ブラック企業でポイントを極めた俺、異世界で最強の農民になります

はぶさん

文字の大きさ
240 / 278

第二百三十八話:竜宮城? いえ、それは『巨大生簀』です

しおりを挟む

 クラーケンという名の、全長百メートルを超える巨大な前菜(イカ焼き)を、胃袋と保冷コンテナに収めた後。
 俺、ルークス・グルトは、満腹の腹をさすりながら、しかしその瞳には満腹感とは程遠い、飢えた獣のような光を宿して、次なるステージ――『深海』への扉を開こうとしていた。

「よし、イカの次は魚だ。それも、浅瀬でパチャパチャ泳いでいるような雑魚じゃない。太陽の届かない深海の冷たい水圧で、身が鋼のように引き締まり、かつ極上の脂を蓄えた、至高の『白身』と『赤身』を迎えに行くぞ」

「……まだ食べるの? あなたの胃袋はブラックホールなの? それに、どうやって海に潜るのよ? いくら魔法があっても、息が続かないわよ。水圧でペチャンコになるわ」

 呆れるフィオナに、俺はニヤリと笑って、計算し尽くされた複合魔法を展開した。

「呼吸なら問題ない。……風の精霊よ、我らを包む殻となり、外圧を拒絶せよ。『エア・バブル・サブマリン(空気の要塞・潜水仕様)』!」

 俺たちの周囲の空気が瞬時に圧縮され、直径十メートルほどの巨大で強固な、透明な球体が形成された。内部の気圧は自動調整され、酸素は風魔法で循環するシステムだ。
 三体の漁業用ゴーレム『漁師君一号』と共に、俺たちはその球体の中に入り、荒れ狂う海面へと、躊躇なく足を踏み出した。

 ――ザブンッ……。

 水しぶきを上げることなく、空気のドームは静かに、そして重々しく海中へと沈んでいく。
 その瞬間、世界から「音」が変わった。
 波の轟音は消え、耳を圧迫するような、重く、篭った水の音だけが支配する空間。

 深度が増すにつれ、世界の色が劇的に変わっていく。
 太陽の光が降り注ぐ、宝石のようなエメラルドグリーンの浅瀬から、徐々に光が届きにくい濃紺のトワイライトゾーンへ。
 そして、完全な静寂と、生物を拒絶するような重圧が支配する、漆黒の深海へ。

 だが、そこは死の世界ではなかった。

「……きれい。見て、ルークス! 星空みたい! いえ、星空よりも近いわ!」

 フィオナが歓声を上げ、透明な壁に張り付く。
 暗闇の中で、自らの体を青白く発光させるクラゲの群れが、天の川のように流れていく。
 海底の岩場では、ネオンのように極彩色に輝く珊瑚が森を作り、その間を、提灯のような発光器を持った魚たちが、幻想的なイルミネーションを描き出しながら泳ぎ回っている。
 上から降ってくるプランクトンの死骸――「マリンスノー」が、まるで海中に降る雪のように、ライトの光を反射してキラキラと輝いている。

『……主よ。あの光っている魚、食えるのか? 毒々しい色をしているぞ』
「食えるさ。あれは深海魚だ。見た目はグロテスクだが、脂の乗りは半端じゃない。アンコウの仲間なら、肝(あん肝)がフォアグラ以上に美味いぞ。……お、あそこにはキンメダイの群れがいるな。あの赤い魚体、煮付けにしたら最高だ」

 俺は幻想的な光景に目を奪われることなく、常に『鑑定』スキルを全方位に発動させ、視界に入る魚影の「市場価値」と「脂質含有量」を冷徹にチェックしていた。
 アジ、サバの大群を通り過ぎ、さらに深く潜ること数十分。
 海底の断崖絶壁を抜け、開けた盆地のような場所に到達した瞬間、信じられない光景が広がっていた。

 巨大な蛍光珊瑚で形成された、淡いピンク色に輝く城壁。
 真珠貝を瓦のように敷き詰めた屋根を持つ塔。
 そして、その周囲を優雅に泳ぎ回る、上半身が人、下半身が魚の姿をした『人魚』たちと、槍を持った半魚人の衛兵たち。

