20 / 147
第一章
少年期16
しおりを挟む
そしてアドルフのほうだが、杖を捨てた右手を引いたとき、反動で左腕が前に出る。
するとどうだろう、両者の体はまるで吸い寄せられるように近づき、先に拳を振るったのはアドルフのほうだった。
相打ちを制する、ボクシングでいうところのカウンター攻撃である。
とはいえ偶然と言っても、そこには必然の要素が含まれていた。ディアナの動きが弛んだのは、膝に受けた打撃が効いていたせいだろう。おかげで本来の速度が出し切れず、一瞬足が止まった形になってしまったのだ。
ディアナが自分の間合いに入ったつもりが、それがわずかに足らなかったとき、いったい何が起こるか。間合いは身長でまさるアドルフの距離となり、何をくり出しても通る絶好機となる。ドワーフの背の小ささが、ここではもろにあだとなったわけだ。
――我を甘く見た罰である!
ガラ空きになったディアナのあごにアドルフは左拳を叩き込んだ。
防御姿勢をとる余地のないディアナは渾身のフックをもろに受け、その場に崩れ落ちた。いや、それでも耐えた。片膝と手を床に突き、踏み止まった。なにしろこの勝負は床に三秒倒れたほうが負けなのだ。裏を返せば、背中さえつかなければまだセーフだ。
しかしアドルフの動作は、そこから流れるような攻撃をくり出した。
地力で劣る彼は、勢い任せにいってもこれ以上のダメージを与えられないと悟っていたのだ。
だとすれば、どうすればいいのか?
彼は何を思ったか、一度捨てた杖を拾いあげ、その先端をディアナの顔に突きつけた。狙ったのは当然、彼女の苦痛に歪んだ眼である。
眼を突かれるという恐怖は、動物としての本能に訴えかける。よってディアナは一瞬怯んでしまい、その反応が命取りとなった。
体幹の強さをいかして起き上がろうとするも、全身を使い切れなかったため、膝を支点に体重を前にかけてきたアドルフの突撃がまさってしまう。
こうしてふたりはからまった糸のようにもつれ合うが、上になったのはアドルフだった。彼はそのままディアナにのしかかり、カウント役を任されたヨゼフに向けこう叫んだ。
「そこのお前、ちゃんと数えろ!」
その絶叫は、ヨゼフへのプレッシャーであり、他の孤児たちにたいするアピールでもあった。カウントを遅くしようものなら、観衆が黙っていない。多人数を用いてそういう有利な状況を生み出すのはアドルフの真骨頂である。つまりカウンターを決める前後から、この流れはアドルフにとって想定内の結末だったのだ。
やがてヨゼフの震える声が、一秒、二秒と時間を刻み――、
「さ、三秒……勝負あった!」
レフェリーの宣言と同時に、ディアナの子分でない者たちは歓声をあげる。たぶん彼らは、信じられないものを見たのだ。アドルフという見るからに脆弱な同輩が、孤児たちの上に立ち、あたかも小さな〈王〉のように君臨していたディアナを討ち倒したのだから。
しかしアドルフは気づけば疲労困憊で、番狂わせを演じたことなど誇る余裕は微塵もなかった。脱力すると体はディアナの上から転げ落ち、板張りの床に大の字で寝そべってしまう。
隣を見ると、同じような姿勢でディアナも横になっていた。
その様子を見て、彼は思う。もしこれがオペラや演劇の一コマなら、ともに死力を尽くし合ったふたりには友情が芽生えてもおかしくない。
だが現実は、そんな美しいものではない。よく見るとディアナは、普段の傲慢な顔を一切変えることなく、ただ敗北を噛みしめているだけで、他方のアドルフも勝利の余韻に浸る間もない。お互いに荒い息を吐き、まるで溺れた魚のようだった。
そして負け惜しみを言いたくて堪らなかった様子のディアナは、体面を取り繕う余裕もなく苦々しく言った。
「てめぇ、運の良い野郎だな。おまけに卑怯だ」
確かに、アドルフの決定打は実力以上のものが出た。また最後の詰めは奇襲の一種で、それを指して卑怯というなら、ディアナの言い分は的外れではない。
だがアドルフはそんな物言いを受け入れられるわけがなく、鼻を鳴らしこう言い返すのだった。
「馬鹿者。我はお前を知り、お前は我を知る努力を怠った。その差が勝敗を分けたのだ」
