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輝けるガラスの靴
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知ってほしい
でも
知られたくない
本当の私を見せたくない
灰かぶりのガラスの靴
本当は透明で綺麗だけれど
気付かれなければ
埃が被り輝きすら無くなった
忘れて捨ててしまいたい靴
そんな私が一夜限りの魔法で輝いた
私だけが王子様の心の中にいられただけで幸せだから
今の私は美しく透明で輝くガラスの靴
その思い出だけで胸いっぱいで
幸せなのです。
ですから
追いかけないで
魔法が解けてしまった私を捕まえないで
美しい私のままの思い出を王子に残しておきたいから
だから
美しくない本当の私を見せたくないのです…
永遠に光り輝けぬ
ガラスの靴のシンデレラを・・・
確信したかった。
君は幻なんかじゃないと
残された
ガラスの靴があるから
君を見つけ出し
確かな恋をしたい
僕は君を好きになってしまったから
妃は君以外考えられない
残されたガラスの靴に口づける
君を思って
名まえも何も知らない姫君
まるでこの靴のような君に…
あるかなしかに透きとおり
光に輝くガラスの靴
私はもう輝けない
憧れた
輝ける場所
心の輝きを与えてくれたあなた
私はこれ以上の幸せは要りません
でも
王子様は私を探してくれている
輝けぬシンデレラの靴の私を
見つけてくれるかしら?
不安とときめきが私の心を騒がせる。
ガラスの靴が履けるものが妃と言ったが
不安になった
現れた女性があの姫君と違っていたら
だから
僕自身で姫君を見つける家臣になりすまし
そして運がいいことに
初めの屋敷で掃除をしている姫君をみつけた。
ひとめでわかった
ガラスの靴の君
ボロボロの服を着て手は傷だらけで…
胸が苦しくて悲しくなった
今すぐ彼女に駆け寄り守ってやりたい
掃除などやらせたくない
きっとそれ以上につらい仕事をさせられている
彼女を守りたいのだが…
正体をばらすと騒ぎになるだろう。
そう思った瞬間
正体をばらせない姫君の気持ちがわかった
姫君の場合は目立ったが
本当の自分を隠さなくてはいけないもどかしさ
だから姫君は
逃げたのだ…
その気持ちが一番胸に刺さった
私を見つめて涙する貴族様の従者に声をかける。
大丈夫ですか?
!?
涙ぐむ彼の涙をぬぐい近くで彼の瞳を顔を見てわかった
王子様と…
私は慌てて驚いて逃げだした
その私の手を慌てて掴み引き留める
姫っ!
どうかガラスの靴を履いてくださいっ!
いえ
私は姫ではありません
見ての通り私はシンデレラ
灰かぶり…なのです…
見られたくなかった
知られたくなかったのに…
本性を知られて傷ついて彼女は涙をぽとりぽとりと落とす
今度は僕が彼女の涙を優しく拭う
それがどうしました?
灰かぶりとさけずまなくても
貴女はとても美しく優しい素晴らしい女性なのだから
このガラスの靴の持ち主にふさわしい
灰がかぶっていることに負い目があるなら
私が貴女を永遠に光に輝くガラスの靴にして差し上げます
僕は王子であるのだから
そしてあなたのは私の心に輝きをくれる愛しい姫君なのです
愛しています
私の妃になってください
姫は頬を染めながらガラスの靴を履いてくれた
僕は誓う
姫を愛し輝きある人生を共にすることを
私を
私を見つけて愛してれた王子様
私は王子様との思い出だけで満足のはずだった
けれど
今は違う
共に思い出を紡いでいく
幸せです
王子様が
いるから私は輝ける
私自身を愛することができた
ガラスの靴は永遠に輝き
人々に憧れとロマンを魅せる
私はガラスの靴の姫
けれど
誰もがガラスの靴を持っています
どうか
輝きを忘れないで…
いつかきっと
幸せに繋がるから…
でも
知られたくない
本当の私を見せたくない
灰かぶりのガラスの靴
本当は透明で綺麗だけれど
気付かれなければ
埃が被り輝きすら無くなった
忘れて捨ててしまいたい靴
そんな私が一夜限りの魔法で輝いた
私だけが王子様の心の中にいられただけで幸せだから
今の私は美しく透明で輝くガラスの靴
その思い出だけで胸いっぱいで
幸せなのです。
ですから
追いかけないで
魔法が解けてしまった私を捕まえないで
美しい私のままの思い出を王子に残しておきたいから
だから
美しくない本当の私を見せたくないのです…
永遠に光り輝けぬ
ガラスの靴のシンデレラを・・・
確信したかった。
君は幻なんかじゃないと
残された
ガラスの靴があるから
君を見つけ出し
確かな恋をしたい
僕は君を好きになってしまったから
妃は君以外考えられない
残されたガラスの靴に口づける
君を思って
名まえも何も知らない姫君
まるでこの靴のような君に…
あるかなしかに透きとおり
光に輝くガラスの靴
私はもう輝けない
憧れた
輝ける場所
心の輝きを与えてくれたあなた
私はこれ以上の幸せは要りません
でも
王子様は私を探してくれている
輝けぬシンデレラの靴の私を
見つけてくれるかしら?
不安とときめきが私の心を騒がせる。
ガラスの靴が履けるものが妃と言ったが
不安になった
現れた女性があの姫君と違っていたら
だから
僕自身で姫君を見つける家臣になりすまし
そして運がいいことに
初めの屋敷で掃除をしている姫君をみつけた。
ひとめでわかった
ガラスの靴の君
ボロボロの服を着て手は傷だらけで…
胸が苦しくて悲しくなった
今すぐ彼女に駆け寄り守ってやりたい
掃除などやらせたくない
きっとそれ以上につらい仕事をさせられている
彼女を守りたいのだが…
正体をばらすと騒ぎになるだろう。
そう思った瞬間
正体をばらせない姫君の気持ちがわかった
姫君の場合は目立ったが
本当の自分を隠さなくてはいけないもどかしさ
だから姫君は
逃げたのだ…
その気持ちが一番胸に刺さった
私を見つめて涙する貴族様の従者に声をかける。
大丈夫ですか?
!?
涙ぐむ彼の涙をぬぐい近くで彼の瞳を顔を見てわかった
王子様と…
私は慌てて驚いて逃げだした
その私の手を慌てて掴み引き留める
姫っ!
どうかガラスの靴を履いてくださいっ!
いえ
私は姫ではありません
見ての通り私はシンデレラ
灰かぶり…なのです…
見られたくなかった
知られたくなかったのに…
本性を知られて傷ついて彼女は涙をぽとりぽとりと落とす
今度は僕が彼女の涙を優しく拭う
それがどうしました?
灰かぶりとさけずまなくても
貴女はとても美しく優しい素晴らしい女性なのだから
このガラスの靴の持ち主にふさわしい
灰がかぶっていることに負い目があるなら
私が貴女を永遠に光に輝くガラスの靴にして差し上げます
僕は王子であるのだから
そしてあなたのは私の心に輝きをくれる愛しい姫君なのです
愛しています
私の妃になってください
姫は頬を染めながらガラスの靴を履いてくれた
僕は誓う
姫を愛し輝きある人生を共にすることを
私を
私を見つけて愛してれた王子様
私は王子様との思い出だけで満足のはずだった
けれど
今は違う
共に思い出を紡いでいく
幸せです
王子様が
いるから私は輝ける
私自身を愛することができた
ガラスの靴は永遠に輝き
人々に憧れとロマンを魅せる
私はガラスの靴の姫
けれど
誰もがガラスの靴を持っています
どうか
輝きを忘れないで…
いつかきっと
幸せに繋がるから…
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