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あやかしと神様の夏休み(番外編)
1☆葛葉子、真陽の彼氏になる前編!?
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葛葉子は月もの期間が終わったので、宮中に帰ろうと支度をしていたら、
瑠香が荷造りの手を止めさせた。
「オレと一緒の物忌入れておいたから、お盆に阿倍野家に行くまでお休みだよ」
突然のことに葛葉子は驚く。
「え?もう一週間休暇?いいの?」
瑠香はドヤ顔して、
「阿倍野家に行く予定は十二日に行くと文を出しておいた。」
葛葉子は、悩んでいて文を出してなかったのに瑠香が勝手に決めて文を出したらしい。
覚悟はもう決まったからいいけれど……
「じゃ、西の守護は?」
葛葉子は仕事にプライド持ってるから気になる。
「謹慎処分中の東殿下と晴房と臣がやるって。」
「なんだか、申し訳ないよ…」
きつね耳が、しゅんと下がる。
「東殿下はやる気満々だったけどね…」
むしろ、あやかしや幽霊を血眼になって探しそうだ。
「だけど、晴房は不服だった。
東殿下を苦手みたいだな」
「え?どうして?」
それは初耳だった。
「ハルが三歳の時に東殿下が少しイジメめたらしいな……」
『お祖父様の孫はこの僕なのに!お祖父様にさわるな!』
かなりショックだった様だ。
前祝皇陛下は晴房を溺愛していたらしい。
東殿下はヤキモチでイジメてしまった事に呵責がある。
どうにか仲良くなりたいと思っているのだが、晴房は表情を固くする。
東殿下が唯一苦手な存在になっているのは心苦しいと互いに思っているようだ。
「そうだったのか。仲良くできてればいいな……」
大好きな二人が仲悪いというのを聞いて悲しく思うけど、帰ったら、仲良くなっていてほしいと願う。
葛葉子の願いが叶ったのか、帰ったら仲良くなっていたのは後の事。
☆
「また、お世話になります。」
葛葉子は瑠香の母と真陽にお辞儀する。
「ずっといてくれていいのよ。
早く孫作って欲しいし。」
「そうそう!チャンスだからに一ヶ月伸ばせば?」
それは、既成事実つくれと言っている。二人のラブラブぷりは今年中にそこまでイケると思っている。
家族公認だ。
「ねぇ!父さん?」
隣のソファに座る父の陰陽寮長に真陽は同意を求める。
普段着は似合わないと思っている作務衣姿の陰陽寮長は顎に手を当てて、鋭い瞳を緩めて瑠香の母をみつめる。
「そうだなぁ…
私が、母さんと睦あいたい…」
「子どもたちの前で言うのはやめてくださいな!もうっ!」
顔を赤くしてまんざらではない雰囲気だ。
亭主留守がいいというが、離れ過ぎると恋しさが増すようだ。
そのため、この年になっても愛は冷めない。
「オレ、父さん似かもな…」
「ほんとだな。」
「でも、葛葉子と離れて暮らす気はないから…」
そばに葛葉子がいないと落ち着かないしイライラするのがわかる。
「うん。私も何処でも瑠香といたいよ…」
そう見つめ合うと、キスをする。
「うっわぁ!独り身にきついわー!この雰囲気!」
真陽はわざと肩を抱いて、軽蔑する。
「真陽こそ、良い人早くできればいいのに。明日、二十一歳になるんだし…」
葛葉子は真陽は明日誕生日だということを知らなかった。
知ってたらプレゼント用意したのにと残念に思う。
「年頃の親戚紹介するぞ」
「やめてよ、私はお化けとか苦手なんだから」
家柄的に霊能力者の家系だ。
超能力を持ってないものは逆に珍しい。
「私のことも苦手…?」
しゅんとする葛葉子の耳が出てる。
「っまぁ!きつね耳!ほんとにあやかしだったのね!」
真陽は葛葉子の突然あやかし姿に興奮する。
手を組み、目を輝かせた。
「葛葉子ちゃんは、特別よ!
こんな耳もふもふウーン!
