1 / 52
season1
第1話:叔父の遺産と「最弱職」の烙印
1. ギルド・クライスラーの冷たい視線
王都近郊の辺境都市アストリア。冒険者ギルド『クライスラー』は、朝から活気に満ちていた。重厚な鎧の剣士、魔力を秘めたローブの魔法使い、俊敏な短剣を携えた盗賊たちが、依頼掲示板の前で喧騒を巻き起こしている。
そんな中、一人の若者がギルドの受付へと向かった。名をリアン・アークライトという。彼の背には、彼の全身ほどの長さを持つ、黒曜石のように鈍く輝く特殊な弓が背負われていた。
「すみません、冒険者登録をお願いします」
リアンは静かに声をかけた。受付嬢のエリカは、忙しなく書類を捌きながらリアンに視線を送ったが、彼の背中の弓を見た瞬間、露骨に顔を曇らせた。
「ええと……、職業は、弓術士(アーチャー)さん、ですね?」
「はい」
リアンが頷くと、エリカはため息にも似た息を漏らし、ペンを置いた。
「リアンさん。念のために確認しますが、本当に弓で大丈夫ですか? 剣術や魔法の心得はありませんか? 弓術士は、その……『最弱職(ワースト・ジョブ)』と呼ばれています。前衛には立てず、後衛の火力は魔法使いに遠く及ばない。器用貧乏で、どのパーティも欲しがらない職ですよ」
その言葉は、ギルドの壁に貼られた『弓術士の平均成功率:最低』というデータよりも、深くリアンの胸に突き刺さった。しかし、彼の表情は動かない。
「結構です。弓術士として登録します」リアンの声は静かだが、鋼のような強い意志が宿っていた。
エリカは諦めたように、登録用紙の職業欄に『弓術士』と記入し、Fランクを示す銅のプレートをリアンに手渡した。
「初心者講習は免除です。ルールは掲示板を確認してください。依頼はFランクのものからどうぞ。……くれぐれも、無理はなさらないように」
エリカの忠告は、善意というよりも、厄介な新人がすぐに辞めてくれることへの期待が含まれているようにリアンには感じられた。
ギルドの片隅に移動したリアンを、数人の新人冒険者が好奇の目で見ていた。
「おい、弓術士かよ」
「珍しいな。最近見ないぞ、そんな自殺志願者」
「弓で何ができるんだ? 遠くからちまちま撃つくらいだろ」
リアンは彼らの陰口を無視し、依頼掲示板を見つめた。彼の背中の弓、『ストーム・ウィスパー(嵐の囁き)』は、彼の亡き叔父、大陸最高の武器職人として知られたアルスが、生前最後に、そしてリアンのために全てを懸けて作り上げた最高傑作だった。
2. 叔父との約束と『ストーム・ウィスパー』
ギルドの喧騒が遠のいた瞬間、リアンは弓のグリップをそっと撫でた。手に馴染むその感触が、彼の記憶を呼び覚ます。
リアンの叔父アルスは、彼の両親が魔物に襲われて亡くなった後、リアンを引き取り、弓術と武器作りの全てを教えた。アルスは知っていた。リアンが持つ天賦の才を。
「リアンよ、剣士は強靭な肉体、魔法使いは膨大な魔力が求められる。だが、お前が持っているのは、それらを凌駕する『集中力』だ」
アルスは当時幼かったリアンにそう語った。彼の集中力は常軌を逸しており、訓練を重ねることで、周囲の時間の流れを緩やかに感じ、風のわずかな向きや、標的の筋肉の微細な動きまで読み取ることができる。それはもはや、一つの超感覚だった。
「この『ストーム・ウィスパー』は、そのお前の集中力を最大限に引き出すために作った。世間はお前を最弱と笑うだろう。だが、この弓を使えば、お前は遠距離、近距離、そして近接まで、全ての距離を支配できる。さあ、証明してみせろ。弓術士こそが、最強の冒険者であることをな」
アルスは、この弓を完成させた直後、謎の病に倒れ、この世を去った。リアンは知っている。叔父の死には、彼が作ったこの弓を狙う、何か巨大な影が関わっていることを。
叔父の遺志を継ぎ、弓術士の誇りを証明すること。それがリアンの冒険の全てだった。
3. 初陣:ゴブリン討伐と『ナノ・サイト』
リアンが選んだ依頼は、王都とアストリアを結ぶ街道の森に巣食う、Fランクの魔物『ゴブリン』の討伐だった。
森の奥へと足を踏み入れたリアンは、すぐにゴブリンの群れを発見した。約十体。彼らは群れで行動し、油断した旅人を襲う厄介な存在だ。
リアンは木陰に身を潜め、ゆっくりと『ストーム・ウィスパー』の弦を引いた。
その瞬間、彼の世界は一変した。
(超感覚集中(フォーカス・ゼロ)発動)
周囲の音が一瞬で遠のき、風のざわめきすら遅く聞こえる。リアンの視界は、通常の数十倍の解像度で世界を捉えた。ゴブリンたちが持つ粗末な皮鎧の縫い目、彼らが呼吸するたびに動く喉元のわずかな脈動、次に彼らが動くであろう地面の砂の動き――全てがナノレベルの精度で彼の脳にインプットされる。
これが、リアンの天賦の才、『ナノ・サイト』だ。
「……まず、指揮官を無力化する」
リアンは十体のゴブリンの中で、最も大きく、他の個体に指示を出している一体を特定した。
彼は矢を一本放った。その矢は、単なるまっすぐな軌道を描くのではない。
森の木々が立ち並ぶ中、矢は空気の僅かな抵抗を計算に入れ、わずかに上向きのカーブを描く。それはまるで、リアンの意志が風に乗っているかのようだった。
フシュッ!
