27 / 48
第1章 吸血鬼編
第27話 Side:Noel
しおりを挟む
50年ほど前、ノエルは「吸血鬼と人間の共生」を掲げた機関に所属していた。
シエラともそこで知り合った。
人間を無闇やたらに襲う吸血鬼は処罰されなければならなかった。
吸血鬼による吸血鬼の粛清。
ノエルは、同胞を裁く役目を担い、人間を襲った吸血鬼を自らの手で粛清してきた。
同胞を斬るたびに胸の奥が冷えていったが、それが正義だと信じ込むしかなかった。
――環を襲ったあの男も、かつてノエルが葬ったはずの吸血鬼だった。
当時もあの男は何人もの人間を手に掛けていた。
抵抗したため、片目を潰した。
命乞いする姿を無慈悲に切り捨てた、確かにその瞬間を覚えている。
確かに息の根を止めたはず。
しかし、灰になるところまでは見届けていなかった。
なぜまたノエルの前に姿を現したのか。
もしかしたら、やつを蘇生させた何者かがいるのか?
胸騒ぎが拭えなかった。
***
ハンター組織の車に揺られながら、
ノエルは環と出会った日のことを思い返していた。
寒い冬の日、夕暮れ時だった。
買い物を済ませ、喫茶店の開店準備をしていると、店の前に人影が見えた。
黒いセーラー服を着た高校生くらいの少女が、店の看板をまじまじと見ていた。
「…?」
店に入ろうか悩んでいるのだろうか?
ノエルは少女が深刻そうな顔をしていることに気づく。
(気になるなぁ)
好奇心に負けて声をかけた。
少女は最初警戒していたが、ノエルが店に入ることを促すとおずおずと入ってきた。
どうやら押しに弱いみたいだ。
そんなことを考えながら、少女を席へ案内した。
少女は少し緊張しているようだった。
カフェオレを出すと少し表情が緩んだが、まだ居心地悪そうにしている。
その日はすぐに帰ってしまったが、
「また来てね」と声をかけると頷いた。
***
数日後。
少女が店の近くを行ったり来たりしていた。
何日か前にも、店に入ろうとしては諦めて帰っていく姿を見ていた。
ノエルは少女の背後から声をかけた。
少女は驚いたようだが、今度はすんなりと店に入ってくれた。
ロイヤルミルクティーを彼女の前に置く。
もし次に彼女が来たなら、これを出そうと決めていた。彼女は気に入ってくれたようだ。
まだ少し緊張している少女を観察した。
鞄に下がったキャラクターのキーホルダーに気づき、ノエルは話題を振ってみた。
思いがけず弾む会話。
少女の顔がぱっと明るくなった。
ノエルは暇つぶしに本を読むことが多い。
吸血鬼の寿命は人間よりもずっと長い。
基本的に、暇を持て余しているのだ。
漫画でも小説でも、気になったら読むことにしていた。
この時間帯はちょうど退屈している。
ちょっとした遊び心のつもりで、
「僕と友だちになってくれると嬉しいな」と口にした。
少女は困った顔で頷いた。
新しい退屈しのぎができた。
その時はそれくらいに考えていた。
それから、ノエルと少女のささやかな時間が始まった。
夜が更け、喫茶店に人ではない者たちが集まってくる。
「いらっしゃい」
彼らは普段は人間社会に紛れて生活している者が多い。
吸血鬼はもちろん、狼男や化け猫、怪異に詳しい専門家。
ここはそういった者たちが、情報交換をしたり、日頃の愚痴を言ったりする場所だ。
自然と色んな情報が集まってくる。
その日も様々な声が飛び交っていた。
***
少女はその後も店に来てくれた。
人見知りをしていたのか、最初は堅い感じがあったが、だんだんと笑顔を見せてくれるようになった。
彼女の悩みを聞いていると、今の時代の子供たちも大変だなと思う。
生活自体は昔より格段に豊かになっているが、悩みは尽きないようだ。
ここで過ごす時間が、少しでも彼女の慰めになればいい。そう思った。
***
ある雨の日、彼女がびしょ濡れで喫茶店に入ってきた。
そのただならぬ様子に最初は驚いたが、同時にノエルを頼ってきてくれたことを少し嬉しくも思った。
濡れそぼって、冷たくなった彼女の髪を拭くうちに、今まで感じたことのない感情が湧き上がってきた。
親愛の情か、庇護欲か。はたまた別の感情か。