 それはまさに、おとぎ話に出てくる『竜宮城』そのものだった。

「す、すごい……! 本当にあったんだ、海底都市! ねえ、乙姫様がいるのかしら!? 玉手箱をもらえるのかしら!? 私の若返り化粧水と交換してくれるかしら!?」

 フィオナが乙女の顔に戻り、目を輝かせる。
 だが、俺の目は、美しい城の装飾や、人魚の美女たちには一瞥もくれず、その周囲を「回遊」している極上の魚群だけに釘付けになっていた。

「……素晴らしい……! 乙姫なんてどうでもいい! 見ろフィオナ! あそこで踊っている真鯛(マダイ)の群れ! 天然物だぞ! 目が澄んでいて、尾びれの形が鋭い! あの背中の盛り上がり、脂が乗っている証拠だ! それにあの底の砂地に張り付いているヒラメ! 座布団サイズ……いや、畳サイズだぞ! あの厚みなら、縁側(エンガワ)だけで特盛丼ができるぞ!」

「……あんた、ロマンの欠片もないわね。感動する場所が違いすぎるわよ」

 俺たちの接近に気づいた人魚たちが、槍を構えて集まってきた。
 だが、彼らの顔には敵意よりも、隠しきれない「畏怖」と「崇拝」の色が浮かんでいた。
 それもそうだ。俺たちはさっき、この海の長年の支配者だったクラーケンを、バター醤油で鉄板焼きにして食ったばかりなのだから。その「捕食者の匂い」と「覇気」は、海流に乗ってここまで届いているはずだ。

『……偉大ナル、陸ノ王ヨ。我ラガ天敵、悪食ノクラーケンヲ一瞬ニシテ屠(ホフ)リシ御方ヨ……』

 人魚の長老らしき、長い髭を生やし、頭に珊瑚の冠を乗せた老魚人が、震えながら進み出てきた。

『コノ海ヲ恐怖カラ解放シテクレタオ礼ニ、我ガ一族ニ数千年前カラ伝ワル秘宝「海神ノ涙(拳大の巨大真珠)」ト、沈没船カラ回収シタ「黄金ノ貨幣」ノ山ヲ差シ上ゲマショウ。……ドウカ、我ラヲ食ベナイデ……』

 魚人が差し出したのは、王都の宝石商が見たら卒倒するレベルの巨大真珠と、錆びついているが本物の金貨の山。
 普通の冒険者なら、一生遊んで暮らせると狂喜乱舞する財宝だ。
 だが、俺はそれを鼻先で笑い飛ばした。

「金も宝石もいらん。そんな硬いものは、醤油をつけても食えないからな」

『エッ? ……イ、イラナイ?』

「俺が欲しいのは、その周りを優雅に泳いでいる『タイ』と、そこの岩陰に隠れている『伊勢海老』だ。あと、あそこの砂地に無造作に埋まってる『ホタテ』もな。……全部だ」

『……ハ? コンナ、ドコニデモイル雑魚デ、ヨイノデスカ? コレハ、我々ニトッテハ、タダノ「隣人」カ「風景」ナノデスガ……』

 人魚たちが困惑して顔を見合わせる。彼らにとって、それらは価値ある財宝ではなく、そこらへんを泳いでいるただの生き物に過ぎないらしい。
 なんという価値観の相違。なんという宝の持ち腐れ。

「論より証拠だ。……ここで『試食会』を開く。ゴーレム、あそこの一番脂の乗ったタイを捕獲しろ! 傷つけるなよ、網ですくえ!」

 俺の指示で、ゴーレムが巨大なタモ網を一閃させる。
 バシャッ!
 空気ドームの中に、体長八十センチはあろうかという、鮮やかな桜色の真鯛が運び込まれた。
 ビチビチッ! バタンッ!
 強烈な跳ね方。その生命力の強さが、包丁を持つ俺の手を歓喜で震わせる。

