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season1
第7話:著名な剣士との模擬戦
1. ギルドに広がる波紋とCランクの壁
古代図書館の単独攻略は、ギルド内に強烈な印象を与えた。リアンを「運が良い」と見なしていた冒険者たちも、「跳弾と曲射で迷宮を制した」という噂を聞き、彼の実力を無視できなくなっていた。
リアンはマリナと次の目標を定めていた。それは、Cランク昇格試験の資格を得ること。
「Cランクへの昇格には、明確な実績と、『他の冒険者への影響力』が求められます」
マリナが分析する。
「リアンさんの単独での討伐実績は十分よ。あとは、AランクやBランクの冒険者が、あなたの実力を認めざるを得ないような、決定的な勝利が必要だわ」
「決定的な勝利……」
リアンは再び、ギルドマスター・バシュラの部屋へ向かった。
バシュラはリアンを一瞥し、複雑な表情を浮かべた。
「また来たか、弓術士。お前の弓術は、もはやDランクの範疇ではないことは認める。だが、Cランクへの推薦はできない」
「理由は?」
「Cランクは、パーティの主軸となる実力者だ。お前の異端な弓術が、剣士や魔法使いの主軸に勝てることを、誰も信じていないからだ。特に、ヴァンスがな」
ヴァンス・グレイロード。ギルドでトップクラスのBランク剣士。剣術の腕もさることながら、その威厳と実力で、ギルドの評価基準に大きな影響力を持つ人物だった。彼は、弓術士を最も蔑視する一人としても知られていた。
「ヴァンスは、お前のような『弓をブレードにする異端者』を認めない。彼を黙らせるか、打ち負かさなければ、Cランク昇格は難しい」
リアンは静かに言った。
「ヴァンス氏との模擬戦を、手配してください。勝敗は、俺の実力で決めます」
2. Bランク剣士との対峙
ギルドマスターの計らいで、翌日、リアンとヴァンスとの模擬戦がギルドの訓練場で行われることになった。
そのニュースは、瞬く間にギルド全体に広がり、訓練場は過去最高の観衆で埋め尽くされた。全員が、最弱職の弓術士が、ギルドのトップランカーの一人であるBランク剣士に挑むという、無謀な一戦に注目していた。
ヴァンスは、装飾を排した質実剛健な甲冑に身を包み、一振りの剛剣を携えていた。その威圧感は、前回のガリオスの比ではない。
「弓術士よ」
ヴァンスは冷淡な声で言った。
「無駄な挑戦だ。お前の小細工は、全て見切る。剣士たるもの、力こそ正義。弓に頼る軟弱者に、俺の剣の重みは理解できまい」
「俺の弓は、貴方の剣の重みより、貴方の動きの全てを知っています」
リアンは『ストーム・ウィスパー』を構え、いつものようにナノ・サイトを発動させた。
模擬戦開始の合図と共に、ヴァンスは微動だにしなかった。彼は、リアンが遠距離から矢を放ってくるのを待っていた。彼の鎧は厚く、並大抵の矢では傷一つ付かないと自負していたからだ。
「来い。遠距離からの卑怯な一撃を放ってみろ!」
しかし、リアンは矢を放たなかった。彼は、ヴァンスの静止した体勢から、次に動く際の筋肉のわずかな膨張を読み取っていた。
「遠距離では、貴方の動きを止められない」
リアンは、自らヴァンスとの距離を詰めていった。
「何を!?」
ヴァンスは侮辱されたと感じ、剣を構えたまま静止した。
距離が10メートルを切った。リアンは矢を装填し、放った。だが、その矢はヴァンスの甲冑を狙っていなかった。
矢は、ヴァンスの『足元の地面』を狙った。ソニック・アローの強大な衝撃が地面を叩き、砕けた石の破片と土煙を巻き上げた。
「くっ!」
視界と足場が奪われた瞬間、リアンは間髪入れずにリフレクト・エッジを放った。
矢は、訓練場の壁を正確に跳弾し、土煙に隠されたヴァンスの右膝裏の腱めがけて吸い込まれていった。
ズンッ!
