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どうしましょうか
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嫌な事を聞いてしまった。
レイリーの話によると、北の大陸では、生まれた時点で人間は奴隷としての一生が決まっているのだとか。
では誰が人間を奴隷にしているのかというと、北の大陸では獣人の国があり、他の種族を奴隷にしているのだそうだ。
私、そっちで生まれなくてよかった……
こっち、というか私が生まれた国、ブランタ王国も奴隷制度はあるけれど、奴隷と言えば基本的には犯罪奴隷しかいない。
殺人を犯せば重犯罪者として、残りの人生を重労働で使い潰される事となる。怖い。
情状酌量の余地があったり、軽犯罪と認められた者達は、期限を決められ、その期間奉仕をすれば解放されるという。
借金したお金を返せない者も、その金額に見合った分だけ働けば解放される。
だけど犯罪に手を染める理由によっては、すぐに再犯するらしい。
あえて軽い罪を犯して、寝床と食料を得る事を選ぶ人もいるのだとか。
そんな話をアルクーレの街で色々と聞いた。
子供にそんな話する? とも思ったけど孤児にそういった傾向が多いらしく、衛兵も困っていると教わった。
私も冒険者稼業が行き詰まったら、そうなる可能性があると見られていたっぽい。
犯罪者予備軍だね。
現在進行形で手配犯だけどね!
まぁ話が逸れた気がしないでもないけど、北の大陸は行けないね。
行ったら問答無用で絡まれそうだし、そうなったら片っ端から殴り倒さなきゃいけなくなる。
でも北の大陸がそんなんだから、こっちでは獣人が迫害されてるのかな?
いずれは獣人と会ってみたいとか考えてたけど、難しいのかな、やっぱり。
そうそう。
結局、お爺ちゃんはレイリーに連れて行かれたよ。
嫌だとしても、さすがに行かないのは不味いという事で。
私も帰って来たら沢山遊ぼうね。と伝えたので、頑張れると思う。
というわけで予定がなくなったので、今日は近場をウロウロしようかな。
出掛けるにしても、何だかんだとしてたら遅くなったし。
なので今日は一人で散策する事にしました。
散策といっても修行を始める前に食料集めに来ていた森だけどね。
そして、いつだったか神様に遭遇した場所でもある。
以前に母さんが真化する時に仮設住宅として利用させてもらった岩山。
時々、ここに足を運んでいたりする。
また神様に会えないもんかなーとか思ってたり。
「今日もただの岩山だなぁ……。いっそのこと、吹き飛ばしちゃおうかな」
なんて物騒な事を口走りもしたけど、そんな事したら神様が拗ねて口を聞いてくれなくなりそうなのでやめておく。
「んー。どうしようかな」
今日の予定の話ではない。
集落に戻ってきてから、アルクーレの街での出来事が何度か頭をよぎった。
下手にアルクーレの街に顔を出すわけにはいかないので行くつもりはないんだけれども……
今、気になっているのは帝国の方だ。
今回のアルクーレの街に向けての派兵。
領主様は気にする必要はないって言っていたけれど、被害の規模が大きいだけに割り切れないでいる。
別に罪滅ぼしをしたいとかって訳じゃないけれど、なんで帝国兵があそこまで来ていたのかを知りたいのだ。
まぁ帝国兵の方々は、お貴族様の命令なんだろうけど、その命令がどんな意図を持って出されたのかが分からなくてモヤモヤするのだ。
私がアルクーレを出て来た時の状況を鑑みても、領主様もその辺りの把握はできていない感じだったし。
となると自分の足で調べるのが一番かな。
そもそも、あの帝国兵が何処からやって来たのかすら分からないし……
私の帝国内での知り合いとなると、たかが知れている。
私が拉致監禁された街クエンサと、Aランク冒険者のライオスさん達が拠点にしているウィーナッド。
クエンサは冒険者ギルドのギルマスであるロエンナさんや、その兄で騎士でもあるローエンさんだったりに話が聞けるかもなんだけど、ローエンさんは私を拉致した疑いがあるから行くのが怖いんだよなぁ。
ウィーナッドは一度だけ買い物で忍び込んだだけだし、ライオスさん達が街に滞在してるかも分からない。
けど私が情報収集できそうなのって、その辺しかないんだよなぁ。
適当な街でアレコレ聞き回ってもいいけど、それで目を付けられても困るし……いやまぁ、現状よりマイナスな状況にはならないか。
すでにお尋ね者だし。
となるとウィーナッド、クエンサの順で周って、特に情報が得られなかったら適当な街や村を巡ってみようかな。
いや……この際だし帝都に行くのもアリか?