「……すまんが、命をもらうぞ。美味しく食ってやるからな」

 俺は手早く、持参した千枚通しのような道具で、タイの脳天を一突きし、さらに神経をワイヤーで破壊する『神経締め(イケジメ)』を行った。
 魚体がビクン! と痙攣し、瞬時に色が鮮やかさを増して動かなくなる。
 これで、旨味成分(ATP)の減少を止め、鮮度を極限まで保つのだ。

 鱗を引き、腹を割き、内臓を取り出す。
 三枚におろす包丁の感触。骨に沿って刃が滑る感覚。
 現れたのは、透き通るような桜色がかった白身。血合いの美しさ。
 俺はそれを薄造りにし、氷魔法でキンキンに冷やした皿に、花びらのように並べた。
 添えるのは、もちろん「特製醤油」と、アイテムボックスから取り出した柑橘(スダチ)を絞り、醤油と出汁を合わせた即席の「ポン酢」。そして、鮫皮でおろした本ワサビ。

「さあ、深海の獲れたてだ。……実食!」

 俺は薄造りを二、三枚まとめて箸でつまみ、薬味(もみじおろしとネギ)を巻き、ポン酢醤油にたっぷりと浸して口へ運んだ。

 ――コリッ。プリッ。……ジュワァ……。

「……っ!!」

 脳髄に走る衝撃。
 熟成された魚のねっとりとした旨味とは違う、獲れたて特有の、歯を押し返すような強烈な「活(い)かり気」。
 コリコリとした食感の後に、噛むほどに繊維の奥から湧き出してくる、上品で、しかし力強い脂の甘み。
 そこに、ポン酢の柑橘の香りと酸味が爽やかに駆け抜け、後味をさっぱりと洗い流していく。

「……美味い! 身が鋼のように引き締まっている! 養殖物特有の臭みなど微塵もない! これぞ海の宝石だ! 冷たい真珠なんかより、こっちの白身の方がよっぽど価値がある!」

『……ソ、ソレハ、タダノ生ノ魚デハ? 我々ハ、魚ハ海藻デ包ンデ発酵サセテ食ベルモノダト……』

「発酵もいいが、鮮度を楽しむならこれだ。……お前らも食ってみろ。ほら、口を開けろ」

 俺は恐る恐る近づいてきた人魚の口に、ワサビ醤油をつけた刺身を放り込んだ。

『……ンッ!? ……コリコリシテル? ……アッ、辛ッ!? ……イヤ、甘イ!? 魚ッテ、コンナニ甘カッタノカ!? コノ黒イ液体(醤油)ト混ザルト、魚ノ生臭サガ消エテ、旨味ガ爆発スル! コノ緑ノ薬味(ワサビ)ハ、鼻ガ痛イケド、クセニナル!』

 人魚の目が、深海のネオンよりも輝いた。
 未知の味覚体験に、彼らの尾ひれが興奮でパタパタと動く。
 俺はニヤリと笑い、本題(ビジネス)を切り出した。

「どうだ、美味いだろ? ……そこで提案だ。お前たち、俺と契約しないか?」

『契約……デスカ?』

「ああ。俺はこの海底の岩場一帯を、俺専用の『巨大生簀(いけす)』として使いたい。お前たちは、ここで俺が指定した魚――タイ、ヒラメ、カンパチ、伊勢海老、アワビなんかを管理・養殖してくれ。外敵から守り、太らせ、一番美味い時期に出荷するんだ」

 俺はアイテムボックスから、真っ赤に熟れた「聖樹トマト」と「リンゴ」、そして瓶詰めの「マヨネーズ」を取り出した。

「報酬は、陸の宝石(フルーツ)と、この魔法の調味料(マヨネーズ)だ。海の中じゃ絶対に手に入らない、甘みと酸味とコクの塊だぞ。……どうだ? 冷たい金貨なんかより、こっちの方がいいだろ?」

