エロスな徒然

かめのこたろう

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2017年01月30日

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 どうも世間的には全く需要がなさそうな存在に拘泥しているようで甚だ遺憾ではあるのですが。
 そう、「不良娘」の話です。

 必ず愛好者もしくは研究者などが在野には人目を憚りたくさんいる筈なんです。
 「はばかんなよ!」と声を大にして言いたくなります。
 いいんですよ、もっと前に出てきて。
 皆さんはどこもおかしくなんてない、素晴らしいものをもってらっしゃるんです。

 ただ、中々表に出る気にならない気持ちもわからなくもありません。
 何故か、有名不良作品ほど「不良娘」をぞんざい、もしくは全く無視しているかのような状態だからです。
 「それが世界の選択か」と口走りたくなる現状に萎えてしまうのも当然かもしれません。

 著名な不良漫画としては、「男一匹ガキ大将」「ヤンキー烈風隊」「湘南爆走族」「純愛組」「カメレオン」「特攻の拓」「バッドボーイズ」「ろくでなしブルース」「今日から俺は」「クローズ」などが特に不良でもない一般人読者も幅広く獲得している人気作品ではないでしょうか。

 しかしこれらを見ても、メインヒロインに「不良娘」を据えているものはほとんどありません。
 たぶんはっきりと不良娘がヒロインなのは「ヤンキー烈風隊」くらいです。
 「特拓」、「今日俺」辺りは微妙ですが、「特拓」は誰がヒロインか微妙、「今日俺」の京子は伊藤の彼女なので個人的にヒロインではないと思っています。

 これらから推察できるのは、恐らく「ヤンキー・不良ほど不良娘に興味が無い」という事実ではないでしょうか。
 特に顕著なのは「湘南爆走族」の作者、吉田聡氏だと思われます。

 吉田氏は「湘南爆走族」だけでなく後継の「荒くれnight」でも秀才眼鏡っ娘をヒロインにして主役ヤンキーといちゃらぶさせること甚だしい描写を連発します。
 それはコンプレックス丸出しに昔ヤンチャしてた自分がどういう女性を嗜好していたかというのを赤裸々に晒しているようにしか見えません。
 まだ爆走族時代には桃山 マコという良心がありましたが、荒くれnightになると完璧に不良娘の存在は影も形もなくなってしまいました。
 「荒くれKNIGHT 黒い残響篇」などの傑作をはじめとする吉田氏の作品内容自体は文句の付けようもありませんが。
 不良娘愛好家としては、思わずPTAに「この漫画、教育上好ましくないです」と告げ口したくなっちゃう衝動を我慢する自信がなくなります。

 最近ではエロゲー界隈でみなとそふとがヒロイン全員不良娘というまさに画期的な作品を発表するなど単発で話題がでることがありますが、結局大きな潮流にはならず衰退する一方に見える不良娘。
 最後にときめいたキャラはあだち充の「スローステップ」に出てくる沢村 亜矢子であるという現状に義憤を抑えることができません。
 メインどころの不良作品で唯一ヒロインとして扱った「ヤンキー烈風隊」に敬意を表し、「”本気”と書いて”マブ”と読む活動」をしながら、不良娘が再び表舞台に飛び出してくるときを夢見たいと思います。
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