そう、偽情報をバラ撒き、大人たちに情報工作を仕掛けた結果、ディアナの逆鱗に触れた。しかしアドルフにとってそれは必要な措置で、なおかつ彼は、可能ならディアナをこちらの陣営に引き込みたいと密かに思っていた。
――殴っておいて握手する。
べつに友情を育まなくていい。相手の弱みにつけこみ、不本意であっても構わない。なぜなら、アドルフにとってディアナは真の敵ではなかった。攻略すべき相手は彼女の向こう側にいる。
と、そのときだった。ようやく呼吸が整いだしたアドルフの耳に少女の声が飛び込んできた。
「――アドルフ!」
もはや馴染みが生まれ、心を一刺しするような低い声。そう、時間差で行動していたフリーデだ。
事実、体を起こして見ると、視界の片隅に彼女がいた。その背後にはノイン、そしてニミッツ家の風変わりな従者が三人いる。
奇しくも、アドルフが手駒にしていた連中がこの場に勢揃いしている。だがアドルフは、当然のようにそのことを歓迎しなかった。
戦勝をあげた晴れがましい状況である。それはしかし無関係な周囲の見方であって、アドルフ本人の認識とはかけ離れていた。
実際、落ち着きを失わないアドルフの視線の先で、フリーデたちは皆、一様に顔を暗く曇らせている。何かよくないことが起きたとしか思えない表情だ。
とはいえアドルフは、だれよりもよくわかっていた。市場に偽情報を撒いた行為は、彼が敵対すると決めた相手にたいする強烈なボディブローであることを。
そんな一撃を食らって、何事も起きないわけがない。現にディアナは喧嘩腰で迫り、やむを得ず戦うはめになった。同じようなことがまだ起こりうるだろう。そう後ろ向きに考え、思考をマイナスに向かわせることこそが、この場の正しい判断だった。
ゆえにアドルフは、多少困ったような顔をわざとつくり、フリーデたちの雰囲気に自分を合わせた。
「そんなに慌ててどうした?」
薄々答えは見えている。それでも彼は、あえて何も知らないふりをして、早口で問うた。
「大変だ、ヤーヒムが怒って町長に告げ口した。犯人捜しがはじまって市場は大騒ぎらしい」
険しい顔をしたフリーデの返事は、アドルフの予想と寸分違わなかった。
とはいえ、計算外な要素もゼロではない。ひとつは、ヤーヒムが父親である町長へとまっすぐ向かい、早くも大人が前線に顔を出そうとしていること。
もうひとつは、その展開の速度がいささかスピーディであること。
アドルフの予想だとヤーヒムは、ディアナがそうしたように子分を従えアドルフに反撃し、もう一度ガキっぽい争いを演じる予定だった。
けれど速やかに大人を頼ったということは、問題解決する能力が欠如しているか、あるいは得体の知れない動きに不穏さを覚え、手に余ると判断し父親へ報告したか、そのどちらかだ。
もっともアドルフは、ヤーヒムの人間性を深くは知らない。だから答えを確定させることは不可能だ。
しかしこの際、ヤーヒムの動機には意味がないだろう。フリーデの話が本当なら、事態は一足飛びに動き、トルナバの町長へと問題が波及した。それこそがアドルフの狙いなのだから、恐れおののくことはない。
けれど彼には残念なことがひとつだけあった。それが何かを知れば、フリーデはきっと呆れるだろう。
――やれやれ。せめておやつの時間は楽しみたかったな。まったく思うようにならん。
その雑なつぶやきは心のうちに隠され、だれの耳にも届くことはなかった。
するとどうだろう、両者の体はまるで吸い寄せられるように近づき、先に拳を振るったのはアドルフのほうだった。
相打ちを制する、ボクシングでいうところのカウンター攻撃である。
とはいえ偶然と言っても、そこには必然の要素が含まれていた。ディアナの動きが弛んだのは、膝に受けた打撃が効いていたせいだろう。おかげで本来の速度が出し切れず、一瞬足が止まった形になってしまったのだ。
ディアナが自分の間合いに入ったつもりが、それがわずかに足らなかったとき、いったい何が起こるか。間合いは身長でまさるアドルフの距離となり、何をくり出しても通る絶好機となる。ドワーフの背の小ささが、ここではもろにあだとなったわけだ。
――我を甘く見た罰である!
