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2018年 03月23日
しおりを挟む小説投稿界隈でよく話題になる、「18禁指定はどこからなのか」という問題。
一般向けで公開してた作者さんが警告くらうたびに悔しさと屈辱のエナジーに押されて漏れ出してしまう呪詛は何度見ても魂を揺さぶります。
基本的には明確な基準はなく、「官能を主目的としているか否か」という酷く曖昧で主観的なものであるところがいろんな話題と悲喜こもごもの感情を沸き立たせる原因なんでしょうか。
個人的には作中のキャラクター達自身が「エロい」という認識をしているかどうかがネックなのかなぁと思うことが多いです。
例えば性行為自体が特別な羞恥や官能などと切り離されている世界観であれば、キャラクター自身は自分達がしているものが「エロい」とは認識していません。
自然、文章もその感覚に準じた淡白なもの、言うなれば淡々と動物の交尾を描写する教科書や学術書のような記載にならざるをえません。
こういった内容のものであれば、よっぽど描写が細かくて執拗なものでもない限り、あまり警告を受けるようなことは無いんじゃないでしょうか。
あるいはキャラクター自身がエロいことをしている自覚が無くても読み手には官能を覚えさせるような記述もあるでしょうけど、そうとう意識してやんないと難しいと思います。
逆説的には、たとえ普通はエロいことじゃなくても、作中人物たる当事者が官能性を感じているようならばアウトになっちゃうんでしょう。
仮に「握手する」ことがとんでもなく官能的で発情を催す行為の世界だったりしたら。
握手するたびに登場人物がはぁはぁむらむらして絶頂しちゃう描写が出てきちゃえば、たぶん18禁指定されてもおかしくないのかなぁと思います。
握手することを官能的に表現すること自体は技術的にすごくハイレベルなことなのは間違いないですけど。
そんな卓越した筆力があれば18禁指定とか関係無く読者を獲得できる人でしょうね、羨ましいですね、妬ましいですね、口惜しいですね。
結局、自分ごときが現状で言えることは「登場人物が官能を感じているようなものはよっぽど描写を省かない限りまず18禁だと思ったほうがよさそう」ということだけみたいです。
ただし性行為をどれだけ淡白に書いても駄目なときはダメでしょうから、あんまりこの話を鵜呑みにされて「話が違うじゃねぇかゴラぁ!!」と怒鳴り込まれても涙ぐんでえずきながら「ごめんなさぁいいい」って怯えることしかできません。
……まぁどんだけ警告受けて悔し涙を流しても、「自分で官能表現をしているつもりでもエロいと思ってもらえない」よりかはよっぽどマシかなぁとは思います。
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