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君がいる今 24話
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―アキラー
文化祭も終盤。
昨日は先輩たちや来場客の人たちがたくさん来ていたけど、今日は昨日よりも少ない。
先輩たちは、昨日行ってないところに行ってるし、暇だな~
「ご来店ありがとうございました!」
桜子ちゃんが接客したお客さんが出て行って、教室内が俺たち生徒だけになった。
そこで、誰かが宣伝をしに行くことになった。
「じゃ、じゃあ私とアキラくんで行く…」
「え?俺?」
「うん、アキラくんなら昨日の反響もあるから、一回来てくれた人でも来てくれそうだし、私は念のためにこれ作っておいたので…」
恥ずかしそうにしながらも、自分が作ったプラカードを俺たちに見せてくれた。
そのクオリティーは高かった。
他のみんなもそのクオリティーに驚き、もう二人で行ってこい!っていう空気になった。
これももしかして、俺と二人きりになるための作戦?
桜子ちゃん、案外見た目よりも肉食系女子なのかもしれない。
そんなことよりも、せっかく二人だし、気になっていることを聞けるチャンスだ。
廊下を歩いていると、人が少ないところに来た。
そのタイミングで、俺は口を開いた。
「あのさ、桜子ちゃん!」
「何?」
「俺が悪魔の衣装になったことなんだけどさ…」
「アキラ!!」
聞こうと思った瞬間、みなとさんが息切れをしながら教室にやってきた。
「みきちゃん、教室に戻ってきてないか?」
「知りませんよ!あなたと二人でどっか行ったでしょ!!」
タイミング悪く入ってこられて、俺は少しキレ気味に答えた。
「話している途中で、みきちゃんがどっか走って行ったんだよ!!」
「追いかければ…そっか、日に弱いから追いかけられなかったんですね!残念、ざんね~ん!!」
「おい!お前、ここが学校ってことをいいことに、好き勝手煽りやがって!!」
桜子ちゃんに聞けるチャンスを邪魔されたことに腹が立っている事もあり、みなとさんと口喧嘩になってしまった。
「あ、あの…左のほうに…」
桜子ちゃんの言葉を聞き、俺とみなとさんは喧嘩をやめ、左のほうを向いた。
そこには、美稀ちゃんとテスト勉強の時にいたかずまがいた。
「みなとさん…」
「美稀ちゃん…」
美稀ちゃんは、「なんでここに」と言いたげな顔をしている。
みなとさんはというと、かずまと一緒にいることに驚いている。
「かずま、違うところ行こ…」
「そっち教室じゃないよ?」
「私はこっちに行きたいの!」
「え~助けたお礼にメイド服に着替えてくれるんじゃなかったの~」
「後で、みんなで撮った写真見せるから、ほら行くよ!」
「は~い」
気まずくなったのか、かずまを引っ張ってどっかに行ってしまった。
最初みなとさんが教室に来たときは、ルンルン気分でどっか行ったのに、この約一時間でいったい何があったんだ。
「はぁ、やっぱ避けられるよな~。なぁ、こんなことお前に頼みたくないけど、相談に乗ってくれないか?」
「ゲッ!俺かよ~」
大嫌いなはずの俺に頼むとかよっぽどのことなんだな。
でも、俺が相談に乗るって…あっ!いいこと考えた!
「じゃあ、相談に乗る代わりに…」
「は?なんだよ?」
「で、なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだよ」
ヴァンパイアのマントを身にまとい、桜子ちゃんの作ったプラカードを持ちながら文句を言った。
相談に乗る代わりに、宣伝を手伝ってもらうことを思いついた。
さすが俺、名案!
