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第四章
89 事件Ⅱ 1
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「大丈夫です、ヴィヴィアナ様。絶対にスピネルが助けに来てくれますから」
「え……ええ、きっと助けが……でも、私たちの居場所が……」
薄暗い部屋の中、私とヴィヴィアナ様ともう一人は後ろ手に縛られた状態で放置されている。その一人は気を失っていて身じろぎすらしない。
私たちは今、絶賛監禁され中なのだ。
「大丈夫ですわ。私の婚約者であるスピネルは、例えどこであろうと私を見つけてくれますから」
匂いがどこまで届くか分からんけど、スピネルなら絶対に私を見つけてくれると確信してる。むしろ、逃げたいと思ったとしても逃げる方法が見つからない。逃げたい訳じゃ無いけど。
だから、早く助けに来て、スピネル。
◇◇◇
私、シシィ・ファルナーゼは高等部に進学しました。
乙女ゲーム開始の時期だからとヒヤヒヤしていたけどマリア様も大人しいし、王子さまとはそこそこ仲良しだけど婚約者云々の話は出ていないからフラグも立たないし、平穏な学生生活だ。
そんな平和な日のお昼前。
「シシィ、ファルナーゼ家からの緊急連絡が来た」
「え?何があったの?」
「詳しくは帰ってからだという事だが……至急戻るように言われたのは私だけだが、どうする?」
何があったんだろう?家からの連絡なのに、私ではなくスピネルにっていうのも不可解だ。
「午後の授業でグループ発表があるから、私が戻らなくてもいいなら残る」
「そうか……」
スピネルがちょっと拗ねた。図体が大きくなっても相変わらず可愛いヤツだ。
マリア様対策のために元の姿に戻ることはしていないが、高等部一年なのでそれなりに成長している私に合わせて、スピネルも大きくなっている。私好みの筋肉の付き方で嬉しかったりする。
「帰ったら、何があったか教えて?」
彼一人を戻す理由は分からないが、私に声がかからないところを見ると緊急事態と言う訳ではないだろう。
「もちろん。離れるのは辛いが、私は一足先に戻ることにする」
そう言って、髪を掬い上げて唇を落とすスピネル。恥ずかしいが、これでも彼は譲歩してくれているのだ。人目が無ければ、ハグして頬と額と瞼にキスくらいはしている。
クラスのみんなも婚約後からのスピネルの甘い行動は慣れたもので、最初の頃は驚かれたりはやされたり冷やかされたりもしたが、今はみなスルーである。
いちいち揶揄っていられない位の頻度だからだ。
スピネルの甘やかし、数はこなしてきているけど元日本人としてはやっぱり恥ずかしくて、頬が熱くなる。
赤い顔をするとスピネルが喜んで更に甘くなるから嫌なんだけど、自分の意思でどうこうできるものではないので、なるべく動じていないふりをするくらいしか出来ない。
でも、やっぱり恥ずかしいよー。
「相変わらずねぇ、シシィ」
スピネルが何度も振り返ってから教室を出た後、レナがニヤニヤと笑いながら傍に寄ってきた。
「家に帰れば会えるのに、ほんの少しの別離もつらいのね、スピネル様ったら」
甘えん坊なんだよ――と言いたいが言えない。そんな事を言ったら、私を揶揄うネタをこちらから差し出すようなものだ。
なので、淑女らしくふふふっと笑って誤魔化しておく。
「ところで、今日、パティスリーラ・セレンにお寄りにならない事?新しい商品が今日から店頭に並びますの」
パティスリーラ・セレンはレナの家であるセレンハート家が、レナのおねだりで開いた和菓子屋だ。初めてのお泊り会で17歳までしかないのならやりたい事をやる、と宣言した通りレナは「日本食普及」に努めている。和菓子屋はその一部だ。
尤も、勇者情報により、巻き戻しが起こらない事をレナにも伝えているので、彼女は長い目で見て日本食普及に挑む決意をしているのだが。
和菓子屋の店名に”パティスリーラ・セレン”は私としては違和感バリバリなのだが、ちぐはぐだと思うのは私が日本人の記憶を持っているからで、貴族も食べたことのない味と触感、庶民でもちょっと頑張れば購入できる値段が相まって、開店から一年で王都でも著名な人気菓子店となっている。
「まあ!レナータ様、今度はどのようなお菓子ですの?」
私より先にヴィヴィアナ様が食いついた。彼女はレナの店という事を抜きにして、パティスリーラ・セレンの大ファンなのだ。
「いちご大福という名前のお菓子ですの。今はいちごが旬でしょう?甘酸っぱい苺と白あんを大福の生地で包んだもので、苺の爽やかな酸味があんこの甘さを引き締めて、柔らかな生地との相性も宜しいのですわ。ヴィヴィアナ様のお好みに合うと思いましてよ」
「ええ、是非!」
ちょっときつめの顔立ちのヴィヴィアナ様だが、甘味情報で歓喜に震える様はいつもより幼く見えて可愛い。
そう思っているのは私だけでは無いようで、クラスの男子がヴィヴィアナ様の笑顔にハートを撃ち抜かれて身悶えている姿があちこちで見られる。そのくせ、パティスリーラ・セレンに一緒に行こうと誘う男子はいない。みんな、結構チキンなのだ。
かくいう私もいちご大福は好きだ。寄り道したらスピネルが拗ねるかもと思いつつ、お土産で機嫌を取ろうと、レナの誘いを受ける。
残念ながら、セバスチアーナ様とテレーザ様は本日はご予定があるらしくて振られた。
一応、マリア様にも声はかけたが、こちらからもお断りされた。
誘いに乗るとは思って無かったのでOKなのだが、ここでマリア様だけ誘わないとなると、またあちこちで「私だけ誘って戴けなくて……」「やっぱり嫌われているのかしら……」と触れ回る可能性があるので、誘わない訳にはいかない。
レナの「放っておけば宜しいのに。ご苦労様」という、揶揄だか労わりだかの視線が刺さるが、面倒事になるよりマシだと思うのだ。
「え……ええ、きっと助けが……でも、私たちの居場所が……」
薄暗い部屋の中、私とヴィヴィアナ様ともう一人は後ろ手に縛られた状態で放置されている。その一人は気を失っていて身じろぎすらしない。
私たちは今、絶賛監禁され中なのだ。
「大丈夫ですわ。私の婚約者であるスピネルは、例えどこであろうと私を見つけてくれますから」
匂いがどこまで届くか分からんけど、スピネルなら絶対に私を見つけてくれると確信してる。むしろ、逃げたいと思ったとしても逃げる方法が見つからない。逃げたい訳じゃ無いけど。
だから、早く助けに来て、スピネル。
◇◇◇
私、シシィ・ファルナーゼは高等部に進学しました。
乙女ゲーム開始の時期だからとヒヤヒヤしていたけどマリア様も大人しいし、王子さまとはそこそこ仲良しだけど婚約者云々の話は出ていないからフラグも立たないし、平穏な学生生活だ。
そんな平和な日のお昼前。
「シシィ、ファルナーゼ家からの緊急連絡が来た」
「え?何があったの?」
「詳しくは帰ってからだという事だが……至急戻るように言われたのは私だけだが、どうする?」
何があったんだろう?家からの連絡なのに、私ではなくスピネルにっていうのも不可解だ。
「午後の授業でグループ発表があるから、私が戻らなくてもいいなら残る」
「そうか……」
スピネルがちょっと拗ねた。図体が大きくなっても相変わらず可愛いヤツだ。
マリア様対策のために元の姿に戻ることはしていないが、高等部一年なのでそれなりに成長している私に合わせて、スピネルも大きくなっている。私好みの筋肉の付き方で嬉しかったりする。
「帰ったら、何があったか教えて?」
彼一人を戻す理由は分からないが、私に声がかからないところを見ると緊急事態と言う訳ではないだろう。
「もちろん。離れるのは辛いが、私は一足先に戻ることにする」
そう言って、髪を掬い上げて唇を落とすスピネル。恥ずかしいが、これでも彼は譲歩してくれているのだ。人目が無ければ、ハグして頬と額と瞼にキスくらいはしている。
クラスのみんなも婚約後からのスピネルの甘い行動は慣れたもので、最初の頃は驚かれたりはやされたり冷やかされたりもしたが、今はみなスルーである。
いちいち揶揄っていられない位の頻度だからだ。
スピネルの甘やかし、数はこなしてきているけど元日本人としてはやっぱり恥ずかしくて、頬が熱くなる。
赤い顔をするとスピネルが喜んで更に甘くなるから嫌なんだけど、自分の意思でどうこうできるものではないので、なるべく動じていないふりをするくらいしか出来ない。
でも、やっぱり恥ずかしいよー。
「相変わらずねぇ、シシィ」
スピネルが何度も振り返ってから教室を出た後、レナがニヤニヤと笑いながら傍に寄ってきた。
「家に帰れば会えるのに、ほんの少しの別離もつらいのね、スピネル様ったら」
甘えん坊なんだよ――と言いたいが言えない。そんな事を言ったら、私を揶揄うネタをこちらから差し出すようなものだ。
なので、淑女らしくふふふっと笑って誤魔化しておく。
「ところで、今日、パティスリーラ・セレンにお寄りにならない事?新しい商品が今日から店頭に並びますの」
パティスリーラ・セレンはレナの家であるセレンハート家が、レナのおねだりで開いた和菓子屋だ。初めてのお泊り会で17歳までしかないのならやりたい事をやる、と宣言した通りレナは「日本食普及」に努めている。和菓子屋はその一部だ。
尤も、勇者情報により、巻き戻しが起こらない事をレナにも伝えているので、彼女は長い目で見て日本食普及に挑む決意をしているのだが。
和菓子屋の店名に”パティスリーラ・セレン”は私としては違和感バリバリなのだが、ちぐはぐだと思うのは私が日本人の記憶を持っているからで、貴族も食べたことのない味と触感、庶民でもちょっと頑張れば購入できる値段が相まって、開店から一年で王都でも著名な人気菓子店となっている。
「まあ!レナータ様、今度はどのようなお菓子ですの?」
私より先にヴィヴィアナ様が食いついた。彼女はレナの店という事を抜きにして、パティスリーラ・セレンの大ファンなのだ。
「いちご大福という名前のお菓子ですの。今はいちごが旬でしょう?甘酸っぱい苺と白あんを大福の生地で包んだもので、苺の爽やかな酸味があんこの甘さを引き締めて、柔らかな生地との相性も宜しいのですわ。ヴィヴィアナ様のお好みに合うと思いましてよ」
「ええ、是非!」
ちょっときつめの顔立ちのヴィヴィアナ様だが、甘味情報で歓喜に震える様はいつもより幼く見えて可愛い。
そう思っているのは私だけでは無いようで、クラスの男子がヴィヴィアナ様の笑顔にハートを撃ち抜かれて身悶えている姿があちこちで見られる。そのくせ、パティスリーラ・セレンに一緒に行こうと誘う男子はいない。みんな、結構チキンなのだ。
かくいう私もいちご大福は好きだ。寄り道したらスピネルが拗ねるかもと思いつつ、お土産で機嫌を取ろうと、レナの誘いを受ける。
残念ながら、セバスチアーナ様とテレーザ様は本日はご予定があるらしくて振られた。
一応、マリア様にも声はかけたが、こちらからもお断りされた。
誘いに乗るとは思って無かったのでOKなのだが、ここでマリア様だけ誘わないとなると、またあちこちで「私だけ誘って戴けなくて……」「やっぱり嫌われているのかしら……」と触れ回る可能性があるので、誘わない訳にはいかない。
レナの「放っておけば宜しいのに。ご苦労様」という、揶揄だか労わりだかの視線が刺さるが、面倒事になるよりマシだと思うのだ。
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