俺の5日間世界革命戦争

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1日目 午前 気づけば俺はたっていた。

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気づけば俺は立っていた。
とても大きくのんびりとした、緑の生い茂る平和な村が一望できる崖の上で朝日を浴びていた。
そしてその時の俺は考えもしなかっただろう。この崖の上に立っていた意味を。

「おう、あんちゃん!見ねぇ顔だな!おめどこのもんだ!」

「俺は、どこから来たんだろう。何もわからないんだ。」

「お、おう、そうか、まぁ何か力になれることがありゃ、気軽に言ってくれよ!」

「ありがとう。」

あの力強そうで毛深いおっさんはいい人だった。

村人の話によると、この村はヤクネ村と言って、ここらの村では1番大きな村だと聞いていた。建物全てが木や石などで出来ていたな。

今、俺は俺自身の事全てがわからない。俺は何をしにこの村に来たのか。自分の名前すらも思い出せない。考えれば考えるほど頭の中が真っ黒になり何も思い出せなくなる。

突然俺のお腹からぎゅるるるるると音がなった時

「おいおい、男前がみっともない男前鳴らしてんじゃ無いよ。これあげるからさ。」

「ありがとう。」

あのおばさんがくれたおにぎり、美味しかった。

「おーいあんちゃーん!若いのの力がひつようなんじゃー!」

「わかったー。今いくよー。」

あのおじさん。人使い悪かったけど、あの後これで昼は好きなの食えって、お小遣いくれたっけ。気付けば昼過ぎで俺は近くの蕎麦屋に入ったんだ。

「すいません、ざる蕎麦一人前。」

「あいよ。」

そう言っておじさんは店の奥の部屋に入って麺を切り始めたんだ。しばらくするとそばが出来上がって俺の座ってる席におじさんが届けに来たんだ。

「はいよ、ざる蕎麦一人前な。」

「ありがとう。」

蕎麦を食べている時、外がうるさかったんだ。俺は気にしなかったけど、おじさんは気になったらしく外を見に行ったんだ。
20分くらい経って俺は蕎麦を食べ終わったからもうそろそろ外へ出ようって思ったんだ。おじさんが居なかったからお代は俺が座っていた席に置いて外へ出ようと、扉を開けたんだ。すると外は、一面血と炎の海だったんだ。

はじめに俺が崖に立っていた意味。
それは、歩み出したらその先に道は無いということだったのかもしれない。


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