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第一節
おじさんって何者?
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ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「んむぅ...」
目が覚める どうやらそのまま寝てしまったらしい
「お風呂...」
まずは風呂に入る
砂漠で水は貴重だ だから普段はシャワーなんて浴びれない
だからオアシスから取ってきた水を濾過して使い回す
濾過器もかなり良い値段をするのだが生前のおじさんが買ってたらしい
今思うと おじさんは何者なんだろう
おじさんの名前を僕は知らなかった
おじさんが前はどこに住んでいたかとか
家族が居たかどうかとか
それすら分からない
こうやって僕に残してくれた家におじさんの過去を記す物は1つも無かった
正直 ちょっと悲しい
でも残さないってことはその過去とは区切りをつけたのだろう
だから私も詮索はしない
おじさんはおじさんなのだ
風呂から出てご飯を作る
簡単な肉料理だ おじさんに教えてもらったスタミナが付く料理だ
作り終えた料理を机に並べ早速食べる
「生命に感謝を 頂きます」
これはおじさんが食事の前にやっていた事だ
『私達が今食べている食材も私達と同じ1つの生命だったんだよ だから食べる前には絶対に感謝をしなさい それが私達が唯一 食材となった生命へ出来ることだ』
おじさんは不思議な人だった
いきなり誰もいないとこで話したり 何も無い所で躓きそうになったり
生命をとても大事にしていたり 色んなことを知ってたり
本当に謎の多い人だった
「..おじさんは僕のこといっぱい知ってるのに僕はおじさんのこと全然知らなかったなぁ...」
おじさんの事を知りたいという気持ちもあるがおじさんの気持ちを尊重したいという気持ちもある
「...ま、いっか」
ご飯を食べ終え食器を片付ける
「ふぅ...んー どうしよっかなぁ」
街を散策するのも良いが...
「やっぱり外かなぁ」
砂漠では時々砂嵐が起こる
それは緩いものから激しいものまで様々
だが時々 砂嵐は珍しいものを地表に顕にしてくれる
例えば遺跡
まぁ前例は1つしかないけどね
2年前..それは繁栄の街 イレイアの近くにて起こった砂嵐
それは過去最大級の砂嵐だったらしい
幸い商売の街 デザリアはイレイアとはほぼ真反対の方向にあるため被害は殆ど無かった
だがイレイアは逆に殆どが砂に埋まってしまい救助に必死だったとか
そこでイレイアの長は考えた
『..逆にこの砂を利用してやろうでは無いか』
砂は固めれば1種の建築材料
長はサンドキャタピラーと名付けられた魔物の体液を利用した
サンドキャタピラーは糸を噴き出して獲物を捕獲もしくは妨害して逃亡をする
その糸は普段は体液として身体に収納されている
だから体液は一種の接着剤となる
それを水等の別の液体に溶かして薄め 砂に吹き掛ける
こうすることで元の液体の粘着力もあり立派な建築材料になるとか
それを使って有り余る砂を一種の城にし更にコーティングにも工夫したらしく観光名所兼宿泊所になってるらしい
そんな城の建設途中に遺跡は発見されたとか場所は城建築予定の場所の地下
古代文明の技術があると言われていたがあったのはただのが穏やかで時々荒れるような風が吹く巨大な空間だったらしい
今ではそこも一種の観光名所
あそこは繁栄の為なら何でも使う そんな街
でも悪い風向きにはならない
あの長が選ぶ選択肢は全て街にとって追い風となる
不思議な話だ
「さて..余計な事を考えちゃったけど準備しなきゃ」
外にいる時に砂嵐が起これば生き残る確率は低い
魔物の凶暴化 常に身体に叩きつけられる砂
奪われる体力 見えない視界
それらが短くて数時間 長くて数日続く
様々な理由はあるが備えなければいけない
砂嵐用のゴーグル 携帯食料 水分をよく含む果実 掘り出し用のスコップ 護身用の槍と万能なナイフ 予備の衣服 怪我した時用の包帯 汗ふき用のタオル 金属探知機 愛用のバイク
