リグレット

いたる

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第一章 出会い

07

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席につき、五限目の準備をしていると
真帆と涼介も教室に戻ってきた。


「で、どうだったんだよ?ちゃんと相談できたのかよ?」
「いやーマジ俺ナイスアシストだっただろ?自分でも思うわ~」


そんなことを言いながら、涼介が席に着く。
うざい。殴ってやりたい。
いや、たしかにナイスアシストだったし、涼介にしては気を利かせた行動だったとは思う。
でも、でも、いきなりすぎんだろ!!
僕にその対応力なんかねぇよ!!
そして何より。


「どうだったんだよ?じゃねぇーよ!!あんな言い方したら真帆に勘違いされるじゃねぇーか!!『あいつ昨日うちに告白してきたくせに振られたから次は希望手出すんやなぁ。』とか思われてたらどうすんだ!!」

結局はそこである。
僕にとっての優先順位は何においても一番は真帆であり、真帆が僕のことをどう思っているかなのだ。

「そこは大丈夫!あの後俺がちゃんと真帆にフォロー入れといたから!」
「いや、お前が大丈夫!って言って大丈夫だったことがないから不安なんだけど。」


涼介口軽いからなぁ。
実際、さっきも本人に壮大に送り出したいって僕が思ってること言おうとしてたし。
不安だ。。

「で、どうだったんだ?ちゃんと希望ちゃんには話せたのかよ?」

僕の不安を他所に、再度涼介が聞いてくる。

「いや、話そうとしたところで鐘がなってタイムアップ。何も話せなかった。」
 「なんだよ。俺のナイスパスを無駄にしやがって~」
「じゃああれだな、トリッターで放課後呼び出すしかねぇーな!」
「マジかよ。僕希望ちゃん怖いんだけど…。」
「じゃあ、真帆を盛大に送り出すの諦めるか?盛大にとなるとやっぱりあいつに近しい人の協力は必要だと思うぞ。」

気乗りしないなぁ。
でも、涼介の言ってることも一理ある。
僕は携帯を取り出し、トリッターで希望ちゃんにメッセージを送る。

『さっきは引き止めちゃってごめん。さっき話せなかった話あるから、今日の放課後時間あったりしないかな?』

あ、みんな気になってると思うけど、一応もう五限目の授業始まってるから!
授業中なのに、ましてや今年受験生だと言うのに涼介と話したり、携帯触ったり、僕は悪い子だ。
先生が不憫でならないぜ!!
全く以って思ってもないのだけれどもね。

この海森高校の学校方針というのは、公立高校にしては珍しく、結果、つまりはテストの成績さえ良ければ授業中何をしてても良いのだ。校長の『社会に出てからは過程をどれだけ頑張っても結果が伴わなければ評価されない。結果がこそ全てだ。』という教育方針のおかげ?で授業中、お喋りしてようが、携帯をいじってようがテストの点さえ良ければ注意されるということはまあないのだ。
その分テストが悪ければ容赦なく留年を言い渡されるのだが…。
そういう意味では厳しい学校なのである。


ブーブー

僕の携帯のバイブレーションが鳴る。
「」希望ちゃんからの返信が返ってきた。


『今日塾があるから短めに済むならいいよ。』


『わかった。時間はとらせないから放課後教室で待っててくれるかな?』


『わかった。』


くぅー。
相変わらず冷めてますねぇー。
キンキンに冷えてやがるぜ。
まぁ、そんなこんなで再度、希望ちゃんと話す機会を設けることに成功した僕であった。


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みんなの感想(1件)

満々キムチ
2020.04.10 満々キムチ

ギャグ要素強め

解除

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