エロスな徒然

かめのこたろう

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2017年 04月08日

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 光電効果やトンネル効果、ドップラー効果にバタフライ効果、果ては羅生門効果など。
 世の中、「~効果」と呼ばれる現象が多々ありますが。
 現在アカデミックの場に限らず最も注目されているのが「ソフマップ効果」ではないでしょうか。

 主に光学や脳科学、認知心理学などの分野から重要視されているこの現象。
 「何故か女性の容姿が悪く見える効果が固有の場所で発生する」ことを指します。
 そして高い再現率を誇る場所が「ソフマップ」であるためこの名称が付けられました。
 未だその原理は解明されておらず、G.Eレートによる時空の歪みや認識系の異常、果ては魔術や超自然的存在の干渉などのオカルトまで様々な仮説が出てくる一方、具体的なことは何もわかっておりません。
 ただ確実なのは、「ソフマップで撮影されたアイドルは明らかに別人に見える」ことだけなのです。

 そんな「ソフマップ効果」ですが、とても有名なため実際の現象については各自でネット上の情報を確認いただけばすぐに把握できると思います。
 普通のグラビア撮影時にはあんなに可愛くてすべすべつるつるのお肌だった女の子が何か別の生き物になってしまう。
 もう当たり前のように受け入れられつつあります。
 だからこそ、「逆にソフマップ効果をもってしても可愛く見える女の子」という貴重種の存在が明るみになったのです。

 何故ソフマップ効果の影響を受けない女性がいるのか、それはその原理同様全くわかってはおりません。
 しかし原理は不明であっても、「どう見ても可愛い女の子」が識別可能なため、リトマス試験紙のような利用法が徐々に広まりつつあります。
 このように理屈がわからなくとも、実用が先にされるのはよくあることなので、今はただその効果の恩恵に浴するのが最も正しいのでしょう。
 恐らく困るのは一部の女性だけです。

 ただ圧倒的な利便性をもって真実を見抜く力を与えてくれる「ソフマップ効果」。
 原理が理解されないまま利用するのが当たり前になりつつあります。
 いつかその理屈が解明されて更なる応用方法が生み出されることを期待しつつも。
 今のままでも卓越した実用性を享受できることで良しとしましょう。
 我々はフィクションの中にしか存在しなかった「真実を写す魔法の鏡」を手に入れてしまったのかもしれません。
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