甲冑の防御力は高かったが、リアンの矢は腱の動きを止めるピンポイントな場所に命中。ヴァンスの右足が一瞬、動かなくなった。
3. 遠近支配による翻弄
「ふざけた真似を!」
体勢を崩されたヴァンスは激怒し、一気に距離を詰めてきた。ここからが、彼の主戦場、近接戦闘だ。
ヴァンスは剛剣を振りかざし、リアンに襲いかかる。剣士として、彼はリアンが弓を捨て、降参することを期待していた。
だが、リアンは弓を捨てない。彼はゼロ・ブレイク(ボウ・ブレード)を展開した。
キン、キン、キン!
ヴァンスの剛剣の重い連撃に対し、リアンは力で受け止めることはしない。彼はナノ・サイトで剣の軌道を正確に読み取り、剣の重心と、ヴァンスの腕の筋肉が最も力を込める瞬間を捉える。
そして、その瞬間に、ボウ・ブレードの刃先を『剣の側面』に沿わせるように滑らせる。
カッ!という鋭い摩擦音と共に、ヴァンスの剣の軌道は、常にリアンをかすめるように逸らされる。ヴァンスは、全力で打ち込んでいるはずなのに、まるで透明な障壁に阻まれているかのような感覚に陥った。
「馬鹿な! なぜ当たらん!?」
リアンは、防御しているのではない。敵の攻撃を精密に『制御』していたのだ。
そして、攻撃の合間。ヴァンスが次の斬撃のために剣を引き戻す0.3秒の隙間。
リアンはボウ・ブレードで、ヴァンスの『肘関節の鎧と鎧の接合部の、わずかなヒンジ部分』を狙い、連続で突きを入れた。
カチッ、カチッ!
甲冑は破れないが、その精密な衝撃は、ヴァンスの肘関節の動きを鈍らせた。ヴァンスは、剣を振るう際の肘の可動域が、目に見えて狭まっていることに気づき、冷や汗をかいた。
「距離を詰めても、遠ざけても……この弓術士は、どこからでも俺の弱点を突いてくる!」
ヴァンスの頭脳は混乱していた。彼は、弓術士との戦い方を全く知らなかった。遠距離で弓を使われ、近接で剣のように扱われ、そして常に、自身の防御の『死角』を狙われている。
最終的に、リアンはヴァンスの疲労のピークを読み取り、足元の小さな石を狙って跳弾させ、その衝撃でヴァンスの体勢を完全に崩した。
倒れ込んだヴァンスの首元に、リアンは再びボウ・ブレードの先端を突きつけた。
「貴方の防御には、数百の隙間があります。俺の集中力は、それら全てを見抜きます」
「勝者、リアン・アークライト!」
4. 評価の転換点
ギルド内は、一瞬の静寂の後、爆発的な歓声とざわめきに包まれた。
Bランクの剣士が、弓術士に完全に翻弄され、打ち負かされた。しかも、近接戦闘でだ。
ヴァンスは、屈辱に顔を歪ませながらも、剣を拾い、リアンに向き直った。
「弓術士……お前の勝ちだ。俺は、お前のような戦い方を知らない。だが、その技術は、俺の知る**『力』**よりも、遥かに恐ろしい」
ヴァンスはリアンを軽蔑しなかった。その代わり、彼はリアンを『別次元の実力者』として認めたのだ。
ギルドマスターのバシュラは、その光景を満足そうに見つめていた。
「Dランクの弓術士が、Bランクの主軸剣士を打ち破った。しかも、完膚なきまでに。これ以上の証明はないだろう」
その日のうちに、リアンはギルドの正式なCランク冒険者として昇格が決定した。彼の弓術は、もはや「最弱職」とは呼ばれない。
ギルドの酒場では、リアンの弓術について、噂が飛び交っていた。
「弓術士があんな戦い方をできるなんて……」
「遠距離、近接、そして戦術全てを支配している。あれは、もはや『最強の弓術士』じゃないか?」
リアンは、マリナと静かに勝利を祝った。マリナは誇らしげだった。
「これで、誰もリアンさんを馬鹿にできないわね!」
リアンは、愛用の『ストーム・ウィスパー』を見つめた。叔父との約束、弓術士の誇り。彼の旅は、確かな一歩を踏み出した。だが、彼の集中力は、まだ見ぬ強敵と、叔父の死の真相という、より大きな壁を予感していた。
古代図書館の単独攻略は、ギルド内に強烈な印象を与えた。リアンを「運が良い」と見なしていた冒険者たちも、「跳弾と曲射で迷宮を制した」という噂を聞き、彼の実力を無視できなくなっていた。
リアンはマリナと次の目標を定めていた。それは、Cランク昇格試験の資格を得ること。
「Cランクへの昇格には、明確な実績と、『他の冒険者への影響力』が求められます」
マリナが分析する。
「リアンさんの単独での討伐実績は十分よ。あとは、AランクやBランクの冒険者が、あなたの実力を認めざるを得ないような、決定的な勝利が必要だわ」
「決定的な勝利……」
リアンは再び、ギルドマスター・バシュラの部屋へ向かった。
バシュラはリアンを一瞥し、複雑な表情を浮かべた。
「また来たか、弓術士。お前の弓術は、もはやDランクの範疇ではないことは認める。だが、Cランクへの推薦はできない」
「理由は?」
「Cランクは、パーティの主軸となる実力者だ。お前の異端な弓術が、剣士や魔法使いの主軸に勝てることを、誰も信じていないからだ。特に、ヴァンスがな」
ヴァンス・グレイロード。ギルドでトップクラスのBランク剣士。剣術の腕もさることながら、その威厳と実力で、ギルドの評価基準に大きな影響力を持つ人物だった。彼は、弓術士を最も蔑視する一人としても知られていた。
「ヴァンスは、お前のような『弓をブレードにする異端者』を認めない。彼を黙らせるか、打ち負かさなければ、Cランク昇格は難しい」
リアンは静かに言った。
「ヴァンス氏との模擬戦を、手配してください。勝敗は、俺の実力で決めます」
2. Bランク剣士との対峙
ギルドマスターの計らいで、翌日、リアンとヴァンスとの模擬戦がギルドの訓練場で行われることになった。
そのニュースは、瞬く間にギルド全体に広がり、訓練場は過去最高の観衆で埋め尽くされた。全員が、最弱職の弓術士が、ギルドのトップランカーの一人であるBランク剣士に挑むという、無謀な一戦に注目していた。
ヴァンスは、装飾を排した質実剛健な甲冑に身を包み、一振りの剛剣を携えていた。その威圧感は、前回のガリオスの比ではない。
「弓術士よ」
ヴァンスは冷淡な声で言った。
「無駄な挑戦だ。お前の小細工は、全て見切る。剣士たるもの、力こそ正義。弓に頼る軟弱者に、俺の剣の重みは理解できまい」
「俺の弓は、貴方の剣の重みより、貴方の動きの全てを知っています」
リアンは『ストーム・ウィスパー』を構え、いつものようにナノ・サイトを発動させた。
模擬戦開始の合図と共に、ヴァンスは微動だにしなかった。彼は、リアンが遠距離から矢を放ってくるのを待っていた。彼の鎧は厚く、並大抵の矢では傷一つ付かないと自負していたからだ。
「来い。遠距離からの卑怯な一撃を放ってみろ!」
しかし、リアンは矢を放たなかった。彼は、ヴァンスの静止した体勢から、次に動く際の筋肉のわずかな膨張を読み取っていた。
「遠距離では、貴方の動きを止められない」
リアンは、自らヴァンスとの距離を詰めていった。
「何を!?」
ヴァンスは侮辱されたと感じ、剣を構えたまま静止した。
距離が10メートルを切った。リアンは矢を装填し、放った。だが、その矢はヴァンスの甲冑を狙っていなかった。
矢は、ヴァンスの『足元の地面』を狙った。ソニック・アローの強大な衝撃が地面を叩き、砕けた石の破片と土煙を巻き上げた。
「くっ!」
視界と足場が奪われた瞬間、リアンは間髪入れずにリフレクト・エッジを放った。
矢は、訓練場の壁を正確に跳弾し、土煙に隠されたヴァンスの右膝裏の腱めがけて吸い込まれていった。
ズンッ!
甲冑の防御力は高かったが、リアンの矢は腱の動きを止めるピンポイントな場所に命中。ヴァンスの右足が一瞬、動かなくなった。
3. 遠近支配による翻弄
「ふざけた真似を!」
体勢を崩されたヴァンスは激怒し、一気に距離を詰めてきた。ここからが、彼の主戦場、近接戦闘だ。
ヴァンスは剛剣を振りかざし、リアンに襲いかかる。剣士として、彼はリアンが弓を捨て、降参することを期待していた。
だが、リアンは弓を捨てない。彼はゼロ・ブレイク(ボウ・ブレード)を展開した。
キン、キン、キン!
ヴァンスの剛剣の重い連撃に対し、リアンは力で受け止めることはしない。彼はナノ・サイトで剣の軌道を正確に読み取り、剣の重心と、ヴァンスの腕の筋肉が最も力を込める瞬間を捉える。
そして、その瞬間に、ボウ・ブレードの刃先を『剣の側面』に沿わせるように滑らせる。
カッ!という鋭い摩擦音と共に、ヴァンスの剣の軌道は、常にリアンをかすめるように逸らされる。ヴァンスは、全力で打ち込んでいるはずなのに、まるで透明な障壁に阻まれているかのような感覚に陥った。
「馬鹿な! なぜ当たらん!?」
リアンは、防御しているのではない。敵の攻撃を精密に『制御』していたのだ。
そして、攻撃の合間。ヴァンスが次の斬撃のために剣を引き戻す0.3秒の隙間。
リアンはボウ・ブレードで、ヴァンスの『肘関節の鎧と鎧の接合部の、わずかなヒンジ部分』を狙い、連続で突きを入れた。
カチッ、カチッ!
甲冑は破れないが、その精密な衝撃は、ヴァンスの肘関節の動きを鈍らせた。ヴァンスは、剣を振るう際の肘の可動域が、目に見えて狭まっていることに気づき、冷や汗をかいた。
「距離を詰めても、遠ざけても……この弓術士は、どこからでも俺の弱点を突いてくる!」
ヴァンスの頭脳は混乱していた。彼は、弓術士との戦い方を全く知らなかった。遠距離で弓を使われ、近接で剣のように扱われ、そして常に、自身の防御の『死角』を狙われている。
最終的に、リアンはヴァンスの疲労のピークを読み取り、足元の小さな石を狙って跳弾させ、その衝撃でヴァンスの体勢を完全に崩した。
倒れ込んだヴァンスの首元に、リアンは再びボウ・ブレードの先端を突きつけた。
「貴方の防御には、数百の隙間があります。俺の集中力は、それら全てを見抜きます」
「勝者、リアン・アークライト!」
4. 評価の転換点
ギルド内は、一瞬の静寂の後、爆発的な歓声とざわめきに包まれた。
Bランクの剣士が、弓術士に完全に翻弄され、打ち負かされた。しかも、近接戦闘でだ。
ヴァンスは、屈辱に顔を歪ませながらも、剣を拾い、リアンに向き直った。
「弓術士……お前の勝ちだ。俺は、お前のような戦い方を知らない。だが、その技術は、俺の知る**『力』**よりも、遥かに恐ろしい」
ヴァンスはリアンを軽蔑しなかった。その代わり、彼はリアンを『別次元の実力者』として認めたのだ。
ギルドマスターのバシュラは、その光景を満足そうに見つめていた。
「Dランクの弓術士が、Bランクの主軸剣士を打ち破った。しかも、完膚なきまでに。これ以上の証明はないだろう」
その日のうちに、リアンはギルドの正式なCランク冒険者として昇格が決定した。彼の弓術は、もはや「最弱職」とは呼ばれない。
ギルドの酒場では、リアンの弓術について、噂が飛び交っていた。
「弓術士があんな戦い方をできるなんて……」
「遠距離、近接、そして戦術全てを支配している。あれは、もはや『最強の弓術士』じゃないか?」
リアンは、マリナと静かに勝利を祝った。マリナは誇らしげだった。
「これで、誰もリアンさんを馬鹿にできないわね!」
リアンは、愛用の『ストーム・ウィスパー』を見つめた。叔父との約束、弓術士の誇り。彼の旅は、確かな一歩を踏み出した。だが、彼の集中力は、まだ見ぬ強敵と、叔父の死の真相という、より大きな壁を予感していた。
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