「よしっ、準備ok!」
愛用のバイクも燃料は十分
「それじゃあレッツゴー!」
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「んむぅ...」
目が覚める どうやらそのまま寝てしまったらしい
「お風呂...」
まずは風呂に入る
砂漠で水は貴重だ だから普段はシャワーなんて浴びれない
だからオアシスから取ってきた水を濾過して使い回す
濾過器もかなり良い値段をするのだが生前のおじさんが買ってたらしい
今思うと おじさんは何者なんだろう
おじさんの名前を僕は知らなかった
おじさんが前はどこに住んでいたかとか
家族が居たかどうかとか
それすら分からない
こうやって僕に残してくれた家におじさんの過去を記す物は1つも無かった
正直 ちょっと悲しい
でも残さないってことはその過去とは区切りをつけたのだろう
だから私も詮索はしない
おじさんはおじさんなのだ
風呂から出てご飯を作る
簡単な肉料理だ おじさんに教えてもらったスタミナが付く料理だ
作り終えた料理を机に並べ早速食べる
「生命に感謝を 頂きます」
これはおじさんが食事の前にやっていた事だ
『私達が今食べている食材も私達と同じ1つの生命だったんだよ だから食べる前には絶対に感謝をしなさい それが私達が唯一 食材となった生命へ出来ることだ』
おじさんは不思議な人だった
いきなり誰もいないとこで話したり 何も無い所で躓きそうになったり
生命をとても大事にしていたり 色んなことを知ってたり
本当に謎の多い人だった
「..おじさんは僕のこといっぱい知ってるのに僕はおじさんのこと全然知らなかったなぁ...」
おじさんの事を知りたいという気持ちもあるがおじさんの気持ちを尊重したいという気持ちもある
「...ま、いっか」
ご飯を食べ終え食器を片付ける
「ふぅ...んー どうしよっかなぁ」
街を散策するのも良いが...
「やっぱり外かなぁ」
砂漠では時々砂嵐が起こる
それは緩いものから激しいものまで様々
だが時々 砂嵐は珍しいものを地表に顕にしてくれる
例えば遺跡
まぁ前例は1つしかないけどね
2年前..それは繁栄の街 イレイアの近くにて起こった砂嵐
それは過去最大級の砂嵐だったらしい
幸い商売の街 デザリアはイレイアとはほぼ真反対の方向にあるため被害は殆ど無かった
だがイレイアは逆に殆どが砂に埋まってしまい救助に必死だったとか
そこでイレイアの長は考えた
『..逆にこの砂を利用してやろうでは無いか』
砂は固めれば1種の建築材料
長はサンドキャタピラーと名付けられた魔物の体液を利用した
サンドキャタピラーは糸を噴き出して獲物を捕獲もしくは妨害して逃亡をする
その糸は普段は体液として身体に収納されている
だから体液は一種の接着剤となる
それを水等の別の液体に溶かして薄め 砂に吹き掛ける
こうすることで元の液体の粘着力もあり立派な建築材料になるとか
それを使って有り余る砂を一種の城にし更にコーティングにも工夫したらしく観光名所兼宿泊所になってるらしい
そんな城の建設途中に遺跡は発見されたとか場所は城建築予定の場所の地下
古代文明の技術があると言われていたがあったのはただのが穏やかで時々荒れるような風が吹く巨大な空間だったらしい
今ではそこも一種の観光名所
あそこは繁栄の為なら何でも使う そんな街
でも悪い風向きにはならない
あの長が選ぶ選択肢は全て街にとって追い風となる
不思議な話だ
「さて..余計な事を考えちゃったけど準備しなきゃ」
外にいる時に砂嵐が起これば生き残る確率は低い
魔物の凶暴化 常に身体に叩きつけられる砂
奪われる体力 見えない視界
それらが短くて数時間 長くて数日続く
様々な理由はあるが備えなければいけない
砂嵐用のゴーグル 携帯食料 水分をよく含む果実 掘り出し用のスコップ 護身用の槍と万能なナイフ 予備の衣服 怪我した時用の包帯 汗ふき用のタオル 金属探知機 愛用のバイク
「よしっ、準備ok!」
愛用のバイクも燃料は十分
「それじゃあレッツゴー!」
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