ノエルは、自分を頼ってきた弱々しく、いじらしい存在を愛でるようにその頭を抱きしめた。
ノエルは自分が変わり始めていることを自覚した。
彼女はノエルの好きなコーヒーや紅茶、映画の話など他愛のない話も目を輝かせながら聞いてくれた。
乾いたスポンジのように、どんどん新しい知識を吸収していく。
それが面白くて、ノエルは夢中になって話をした。
いつしか、彼女との語らいがノエルの心を満たすようになっていた。
まさか、自分に人間の友人ができるとは思いもしなかった。
***
ある日、彼女がティーカップで指を切った。
突然のことに、ノエルは戸惑った。
わずかな血に、本能が顔を覗かせる。
こんなことなら、日頃から吸血衝動を抑えるものを摂取しておくべきだった。
彼女はノエルの様子がおかしいことに気づいたかもしれない。
でも、深くは追求してこなかった。
それをいいことに、ノエルは真実をはぐらかし続けた。
そもそも、吸血鬼だなんて言っても信じるわけがない。
ほんの一瞬、「彼女も吸血鬼になれば、ずっと一緒にいられるのでは」とさえ考えてしまった。
ずっと同じ土地にいると怪しまれるから、世界中を転々としながら。
2人の思い出がどんどん増えていく。
それはきっととても楽しいことだろう。
けれど――それは叶わぬ夢。
流れる時間の速さが違う以上、彼女を縛ってはいけない。
***
連続通り魔の噂が流れ始めた。
店に来る客が、こんな噂を持ってきた。
犯人は「ノエル」という名を口にしたらしい。
犯人は、どうも吸血鬼のようだ。
片目が潰れている。
ノエルには心当たりがあった。
遠い昔にノエルが粛清したはずの男。
「生きていたのか」
知らず、口からこぼれていた。
彼女を巻き込むわけにはいかない。
もう潮時かもしれない。
彼女にもう店に来ないほうがいいと伝えなければ。
どうせ人間と吸血鬼では流れる時間が違うのだから。ずっと一緒にいられないのは分かりきっている。
なのに、どうしても君との時間を手放したくなかった。
ノエルにとって、彼女はとても大きな存在になっていた。
***
「しばらくここには来ないほうがいい」
そう告げたときの彼女の表情を、今も忘れられない。
きっと彼女はノエルが何かを隠していることを悟っていた。
彼女はずっと見ないふりをしてくれていたのだ。
僕は愚か者だ。
君は店を飛び出した。
その日はひどい雨だった。
血の匂いがした。
雨を裂いて走った。
血溜まりに横たわる君を見つけた瞬間、
何も考えられなくなった。
どうして、どうしてこんな――。
すぐに君の後を追っていれば。
友だちになってなんて言わなければ。
あの時声をかけなければ。
君はこんな目にあわずにすんだのに。
君の弱々しい呼吸に、胸が張り裂けそうだった。
けれど、それは一部の希望でもあった。
とにかく君を失いたくなかった。
今にも命の灯火が消えてしまいそうな君を、この世に繋ぎ止めることしか考えていなかった。
ただそれだけで、禁忌に手を伸ばした。
人間を吸血鬼にするのは罪だ。
でも、そんな事はどうでもよかった。
ただ、君に嫌われてしまうことだけが怖かった。
吸血鬼の"子"と"親"はある種の主従関係のような絆で結ばれる。
僕の言葉に君は従わざるを得なくなる。
君に僕を忘れるように、暗示をかけた。
***
君の前から姿を消して、奴の痕跡を必死に追いかけても、何も見つからない。
彼女に危険が及ぶ前に、やつを排除しなければならないのに。
苛立ちが募った。
ずっと君のことが気がかりだった。
国のハンター機関に昔の同胞がいると聞いたことがあった。
ノエルはその機関に連絡を入れ、匿名で彼女の保護を依頼した。
一度喫茶店に戻った時、君が飲んだコーヒーカップが目に入った。よかった、ちゃんと飲んでくれて。
ノエルはカップを手に取った。
未練たらしく君の様子を見に行っては、会わずに帰った。
君がハンターと一緒に喫茶店に近づくのが見えた。
君はずいぶんとハンターの男と親しそうだった。僕といた時とはまた違う表情を見せた。
心がささくれ立つ。
あの吸血鬼がまた君に襲いかかった。
