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nanaさん

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2章 異世界

土地購入

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王都を歩くと様々な店や屋台が並んでいる

そんな中で ある物を見つける

「米!?」

俺ら日本人が毎日食べているソウルフードこと米が売っていた

勿論買った 買える範囲で買った ついでにあった味噌や醤油も勿論買った

買った店の店主曰く意外とこの世界では米や醤油 味噌が一般的なんだとか

良い買い物も出来たので土地購入が出来そうな場所を探す

「うーむ....ん?あれとかそうじゃないか?」

ある大きな建物に目をつける

商業ギルド という建物だ

商業と言えば店 店と言ったら土地 

よっしゃここに行ってみよ!





「商業ギルドへようこそ!ご要件はなんでしょう?」

「土地を購入したいのですが..」

「土地ですか ではあちらの相談室に行ってください 」

「分かりました」

言われた部屋に入りそこにあったソファーで座って待つ

少しすると眼鏡を掛けた如何にも真面目そうな青髪の人が入ってくる

「こんにちは」

「こんにちは 確か土地を購入したい...という要件でしたね?担当のトリスと申します 今回はよろしくお願いします」

「よろしくお願いします」

「ではまずどのくらいのサイズの土地をご希望で?」

「そうですね 一軒家が丁度入るくらいですね 欲を言いますとちょっとした庭があると嬉しいです」

「ふむふむ...王都内のどこを希望ですか?」

城に近いのもあれだしなぁ...ここ!ってのも無いし

「特に希望はありません」

「特に希望は無いと...では値段とかは?」

「100万G以内であればどこでも」

「ふむ...分かりました 少々お待ちください」

そう言いトリスさんはいつの間にかメモしていた紙を持って部屋を出ていった


10分くらい待つとかなりの量がある書類をトリスさんが持ってきた

「こちらの書類に乗っているのが希望の条件を満たしている土地です」

と書類を渡されたので見始める

「ご希望に沿った土地が見つかりましたら名前を呼んでくださればすぐ参りますので」

そう言いトリスさんは部屋を出ていった



「結構色々あるな...えーと...貴族街手前の土地...広そうだし色々面倒そうだから止めとくか...次は...こっちは王都のはずれにあるのか...市場行くの面倒だしなぁ..」

料理に使う食材を買うため市場に近いのが好ましい

というか言っとけば良かったと今更後悔している




その後もどんどん見て行ったが見つからず

「これで最後か...えーと...市場からの距離は...結構良いな..んで土地の広さは...丁度いいな、値段も40万G  よし買うか トリスさん」

とトリスさんの名前を呼ぶとすぐ部屋に入ってきた

「決まりましたか?」

「はい、こちらの土地でお願いします」

「分かりました では支払いの方は..今済ませますか?それとも月一で払います?」

「今済ませます 手渡しで大丈夫ですか?」

「はい、問題ありません」

と40万Gを手元に出すとプラチナのような光を放つ硬貨が4枚出ててきてびっくりしたが顔に出さず渡す

「確かに40万G頂きました ではこちらのカードをお渡しします 土地に張られている防護結界を消す魔法陣を記してあります 結界にかざすだけで使えますので」

「ありがとうございます 」

「では私はこれで ご購入 ありがとうございました」

「いえいえ こちらこそありがとうございました」

トリスさんがこちらに一礼したので返しつつ トリスさんはそのまま部屋を出ていった

俺も部屋を出て早速買った土地に向かう




街に行く人々とすれ違いながら進んでいく市場を通り過ぎ 大通りを左に抜け

すると結構大きめのがらんと空いた土地が見える

俺が買った土地だ

入ろうとすると早速硬い物にぶつかる

「これが結界ってやつか...カード使えばいいんだっけか?」

カードをかざすとカードはほつれるように宙に消えていった

先程まで結界があった場所に触れると

「ちゃんと消えてるな んじゃ早速オーブ置くか」

オーブを置いて土地に合わせた範囲の大きさのこの国の一般的な家をイメージする

すると少し強い光が出て晴れた先には...

「...良いな」

西洋風の大理石や石材で出来た中規模の家があった 内装は変わってるんだろうか



中に入ると 中の床や家具の位置とかは変わって居なかった

その代わり目の前に青いウィンドウが浮かんでいる

「なんじゃこりゃ」

そこに書いてあるのは運営からのメッセージだった

『プレイヤー初の土地の購入 おめでとうございます アルバ様に既に渡してあるオーブを使った外での設置と土地でのオーブの設置の仕様が違う為 説明メールを送っておきました ご覧になってくださると大変助かります by 運営』

あらま んじゃ説明メールを見るとしますか


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