ほとんど音を立てずに放たれた矢は、指揮官ゴブリンの『左目』の僅か0.5mm上にある、兜の視界スリットの端』を正確に通過し、その頭部に命中した。ゴブリンは一瞬で崩れ落ちた。
指揮官を失った群れは混乱する。しかし、リアンは止まらない。
彼は連続で三本の矢を放った。彼の指は、一本一本の矢の弦から離れる瞬間の角度と力を、全て変えていた。
一本目の矢は、右側のゴブリンの『膝の関節の隙間』を、
二本目の矢は、中央のゴブリンの『肺の魔力供給源』を、
三本目の矢は、左側のゴブリンの『腕の腱』を、
それぞれ、完璧な精度で狙い撃った。
ゴブリンたちは悲鳴を上げる間もなく、致命傷ではないが、戦闘力を完全に奪われた状態で次々と倒れていく。通常の弓術士ならば、十体相手に数十発を要し、反撃を受けるであろう戦いを、リアンはたった四本の矢で、五秒足らずで終わらせた。
4. 誤解と新たな出会い
討伐を終え、ゴブリンの耳を切り取って回収作業をしていると、不意に背後から声がかかった。
「すごいわね……もう終わったの?」
リアンが振り返ると、そこにいたのは、ギルドでわずかに言葉を交わした女性だった。透き通るような瞳を持ち、治癒師(ヒーラー)の証である白衣を纏ったマリナ・クレインだ。彼女もまた、Fランクの登録プレートを持っていた。
「たまたま、あなたの後ろの依頼を受けたの。早めに着いてみたら、もう戦闘が終わっていたから驚いたわ」
マリナはゴブリンの死体を見て、少し顔を青くした。
「運が良かっただけです」
リアンは淡々と答えた。
「運? まさか。四体とも、鎧の隙間、または関節や急所をピンポイントで射抜かれている。これは、運じゃなくて……神業よ」
マリナはリアンの弓を見つめ、確信を持ったように言った。他の冒険者が「たまたま」と切り捨てるその精度を、彼女は治癒師としての観察眼で瞬時に見抜いたのだ。
「リアンさん、あなたの弓術は、ギルドで言われている『最弱職』なんかじゃないわ。もしかして、あなたは、私たちが知っている『弓術士』の常識を遥かに超えているんじゃないかしら?」
マリナの言葉は、今日一日リアンが浴びせられた全ての軽蔑的な視線や言葉を、一瞬で洗い流すように優しかった。
リアンは初めて、警戒心を緩めて微笑んだ。
「そうかもしれません。そして、それを証明するために、俺はここにいます」
「そう。じゃあ、リアンさん。もしよかったら……、私は治癒師のマリナです。弓術士の最弱職説が嘘だって、一緒に証明していかない?」
マリナの提案は唐突だったが、その言葉には偽りがなかった。リアンは、この世界で初めて、彼の「弓」を認めてくれた人間の存在に、静かな喜びを感じた。
「……はい。よろしくお願いします、マリナさん」
リアンは初めて得た理解者と共に、ギルドへ向かって歩き出した。彼の弓術士としての伝説は、今、冷たい視線と、一つの温かい出会いから始まったのだった。
王都近郊の辺境都市アストリア。冒険者ギルド『クライスラー』は、朝から活気に満ちていた。重厚な鎧の剣士、魔力を秘めたローブの魔法使い、俊敏な短剣を携えた盗賊たちが、依頼掲示板の前で喧騒を巻き起こしている。
そんな中、一人の若者がギルドの受付へと向かった。名をリアン・アークライトという。彼の背には、彼の全身ほどの長さを持つ、黒曜石のように鈍く輝く特殊な弓が背負われていた。
「すみません、冒険者登録をお願いします」
リアンは静かに声をかけた。受付嬢のエリカは、忙しなく書類を捌きながらリアンに視線を送ったが、彼の背中の弓を見た瞬間、露骨に顔を曇らせた。
「ええと……、職業は、弓術士(アーチャー)さん、ですね?」
「はい」
リアンが頷くと、エリカはため息にも似た息を漏らし、ペンを置いた。
「リアンさん。念のために確認しますが、本当に弓で大丈夫ですか? 剣術や魔法の心得はありませんか? 弓術士は、その……『最弱職(ワースト・ジョブ)』と呼ばれています。前衛には立てず、後衛の火力は魔法使いに遠く及ばない。器用貧乏で、どのパーティも欲しがらない職ですよ」
