エロスな徒然

2018年 01月11日

　「クロッチ」って実際には無いほうが断然いいはずなのに、なんでこの言葉を出されたとたんに脊髄反射的な反応を強制させされちゃうんでしょう。

　汚れとか傷みなどのダメージから薄くてすべすべのやわらかい布地を守るためにパンツのお股部分を二重にしたりして補強してる部分なんですが。
　エッチな行為の際には明らかにその機能性が女の子の感度とかこっちの感触とかを妨害する、およそエロスとは決して相容れない存在であるはずなのに、いきなり「クロッチ」って言われたり文字で示されたりすると何故かドキン！ってさせられちゃう。

　別に好きなんかじゃないのに。
　無いほうがいい、邪魔者とすら思ってるはずなのに。

　意図せず湧き上がってくるこの気持ち。
　自分では認めたくない衝動。

　キライ。
　でも……。
　なんで？

　みたいな。

　思春期の男の子が好きな子に意地悪しちゃうような。
　女の子が憎からず思ってる男子につれない態度をとっちゃうような。
　強気と弱気、負けん気と恥じらいが混ざったものがもたらす心のざわめき。

　悔しいけど感じちゃう的なものが確かにそこにはあります。


　だから今日も「クロッチ」という言葉を目にしたり耳にしたりするたびに、頬を赤らめてモジモジするのです。