ガラ空きになったディアナのあごにアドルフは左拳を叩き込んだ。
防御姿勢をとる余地のないディアナは渾身のフックをもろに受け、その場に崩れ落ちた。いや、それでも耐えた。片膝と手を床に突き、踏み止まった。なにしろこの勝負は床に三秒倒れたほうが負けなのだ。裏を返せば、背中さえつかなければまだセーフだ。
しかしアドルフの動作は、そこから流れるような攻撃をくり出した。
地力で劣る彼は、勢い任せにいってもこれ以上のダメージを与えられないと悟っていたのだ。
だとすれば、どうすればいいのか?
彼は何を思ったか、一度捨てた杖を拾いあげ、その先端をディアナの顔に突きつけた。狙ったのは当然、彼女の苦痛に歪んだ眼である。
眼を突かれるという恐怖は、動物としての本能に訴えかける。よってディアナは一瞬怯んでしまい、その反応が命取りとなった。
体幹の強さをいかして起き上がろうとするも、全身を使い切れなかったため、膝を支点に体重を前にかけてきたアドルフの突撃がまさってしまう。
こうしてふたりはからまった糸のようにもつれ合うが、上になったのはアドルフだった。彼はそのままディアナにのしかかり、カウント役を任されたヨゼフに向けこう叫んだ。
「そこのお前、ちゃんと数えろ!」
その絶叫は、ヨゼフへのプレッシャーであり、他の孤児たちにたいするアピールでもあった。カウントを遅くしようものなら、観衆が黙っていない。多人数を用いてそういう有利な状況を生み出すのはアドルフの真骨頂である。つまりカウンターを決める前後から、この流れはアドルフにとって想定内の結末だったのだ。
やがてヨゼフの震える声が、一秒、二秒と時間を刻み――、
「さ、三秒……勝負あった!」
レフェリーの宣言と同時に、ディアナの子分でない者たちは歓声をあげる。たぶん彼らは、信じられないものを見たのだ。アドルフという見るからに脆弱な同輩が、孤児たちの上に立ち、あたかも小さな〈王〉のように君臨していたディアナを討ち倒したのだから。
しかしアドルフは気づけば疲労困憊で、番狂わせを演じたことなど誇る余裕は微塵もなかった。脱力すると体はディアナの上から転げ落ち、板張りの床に大の字で寝そべってしまう。
隣を見ると、同じような姿勢でディアナも横になっていた。
その様子を見て、彼は思う。もしこれがオペラや演劇の一コマなら、ともに死力を尽くし合ったふたりには友情が芽生えてもおかしくない。
だが現実は、そんな美しいものではない。よく見るとディアナは、普段の傲慢な顔を一切変えることなく、ただ敗北を噛みしめているだけで、他方のアドルフも勝利の余韻に浸る間もない。お互いに荒い息を吐き、まるで溺れた魚のようだった。
そして負け惜しみを言いたくて堪らなかった様子のディアナは、体面を取り繕う余裕もなく苦々しく言った。
「てめぇ、運の良い野郎だな。おまけに卑怯だ」
確かに、アドルフの決定打は実力以上のものが出た。また最後の詰めは奇襲の一種で、それを指して卑怯というなら、ディアナの言い分は的外れではない。
だがアドルフはそんな物言いを受け入れられるわけがなく、鼻を鳴らしこう言い返すのだった。
「馬鹿者。我はお前を知り、お前は我を知る努力を怠った。その差が勝敗を分けたのだ」
そう、偽情報をバラ撒き、大人たちに情報工作を仕掛けた結果、ディアナの逆鱗に触れた。しかしアドルフにとってそれは必要な措置で、なおかつ彼は、可能ならディアナをこちらの陣営に引き込みたいと密かに思っていた。
――殴っておいて握手する。
べつに友情を育まなくていい。相手の弱みにつけこみ、不本意であっても構わない。なぜなら、アドルフにとってディアナは真の敵ではなかった。攻略すべき相手は彼女の向こう側にいる。
と、そのときだった。ようやく呼吸が整いだしたアドルフの耳に少女の声が飛び込んできた。
「――アドルフ!」
もはや馴染みが生まれ、心を一刺しするような低い声。そう、時間差で行動していたフリーデだ。
事実、体を起こして見ると、視界の片隅に彼女がいた。その背後にはノイン、そしてニミッツ家の風変わりな従者が三人いる。
奇しくも、アドルフが手駒にしていた連中がこの場に勢揃いしている。だがアドルフは、当然のようにそのことを歓迎しなかった。
戦勝をあげた晴れがましい状況である。それはしかし無関係な周囲の見方であって、アドルフ本人の認識とはかけ離れていた。
実際、落ち着きを失わないアドルフの視線の先で、フリーデたちは皆、一様に顔を暗く曇らせている。何かよくないことが起きたとしか思えない表情だ。