カワイイー!こんな姿初め見ちゃったわー!興奮するしー!」
瑠香にすら触られるのを拒む耳も尻尾を思いっきり触られる。
「今日は一緒に寝て!この姿で!」
顔がやばい、かなり興奮してる。鼻息荒い。
葛葉子はきつね耳を出したのは失敗だったかもと焦る。
「真陽は、昔っから、もふもふ動物すきだったな。」
はははと笑って寮にいる時とと違って和やかに笑う。
娘の真陽にあまい陰陽寮長だと初めて知った。
だから、阿倍野家に顔を出して安心させろと促したのかと葛葉子は思う。
「姉弟よねぇ。瑠香もかなりのもふもふ系フェチだったし…」
頬に手を当てて母は微笑む。
葛葉子を撫でくりまわして離さない真陽に腹を立てた瑠香は葛葉子の腕を引っ張る。
「葛葉子はオレのだ!姉さんは早く男にもふもふしてもらえ!」
「そんな都合のいい男いないでしょ!きつね耳にしっぽ付きなんか!」
「どんな男が好みなのよ、真陽は」
あまりの理想に母は娘にツッコミを入れる。
「優しくて、かわいくて、いうことなんでも聞いてくれる男に決まってんじゃない!
ついでにきつね耳ついてたら、なおいい!」
娘の無理難題な理想を聞いた陰陽寮長は、
「阿倍野の、ジジ様はまさにお前の理想だったな。
今は見る影ないけど…」
ぼそりと言った。
阿倍野に行かなくてはいけない瑠香は、どんなジジ様だよとおもう。
「狐だったら、化けることできるんじゃないの?」
よく、昔話や漫画やアニメで狐は化けると定番になっている。
「そういえば、化けた事ないな…」
葛葉子は首を傾げる。
今までなる必要なかったから思いつかなかった。
「私の理想な男に化けてみて!」
真陽は神にお祈りするように手を合わせて懇願する。
大好きな真陽姉さんの願いは叶えてあげたいと思った。
「うーん…できるかな?」
「葛葉子ちゃんなら、できるできる!」
真陽は葛葉子を応援する。
葛葉子は応援にのせられて
「じゃあ、やってみる!」
指を忍者のようにわざと組んで真陽の理想な男のイメージを掴み
化けるように念じると煙が出て、その煙が消える。
香茂の家族は驚く。
葛葉子は背の高い、美青年に変身できた。
葛葉子を、男にしたらこんな感じだろうと、想像通りだ。
しかも、きつね耳にしっぽのおまけ付。
「きゃぁぁぁぁ!素敵いいぃぃ」
真陽は顔を真っ赤にして尚更に興奮する。
「スカートだからヘンタイっぽいぞ!」
オレより筋肉あるし!背高いし!男らしいし…
「姉さんのイメージが流れ込んできてこんな姿になったんだよ!」
葛葉子も男になったことにびっくりして焦る。
「こんなのが好みなのか。」
なかなかいないわねぇ。
(いや、昔のジジ様こんな感じだったなぁ…)
と心の中でつぶやく陰陽寮長。
「抱いて!」
ぎゅと、男になった葛葉子を、真陽自ら抱きしめる。
「やめろ、バカ姉!」
瑠香は、真陽の肩を引っ張って離そうとするが、離れない。
「どうやって元に戻ればいい?」
葛葉子は男の体が苦手なのに男になってしまって早く元に戻りたい。
「普通にキスすれば戻れるんじゃない?」
真陽はこともなげに言う。
「男同士で?」
瑠香はあからさまに嫌な顔した。
「いやか?」
男の葛葉子は耳をひしゃげて潤んだ瞳で瑠香を見つめる。
葛葉子には変わらないと思う。
でも、男らしいくて可愛くない。
「絵的にやばいだろ…」
「このナルシストが!」
自分のことだけを考えてキスを拒むを瑠香に腹が立つ。
「じゃ、私がしてみていい?」
「は?」
有無を言わさず、葛葉子の首に腕をまわして、ちゅーと唇にくちづけるする。
ぽんっと小さく煙が出て姿を表すと男のままだった。
「も、戻らない!」
きつね耳と尻尾は消えたけど。
「ど、どうしよう…」
葛葉子は青ざめる。
瑠香も青ざめて、
「ルカの神がいうには一日はこの姿らしいぞ。」
「ええええっ!」
いつもは真陽姉さんの部屋で寝ていたのに念の為、(葛葉子が真陽に襲われないため)瑠香の部屋で寝ることになった。
何時も、家にいないから扇風機で涼を取っているらしい。
風通しがいい部屋で宮中にいる時くらい涼しい。
「…ゴメンな。迷惑かけて…」
変身しなければこんなおかしなことにならなかったのに…後悔してる。
瑠香はずっと黙ってる。
怒ってるのかな…
「男になっても私のこと好き?」
少し野太い声で甘えた調子で言う。
「当たり前だろ!」
そう言って黙ってしまった…
「怒ってる…」
胸が少し痛い…
その痛みを感じた瑠香は
「別に…怒ってないよ…ただ…」
次の言葉が出てこないみたいだ。
やっぱり怒ってる…と葛葉子は感じた。
あまりのショックにふて寝する二人だった。
瑠香が荷造りの手を止めさせた。
「オレと一緒の物忌入れておいたから、お盆に阿倍野家に行くまでお休みだよ」
突然のことに葛葉子は驚く。
「え?もう一週間休暇?いいの?」
瑠香はドヤ顔して、
「阿倍野家に行く予定は十二日に行くと文を出しておいた。」
葛葉子は、悩んでいて文を出してなかったのに瑠香が勝手に決めて文を出したらしい。
覚悟はもう決まったからいいけれど……
「じゃ、西の守護は?」
葛葉子は仕事にプライド持ってるから気になる。
「謹慎処分中の東殿下と晴房と臣がやるって。」
「なんだか、申し訳ないよ…」
きつね耳が、しゅんと下がる。
「東殿下はやる気満々だったけどね…」
むしろ、あやかしや幽霊を血眼になって探しそうだ。
「だけど、晴房は不服だった。
東殿下を苦手みたいだな」
「え?どうして?」
それは初耳だった。
「ハルが三歳の時に東殿下が少しイジメめたらしいな……」
『お祖父様の孫はこの僕なのに!お祖父様にさわるな!』
かなりショックだった様だ。
前祝皇陛下は晴房を溺愛していたらしい。
東殿下はヤキモチでイジメてしまった事に呵責がある。
どうにか仲良くなりたいと思っているのだが、晴房は表情を固くする。
東殿下が唯一苦手な存在になっているのは心苦しいと互いに思っているようだ。
「そうだったのか。仲良くできてればいいな……」
大好きな二人が仲悪いというのを聞いて悲しく思うけど、帰ったら、仲良くなっていてほしいと願う。
葛葉子の願いが叶ったのか、帰ったら仲良くなっていたのは後の事。
☆
「また、お世話になります。」
葛葉子は瑠香の母と真陽にお辞儀する。
「ずっといてくれていいのよ。
早く孫作って欲しいし。」
「そうそう!チャンスだからに一ヶ月伸ばせば?」
それは、既成事実つくれと言っている。二人のラブラブぷりは今年中にそこまでイケると思っている。
家族公認だ。
「ねぇ!父さん?」
隣のソファに座る父の陰陽寮長に真陽は同意を求める。
普段着は似合わないと思っている作務衣姿の陰陽寮長は顎に手を当てて、鋭い瞳を緩めて瑠香の母をみつめる。
「そうだなぁ…
私が、母さんと睦あいたい…」
「子どもたちの前で言うのはやめてくださいな!もうっ!」
顔を赤くしてまんざらではない雰囲気だ。
亭主留守がいいというが、離れ過ぎると恋しさが増すようだ。
そのため、この年になっても愛は冷めない。
「オレ、父さん似かもな…」
「ほんとだな。」
「でも、葛葉子と離れて暮らす気はないから…」
そばに葛葉子がいないと落ち着かないしイライラするのがわかる。
「うん。私も何処でも瑠香といたいよ…」
そう見つめ合うと、キスをする。
「うっわぁ!独り身にきついわー!この雰囲気!」
真陽はわざと肩を抱いて、軽蔑する。
「真陽こそ、良い人早くできればいいのに。明日、二十一歳になるんだし…」
葛葉子は真陽は明日誕生日だということを知らなかった。
知ってたらプレゼント用意したのにと残念に思う。
「年頃の親戚紹介するぞ」
「やめてよ、私はお化けとか苦手なんだから」
家柄的に霊能力者の家系だ。
超能力を持ってないものは逆に珍しい。
「私のことも苦手…?」
しゅんとする葛葉子の耳が出てる。
「っまぁ!きつね耳!ほんとにあやかしだったのね!」
真陽は葛葉子の突然あやかし姿に興奮する。
手を組み、目を輝かせた。
「葛葉子ちゃんは、特別よ!
こんな耳もふもふウーン!
カワイイー!こんな姿初め見ちゃったわー!興奮するしー!」
瑠香にすら触られるのを拒む耳も尻尾を思いっきり触られる。
「今日は一緒に寝て!この姿で!」
顔がやばい、かなり興奮してる。鼻息荒い。
葛葉子はきつね耳を出したのは失敗だったかもと焦る。
「真陽は、昔っから、もふもふ動物すきだったな。」
はははと笑って寮にいる時とと違って和やかに笑う。
娘の真陽にあまい陰陽寮長だと初めて知った。
だから、阿倍野家に顔を出して安心させろと促したのかと葛葉子は思う。
「姉弟よねぇ。瑠香もかなりのもふもふ系フェチだったし…」
頬に手を当てて母は微笑む。
葛葉子を撫でくりまわして離さない真陽に腹を立てた瑠香は葛葉子の腕を引っ張る。
「葛葉子はオレのだ!姉さんは早く男にもふもふしてもらえ!」
「そんな都合のいい男いないでしょ!きつね耳にしっぽ付きなんか!」
「どんな男が好みなのよ、真陽は」
あまりの理想に母は娘にツッコミを入れる。
「優しくて、かわいくて、いうことなんでも聞いてくれる男に決まってんじゃない!