 人魚たちが、リンゴの甘い香りに鼻をヒクつかせ、マヨネーズを舐めて絶叫する。

『アマァァァイ! ナニコレ、海藻ノ百倍美味イ!』
『コッテリィィィ! コノ白イ泥(マヨネーズ)、魚ニツケタラ無限ニ食エル!』

 交渉は、一瞬で成立した。
 食欲は種族の壁を超える。

「よし。今日からここは『リーフ村水産・竜宮城支部』だ。……さあ、働け! 出荷待ちの魚たちを太らせろ! 俺は定期的に回収に来る!」

 人魚たちが「ヘイ! ボス!」と敬礼し、楽しそうに、そして貪欲な目で魚を追いかけ始める。
 フィオナが、「……おとぎ話の竜宮城が、一瞬でブラックな水産加工会社になったわね……」と遠い目をしているが、俺は満足だ。
 
 タイやヒラメの舞い踊り?
 違うな。あれは俺にとっては、醤油とワサビと銀シャリを待つ「出荷待ちの行列」にしか見えない。
 これで、寿司ネタの供給ルートも、鮮度管理も、人員も確保した。
 俺のスローライフは、海をも飲み込み、完全無欠の「食の帝国」へと進化を遂げたのだった。

---

**【読者へのメッセージ】**
いつもご愛読ありがとうございます!
第二百三十八話、いかがでしたでしょうか?
竜宮城。それは日本男児の憧れですが、ルークスにとってはただの「巨大な生簀」であり「養殖場」でした。
獲れたてのタイの活け造り、その「コリコリ感」とポン酢の相性は、想像するだけで唾液が出ますね。
人魚たちもマヨネーズとリンゴで買収完了。彼らは優秀な従業員になりそうです。
これで陸(野菜・肉)と海(魚介)のすべてを手に入れたルークス。
次回、いよいよこれらの食材を使って、異世界最強の「寿司」を握ります!
「活け造りで一杯やりたい!」「人魚がマヨラーになってしまったw」と思ってくださった方は、ぜひ【評価・感想・ブックマーク】をお願いします!
皆様の応援が、ルークスの養殖場の規模を拡大します!
次回、第二百三十九話――「回転寿司、異世界に降臨す」。お楽しみに!
しおりを挟む
感想 11

あなたにおすすめの小説

記憶喪失の私はギルマス(強面)に拾われました【バレンタインSS投下】

かのこkanoko
恋愛
記憶喪失の私が強面のギルドマスターに拾われました。 名前も年齢も住んでた町も覚えてません。 ただ、ギルマスは何だか私のストライクゾーンな気がするんですが。 プロット無しで始める異世界ゆるゆるラブコメになる予定の話です。 小説家になろう様にも公開してます。

現代知識と木魔法で辺境貴族が成り上がる! ~もふもふ相棒と最強開拓スローライフ~

はぶさん
ファンタジー
木造建築の設計士だった主人公は、不慮の事故で異世界のド貧乏男爵家の次男アークに転生する。「自然と共生する持続可能な生活圏を自らの手で築きたい」という前世の夢を胸に、彼は規格外の「木魔法」と現代知識を駆使して、貧しい村の開拓を始める。 病に倒れた最愛の母を救うため、彼は建築・農業の知識で生活環境を改善し、やがて森で出会ったもふもふの相棒ウルと共に、村を、そして辺境を豊かにしていく。 これは、温かい家族と仲間に支えられ、無自覚なチート能力で無理解な世界を見返していく、一人の青年の最強開拓物語である。 別作品も掲載してます!よかったら応援してください。 おっさん転生、相棒はもふもふ白熊。100均キャンプでスローライフはじめました。

辺境の落ちこぼれと呼ばれた少年、実は王も龍も跪く最強でした

たまごころ
ファンタジー
村で「落ちこぼれ」と呼ばれた少年アレン。魔法も剣も使えず、追放される運命だった。 だが彼の力は、世界の理そのものに干渉する“神級スキル”だった。 自覚のないまま危機を救い、美女を助け、敵を粉砕し、気づけば各国の王も、竜すらも彼に頭を下げる。 勘違いと優しさと恐るべき力が織りなす、最強無自覚ハーレムファンタジー、ここに開幕!

