少年兵士の逆異世界転生物語

そして誰も居なくなった

文字の大きさ
25 / 28

裏式

しおりを挟む
あれからどうしたらリリィを助ける事が出来るのか考えている

しかし運命なんてものを相手にどうすればいいか分からず考える日々を過ごしていた


「弥勒よ!今日は自主練じゃ。儂は今から客が来るでの。そっちに付きっきりになるんじゃ」


師匠にお客さん?珍しいな


「失礼な事考えておらんか?客と言うか患者じゃ」


俺の周りはサトリ多くないか?というか患者?


暫くすると玄関からごめんくださいの声が聞こえてきた

あれ?この声、、、


「ふむ、来た様じゃの!」


弥勒は気になり師匠の後を付いていく


「あら?弥勒ちゃん!もしかして一華ちゃんが教えているって言ってたの弥勒ちゃんだったのね!」


「と、智代さん!?」


やっぱり声の主はリリィの親戚の智代さんだったのか!


「なんじゃ?知り合いじゃったのか?」


「いやいや!それはこっちの台詞ですよ!え?お2人はどの様なご関係で?」


「私と一華ちゃんは小ちゃい時から一緒の親友よ!」


えええええ!?意外な人脈!?


「ふむ、知り合いなら良かろう!智代!コヤツを見学させても良いかの?」


智代さんはちょっと考えて


「弥勒ちゃんなら良いかな!うん、オッケー!」


弥勒は頭にハテナを浮かべながら2人の後を付いていく


部屋に入ると簡易ベッドが置いてあり智代さんはそこにうつ伏せで寝た

「さてと!弥勒には気の練度をずっとさせて質、量共に随分と上達したじゃろ!それと共に随分と気を読む事も出来るようになったな!なら今の智代の気を読んで見てみよ!」


ん?智代さんの気を?どうゆうことだろ?取り敢えず智代さんの気の流れを、、、!?え?何だこれ?淀んでる!?それに普通の人より少な過ぎる!
どうなってるんだ?


「見えたようじゃな!智代は昔から病弱での、よく学校を休みがちじゃった」


え?そんな風には全然見えない


「病は気からとも言うてな、智代の場合、普通の人より気が少なくての。人は生きて行動する、喜怒哀楽の表現に少なからず気の影響を受けるのじゃ。智代は病気がちで気も滅入っての、結構危ない状態じゃったのじゃ!
当時儂は先代の父から気の練度を初めておったからそれに気が付いていての、先代に相談したのじゃ!そして、桜花一式の裏、桜花裏式を教えて貰ったのじゃ!」


「桜花裏式!?」


何だそれ?初めて聞いたぞ!5年間内緒にするなんて!どんな技だよ!


「これはの、まだ戦国時代の時に編み出された技で殺人術として発展した歴史があっての、おいそれと教えるわけにはいかなかったのじゃ!」


何それ怖い!?そんな技を智代さんに使って大丈夫なのか?師匠はとうとう殺人までっ!?


パコーーン!

痛~~~っ!?

師匠はスリッパを振り抜いて


「何を考えておる!智代にそんな事する訳ないじゃろ!全く!

破壊と再生は表裏一体、気で体内を破壊出来るのならその逆も可能だろうと考えた先代達が編み出したのじゃ!それが桜花裏式   気療術なのじゃ!怪我や骨折なども治せるんじゃ!」


おおお!凄い!そんな事が出来るのか!けど何で今何だろ?


「この裏式はの、気のコントロールが非常に難しいのじゃ!針に糸を通す程のコントロールが必要での、間違えると相手を傷つけてしまうからな!今まで教える事はなかったのじゃ!じゃがまぁ、良い機会じゃ!見学して診ておくと良い!」


弥勒は師匠と智代さんが見える位置で邪魔にならない様に見学する

一華が一息入れて気を活性化していく

凄い!師匠の気が恐ろしいほどの練度で練り上げられている!

智代さんの背中に手を置いて気を同調、循環しながら繊細なコントロールで智代さんの気を上げていく

これは!師匠が智代さんの代わりに気を作っているんだ!淀みを無くして師匠の気を智代さんの気に変化させながら循環、回収させるなんて!どんだけ難しいか今ならよく分かる!
自分の気を相手に打ち込むとそれは異物だから衝撃となる!成る程、間違えると相手を傷付けるとはそうゆう事か!


師匠の治療が終わり智代さんの気は充実しており、ここに来た時より明らかに元気になっていた

「一華ちゃん!毎回ありがとーー!」

「よさんか!毎回毎回抱き着くでわない!」

ドキッ!

リリィに抱きしめられたの思い出してしまった

「どうしたの?弥勒ちゃん、顔真っ赤よ?もしかしてリリィちゃんと何かあった?」


うっ!?この人鋭い!


「い、いえ!何にもないですよ!師匠ニヤニヤしないで!」


必死に誤魔化して?まあ無理だったのだが、なんとか話題を変える事に成功した

そしてこの日から裏式の修行も始まってキツさが倍増したが同時に自分中のステータスの変化に気付いた
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜

一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m ✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。 【あらすじ】 神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!   そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!  事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます! 仕事繁忙期の為、2月中旬まで更新を週一に致します。 カクヨム(吉野 ひな)様にも投稿しています。

神様の忘れ物

mizuno sei
ファンタジー
 仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。  わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。

転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです

NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

異世界での異生活

なにがし
ファンタジー
役職定年を迎えた男が事故に巻き込まれケガをする。病院に運ばれ治療をしていたはずなのに、なぜか異世界に。しかも、女性の衣服を身に着け、宿屋の一室に。最低な異世界転移を迎えた男が、異世界で生きるために頑張る物語です。

転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました

桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。 言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。 しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。 ──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。 その一行が、彼の目に留まった。 「この文字を書いたのは、あなたですか?」 美しく、完璧で、どこか現実離れした男。 日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。 最初はただの好奇心だと思っていた。 けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。 彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。 毎日19時に更新予定です。

処理中です...