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2018年 12月02日
しおりを挟むもうしばらく18禁から離れてしまい、直接的なエロ描写を描かなくなって久しい今日この頃。
なんだかわからない後ろめたさに襲われて、誰もいない虚空に向かって言い訳をしたくなることもしばしば。
別にエロ表現がイヤになっちゃったとか、興味が無くなったっていうわけじゃないんですけど。
単に、直接的じゃない間接的なアプローチ、「文学的」とか「修辞的」と言われる技法の齎す効果、有効性にもうちょっとで目覚めそうな気がしてるんかもしれません。
非18禁としてエロスをテーマにしたものを描いててつくづく想うのは、「最も伝えたい、言いたいことはそのまま直接的に言葉にしない方がいい」ということ。
本当に表現したいことは直接的に描写しないのが理想なんです。
何故なら言葉にしちゃうともうそれは「嘘」になっちゃうんです。
結局「言語」というのは記号化単純化であって、概念や事物そのものとは全然ちがう。
要素や特質などは情報として保持するけど、それ以外は全て取り捨てて最大公約数的な共通項しか残らない。
だからたとえどれだけ代替可能なわかりやすく単純な表現や言葉が他にあったとしても、あえて使わずに表現しようとします。
一見すると余計で煩雑で多すぎると想われかねない膨大な文字と文章を只管駆使して何とかその概念が受け手の中に浮き彫りのように輪郭を現してくれるようにがんばっちゃう。
たぶん、言語化しちゃうときに、そこで切り捨てられちゃうものをこそ重要視するってことなんかもしれません。
そしてそれこそが文章表現の醍醐味なような気がしてきました。
ただ自分の今の技量では、「読み手の想像力に委ねてあえて表現しない」という言い訳でいい加減にやってるところとあんまり見分けがつかないというのが嘘偽りない現状ではあります。
単純な言葉足らずなのと、最も効果的な伝達表現を目論んでやっていることって本当は一目瞭然なはずなんでしょうけど。
でもこうして厚顔無恥に主張したから、これからはみんな「高等な表現にチャレンジしてるんだろうなぁ」って何を書いても前向きに評価してくれて、さらに18禁で何も書かないことも許してくれるはずだと悪い顔でほくそ笑むのでした。
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