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第3話 運命の出会い②
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「ねぇ、君早死にしたいんでしょ? だったら私と一緒に死なない?」
そんな衝撃的な発言をした雨宮さんに対し僕も不思議と運命を感じた。それは僕にとっては初めてだったからだ。「早死に」という行為を止められず、批判せず、そんな風に考えている人が居たことに驚いたのだ。
「よーし、じゃあ私はここら辺で帰ろうかな」
そういって1万置いて祐希は立ち上がった。
「えっ、もう帰るの?」
僕が尋ねると
「だって私はお邪魔でしょ?」
そう小悪魔的な笑みを浮かべ祐希は立ち去った。雨宮さんは無言でバイバイと手を振っていた。もしかしたら、この展開は計算ずくだったのかもしれない。
「ねぇ、でどうするの?」
「どうするって、店変えてまだ飲む?」
僕もまだまだ全然飲めるし、雨宮さんの顔見るに多分まだ飲める様子なのはすぐに分った。
「違うそうじゃないよ」
僕はそう言われると考えた。一体なんの事なのだろうと、深く考えた。
「私と付き合ってくれる?」
僕の頭は完全にフリーズをした。それもそのはず告白されたのは人生で初めてだったからだ。
「僕はそんなに長生きしたくたいから、彼女とか作るつもりないのだけど」
そう答えた。
「だから、私もそうなんだって。だからさ、一緒に死のうよ。そういう人探してたの」
正直彼女の死にたいは本気とは思っていなかった。どうせ軽いつもりで言っているのだろうと思っていた。だが、彼女の真剣な目を見るにどうやら本気なようだ。
「本気なんだね。だったらいいよ。僕でよければ」
そう答えると雨宮さんはタバコをポケットにしまい
「なら、行こうか。明日お休みでしょ?」
「休みだけど、どこ行くの?店変えるの?」
僕は尋ねながら帰る準備をしていた。
「いや、私の家よ。溝の口にあるの。そこで飲も」
そう提案された。当然だが女の子家にそんなに行ったことはない自分にとってこれはとんでもないイベントだ。そして、よく考えて欲しい。今は夜の11時だ。今神奈川の溝の口になんて行ったら当然終電はない。祐希とはそういった行為をやってきたが、経験人数でいったらそこまででもない。だから割と純粋な僕にとってはかなり動揺するお誘いなのだ。
「なに、どうしたの?イヤだった?」
「いや、別に……」
と動揺を隠しながらあくまでもクールに答えた。
「祐希から聞いてるよ、色々。だから大丈夫、別に気にしないで。というか楽しも。泊まるんでしょ?」
そう微笑みながら言ってきた。どうやらこの人はこの状況に余裕らしい。まぁ人気のキャバ嬢なのだから当然モテるのだろう。割と経験豊富なんだなと率直に思った。
「勘違いしないでね。私は祐希みたいに別に経験豊富な訳ではないし、そんな関係の人もいないから」
「なに、心でも読めるの?」
心の中のセリフを随分的確に返答してくれたので僕はそう素直に答えた。
「顔に書いてたよ、そんな顔してた」
どうやら僕は随分わかりやすい性格らしい。というか、彼女がスゴイのかもしれない。透視能力でもあるのだろうか。
「だからこう見えてもスゴイ久しぶりなの。言ってる意味分るよね。私今スゴイ欲情してるの。だから早く行こ」
そうストレートに言われた。
今日初対面なのだが成り行きで付き合うことになり、そして彼女の家に泊まることになった。随分振り回されているがなぜか僕は「これも悪くないな」と思った。
この人に振り回されるのは面白そうだなと思ったのだ。
そんな衝撃的な発言をした雨宮さんに対し僕も不思議と運命を感じた。それは僕にとっては初めてだったからだ。「早死に」という行為を止められず、批判せず、そんな風に考えている人が居たことに驚いたのだ。
「よーし、じゃあ私はここら辺で帰ろうかな」
そういって1万置いて祐希は立ち上がった。
「えっ、もう帰るの?」
僕が尋ねると
「だって私はお邪魔でしょ?」
そう小悪魔的な笑みを浮かべ祐希は立ち去った。雨宮さんは無言でバイバイと手を振っていた。もしかしたら、この展開は計算ずくだったのかもしれない。
「ねぇ、でどうするの?」
「どうするって、店変えてまだ飲む?」
僕もまだまだ全然飲めるし、雨宮さんの顔見るに多分まだ飲める様子なのはすぐに分った。
「違うそうじゃないよ」
僕はそう言われると考えた。一体なんの事なのだろうと、深く考えた。
「私と付き合ってくれる?」
僕の頭は完全にフリーズをした。それもそのはず告白されたのは人生で初めてだったからだ。
「僕はそんなに長生きしたくたいから、彼女とか作るつもりないのだけど」
そう答えた。
「だから、私もそうなんだって。だからさ、一緒に死のうよ。そういう人探してたの」
正直彼女の死にたいは本気とは思っていなかった。どうせ軽いつもりで言っているのだろうと思っていた。だが、彼女の真剣な目を見るにどうやら本気なようだ。
「本気なんだね。だったらいいよ。僕でよければ」
そう答えると雨宮さんはタバコをポケットにしまい
「なら、行こうか。明日お休みでしょ?」
「休みだけど、どこ行くの?店変えるの?」
僕は尋ねながら帰る準備をしていた。
「いや、私の家よ。溝の口にあるの。そこで飲も」
そう提案された。当然だが女の子家にそんなに行ったことはない自分にとってこれはとんでもないイベントだ。そして、よく考えて欲しい。今は夜の11時だ。今神奈川の溝の口になんて行ったら当然終電はない。祐希とはそういった行為をやってきたが、経験人数でいったらそこまででもない。だから割と純粋な僕にとってはかなり動揺するお誘いなのだ。
「なに、どうしたの?イヤだった?」
「いや、別に……」
と動揺を隠しながらあくまでもクールに答えた。
「祐希から聞いてるよ、色々。だから大丈夫、別に気にしないで。というか楽しも。泊まるんでしょ?」
そう微笑みながら言ってきた。どうやらこの人はこの状況に余裕らしい。まぁ人気のキャバ嬢なのだから当然モテるのだろう。割と経験豊富なんだなと率直に思った。
「勘違いしないでね。私は祐希みたいに別に経験豊富な訳ではないし、そんな関係の人もいないから」
「なに、心でも読めるの?」
心の中のセリフを随分的確に返答してくれたので僕はそう素直に答えた。
「顔に書いてたよ、そんな顔してた」
どうやら僕は随分わかりやすい性格らしい。というか、彼女がスゴイのかもしれない。透視能力でもあるのだろうか。
「だからこう見えてもスゴイ久しぶりなの。言ってる意味分るよね。私今スゴイ欲情してるの。だから早く行こ」
そうストレートに言われた。
今日初対面なのだが成り行きで付き合うことになり、そして彼女の家に泊まることになった。随分振り回されているがなぜか僕は「これも悪くないな」と思った。
この人に振り回されるのは面白そうだなと思ったのだ。
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