そこは、その時の気分で決めよう。うん、そうしよう。
修行は中途半端ともいえるけど、帝国の一件が頭をよぎって集中できないし、ちょっと探りを入れるだけ。
新たなトラブルに繋がる可能性もあるけど、まぁ何とかなるでしょ。
となれば善は急げだ。
明日あたりにパパッと帝国に……というかウィーナッドに行ってみよう。
となると家に帰ったら父さん達に説明しなきゃ。
あと、お爺ちゃんが戻ってくる前に帰ってこないと、拗ねちゃいそうだし、なるべく迅速に行動せねば。
何をするかを決めてしまえば、あとは行動あるのみ。
私は話をどうやって切り出そうか考えながら帰途につく。
「人間の街に行くの? シーちゃんが?」
「うん。ちょっと気になる事があって」
「ふむ……。街に行きたいのは分かったが、自衛ができる程度には力を付けられたのか?」
「多少は……かな?」
やっぱりというか、街に行く事を話したら難色を示された。
修行も中途半端だし、当然の反応だけどね。
しかし、ここからどうやって説得……いや、納得してもらおうか。
さすがに父さん達に嘘をついて街に行くわけにはいかないし。
そもそも母さんには真眼の祝福があるから嘘は通じないんだけどさ……
「ならリューダス達との模擬戦を行おう」
「リューダスさん達と?」
父さんから意外な提案があった。
物事を決めるのに他者を巻き込むとは思わなかった。
「街に行くのであれば、必要なのは対人戦の経験だろう? 最近のシラハは魔物との戦いに重きを置いていたようだが、もしも街中で戦闘となれば相手は魔物ではなく人間だ」
「そうだね」
まったくもって正論である。
万が一、人と戦うような事があるのなら、リューダスさん達を相手に勝てなければダメって事か……厳しいなぁ。
まぁ、負け=死……と考えれば当たり前であって、厳しすぎるという程でもないか。
「姐さん! 本日はよろしくお願いします!」
「「「「お願いします!!」」」」
「こちらの方こそ私事に付き合って貰うんですし、よろしくお願いします」
というわけで翌日。
さっそく父さんがリューダスさん達を訓練場に招集し、リューダスさん達からの元気な挨拶が私に向かって飛んでくる。
朝からテンション高いなぁ……
「最近姐さんは忙しそうでしたし、俺達で力になれる事があるのなら喜んで協力させて貰いますとも!」
「ありがとうございます」
「それで俺達は何をするので?」
と、リューダスさんが用件を確認してきたところで、父さんが前に出てくる。
「今日、お前達にはシラハと模擬戦を行ってもらう!」
「模擬戦でありますか!」
「そうだ! 模擬戦を行い、お前達が負けたらシラハがこの集落から出て行く!」
「な……なんですと!」
「姐さんが……」
「出て行く?」
「それじゃあ、俺達……」
「負けるわけには……」
「そう! 負けるわけにはいかん! 負けたら許さん! 負けたら覚えておけよ貴様等!」
私が出て行くと聞いたリューダスさん達がショックを受け、父さんが追い打ちのように脅していく。酷い。
それと出て行くといっても、ちょっとだけだよ?
まるで家出するみたいに大袈裟に伝わってない?
「ちょっと他の街を覗いてくるだけですよ?」
「それでも、また何日も帰ってこないんですよね?!」
「なら我々が死力を尽くして引き留めるしかっ」
そんな覚悟で挑むの?!
ちょっとした試験みたいなものでしょ?!
「ねぇ父さん。ちょっと焚き付け過ぎじゃない?」
恨みがましく父さんをジト目で睨む。
「何を言う。全部、我の本心だとも」
「もう……」
我儘言ってるのは私だし、父さんは私の事が心配なだけか……対戦相手が父さんじゃなくてリューダスさん達なのは、父さんなりの譲歩だろうし文句言ってもしょうがないか。
それなら父さん達を安心させる為にも、全力で勝ちに行きますか!