君の近くにいたのは正解だった。
いつでも君を助けに行ける。
しかし、君は僕の想像よりもずっと強く成長していた。
僕はもう彼女には必要なかった。
彼女のそばから完全に姿を消そう。
そう思ったとき。
ハンターの男が君を傷つけた。
自分を抑えられなかった。
あのハンターが彼女を本気で殺すつもりはないのはわかっていた。
でも許せなかった。
すべてが終わって、いよいよ君と向き合う瞬間がやってきた。
君はすべてを思い出していた。
僕は拒絶されると思った。
しかし、
こんなにどうしようもない僕に、君はありがとうと言った。
君が僕を抱きしめてくれた時、僕はやっと許された気がした。
涙を流したのは何十年ぶりだろう。
「待ってる」
君が言ってくれたその言葉だけで、僕はこれからも生きていける。
嬉しくて、彼女の額に口づけをした。
耳まで赤くなっていたのが、愛らしく、思わず笑ってしまった。
どれくらい時間がかかるかはわからない。
けれど、約束する。
必ず君のもとに帰るよ。
シエラともそこで知り合った。
人間を無闇やたらに襲う吸血鬼は処罰されなければならなかった。
吸血鬼による吸血鬼の粛清。
ノエルは、同胞を裁く役目を担い、人間を襲った吸血鬼を自らの手で粛清してきた。
同胞を斬るたびに胸の奥が冷えていったが、それが正義だと信じ込むしかなかった。
――環を襲ったあの男も、かつてノエルが葬ったはずの吸血鬼だった。
当時もあの男は何人もの人間を手に掛けていた。
抵抗したため、片目を潰した。
命乞いする姿を無慈悲に切り捨てた、確かにその瞬間を覚えている。
確かに息の根を止めたはず。
しかし、灰になるところまでは見届けていなかった。
なぜまたノエルの前に姿を現したのか。
もしかしたら、やつを蘇生させた何者かがいるのか?
胸騒ぎが拭えなかった。
***
ハンター組織の車に揺られながら、
ノエルは環と出会った日のことを思い返していた。
寒い冬の日、夕暮れ時だった。
買い物を済ませ、喫茶店の開店準備をしていると、店の前に人影が見えた。
黒いセーラー服を着た高校生くらいの少女が、店の看板をまじまじと見ていた。
「…?」
店に入ろうか悩んでいるのだろうか?
ノエルは少女が深刻そうな顔をしていることに気づく。
(気になるなぁ)
好奇心に負けて声をかけた。
少女は最初警戒していたが、ノエルが店に入ることを促すとおずおずと入ってきた。
どうやら押しに弱いみたいだ。
そんなことを考えながら、少女を席へ案内した。
少女は少し緊張しているようだった。
カフェオレを出すと少し表情が緩んだが、まだ居心地悪そうにしている。
その日はすぐに帰ってしまったが、
「また来てね」と声をかけると頷いた。
***
数日後。
少女が店の近くを行ったり来たりしていた。
何日か前にも、店に入ろうとしては諦めて帰っていく姿を見ていた。
ノエルは少女の背後から声をかけた。
少女は驚いたようだが、今度はすんなりと店に入ってくれた。
ロイヤルミルクティーを彼女の前に置く。
もし次に彼女が来たなら、これを出そうと決めていた。彼女は気に入ってくれたようだ。
まだ少し緊張している少女を観察した。
鞄に下がったキャラクターのキーホルダーに気づき、ノエルは話題を振ってみた。
思いがけず弾む会話。
少女の顔がぱっと明るくなった。
ノエルは暇つぶしに本を読むことが多い。
吸血鬼の寿命は人間よりもずっと長い。
基本的に、暇を持て余しているのだ。
漫画でも小説でも、気になったら読むことにしていた。
この時間帯はちょうど退屈している。
ちょっとした遊び心のつもりで、
「僕と友だちになってくれると嬉しいな」と口にした。
少女は困った顔で頷いた。
新しい退屈しのぎができた。
その時はそれくらいに考えていた。
それから、ノエルと少女のささやかな時間が始まった。
夜が更け、喫茶店に人ではない者たちが集まってくる。
「いらっしゃい」
彼らは普段は人間社会に紛れて生活している者が多い。
吸血鬼はもちろん、狼男や化け猫、怪異に詳しい専門家。