とはいえアドルフは、だれよりもよくわかっていた。市場に偽情報を撒いた行為は、彼が敵対すると決めた相手にたいする強烈なボディブローであることを。
そんな一撃を食らって、何事も起きないわけがない。現にディアナは喧嘩腰で迫り、やむを得ず戦うはめになった。同じようなことがまだ起こりうるだろう。そう後ろ向きに考え、思考をマイナスに向かわせることこそが、この場の正しい判断だった。
ゆえにアドルフは、多少困ったような顔をわざとつくり、フリーデたちの雰囲気に自分を合わせた。
「そんなに慌ててどうした?」
薄々答えは見えている。それでも彼は、あえて何も知らないふりをして、早口で問うた。
「大変だ、ヤーヒムが怒って町長に告げ口した。犯人捜しがはじまって市場は大騒ぎらしい」
険しい顔をしたフリーデの返事は、アドルフの予想と寸分違わなかった。
とはいえ、計算外な要素もゼロではない。ひとつは、ヤーヒムが父親である町長へとまっすぐ向かい、早くも大人が前線に顔を出そうとしていること。
もうひとつは、その展開の速度がいささかスピーディであること。
アドルフの予想だとヤーヒムは、ディアナがそうしたように子分を従えアドルフに反撃し、もう一度ガキっぽい争いを演じる予定だった。
けれど速やかに大人を頼ったということは、問題解決する能力が欠如しているか、あるいは得体の知れない動きに不穏さを覚え、手に余ると判断し父親へ報告したか、そのどちらかだ。
もっともアドルフは、ヤーヒムの人間性を深くは知らない。だから答えを確定させることは不可能だ。
しかしこの際、ヤーヒムの動機には意味がないだろう。フリーデの話が本当なら、事態は一足飛びに動き、トルナバの町長へと問題が波及した。それこそがアドルフの狙いなのだから、恐れおののくことはない。
けれど彼には残念なことがひとつだけあった。それが何かを知れば、フリーデはきっと呆れるだろう。
――やれやれ。せめておやつの時間は楽しみたかったな。まったく思うようにならん。
その雑なつぶやきは心のうちに隠され、だれの耳にも届くことはなかった。
0
あなたにおすすめの小説
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ラストアタック!〜御者のオッサン、棚ぼたで最強になる〜
KeyBow
ファンタジー
第18回ファンタジー小説大賞奨励賞受賞
ディノッゾ、36歳。職業、馬車の御者。
諸国を旅するのを生き甲斐としながらも、その実態は、酒と女が好きで、いつかは楽して暮らしたいと願う、どこにでもいる平凡なオッサンだ。
そんな男が、ある日、傲慢なSランクパーティーが挑むドラゴンの討伐に、くじ引きによって理不尽な捨て駒として巻き込まれる。
捨て駒として先行させられたディノッゾの馬車。竜との遭遇地点として聞かされていた場所より、遥か手前でそれは起こった。天を覆う巨大な影―――ドラゴンの襲撃。馬車は木っ端微塵に砕け散り、ディノッゾは、同乗していたメイドの少女リリアと共に、死の淵へと叩き落された―――はずだった。
腕には、守るべきメイドの少女。
眼下には、Sランクパーティーさえも圧倒する、伝説のドラゴン。
―――それは、ただの不運な落下のはずだった。
崩れ落ちる崖から転落する際、杖代わりにしていただけの槍が、本当に、ただ偶然にも、ドラゴンのたった一つの弱点である『逆鱗』を貫いた。
その、あまりにも幸運な事故こそが、竜の命を絶つ『最後の一撃(ラストアタック)』となったことを、彼はまだ知らない。
死の淵から生還した彼が手に入れたのは、神の如き規格外の力と、彼を「師」と慕う、新たな仲間たちだった。
だが、その力の代償は、あまりにも大きい。
彼が何よりも愛していた“酒と女と気楽な旅”――
つまり平和で自堕落な生活そのものだった。
これは、英雄になるつもりのなかった「ただのオッサン」が、
守るべき者たちのため、そして亡き友との誓いのために、
いつしか、世界を救う伝説へと祭り上げられていく物語。
―――その勘違いと優しさが、やがて世界を揺るがす。
構造理解で始めるゼロからの文明開拓
TEKTO
ファンタジー
ブラック企業勤めのサラリーマン・シュウが転生したのは、人間も街も存在しない「完全未開の大陸」だった。
適当な神から与えられたのは、戦闘力ゼロ、魔法適性ゼロのゴミスキル《構造理解》。
だが、物の仕組みを「作れるレベル」で把握できるその力は、現代知識を持つ俺にとっては、最強の「文明構築ツール」だった――!