//////////////////////////////////////////////////////
後書き
ガイアス「模擬戦開始!」
シラハ「全力全開っ【竜咆哮】!」
リューダス「姐さん?! それ俺達死んじゃうヤツーー」
リューダス「はっ?! 夢か……死んだかと思った。しかし、夢に姐さんが出てくるなんて今日は良い日かも……」
シラハ「今日は模擬戦よろしくお願いします」
リューダス「あっ……もしかしてこれ正夢……」
狐鈴「夢ではなく、リューダスの死に戻りループエンドに突入だね」
リューダス「姐さんに殺され続ける……ゴクリ。ある意味ご褒美では?」
シラハ「やべーヤツだ!」
レイリーの話によると、北の大陸では、生まれた時点で人間は奴隷としての一生が決まっているのだとか。
では誰が人間を奴隷にしているのかというと、北の大陸では獣人の国があり、他の種族を奴隷にしているのだそうだ。
私、そっちで生まれなくてよかった……
こっち、というか私が生まれた国、ブランタ王国も奴隷制度はあるけれど、奴隷と言えば基本的には犯罪奴隷しかいない。
殺人を犯せば重犯罪者として、残りの人生を重労働で使い潰される事となる。怖い。
情状酌量の余地があったり、軽犯罪と認められた者達は、期限を決められ、その期間奉仕をすれば解放されるという。
借金したお金を返せない者も、その金額に見合った分だけ働けば解放される。
だけど犯罪に手を染める理由によっては、すぐに再犯するらしい。
あえて軽い罪を犯して、寝床と食料を得る事を選ぶ人もいるのだとか。
そんな話をアルクーレの街で色々と聞いた。
子供にそんな話する? とも思ったけど孤児にそういった傾向が多いらしく、衛兵も困っていると教わった。
私も冒険者稼業が行き詰まったら、そうなる可能性があると見られていたっぽい。
犯罪者予備軍だね。
現在進行形で手配犯だけどね!
まぁ話が逸れた気がしないでもないけど、北の大陸は行けないね。
行ったら問答無用で絡まれそうだし、そうなったら片っ端から殴り倒さなきゃいけなくなる。
でも北の大陸がそんなんだから、こっちでは獣人が迫害されてるのかな?
いずれは獣人と会ってみたいとか考えてたけど、難しいのかな、やっぱり。
そうそう。
結局、お爺ちゃんはレイリーに連れて行かれたよ。
嫌だとしても、さすがに行かないのは不味いという事で。
私も帰って来たら沢山遊ぼうね。と伝えたので、頑張れると思う。
というわけで予定がなくなったので、今日は近場をウロウロしようかな。
出掛けるにしても、何だかんだとしてたら遅くなったし。
なので今日は一人で散策する事にしました。
散策といっても修行を始める前に食料集めに来ていた森だけどね。
そして、いつだったか神様に遭遇した場所でもある。
以前に母さんが真化する時に仮設住宅として利用させてもらった岩山。
時々、ここに足を運んでいたりする。
また神様に会えないもんかなーとか思ってたり。
「今日もただの岩山だなぁ……。いっそのこと、吹き飛ばしちゃおうかな」
なんて物騒な事を口走りもしたけど、そんな事したら神様が拗ねて口を聞いてくれなくなりそうなのでやめておく。
「んー。どうしようかな」
今日の予定の話ではない。
集落に戻ってきてから、アルクーレの街での出来事が何度か頭をよぎった。
下手にアルクーレの街に顔を出すわけにはいかないので行くつもりはないんだけれども……
今、気になっているのは帝国の方だ。
今回のアルクーレの街に向けての派兵。
領主様は気にする必要はないって言っていたけれど、被害の規模が大きいだけに割り切れないでいる。
別に罪滅ぼしをしたいとかって訳じゃないけれど、なんで帝国兵があそこまで来ていたのかを知りたいのだ。
まぁ帝国兵の方々は、お貴族様の命令なんだろうけど、その命令がどんな意図を持って出されたのかが分からなくてモヤモヤするのだ。
私がアルクーレを出て来た時の状況を鑑みても、領主様もその辺りの把握はできていない感じだったし。
となると自分の足で調べるのが一番かな。
そもそも、あの帝国兵が何処からやって来たのかすら分からないし……
私の帝国内での知り合いとなると、たかが知れている。
私が拉致監禁された街クエンサと、Aランク冒険者のライオスさん達が拠点にしているウィーナッド。
クエンサは冒険者ギルドのギルマスであるロエンナさんや、その兄で騎士でもあるローエンさんだったりに話が聞けるかもなんだけど、ローエンさんは私を拉致した疑いがあるから行くのが怖いんだよなぁ。
ウィーナッドは一度だけ買い物で忍び込んだだけだし、ライオスさん達が街に滞在してるかも分からない。
けど私が情報収集できそうなのって、その辺しかないんだよなぁ。
適当な街でアレコレ聞き回ってもいいけど、それで目を付けられても困るし……いやまぁ、現状よりマイナスな状況にはならないか。
すでにお尋ね者だし。
となるとウィーナッド、クエンサの順で周って、特に情報が得られなかったら適当な街や村を巡ってみようかな。
いや……この際だし帝都に行くのもアリか?