転生社畜、転生先でも社畜ジョブ「書記」でブラック労働し、20年。前人未到のジョブレベルカンストからの大覚醒成り上がり!

nineyu
ファンタジー
 男は絶望していた。  使い潰され、いびられ、社畜生活に疲れ、気がつけば死に場所を求めて樹海を歩いていた。  しかし、樹海の先は異世界で、転生の影響か体も若返っていた!  リスタートと思い、自由に暮らしたいと思うも、手に入れていたスキルは前世の影響らしく、気がつけば変わらない社畜生活に、、  そんな不幸な男の転機はそこから20年。  累計四十年の社畜ジョブが、遂に覚醒する!!

【完結】ここって天国?いいえBLの世界に転生しました

三園 七詩
恋愛
麻衣子はBL大好きの腐りかけのオタク、ある日道路を渡っていた綺麗な猫が車に引かれそうになっているのを助けるために命を落とした。 助けたその猫はなんと神様で麻衣子を望む異世界へと転生してくれると言う…チートでも溺愛でも悪役令嬢でも望むままに…しかし麻衣子にはどれもピンと来ない…どうせならBLの世界でじっくりと生でそれを拝みたい… 神様はそんな麻衣子の願いを叶えてBLの世界へと転生させてくれた! しかもその世界は生前、麻衣子が買ったばかりのゲームの世界にそっくりだった! 攻略対象の兄と弟を持ち、王子の婚約者のマリーとして生まれ変わった。 ゲームの世界なら王子と兄、弟やヒロイン(男)がイチャイチャするはずなのになんかおかしい… 知らず知らずのうちに攻略対象達を虜にしていくマリーだがこの世界はBLと疑わないマリーはそんな思いは露知らず… 注)BLとありますが、BL展開はほぼありません。

英雄将軍の隠し子は、軍学校で『普通』に暮らしたい。~でも前世の戦術知識がチートすぎて、気付けば帝国の影の支配者になっていました~

ヒミヤデリュージョン
ファンタジー
帝国辺境でただ静かに生き延びたいだけの少年・ヴァン。 彼に正義感はない。あるのは、母が遺したノートに記された、物理法則を応用した「高圧魔力」の理論と、徹底した費用対効果至上主義だけだ。 敵国三千の精鋭が灰燼城に迫る絶望的状況。ヴァンは剣を振るわず、心理戦と補給線攪乱だけで、たった三日で敵軍を撤退させる。 この効率的すぎる勝利は帝国の中枢に届き、彼は最高峰の帝国軍事学院への招待状を手に入れる。 「英雄になりたいわけじゃない。ただ、母の死の真相と父の秘密を知るため、生き残らなきゃならないだけだ」 無口最強の仮面メイド・シンカク、命を取引に差し出した狼耳少女・アイリ。彼は常にコスパの高い道を選び、母の遺したノートの謎、そして生まれて一度も会ったことのない父・帝国大元帥のいる帝都の闇へと踏み込んでいく。 正義も英雄も、損をするなら意味がない。合理主義が英雄譚を侵食していく、反英雄ミリタリー学園ファンタジー。

侯爵家三男からはじまる異世界チート冒険録 〜元プログラマー、スキルと現代知識で理想の異世界ライフ満喫中!〜【奨励賞】

のびすけ。
ファンタジー
気づけば侯爵家の三男として異世界に転生していた元プログラマー。 そこはどこか懐かしく、けれど想像以上に自由で――ちょっとだけ危険な世界。 幼い頃、命の危機をきっかけに前世の記憶が蘇り、 “とっておき”のチートで人生を再起動。 剣も魔法も、知識も商才も、全てを武器に少年は静かに準備を進めていく。 そして12歳。ついに彼は“新たなステージ”へと歩み出す。 これは、理想を形にするために動き出した少年の、 少し不思議で、ちょっとだけチートな異世界物語――その始まり。 【なろう掲載】

出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜

シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。 起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。 その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。 絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。 役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。

処理中です...