――これは、ゴミと呼ばれたスキルとガラクタと呼ばれた石で、世界を切り拓く男の物語。
真祖竜に転生したけど、怠け者の世界最強種とか性に合わないんで、人間のふりして旅に出ます
難波一
ファンタジー
"『第18回ファンタジー小説大賞【奨励賞】受賞!』"
ブラック企業勤めのサラリーマン、橘隆也(たちばな・りゅうや)、28歳。
社畜生活に疲れ果て、ある日ついに階段から足を滑らせてあっさりゲームオーバー……
……と思いきや、目覚めたらなんと、伝説の存在・“真祖竜”として異世界に転生していた!?
ところがその竜社会、価値観がヤバすぎた。
「努力は未熟の証、夢は竜の尊厳を損なう」
「強者たるもの怠惰であれ」がスローガンの“七大怠惰戒律”を掲げる、まさかのぐうたら最強種族!
「何それ意味わかんない。強く生まれたからこそ、努力してもっと強くなるのが楽しいんじゃん。」
かくして、生まれながらにして世界最強クラスのポテンシャルを持つ幼竜・アルドラクスは、
竜社会の常識をぶっちぎりで踏み倒し、独学で魔法と技術を学び、人間の姿へと変身。
「世界を見たい。自分の力がどこまで通じるか、試してみたい——」
人間のふりをして旅に出た彼は、貴族の令嬢や竜の少女、巨大な犬といった仲間たちと出会い、
やがて“魔王”と呼ばれる世界級の脅威や、世界の秘密に巻き込まれていくことになる。
——これは、“怠惰が美徳”な最強種族に生まれてしまった元社畜が、
「自分らしく、全力で生きる」ことを選んだ物語。
世界を知り、仲間と出会い、規格外の強さで冒険と成長を繰り広げる、
最強幼竜の“成り上がり×異端×ほのぼの冒険ファンタジー”開幕!
※小説家になろう様にも掲載しています。
アルフレッドは平穏に過ごしたい 〜追放されたけど謎のスキル【合成】で生き抜く〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
アルフレッドは貴族の令息であったが天から与えられたスキルと家風の違いで追放される。平民となり冒険者となったが、生活するために竜騎士隊でアルバイトをすることに。
ふとした事でスキルが発動。
使えないスキルではない事に気付いたアルフレッドは様々なものを合成しながら密かに活躍していく。
⭐︎注意⭐︎
女性が多く出てくるため、ハーレム要素がほんの少しあります。特に苦手な方はご遠慮ください。
つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました
蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈
絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。
絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!!
聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ!
ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!!
+++++
・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)
【完結保証】僕の異世界攻略〜神の修行でブラッシュアップ〜
リョウ
ファンタジー
僕は十年程闘病の末、あの世に。
そこで出会った神様に手違いで寿命が縮められたという説明をされ、地球で幸せな転生をする事になった…が何故か異世界転生してしまう。なんでだ?
幸い優しい両親と、兄と姉に囲まれ事なきを得たのだが、兄達が優秀で僕はいずれ家を出てかなきゃいけないみたい。そんな空気を読んだ僕は将来の為努力をしはじめるのだが……。
※画像はAI作成しました。
※現在毎日2話投稿。11時と19時にしております。
※2026年半ば過ぎ完結予定→七月に完結(決定)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる