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神様と大切な思い出
3☆モヤモヤ
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「珍しいですね、この時間に隣の部屋にいるなんて」
李流は部屋と言っても、几帳で仕切ってある隣に気配を感じて声をかけた。
「お前は寝付きが良いから、私が隣にいることに気づかないだけだろう」
雪そっくりの李流の顔を見ると雪の事を思い出し悶々としたり気持ちになる。
「眠ると、法子様によく会う夢を見るので眠気には逆らいません」
「幸せな奴め……」
「もう、電気消していいですか?」
「勝手にしろ」
なぜか、機嫌が悪いなと思いつつ、李流は夢の中に意識を飛ばす。
喧嘩して、雪のことが理解できない、
理解出来ないから考えてしまう。
辛いなら忘れてしまえばいいことなのに……
バカめ…と初めて雪に対し悪態を心の中でつくと胸が痛い。
こんなことは初めてかもしれない……
李流は部屋と言っても、几帳で仕切ってある隣に気配を感じて声をかけた。
「お前は寝付きが良いから、私が隣にいることに気づかないだけだろう」
雪そっくりの李流の顔を見ると雪の事を思い出し悶々としたり気持ちになる。
「眠ると、法子様によく会う夢を見るので眠気には逆らいません」
「幸せな奴め……」
「もう、電気消していいですか?」
「勝手にしろ」
なぜか、機嫌が悪いなと思いつつ、李流は夢の中に意識を飛ばす。
喧嘩して、雪のことが理解できない、
理解出来ないから考えてしまう。
辛いなら忘れてしまえばいいことなのに……
バカめ…と初めて雪に対し悪態を心の中でつくと胸が痛い。
こんなことは初めてかもしれない……
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