社畜仲間とまったりスローライフ〜ノルマもパワハラもない世界でそれぞれの個性を生かし頑張ります〜

けい

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深酒。そして永眠

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深夜2時。
とあるアパートの一室。
そこで、数人の男女がお互いに寄り添うようにして眠りについた。

部屋中に散らばったお酒の空き缶。

それは、つい先程まで面々がお酒を浴びるように飲んだ結果だった。


今日も時計の針が0時を回るころに会社を後にした者たち。
そして今日は金曜日。

世間一般では、明日は休み。

だが、彼等に言い渡されたのは--

"「明日は一時間遅めの出勤を認める。いつもは8時だったか? ははは。なら9時に出勤しろ。一時間も多く休めることをありがたく思え」"

うすら笑い混じりの小馬鹿にしたような声。

上司の。
部下を部品としかみなさない者の心を抉る一言だった。

"「あぁ、それとな。俺は明日と明後日。そして月曜日も休ませてもらうよ。有給が溜まっちゃってね。勿論、君たちも。有給使えるものなら使ってみるといいさ。許可しないがね」"

そんな言葉の数々。
それに、彼等は逆らえない。

心が弱いと言えばそれまでなのかもしれない。

しかし、それが彼らにはそれが当たり前のことだった。

逆らえない。
これが仕事だ。
これが社会なんだ。

学生じゃなく社会人なんだ。

そう、これがーー

そして、その日。

彼らは、に覚めることのない眠りについた。


アルコール過剰摂取による、意識不明。


そして。

それが、彼等彼女たちの新たなはじまりの第一歩だったーー。
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