そこは、その時の気分で決めよう。うん、そうしよう。
修行は中途半端ともいえるけど、帝国の一件が頭をよぎって集中できないし、ちょっと探りを入れるだけ。
新たなトラブルに繋がる可能性もあるけど、まぁ何とかなるでしょ。
となれば善は急げだ。
明日あたりにパパッと帝国に……というかウィーナッドに行ってみよう。
となると家に帰ったら父さん達に説明しなきゃ。
あと、お爺ちゃんが戻ってくる前に帰ってこないと、拗ねちゃいそうだし、なるべく迅速に行動せねば。
何をするかを決めてしまえば、あとは行動あるのみ。
私は話をどうやって切り出そうか考えながら帰途につく。
「人間の街に行くの? シーちゃんが?」
「うん。ちょっと気になる事があって」
「ふむ……。街に行きたいのは分かったが、自衛ができる程度には力を付けられたのか?」
「多少は……かな?」
やっぱりというか、街に行く事を話したら難色を示された。
修行も中途半端だし、当然の反応だけどね。
しかし、ここからどうやって説得……いや、納得してもらおうか。
さすがに父さん達に嘘をついて街に行くわけにはいかないし。
そもそも母さんには真眼の祝福があるから嘘は通じないんだけどさ……
「ならリューダス達との模擬戦を行おう」
「リューダスさん達と?」
父さんから意外な提案があった。
物事を決めるのに他者を巻き込むとは思わなかった。
「街に行くのであれば、必要なのは対人戦の経験だろう? 最近のシラハは魔物との戦いに重きを置いていたようだが、もしも街中で戦闘となれば相手は魔物ではなく人間だ」
「そうだね」
まったくもって正論である。
万が一、人と戦うような事があるのなら、リューダスさん達を相手に勝てなければダメって事か……厳しいなぁ。
まぁ、負け=死……と考えれば当たり前であって、厳しすぎるという程でもないか。
「姐さん! 本日はよろしくお願いします!」
「「「「お願いします!!」」」」
「こちらの方こそ私事に付き合って貰うんですし、よろしくお願いします」
というわけで翌日。
さっそく父さんがリューダスさん達を訓練場に招集し、リューダスさん達からの元気な挨拶が私に向かって飛んでくる。
朝からテンション高いなぁ……
「最近姐さんは忙しそうでしたし、俺達で力になれる事があるのなら喜んで協力させて貰いますとも!」
「ありがとうございます」
「それで俺達は何をするので?」
と、リューダスさんが用件を確認してきたところで、父さんが前に出てくる。
「今日、お前達にはシラハと模擬戦を行ってもらう!」
「模擬戦でありますか!」
「そうだ! 模擬戦を行い、お前達が負けたらシラハがこの集落から出て行く!」
「な……なんですと!」
「姐さんが……」
「出て行く?」
「それじゃあ、俺達……」
「負けるわけには……」
「そう! 負けるわけにはいかん! 負けたら許さん! 負けたら覚えておけよ貴様等!」
私が出て行くと聞いたリューダスさん達がショックを受け、父さんが追い打ちのように脅していく。酷い。
それと出て行くといっても、ちょっとだけだよ?
まるで家出するみたいに大袈裟に伝わってない?
「ちょっと他の街を覗いてくるだけですよ?」
「それでも、また何日も帰ってこないんですよね?!」
「なら我々が死力を尽くして引き留めるしかっ」
そんな覚悟で挑むの?!
ちょっとした試験みたいなものでしょ?!
「ねぇ父さん。ちょっと焚き付け過ぎじゃない?」
恨みがましく父さんをジト目で睨む。
「何を言う。全部、我の本心だとも」
「もう……」
我儘言ってるのは私だし、父さんは私の事が心配なだけか……対戦相手が父さんじゃなくてリューダスさん達なのは、父さんなりの譲歩だろうし文句言ってもしょうがないか。
それなら父さん達を安心させる為にも、全力で勝ちに行きますか!
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後書き
ガイアス「模擬戦開始!」
シラハ「全力全開っ【竜咆哮】!」
リューダス「姐さん?! それ俺達死んじゃうヤツーー」
リューダス「はっ?! 夢か……死んだかと思った。しかし、夢に姐さんが出てくるなんて今日は良い日かも……」
シラハ「今日は模擬戦よろしくお願いします」
リューダス「あっ……もしかしてこれ正夢……」
狐鈴「夢ではなく、リューダスの死に戻りループエンドに突入だね」
リューダス「姐さんに殺され続ける……ゴクリ。ある意味ご褒美では?」
シラハ「やべーヤツだ!」
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