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【59】 ─書斎 13時─
ゆっくりと重い扉を開けて書斎へと入る。
王妃教育や学業、殿下の公務の手伝いに関する事などで、利用する事は多々あったけれども、私用でここに来るのは、ずいぶんと久しぶりだわ。
書物が痛まない様に他の部屋に比べて若干薄暗い部屋、紙から発する本独特の匂い、本が誤って落下した時に衝撃を和らげるための、深めのカーペット、使い込まれた机と椅子。
子供のころから変わらないままの書斎に、どこかホッとする。
「明日は一日予定でバタバタしそうだし、少しここで本を読むのも悪くないわね」
私はお気に入りの本を棚から取り出すと、しばし本の世界の中へと入っていった。
⇒【40】へ進む
ꕤ.。✼••⋅⋅⊱∘┈┈┈┈•>✾<•┈┈┈┈∘⊰⋅⋅••✼。.ꕤ
【60】
本を何冊か手にして戻ると、タイミングを見計らったかの様に、セバスが紅茶と菓子を用意してくれる所だった。
フワリと鼻腔を擽る紅茶の香りに、自然と笑みが浮かぶ。
本を読む前に、ティーカップを手に取ると、ふんわりと香りが鼻腔を擽る。
「セバスの淹れてくれる紅茶は、いつも流石ね。いい香りだわ」
「お嬢様に、失礼な物をお出しするわけにはいきませんからね」
ミアが紅茶を淹れるのが上手いのも、このセバスに鍛えられたからなのよね。
「セバスが鍛えたお陰で、ミアが淹れてくれる紅茶も美味しいわよね」
「いえいえ、娘はまだまだ私の足下にも及びませんから」
「あらあら、そうなのね」
こんな事言ってるけど、ミアの紅茶の腕前は、セバスが一番認めてるのは、邸にある人間なら誰も知ってる事なんだけれどね。
「ミアも頑張ってるのは認めますが。しかし、お嬢様や旦那様、マティアスさまざまなとの好みをしっかり把握してるのは、私や料理長なのは譲れませんね」
「ふふ、そうね。セバスや料理長には、紅茶やお菓子なんか、色々と好みを把握されているわね」
料理長とセバスは、わたくしが小さい頃から食事の好みを把握しているため、料理長の作る焼き菓子とセバスの淹れる紅茶の組み合わせには、勝てるものがないわ。
かなり胃袋を掴まれてる気がするわね。
でもこれ多分、わたくしだけでなく、家族全員なのよね。
お父様なんて、これ以上太らない様にしないとメタボまっしぐらになってしまう!! ってよく叫ばれてるし。
「いつも美味しく淹れてくれてありがとう。料理長にもお菓子の感謝を伝えておいて」
「かしこまりました」
感謝の言葉を伝えると、セバスは嬉しそうに目尻のシワを深ながら笑ってくれた。
⇒【66】へ進む
ꕤ.。✼••⋅⋅⊱∘┈┈┈┈•>✾<•┈┈┈┈∘⊰⋅⋅••✼。.ꕤ
【61】
ミアの用意してくれた紅茶とスコーンを、ゆっくりと口にしていく。
うん、やっぱりミアの紅茶は美味しいわね。料理長の作るスコーンもクロテッドクリームと合わせると、いくつでも食べれてしまいそうだわ。
……太るとコルセットがきつくなるから、食べすぎないようにはしてるのだけれど。
そうして花を見ながら、わたくしはゆっくりとした時間を庭園で過ごした。
うん、たまにはこういう時間も悪くないものね。
そろそろ13時にもなってきたので、花を十二分に堪能したわたくしは、満足な気分のまま、ゆっくりと庭園を後にした。
書斎へ本を読みに行く ⇒【59】へ進む
演奏室へピアノを弾きに行く ⇒【27】へ進む
お父様の執務室へ行く ⇒【6】へ進む
ꕤ.。✼••⋅⋅⊱∘┈┈┈┈•>✾<•┈┈┈┈∘⊰⋅⋅••✼。.ꕤ
【62】
馬車で王城に着き、マティと共に会場に入ろうとした所で、受付をしている男性に声を掛けられた。
「今年は殿下の計らいで、卒業式だけではなく、卒業パーティーでも卒業生の方には胸に花を飾ってもらう事になりまして」
「あら、そうなの?」
既に会場に入られてる人をチラリと見てみると、確かに全員、胸にバラを飾っているのが目に入る。
赤だけではなく、黄色や緑、青や黒と、色とりどりなので、好きな色を選べるのかしら。
「ルントシュテット侯爵令嬢様は、青色がお好きと伺っております。こちらの色鮮やかな青いバラを飾られてみては如何でしょうか? とても映えると思われます」
そういって見せてくれた青いバラは、確かにそう言われるだけの事はあって、他ではあまり見ない程に深みのある青いバラだった。
「まぁ、本当。とても綺麗な青いバラね。サファイアの様に深い青みで素敵だわ」
わたくしは一番好きな花はバラだし、青い色も好きな色なのよね。それならこの花を飾るのでいいかしら。
「そうね、そしたらこの花を飾る事にす」
「待って義姉さま」
飾る事にするわ、と言おうとした所でマティアスに声を掛けられた。
「義姉さま、緑は? 緑のバラはダメ?」
「え?」
マティが、わたくしをジッと見つめながら言うその言葉に、思わず軽く首を傾げる。
急にどうしたのかしら。
「だって、僕がエスコートしてるんだし……それなら僕の目と同じ色のバラを飾ってよ。ドレスの色も緑と黒を基調にしてるんだしさ」
どこか少しムスッとした口調でかるく唇を尖らせながら、自分の瞳の色と同じ色のバラにして欲しいというマティ。
まぁ。マティが、こんな可愛い態度を見せてくれるだなんて。
チラリと受付の背後に目をやると、緑のバラも沢山用意されていてるのが目に入る。
深いエメラルドグリーンで、マティの瞳の色を思わせる色だわ。
確かに今日のドレスや装飾品は、エスコート相手のマティの色に合わせてる色合いなので、緑のバラを飾るのはピッタリなのよね。
けれども青いバラを飾っても、それはそれでアクセントにもなるし、緑と青と黒のカラーはバランスとしても、おかしくはないし……どちらも捨てがたくて迷うわ。
どちらにしようかしら……。
青いバラを選ぶ ⇒【72】へ進む
緑のバラを選ぶ ⇒【45】へ進む
ꕤ.。✼••⋅⋅⊱∘┈┈┈┈•>✾<•┈┈┈┈∘⊰⋅⋅••✼。.ꕤ
ゆっくりと重い扉を開けて書斎へと入る。
王妃教育や学業、殿下の公務の手伝いに関する事などで、利用する事は多々あったけれども、私用でここに来るのは、ずいぶんと久しぶりだわ。
書物が痛まない様に他の部屋に比べて若干薄暗い部屋、紙から発する本独特の匂い、本が誤って落下した時に衝撃を和らげるための、深めのカーペット、使い込まれた机と椅子。
子供のころから変わらないままの書斎に、どこかホッとする。
「明日は一日予定でバタバタしそうだし、少しここで本を読むのも悪くないわね」
私はお気に入りの本を棚から取り出すと、しばし本の世界の中へと入っていった。
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【60】
本を何冊か手にして戻ると、タイミングを見計らったかの様に、セバスが紅茶と菓子を用意してくれる所だった。
フワリと鼻腔を擽る紅茶の香りに、自然と笑みが浮かぶ。
本を読む前に、ティーカップを手に取ると、ふんわりと香りが鼻腔を擽る。
「セバスの淹れてくれる紅茶は、いつも流石ね。いい香りだわ」
「お嬢様に、失礼な物をお出しするわけにはいきませんからね」
ミアが紅茶を淹れるのが上手いのも、このセバスに鍛えられたからなのよね。
「セバスが鍛えたお陰で、ミアが淹れてくれる紅茶も美味しいわよね」
「いえいえ、娘はまだまだ私の足下にも及びませんから」
「あらあら、そうなのね」
こんな事言ってるけど、ミアの紅茶の腕前は、セバスが一番認めてるのは、邸にある人間なら誰も知ってる事なんだけれどね。
「ミアも頑張ってるのは認めますが。しかし、お嬢様や旦那様、マティアスさまざまなとの好みをしっかり把握してるのは、私や料理長なのは譲れませんね」
「ふふ、そうね。セバスや料理長には、紅茶やお菓子なんか、色々と好みを把握されているわね」
料理長とセバスは、わたくしが小さい頃から食事の好みを把握しているため、料理長の作る焼き菓子とセバスの淹れる紅茶の組み合わせには、勝てるものがないわ。
かなり胃袋を掴まれてる気がするわね。
でもこれ多分、わたくしだけでなく、家族全員なのよね。
お父様なんて、これ以上太らない様にしないとメタボまっしぐらになってしまう!! ってよく叫ばれてるし。
「いつも美味しく淹れてくれてありがとう。料理長にもお菓子の感謝を伝えておいて」
「かしこまりました」
感謝の言葉を伝えると、セバスは嬉しそうに目尻のシワを深ながら笑ってくれた。
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【61】
ミアの用意してくれた紅茶とスコーンを、ゆっくりと口にしていく。
うん、やっぱりミアの紅茶は美味しいわね。料理長の作るスコーンもクロテッドクリームと合わせると、いくつでも食べれてしまいそうだわ。
……太るとコルセットがきつくなるから、食べすぎないようにはしてるのだけれど。
そうして花を見ながら、わたくしはゆっくりとした時間を庭園で過ごした。
うん、たまにはこういう時間も悪くないものね。
そろそろ13時にもなってきたので、花を十二分に堪能したわたくしは、満足な気分のまま、ゆっくりと庭園を後にした。
書斎へ本を読みに行く ⇒【59】へ進む
演奏室へピアノを弾きに行く ⇒【27】へ進む
お父様の執務室へ行く ⇒【6】へ進む
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【62】
馬車で王城に着き、マティと共に会場に入ろうとした所で、受付をしている男性に声を掛けられた。
「今年は殿下の計らいで、卒業式だけではなく、卒業パーティーでも卒業生の方には胸に花を飾ってもらう事になりまして」
「あら、そうなの?」
既に会場に入られてる人をチラリと見てみると、確かに全員、胸にバラを飾っているのが目に入る。
赤だけではなく、黄色や緑、青や黒と、色とりどりなので、好きな色を選べるのかしら。
「ルントシュテット侯爵令嬢様は、青色がお好きと伺っております。こちらの色鮮やかな青いバラを飾られてみては如何でしょうか? とても映えると思われます」
そういって見せてくれた青いバラは、確かにそう言われるだけの事はあって、他ではあまり見ない程に深みのある青いバラだった。
「まぁ、本当。とても綺麗な青いバラね。サファイアの様に深い青みで素敵だわ」
わたくしは一番好きな花はバラだし、青い色も好きな色なのよね。それならこの花を飾るのでいいかしら。
「そうね、そしたらこの花を飾る事にす」
「待って義姉さま」
飾る事にするわ、と言おうとした所でマティアスに声を掛けられた。
「義姉さま、緑は? 緑のバラはダメ?」
「え?」
マティが、わたくしをジッと見つめながら言うその言葉に、思わず軽く首を傾げる。
急にどうしたのかしら。
「だって、僕がエスコートしてるんだし……それなら僕の目と同じ色のバラを飾ってよ。ドレスの色も緑と黒を基調にしてるんだしさ」
どこか少しムスッとした口調でかるく唇を尖らせながら、自分の瞳の色と同じ色のバラにして欲しいというマティ。
まぁ。マティが、こんな可愛い態度を見せてくれるだなんて。
チラリと受付の背後に目をやると、緑のバラも沢山用意されていてるのが目に入る。
深いエメラルドグリーンで、マティの瞳の色を思わせる色だわ。
確かに今日のドレスや装飾品は、エスコート相手のマティの色に合わせてる色合いなので、緑のバラを飾るのはピッタリなのよね。
けれども青いバラを飾っても、それはそれでアクセントにもなるし、緑と青と黒のカラーはバランスとしても、おかしくはないし……どちらも捨てがたくて迷うわ。
どちらにしようかしら……。
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