ここはそういった者たちが、情報交換をしたり、日頃の愚痴を言ったりする場所だ。
自然と色んな情報が集まってくる。
その日も様々な声が飛び交っていた。
***
少女はその後も店に来てくれた。
人見知りをしていたのか、最初は堅い感じがあったが、だんだんと笑顔を見せてくれるようになった。
彼女の悩みを聞いていると、今の時代の子供たちも大変だなと思う。
生活自体は昔より格段に豊かになっているが、悩みは尽きないようだ。
ここで過ごす時間が、少しでも彼女の慰めになればいい。そう思った。
***
ある雨の日、彼女がびしょ濡れで喫茶店に入ってきた。
そのただならぬ様子に最初は驚いたが、同時にノエルを頼ってきてくれたことを少し嬉しくも思った。
濡れそぼって、冷たくなった彼女の髪を拭くうちに、今まで感じたことのない感情が湧き上がってきた。
親愛の情か、庇護欲か。はたまた別の感情か。
ノエルは、自分を頼ってきた弱々しく、いじらしい存在を愛でるようにその頭を抱きしめた。
ノエルは自分が変わり始めていることを自覚した。
彼女はノエルの好きなコーヒーや紅茶、映画の話など他愛のない話も目を輝かせながら聞いてくれた。
乾いたスポンジのように、どんどん新しい知識を吸収していく。
それが面白くて、ノエルは夢中になって話をした。
いつしか、彼女との語らいがノエルの心を満たすようになっていた。
まさか、自分に人間の友人ができるとは思いもしなかった。
***
ある日、彼女がティーカップで指を切った。
突然のことに、ノエルは戸惑った。
わずかな血に、本能が顔を覗かせる。
こんなことなら、日頃から吸血衝動を抑えるものを摂取しておくべきだった。
彼女はノエルの様子がおかしいことに気づいたかもしれない。
でも、深くは追求してこなかった。
それをいいことに、ノエルは真実をはぐらかし続けた。
そもそも、吸血鬼だなんて言っても信じるわけがない。
ほんの一瞬、「彼女も吸血鬼になれば、ずっと一緒にいられるのでは」とさえ考えてしまった。
ずっと同じ土地にいると怪しまれるから、世界中を転々としながら。
2人の思い出がどんどん増えていく。
それはきっととても楽しいことだろう。
けれど――それは叶わぬ夢。
流れる時間の速さが違う以上、彼女を縛ってはいけない。
***
連続通り魔の噂が流れ始めた。
店に来る客が、こんな噂を持ってきた。
犯人は「ノエル」という名を口にしたらしい。
犯人は、どうも吸血鬼のようだ。
片目が潰れている。
ノエルには心当たりがあった。
遠い昔にノエルが粛清したはずの男。
「生きていたのか」
知らず、口からこぼれていた。
彼女を巻き込むわけにはいかない。
もう潮時かもしれない。
彼女にもう店に来ないほうがいいと伝えなければ。
どうせ人間と吸血鬼では流れる時間が違うのだから。ずっと一緒にいられないのは分かりきっている。
なのに、どうしても君との時間を手放したくなかった。
ノエルにとって、彼女はとても大きな存在になっていた。
***
「しばらくここには来ないほうがいい」
そう告げたときの彼女の表情を、今も忘れられない。
きっと彼女はノエルが何かを隠していることを悟っていた。
彼女はずっと見ないふりをしてくれていたのだ。
僕は愚か者だ。
君は店を飛び出した。
その日はひどい雨だった。
血の匂いがした。
雨を裂いて走った。
血溜まりに横たわる君を見つけた瞬間、
何も考えられなくなった。
どうして、どうしてこんな――。
すぐに君の後を追っていれば。
友だちになってなんて言わなければ。
あの時声をかけなければ。
君はこんな目にあわずにすんだのに。
君の弱々しい呼吸に、胸が張り裂けそうだった。
けれど、それは一部の希望でもあった。
とにかく君を失いたくなかった。
今にも命の灯火が消えてしまいそうな君を、この世に繋ぎ止めることしか考えていなかった。
ただそれだけで、禁忌に手を伸ばした。
人間を吸血鬼にするのは罪だ。
でも、そんな事はどうでもよかった。
ただ、君に嫌われてしまうことだけが怖かった。
吸血鬼の"子"と"親"はある種の主従関係のような絆で結ばれる。