「だって、俺に借りを作るの嫌でしょ?だから、宣伝手伝って!おねが~い!!」
「南ちゃんのお兄さん、そのマントとても似合ってます!私からもお願いします!!」
「わ、分かったよ」
桜子ちゃんのお願いもあってか、手伝ってくれることになった。
三人で一通り校内を回って宣伝した。
みなとさんの見た目のおかげで、結構目立って宣伝できた。
結構歩いた上に、今日は窓から入る日差しが強いから、みなとさんは、ヘトヘトだ。
日陰のあるベンチで休憩することにした。
「どうぞ!今日手伝ってくれたお礼です!」
「あ、ありがとう」
優しい桜子ちゃんは、みなとさんに水を買ってきていた。
「で、結局何があったんすか?」
「あ、それが…」
するとみなとさん達が教室を出て行った後の事を話してくれた。
どうやら、美稀ちゃんのやきもちが原因らしい。
美稀ちゃんが走って行った後、少し考えて追いかけると美稀ちゃんに他校生に絡まれていたらしいが、みなとさんは助ける前に貧血で倒れたという。
起きたら、そこには誰もいなかったそうだ。
「みなとさんでしたっけ?それってが100%みなとさんが悪いです!女心、いや恋する乙女の気持ちが分かってないです!!」
「それは…」
「恋する乙女の気持ちを100%分かれとは無理には、言いません。けど、これだけは知っておいてください。「ただの友達だ」「ただの妹だ」なんて相手に言われても、片思いをしている人からしたら、相手が大好きなんですからやきもちを妬いたり、モヤモヤするものです!」
「…」
「それに、気持ち知ってて、曖昧な答えばかり出すのも良くないと思います!」
桜子ちゃんはものすごい勢いで、熱弁した。
俺の意見を言う暇をくれなかった。
「なるほど…」
みなとさんは、桜子ちゃんの熱弁に圧巻されている。
「私、初対面なのに出しゃばったマネを…しかもアキラくんへの相談なのに…」
「いや、俺も同意見!そうなんだろうな~と思ってた!」
絶対違うと言いたげな顔で二人は俺を見てきた。
―間もなく、文化祭終了のお時間です。本日来てくださりありがとうございました。
お帰りの際は、クラス投票を忘れないでください。-
終了のアナウンスが響き渡った。
「そろそろ帰らないとな。二人ともありがとな。特に君…」
「えっと、月川桜子です!」
「桜子ちゃん、さっき言ってくれたこと今後気を付けてみるよ」
「は、はい!!頑張ってください!」
「じゃ!」
着ていたマントを俺に渡し、帰って行った。
俺、役に立たなかったような…まぁ、相手からしたら、借りを作らずに済んだからよかったのかもな。
「桜子ちゃん、俺たちも戻ろっか!」
「そうだね!そういえば、私に何か聞こうとしてなかった?」
「あーえっともう大丈夫かな~」
「そっか」
そう、もう大丈夫。
桜子ちゃんがなぜ俺を悪魔モチーフにしたか、大体わかった気がする。
まだ確定してないが、おそらくそうだろう。
俺ってほんとこういう勘はいいよな。
にしてもあのじいちゃん、ほんと呪いかけるだけじゃ済まないのか?
あんな可愛い女の子まで使って…
文化祭も終盤。
昨日は先輩たちや来場客の人たちがたくさん来ていたけど、今日は昨日よりも少ない。
先輩たちは、昨日行ってないところに行ってるし、暇だな~
「ご来店ありがとうございました!」
桜子ちゃんが接客したお客さんが出て行って、教室内が俺たち生徒だけになった。
そこで、誰かが宣伝をしに行くことになった。
「じゃ、じゃあ私とアキラくんで行く…」
「え?俺?」
「うん、アキラくんなら昨日の反響もあるから、一回来てくれた人でも来てくれそうだし、私は念のためにこれ作っておいたので…」
恥ずかしそうにしながらも、自分が作ったプラカードを俺たちに見せてくれた。
そのクオリティーは高かった。
他のみんなもそのクオリティーに驚き、もう二人で行ってこい!っていう空気になった。
これももしかして、俺と二人きりになるための作戦?
桜子ちゃん、案外見た目よりも肉食系女子なのかもしれない。
そんなことよりも、せっかく二人だし、気になっていることを聞けるチャンスだ。
廊下を歩いていると、人が少ないところに来た。
そのタイミングで、俺は口を開いた。
「あのさ、桜子ちゃん!」
「何?」
「俺が悪魔の衣装になったことなんだけどさ…」
「アキラ!!」
聞こうと思った瞬間、みなとさんが息切れをしながら教室にやってきた。
「みきちゃん、教室に戻ってきてないか?」
「知りませんよ!あなたと二人でどっか行ったでしょ!!」
タイミング悪く入ってこられて、俺は少しキレ気味に答えた。
「話している途中で、みきちゃんがどっか走って行ったんだよ!!」
「追いかければ…そっか、日に弱いから追いかけられなかったんですね!残念、ざんね~ん!!」
「おい!お前、ここが学校ってことをいいことに、好き勝手煽りやがって!!」
桜子ちゃんに聞けるチャンスを邪魔されたことに腹が立っている事もあり、みなとさんと口喧嘩になってしまった。
「あ、あの…左のほうに…」
桜子ちゃんの言葉を聞き、俺とみなとさんは喧嘩をやめ、左のほうを向いた。
そこには、美稀ちゃんとテスト勉強の時にいたかずまがいた。
「みなとさん…」
「美稀ちゃん…」
美稀ちゃんは、「なんでここに」と言いたげな顔をしている。
みなとさんはというと、かずまと一緒にいることに驚いている。
「かずま、違うところ行こ…」
「そっち教室じゃないよ?」
「私はこっちに行きたいの!」
「え~助けたお礼にメイド服に着替えてくれるんじゃなかったの~」
「後で、みんなで撮った写真見せるから、ほら行くよ!」
「は~い」
気まずくなったのか、かずまを引っ張ってどっかに行ってしまった。
最初みなとさんが教室に来たときは、ルンルン気分でどっか行ったのに、この約一時間でいったい何があったんだ。
「はぁ、やっぱ避けられるよな~。なぁ、こんなことお前に頼みたくないけど、相談に乗ってくれないか?」
「ゲッ!俺かよ~」
大嫌いなはずの俺に頼むとかよっぽどのことなんだな。
でも、俺が相談に乗るって…あっ!いいこと考えた!
「じゃあ、相談に乗る代わりに…」
「は?なんだよ?」
「で、なんで俺がこんなことしなきゃいけないんだよ」
ヴァンパイアのマントを身にまとい、桜子ちゃんの作ったプラカードを持ちながら文句を言った。
相談に乗る代わりに、宣伝を手伝ってもらうことを思いついた。
さすが俺、名案!
「だって、俺に借りを作るの嫌でしょ?だから、宣伝手伝って!おねが~い!!」
「南ちゃんのお兄さん、そのマントとても似合ってます!私からもお願いします!!」
「わ、分かったよ」
桜子ちゃんのお願いもあってか、手伝ってくれることになった。
三人で一通り校内を回って宣伝した。
みなとさんの見た目のおかげで、結構目立って宣伝できた。
結構歩いた上に、今日は窓から入る日差しが強いから、みなとさんは、ヘトヘトだ。
日陰のあるベンチで休憩することにした。
「どうぞ!今日手伝ってくれたお礼です!」
「あ、ありがとう」
優しい桜子ちゃんは、みなとさんに水を買ってきていた。
「で、結局何があったんすか?」
「あ、それが…」
するとみなとさん達が教室を出て行った後の事を話してくれた。
どうやら、美稀ちゃんのやきもちが原因らしい。
美稀ちゃんが走って行った後、少し考えて追いかけると美稀ちゃんに他校生に絡まれていたらしいが、みなとさんは助ける前に貧血で倒れたという。
起きたら、そこには誰もいなかったそうだ。
「みなとさんでしたっけ?それってが100%みなとさんが悪いです!女心、いや恋する乙女の気持ちが分かってないです!!」
「それは…」
「恋する乙女の気持ちを100%分かれとは無理には、言いません。けど、これだけは知っておいてください。「ただの友達だ」「ただの妹だ」なんて相手に言われても、片思いをしている人からしたら、相手が大好きなんですからやきもちを妬いたり、モヤモヤするものです!」
「…」
「それに、気持ち知ってて、曖昧な答えばかり出すのも良くないと思います!」
桜子ちゃんはものすごい勢いで、熱弁した。
俺の意見を言う暇をくれなかった。
「なるほど…」
みなとさんは、桜子ちゃんの熱弁に圧巻されている。
「私、初対面なのに出しゃばったマネを…しかもアキラくんへの相談なのに…」
「いや、俺も同意見!そうなんだろうな~と思ってた!」
絶対違うと言いたげな顔で二人は俺を見てきた。
―間もなく、文化祭終了のお時間です。本日来てくださりありがとうございました。
お帰りの際は、クラス投票を忘れないでください。-
終了のアナウンスが響き渡った。
「そろそろ帰らないとな。二人ともありがとな。特に君…」
「えっと、月川桜子です!」
「桜子ちゃん、さっき言ってくれたこと今後気を付けてみるよ」
「は、はい!!頑張ってください!」
「じゃ!」
着ていたマントを俺に渡し、帰って行った。
俺、役に立たなかったような…まぁ、相手からしたら、借りを作らずに済んだからよかったのかもな。
「桜子ちゃん、俺たちも戻ろっか!」
「そうだね!そういえば、私に何か聞こうとしてなかった?」
「あーえっともう大丈夫かな~」
「そっか」
そう、もう大丈夫。
桜子ちゃんがなぜ俺を悪魔モチーフにしたか、大体わかった気がする。
まだ確定してないが、おそらくそうだろう。
俺ってほんとこういう勘はいいよな。
にしてもあのじいちゃん、ほんと呪いかけるだけじゃ済まないのか?
あんな可愛い女の子まで使って…
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