エロスな徒然

かめのこたろう

文字の大きさ
44 / 231

2017年 05月19日

しおりを挟む

 偉大なる現代の魔法使い達が生み出した新たな広域次元干渉スペル「バブみを感じてオギャる」。
 初見でこの響きに何かを感じて思わず後ずさってしまった人は素質があるのは確実です。
 一般的にも相当浸透しているようで、2015年の流行語にもなっているみたいだから皆さんも聞いたことはあると思います。

 もしかしたら知らない人もいるのかもしれないので一応説明すると、「幼い少女に母性を求めて(自分が)バブバブオギャオギャする」ことです。
 主に二次元界隈で幼女キャラに対して母性を求める欲求が高まり、赤ちゃんのように甘えたくなるときにその思いを表現するものとして「バブみ感がすごい」「オギャりたい」という言葉が生まれました。
 その初出についてははっきりとしたことはわかりませんが、大体2014年ごろに発生したという意見が多いようです。
 「マジキチ」、「ヤヴァイ」、「ちょっとわかる……」など世間の反応は様々なようですが、識者の間では「昔からある嗜好である」と結構冷静に受け止められています。
 
 元々、「年上好き」、「マザコン」、「赤ちゃんプレイ」などの形で女性に母性愛を求める嗜好は確固として存在し、また認知されておりました。
 そして同時に「幼い少女に対して母性を求める」という嗜好も間違いなく存在していたのです。

 それは「ロリコン」。

 誰もが聞いたことがあるこの言葉。
 単なる幼女趣味としか認識されていないことがほとんどだと思います。
 一見、母性とは真逆の嗜好のように思えるかもしれませんが。
 本来ロリコンとは母性愛を求める本能に他なりません。

 男が女性に求める魅力の源泉、女性原理。
 その本質は「処女性と母性」に他なりません。
 男はすべからく同時にそれらを一人の女性の中に見出そうとします。
 それは古代の処女神が同時に出産や育児なども司っていることなどからも伺え、例えば代表的なギリシアの処女女神アルテミスの像は立派なおっぱいを無数にもつ姿だったりするのも男が請い求める女性原理=処女性=母性の象徴なのです。
 そしてその処女性=母性を何に見出すかで「熟女マニア」「幼女愛好」「巨乳ラブ者」「貧乳血命団」「ショートカットスポーツ少女革命党」「インテリ眼鏡フェミニン女学生崇拝教団」「ミニスカルーズ女子高生ギャルポップ同盟」などの各種嗜好へと分化されていき。
 エロスの裾野と可能性は無限に広がっていきました。

 つまりロリコンとは処女性=母性を幼女に求める人間のことです。
 彼らにとっては同年代や年上の人間というのは対等な人間関係を求められるという意味で甘えられる存在ではないのかもしれません。
 その結果、純真無垢であるが故に自分を無条件に受け入れてくれると夢想して、成人女性に求められない母性を幼女に見出してしまうのです。
 汚れなき少女が無限の包容力を持つ、処女性と母性の同居。
 正に理想の女性像がそこには現出され。
 ロリコンは完成します。

 以上のことは「わかっている人たち」にとっては当たり前の話であり、元々「ロリコンとは少女に母性愛を求めることに他ならない」というのはその界隈では常識的なことだったと思います。
 なんと言ってもかの有名なシャアがララァに母性を求めていたことなど有名でしたし。
 だから「バブみ」「オギャる」という言葉が生まれたのは新たな概念や嗜好が生まれたわけではなく、「従来からあったロリコンをさらに的確に表現した」ことにこそ価値があったのだと考えられます。
 人によればロリコンであるにも関わらず自分が母性愛を幼女に求めている自覚が全然ないことも多いはず。
 この「バブみ」「オギャる」という言葉の出現でよりその自覚が促され、当事者も第三者もロリコンという存在の本質をより正確に理解できるようになったのだと思います。

 以上、「バブみを感じてオギャるに見るロリコンの本質」について思うところをいろいろ申し上げてきましたが。
 正しく本質を理解できるようになったからと言って世間の見る目が良くなるわけではないのは確実、下手すればさらに軽蔑されるのが関の山ですね。
 斯く言う自分も明らかに女子高生好きなのでロリコンか否かはギリギリです。
 業界では明確に区別され異なる嗜好であることがはっきりしており、一緒くたにするなど言語道断の冒涜行為に他ならないのですが、世間から見ればあんまり変わらないのが現実です。
 内心では「セーラー服を着てれば熟女までイケルから!」とか「もう法的に結婚できるんだからロリコンじゃないんだよ!?」などの言い訳をずっとし続けていますが、世間様にあまり顔向けできないのは事実なので口には出しません。
 良識ある皆様に言えることがあるとすれば、「バブみを感じてオギャってる人を見かけたら不用意に近づかない、お互い不可侵で尊重しあえば平和でいられるんじゃないかな」ということだけです。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

同じアパートに住む年上未亡人美女は甘すぎる。

ピコサイクス
青春
大学生の翔太は、一人暮らしを始めたばかり。 真下の階に住むのは、落ち着いた色気と優しさを併せ持つ大人の女性・水無瀬紗夜。 引っ越しの挨拶で出会った瞬間、翔太は心を奪われてしまう。 偶然にもアルバイト先のスーパーで再会した彼女は、翔太をすぐに採用し、温かく仕事を教えてくれる存在だった。 ある日の仕事帰り、ふたりで過ごす時間が増えていき――そして気づけば紗夜の部屋でご飯をご馳走になるほど親密に。 優しくて穏やかで――その色気に触れるたび、翔太の心は揺れていく。 大人の女性と大学生、甘くちょっぴり刺激的な同居生活(?)がはじまる。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

処理中です...