その言葉は、ギルドの壁に貼られた『弓術士の平均成功率:最低』というデータよりも、深くリアンの胸に突き刺さった。しかし、彼の表情は動かない。
「結構です。弓術士として登録します」リアンの声は静かだが、鋼のような強い意志が宿っていた。
エリカは諦めたように、登録用紙の職業欄に『弓術士』と記入し、Fランクを示す銅のプレートをリアンに手渡した。
「初心者講習は免除です。ルールは掲示板を確認してください。依頼はFランクのものからどうぞ。……くれぐれも、無理はなさらないように」
エリカの忠告は、善意というよりも、厄介な新人がすぐに辞めてくれることへの期待が含まれているようにリアンには感じられた。
ギルドの片隅に移動したリアンを、数人の新人冒険者が好奇の目で見ていた。
「おい、弓術士かよ」
「珍しいな。最近見ないぞ、そんな自殺志願者」
「弓で何ができるんだ? 遠くからちまちま撃つくらいだろ」
リアンは彼らの陰口を無視し、依頼掲示板を見つめた。彼の背中の弓、『ストーム・ウィスパー(嵐の囁き)』は、彼の亡き叔父、大陸最高の武器職人として知られたアルスが、生前最後に、そしてリアンのために全てを懸けて作り上げた最高傑作だった。
2. 叔父との約束と『ストーム・ウィスパー』
ギルドの喧騒が遠のいた瞬間、リアンは弓のグリップをそっと撫でた。手に馴染むその感触が、彼の記憶を呼び覚ます。
リアンの叔父アルスは、彼の両親が魔物に襲われて亡くなった後、リアンを引き取り、弓術と武器作りの全てを教えた。アルスは知っていた。リアンが持つ天賦の才を。
「リアンよ、剣士は強靭な肉体、魔法使いは膨大な魔力が求められる。だが、お前が持っているのは、それらを凌駕する『集中力』だ」
アルスは当時幼かったリアンにそう語った。彼の集中力は常軌を逸しており、訓練を重ねることで、周囲の時間の流れを緩やかに感じ、風のわずかな向きや、標的の筋肉の微細な動きまで読み取ることができる。それはもはや、一つの超感覚だった。
「この『ストーム・ウィスパー』は、そのお前の集中力を最大限に引き出すために作った。世間はお前を最弱と笑うだろう。だが、この弓を使えば、お前は遠距離、近距離、そして近接まで、全ての距離を支配できる。さあ、証明してみせろ。弓術士こそが、最強の冒険者であることをな」
アルスは、この弓を完成させた直後、謎の病に倒れ、この世を去った。リアンは知っている。叔父の死には、彼が作ったこの弓を狙う、何か巨大な影が関わっていることを。
叔父の遺志を継ぎ、弓術士の誇りを証明すること。それがリアンの冒険の全てだった。
3. 初陣:ゴブリン討伐と『ナノ・サイト』
リアンが選んだ依頼は、王都とアストリアを結ぶ街道の森に巣食う、Fランクの魔物『ゴブリン』の討伐だった。
森の奥へと足を踏み入れたリアンは、すぐにゴブリンの群れを発見した。約十体。彼らは群れで行動し、油断した旅人を襲う厄介な存在だ。
リアンは木陰に身を潜め、ゆっくりと『ストーム・ウィスパー』の弦を引いた。
その瞬間、彼の世界は一変した。
(超感覚集中(フォーカス・ゼロ)発動)
周囲の音が一瞬で遠のき、風のざわめきすら遅く聞こえる。リアンの視界は、通常の数十倍の解像度で世界を捉えた。ゴブリンたちが持つ粗末な皮鎧の縫い目、彼らが呼吸するたびに動く喉元のわずかな脈動、次に彼らが動くであろう地面の砂の動き――全てがナノレベルの精度で彼の脳にインプットされる。
これが、リアンの天賦の才、『ナノ・サイト』だ。
「……まず、指揮官を無力化する」
リアンは十体のゴブリンの中で、最も大きく、他の個体に指示を出している一体を特定した。
彼は矢を一本放った。その矢は、単なるまっすぐな軌道を描くのではない。
森の木々が立ち並ぶ中、矢は空気の僅かな抵抗を計算に入れ、わずかに上向きのカーブを描く。それはまるで、リアンの意志が風に乗っているかのようだった。
フシュッ!
ほとんど音を立てずに放たれた矢は、指揮官ゴブリンの『左目』の僅か0.5mm上にある、兜の視界スリットの端』を正確に通過し、その頭部に命中した。ゴブリンは一瞬で崩れ落ちた。
指揮官を失った群れは混乱する。しかし、リアンは止まらない。
彼は連続で三本の矢を放った。彼の指は、一本一本の矢の弦から離れる瞬間の角度と力を、全て変えていた。
一本目の矢は、右側のゴブリンの『膝の関節の隙間』を、
二本目の矢は、中央のゴブリンの『肺の魔力供給源』を、
三本目の矢は、左側のゴブリンの『腕の腱』を、
それぞれ、完璧な精度で狙い撃った。
ゴブリンたちは悲鳴を上げる間もなく、致命傷ではないが、戦闘力を完全に奪われた状態で次々と倒れていく。通常の弓術士ならば、十体相手に数十発を要し、反撃を受けるであろう戦いを、リアンはたった四本の矢で、五秒足らずで終わらせた。
4. 誤解と新たな出会い
討伐を終え、ゴブリンの耳を切り取って回収作業をしていると、不意に背後から声がかかった。
「すごいわね……もう終わったの?」
リアンが振り返ると、そこにいたのは、ギルドでわずかに言葉を交わした女性だった。透き通るような瞳を持ち、治癒師(ヒーラー)の証である白衣を纏ったマリナ・クレインだ。彼女もまた、Fランクの登録プレートを持っていた。
「たまたま、あなたの後ろの依頼を受けたの。早めに着いてみたら、もう戦闘が終わっていたから驚いたわ」
マリナはゴブリンの死体を見て、少し顔を青くした。
「運が良かっただけです」
リアンは淡々と答えた。
「運? まさか。四体とも、鎧の隙間、または関節や急所をピンポイントで射抜かれている。これは、運じゃなくて……神業よ」
マリナはリアンの弓を見つめ、確信を持ったように言った。他の冒険者が「たまたま」と切り捨てるその精度を、彼女は治癒師としての観察眼で瞬時に見抜いたのだ。
「リアンさん、あなたの弓術は、ギルドで言われている『最弱職』なんかじゃないわ。もしかして、あなたは、私たちが知っている『弓術士』の常識を遥かに超えているんじゃないかしら?」
マリナの言葉は、今日一日リアンが浴びせられた全ての軽蔑的な視線や言葉を、一瞬で洗い流すように優しかった。
リアンは初めて、警戒心を緩めて微笑んだ。
「そうかもしれません。そして、それを証明するために、俺はここにいます」
「そう。じゃあ、リアンさん。もしよかったら……、私は治癒師のマリナです。弓術士の最弱職説が嘘だって、一緒に証明していかない?」
マリナの提案は唐突だったが、その言葉には偽りがなかった。リアンは、この世界で初めて、彼の「弓」を認めてくれた人間の存在に、静かな喜びを感じた。
「……はい。よろしくお願いします、マリナさん」
リアンは初めて得た理解者と共に、ギルドへ向かって歩き出した。彼の弓術士としての伝説は、今、冷たい視線と、一つの温かい出会いから始まったのだった。
あなたにおすすめの小説
姉(勇者)の威光を借りてニート生活を送るつもりだったのに、姉より強いのがバレて英雄になったんだが!?
果 一@【弓使い】2巻刊行決定!!
ファンタジー
リクスには、最強の姉がいる。
王国最強と唄われる勇者で、英雄学校の生徒会長。
類い希なる才能と美貌を持つ姉の威光を笠に着て、リクスはとある野望を遂行していた。
『ビバ☆姉さんのスネをかじって生きよう計画!』
何を隠そうリクスは、引きこもりのタダ飯喰らいを人生の目標とする、極めて怠惰な少年だったのだ。
そんな弟に嫌気がさした姉エルザは、ある日リクスに告げる。
「私の通う英雄学校の編入試験、リクスちゃんの名前で登録しておいたからぁ」
その時を境に、リクスの人生は大きく変化する。
英雄学校で様々な事件に巻き込まれ、誰もが舌を巻くほどの強さが露わになって――?
これは、怠惰でろくでなしで、でもちょっぴり心優しい少年が、姉を越える英雄へと駆け上がっていく物語。
※本作はカクヨム・ノベルアップ+・ネオページでも公開しています。カクヨム・ノベルアップ+でのタイトルは『姉(勇者)の威光を借りてニート生活を送るつもりだったのに、姉より強いのがバレて英雄になったんだが!?~穀潰し生活のための奮闘が、なぜか賞賛される流れになった件~』となります。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
42歳メジャーリーガー、異世界に転生。チートは無いけど、魔法と元日本最高級の豪速球で無双したいと思います。
町島航太
ファンタジー
かつて日本最強投手と持て囃され、MLBでも大活躍した佐久間隼人。
しかし、老化による衰えと3度の靭帯損傷により、引退を余儀なくされてしまう。
失意の中、歩いていると球団の熱狂的ファンからポストシーズンに行けなかった理由と決めつけられ、刺し殺されてしまう。
だが、目を再び開くと、魔法が存在する世界『異世界』に転生していた。
ソロ冒険者のぶらり旅~悠々自適とは無縁な日々~
.
ファンタジー
今年から冒険者生活を開始した主人公で【ソロ】と言う適正のノア(15才)。
その適正の為、戦闘・日々の行動を基本的に1人で行わなければなりません。
そこで元上級冒険者の両親と猛特訓を行い、チート級の戦闘力と数々のスキルを持つ事になります。
『悠々自適にぶらり旅』
を目指す″つもり″の彼でしたが、開始早々から波乱に満ちた冒険者生活が待っていました。
スキル【土いじり】でパーティを追放された俺、開墾した畑からダンジョンが生えてきた。
夏見ナイ
ファンタジー
「役立たず」の烙印を押され、パーティを追放されたアルフォンス。彼のスキルは戦闘に不向きな【土いじり】。失意の彼は都会を離れ、辺境の地で静かに農業を営むことを決意する。
しかし、彼が畑を耕すと、そこから不思議なダンジョンが生えてきた!
ダンジョン内では、高級ポーションになる薬草や伝説の金属『オリハルコン』が野菜のように収穫できる。地味だと思われた【土いじり】は、実はこの『農園ダンジョン』を育てる唯一無二のチートスキルだったのだ。
噂を聞きつけ集まる仲間たち。エルフの美少女、ドワーフの天才鍛冶師……。気づけば彼の農園は豊かな村へ、そして難攻不落の要塞国家へと発展していく。
一方、彼を追放したパーティは没落の一途を辿り……。
これは、追放された男が最強の生産職として仲間と共に理想郷を築き上げる、農業スローライフ&建国ファンタジー!
おっさん冒険者のおいしいダンジョン攻略
神崎あら
ファンタジー
冒険者歴20年以上のおっさんは、若い冒険者達のように地位や権威を得るためにダンジョンには行かない。
そう、おっさんは生活のためにダンジョンに行く。
これはそんなおっさんの冒険者ライフを描いた生活記である。
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
チート魔力のせいで神レベルの連中に狙われましたが、守銭奴なので金稼ぎします
桜桃-サクランボ-
ファンタジー
――自由を手に入れるために、なにがあっても金は稼ぎます――
金さえあれば人生はどうにでもなる――
そう信じている守銭奴、鏡谷知里(28)。
交通事故で死んだはずの彼が目を覚ますと、そこは剣と魔法の異世界。
しかもなぜか、規格外のチート魔力を手に入れていた。
だがその力は、本来存在してはいけないものだった。
知里の魔力は、封印されていた伝説の冒険者の魔力と重なったことで生まれた世界のバランスを崩す力。
その異常な魔力に目を付けたのは、この世界を裏から支配する存在――
「世界を束ねる管理者」
神にも等しい力を持つ彼らは、知里を危険視し始める。
巻き込まれたくない。
戦いたくもない。
知里が望むのはただ一つ。
金を稼いで楽して生きること。
しかし純粋すぎる仲間に振り回され、事件に巻き込まれ、気付けば世界の管理者と敵対する羽目に――。
守銭奴のチート魔力持ち冒険者 VS 世界を支配する管理者。
金のために生きる男が、望まぬまま世界の頂点と戦うことになる
巻き込まれ系異世界ファンタジー。
※小説家になろう・カクヨムでも更新中
※表紙:あニキさん
※ ※がタイトルにある話に挿絵アリ
※月、水、金、更新予定!