僕の言葉に君は従わざるを得なくなる。
君に僕を忘れるように、暗示をかけた。
***
君の前から姿を消して、奴の痕跡を必死に追いかけても、何も見つからない。
彼女に危険が及ぶ前に、やつを排除しなければならないのに。
苛立ちが募った。
ずっと君のことが気がかりだった。
国のハンター機関に昔の同胞がいると聞いたことがあった。
ノエルはその機関に連絡を入れ、匿名で彼女の保護を依頼した。
一度喫茶店に戻った時、君が飲んだコーヒーカップが目に入った。よかった、ちゃんと飲んでくれて。
ノエルはカップを手に取った。
未練たらしく君の様子を見に行っては、会わずに帰った。
君がハンターと一緒に喫茶店に近づくのが見えた。
君はずいぶんとハンターの男と親しそうだった。僕といた時とはまた違う表情を見せた。
心がささくれ立つ。
あの吸血鬼がまた君に襲いかかった。
君の近くにいたのは正解だった。
いつでも君を助けに行ける。
しかし、君は僕の想像よりもずっと強く成長していた。
僕はもう彼女には必要なかった。
彼女のそばから完全に姿を消そう。
そう思ったとき。
ハンターの男が君を傷つけた。
自分を抑えられなかった。
あのハンターが彼女を本気で殺すつもりはないのはわかっていた。
でも許せなかった。
すべてが終わって、いよいよ君と向き合う瞬間がやってきた。
君はすべてを思い出していた。
僕は拒絶されると思った。
しかし、
こんなにどうしようもない僕に、君はありがとうと言った。
君が僕を抱きしめてくれた時、僕はやっと許された気がした。
涙を流したのは何十年ぶりだろう。
「待ってる」
君が言ってくれたその言葉だけで、僕はこれからも生きていける。
嬉しくて、彼女の額に口づけをした。
耳まで赤くなっていたのが、愛らしく、思わず笑ってしまった。
どれくらい時間がかかるかはわからない。
けれど、約束する。
必ず君のもとに帰るよ。
2
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
裏切りの代償
中岡 始
キャラ文芸
かつて夫と共に立ち上げたベンチャー企業「ネクサスラボ」。奏は結婚を機に経営の第一線を退き、専業主婦として家庭を支えてきた。しかし、平穏だった生活は夫・尚紀の裏切りによって一変する。彼の部下であり不倫相手の優美が、会社を混乱に陥れつつあったのだ。
尚紀の冷たい態度と優美の挑発に苦しむ中、奏は再び経営者としての力を取り戻す決意をする。裏切りの証拠を集め、かつての仲間や信頼できる協力者たちと連携しながら、会社を立て直すための計画を進める奏。だが、それは尚紀と優美の野望を徹底的に打ち砕く覚悟でもあった。
取締役会での対決、揺れる社内外の信頼、そして壊れた夫婦の絆の果てに待つのは――。
自分の誇りと未来を取り戻すため、すべてを賭けて挑む奏の闘い。復讐の果てに見える新たな希望と、繊細な人間ドラマが交錯する物語がここに。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
あまりさんののっぴきならない事情
菱沼あゆ
キャラ文芸
強引に見合い結婚させられそうになって家出し、憧れのカフェでバイトを始めた、あまり。
充実した日々を送っていた彼女の前に、驚くような美形の客、犬塚海里《いぬづか かいり》が現れた。
「何故、こんなところに居る? 南条あまり」
「……嫌な人と結婚させられそうになって、家を出たからです」
「それ、俺だろ」
そーですね……。
カフェ店員となったお嬢様、あまりと常連客となった元見合い相手、海里の日常。
愛しているなら拘束してほしい
守 秀斗
恋愛
会社員の美夜本理奈子(24才)。ある日、仕事が終わって会社の玄関まで行くと大雨が降っている。びしょ濡れになるのが嫌なので、地下の狭い通路を使って、隣の駅ビルまで行くことにした。すると、途中の部屋でいかがわしい行為をしている二人の男女を見てしまうのだが……。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる