エクリプス 〜砂海の章〜

nanaさん

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第二節

再会

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目が覚める

そこは知らない天井

何があったんだろう

起き上がろうとするが身体が動かない

「あ...う...」

声も出ない

なんでだろうか

分からない

僕が目覚める前に覚えていることは ミラちゃんの無事を確認して倒れたことだ

そうやって僕が熟考していたら扉が開く

そこには僕の為に作ってくれたと思う料理を持っていたミラちゃんが居た

それを見ると不思議と安心し

声が出てきた

「...レイン..?」

「うん、起きてるよ」

「...レイン!!!」

ミラちゃんは料理をほっぽり出してこっちに抱きついてくる

それはまるで僕が生きてるかを確認するようだった

「僕は大丈夫」

「...」

「ちゃーんと生きてるよ」

「...ごめんなさい..」

「え?」

「レインに何も詳細を伝えずに行った結果が レインをこんな目に合わせてしまって...」

「いーの 僕が選んだ事だから ミラちゃんは気にしないで」

「...それでもごめんなさい...レインは最悪...死んでしまってたかもしれないのに...」

「大丈夫だよ 気にしてない ミラちゃんが無事ならそれでいい」

「..そう...」

ミラちゃんは珍しく僕に抱きついたまま声を上げて泣き始めた




「..落ち着いた?」

「..うん...」

「ふふ、ミラちゃんでも泣く事があるんだね」

正直意外だ いつも冷静で泣くなんてことが無さそうなミラちゃんが泣くなんて

しかもその原因が 僕の生死なのだから

不思議と嬉しくなってくる

そんな時 部屋の扉からノックの音が聞こえる

「失礼します」

入ってきたのはあの時居た青髪のエルフの男性と...

「何故あなたがここに...」

「私は彼と契約してる状態ですからな それはそれとして まずは謝罪をさせて頂きたい お嬢さんが死の淵に陥ったのも元はと言えば私が原因 本当に申し訳ない」

「...いいよ 貴方は自分の役目を全うした そうでしょ?」

「...はい ですがそのようなことで許されるとは私は思っておりません」

どうやらかなり義理堅い人らしい

「...じゃあ僕のお願いを2つ聞いてくれる?」

「私に出来る範囲ならなんでも致しましょう」

「まずは名前を教えて」

「名前..ですか」

「うん、僕の名前はレイン エルフさ それで君は?」

「私の名前はバアルです しがない老紳士です」

「しがない...ねぇ」

あんな人間離れした業見せられても...

「どうやらお互い思ってることは同じなようで」

「だろうね」

「「君(お嬢さん)は本当に人間?」」

「ふふ..」

「ここまで綺麗に揃うとは..どうやら気が合いそうですな」

「僕もそう思う これからよろしく バアルおじいちゃん」

「おじいちゃん!?」

「お、おじいちゃん呼び...」

なんか青髪のエルフの男性が爆笑してる

「ま、まぁ気にしないで起きます それでもう1つのお願いとは?」

「僕を鍛えて欲しい」

「...ほう」

「僕はおじいちゃんと戦ったけど全く勝てなかった それに最後どうやって突破してミラちゃんの元まで行ったかも記憶に無い だから鍛えて欲しい ミラちゃんを守れるようになるためにも」

「レイン...」

「..分かりました その家族の絆と貴方の決意に免じて このバアル 精一杯 お嬢さんを鍛え上げますぞ」

「ありがとう おじいちゃん」

僕とバアルおじいちゃんはガッチリと握手した

「えーと..俺の事忘れてない?君達」

青髪のエルフの男性の悲しそうな声が響いた


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