてです。
ラヴィニスは、この世界の王族で、魔王を倒すくらいの剣の腕を持ち、まぁ、勇者様って、呼ばれているみたいだから当然か?と思います。
何処の世界でも、勇者様とか王子様は、大人気ですね。
「結構、女の子には、モテていたみたいで。ボブ爺さんからは夜の帝王と呼んでいた」と、紅蓮に話したら、紅蓮に、一花は知らない方がいいと言われました。
・・・・・・・・・なぜでしょうか?
そして、恐ろしい事実を、私は知ってしまいました。
一番私が世話になっていた、北の屋敷は、そのラヴィニスの屋敷で、ラヴィニスが、嫁を連れて帰ってきた事になっていた。・・・・らしい。
あくまで、『らしいです』決定ではありません!絶対に!!!
それまでの愚弟の生活態度、主に女性関係は、相当派手だったみたいで、甲斐甲斐しく、自宅に通うラヴィニスの姿は、とても貴重らしく、家令などは、涙を浮かべて喜んでいたとか?
ーーーーーだから、あんな好待遇だったのね。
正直・・・・・あの屋敷を、出て行って良かった。と思っています。本当に良かったと思っています。
あのままあそこに居たら、言いくるめられて、どうなっていた事か?
せすじが、寒くなります。
それに私は、絶対に悠馬を連れて、元の世界に戻るんです。
義弟はこちらの住人だから、私と悠馬の世界にくる必要が無いです。
チョットだけ、寂しいけど、それが一番です。
・・・・・・・やっぱり、寂しくなんか、ありません。絶対、ありません。心にポッカリ穴が開いたなんて、思いません。
心が、チクチク痛むなんて、ありえません。
愚弟と別れられて、万々歳です。
ほんと、うに、早く、帰り、たいです。
目の前にある、花に向かって、私はなにを話しているのでしょうか?
何度か私に逢いに、ぐれん・・、いいえラヴィニスが来ましたが・・・どんな顔して、会っていいかわからず、いつも、居留守を使っいました・・・・もう少し、時間が欲しいんです。
ノックする音にも、「一花、居るんだろ?」との問いにも、私は無言でした。
ラヴィニスが帰った後は、必ず玄関に、小さな花が一輪、置いてありました。
日によって違いますが、ラヴィニスは必ず、花を一輪だけ、玄関に置いて帰ります。
まるで、それが思いを伝える様に。
私は、それを、むげに捨てることも事も出来ず・・・、部屋に飾ります。
そして、部屋は、ラヴィニスがいるみたいな、錯覚を覚えます。
何度か捨てようと思って、花をゴミ箱まで、持って行きますが、なぜか捨てることが出来きませんだした。
私は一体どうしてしまったのでしょう。
いつもの調子が出ません、私は病気にでもなったのでしょうか?
最近、ため息をつく回数が増えました。
あれから、一週間がたちましたが・・・・いまだに頭の整理が付きません・・・。
愚弟の本当の名前が分かりました、彼の名は、ラヴィニス・グラン・フィール。
名前と名字の間に「グラン」と入っているのは、王族だけが許されている称号みたいな物だと、紅蓮が教えてくれました。
紅蓮は、カツラを取って笑うと、笑顔が、昔懐かしい悪だくみの時の顔になります。
正直、愚弟が・・・ラヴィニスが笑う胡散臭い笑顔ではないので、ホッとします。
そう、これが、私の知っている紅蓮でした。
そして、紅蓮が話してくれます。
彼らが、入れ替わったのは、一か月間、紅蓮が行方不明になった時に入れ替わったそうです。
紅蓮が異世界、私達の住む世界に飛ばされたのを、迎えに来たのがラヴィニスだったそうです。
そして、紅蓮を連れて、帰ったのですが、今度はラヴィニスが、魔法で、10年分の歳をさかのぼって、ぐれんとして、私の前に現れたそうです。
だから、突然、優しくなったのか・・宇宙人に脳みそをいじられたわけではなかったんですね。納得です。
でも、何をしに、私達の世界に来たのでしょう?・・・・・・。
異世界見分?なのでしょうか???
まぁ、それは、今度機会があった時に聞くとします・・・・・。
ラヴィニスは、現国王の年の離れた、腹違いの弟で、紅蓮の叔父にあたる、らしいです。
私と紅蓮が、今18歳なのだから、10歳年上のラヴィニスは28歳という事だ。結構おっさんですね。
そうそう、今の愚弟は、年齢を偽る必要が無いと言って、元の姿に戻ったようです。
私は、あれ以来会っていないので、どんな姿か分かりませんが・・・・・。
今は、モテモテだと、お隣のボブ爺さんが言っていました。
心の底から、羨ましいと。
あそこまで、気迫の迫った、ボブ爺さんを見たのは、初めてです。
ラヴィニスは、この世界の王族で、魔王を倒すくらいの剣の腕を持ち、まぁ、勇者様って、呼ばれているみたいだから当然か?と思います。
何処の世界でも、勇者様とか王子様は、大人気ですね。
「結構、女の子には、モテていたみたいで。ボブ爺さんからは夜の帝王と呼んでいた」と、紅蓮に話したら、紅蓮に、一花は知らない方がいいと言われました。
・・・・・・・・・なぜでしょうか?
そして、恐ろしい事実を、私は知ってしまいました。
一番私が世話になっていた、北の屋敷は、そのラヴィニスの屋敷で、ラヴィニスが、嫁を連れて帰ってきた事になっていた。・・・・らしい。
あくまで、『らしいです』決定ではありません!絶対に!!!
それまでの愚弟の生活態度、主に女性関係は、相当派手だったみたいで、甲斐甲斐しく、自宅に通うラヴィニスの姿は、とても貴重らしく、家令などは、涙を浮かべて喜んでいたとか?
ーーーーーだから、あんな好待遇だったのね。
正直・・・・・あの屋敷を、出て行って良かった。と思っています。本当に良かったと思っています。
あのままあそこに居たら、言いくるめられて、どうなっていた事か?
せすじが、寒くなります。
それに私は、絶対に悠馬を連れて、元の世界に戻るんです。
義弟はこちらの住人だから、私と悠馬の世界にくる必要が無いです。
チョットだけ、寂しいけど、それが一番です。
・・・・・・・やっぱり、寂しくなんか、ありません。絶対、ありません。心にポッカリ穴が開いたなんて、思いません。
心が、チクチク痛むなんて、ありえません。
愚弟と別れられて、万々歳です。
ほんと、うに、早く、帰り、たいです。
目の前にある、花に向かって、私はなにを話しているのでしょうか?
何度か私に逢いに、ぐれん・・、いいえラヴィニスが来ましたが・・・どんな顔して、会っていいかわからず、いつも、居留守を使っいました・・・・もう少し、時間が欲しいんです。
ノックする音にも、「一花、居るんだろ?」との問いにも、私は無言でした。
ラヴィニスが帰った後は、必ず玄関に、小さな花が一輪、置いてありました。
日によって違いますが、ラヴィニスは必ず、花を一輪だけ、玄関に置いて帰ります。
まるで、それが思いを伝える様に。
私は、それを、むげに捨てることも事も出来ず・・・、部屋に飾ります。
そして、部屋は、ラヴィニスがいるみたいな、錯覚を覚えます。
何度か捨てようと思って、花をゴミ箱まで、持って行きますが、なぜか捨てることが出来きませんだした。
私は一体どうしてしまったのでしょう。
いつもの調子が出ません、私は病気にでもなったのでしょうか?
最近、ため息をつく回数が増えました。
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