ついでにきつね耳ついてたら、なおいい!」
娘の無理難題な理想を聞いた陰陽寮長は、
「阿倍野の、ジジ様はまさにお前の理想だったな。
今は見る影ないけど…」
ぼそりと言った。
阿倍野に行かなくてはいけない瑠香は、どんなジジ様だよとおもう。
「狐だったら、化けることできるんじゃないの?」
よく、昔話や漫画やアニメで狐は化けると定番になっている。
「そういえば、化けた事ないな…」
葛葉子は首を傾げる。
今までなる必要なかったから思いつかなかった。
「私の理想な男に化けてみて!」
真陽は神にお祈りするように手を合わせて懇願する。
大好きな真陽姉さんの願いは叶えてあげたいと思った。
「うーん…できるかな?」
「葛葉子ちゃんなら、できるできる!」
真陽は葛葉子を応援する。
葛葉子は応援にのせられて
「じゃあ、やってみる!」
指を忍者のようにわざと組んで真陽の理想な男のイメージを掴み
化けるように念じると煙が出て、その煙が消える。
香茂の家族は驚く。
葛葉子は背の高い、美青年に変身できた。
葛葉子を、男にしたらこんな感じだろうと、想像通りだ。
しかも、きつね耳にしっぽのおまけ付。
「きゃぁぁぁぁ!素敵いいぃぃ」
真陽は顔を真っ赤にして尚更に興奮する。
「スカートだからヘンタイっぽいぞ!」
オレより筋肉あるし!背高いし!男らしいし…
「姉さんのイメージが流れ込んできてこんな姿になったんだよ!」
葛葉子も男になったことにびっくりして焦る。
「こんなのが好みなのか。」
なかなかいないわねぇ。
(いや、昔のジジ様こんな感じだったなぁ…)
と心の中でつぶやく陰陽寮長。
「抱いて!」
ぎゅと、男になった葛葉子を、真陽自ら抱きしめる。
「やめろ、バカ姉!」
瑠香は、真陽の肩を引っ張って離そうとするが、離れない。
「どうやって元に戻ればいい?」
葛葉子は男の体が苦手なのに男になってしまって早く元に戻りたい。
「普通にキスすれば戻れるんじゃない?」
真陽はこともなげに言う。
「男同士で?」
瑠香はあからさまに嫌な顔した。
「いやか?」
男の葛葉子は耳をひしゃげて潤んだ瞳で瑠香を見つめる。
葛葉子には変わらないと思う。
でも、男らしいくて可愛くない。
「絵的にやばいだろ…」
「このナルシストが!」
自分のことだけを考えてキスを拒むを瑠香に腹が立つ。
「じゃ、私がしてみていい?」
「は?」
有無を言わさず、葛葉子の首に腕をまわして、ちゅーと唇にくちづけるする。
ぽんっと小さく煙が出て姿を表すと男のままだった。
「も、戻らない!」
きつね耳と尻尾は消えたけど。
「ど、どうしよう…」
葛葉子は青ざめる。
瑠香も青ざめて、
「ルカの神がいうには一日はこの姿らしいぞ。」
「ええええっ!」
いつもは真陽姉さんの部屋で寝ていたのに念の為、(葛葉子が真陽に襲われないため)瑠香の部屋で寝ることになった。
何時も、家にいないから扇風機で涼を取っているらしい。
風通しがいい部屋で宮中にいる時くらい涼しい。
「…ゴメンな。迷惑かけて…」
変身しなければこんなおかしなことにならなかったのに…後悔してる。
瑠香はずっと黙ってる。
怒ってるのかな…
「男になっても私のこと好き?」
少し野太い声で甘えた調子で言う。
「当たり前だろ!」
そう言って黙ってしまった…
「怒ってる…」
胸が少し痛い…
その痛みを感じた瑠香は
「別に…怒ってないよ…ただ…」
次の言葉が出てこないみたいだ。
やっぱり怒ってる…と葛葉子は感じた。
あまりのショックにふて寝する二人だった。
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