君と出逢ったあの時から

月待

文字の大きさ
上 下
109 / 309
其の五

相剋

しおりを挟む


月の出が遅いので寂しい夜。夜明け前の空に月が昇る。君はいつごろ月を見るのか……。



少し動くと暑いような陽気で、汗かいて、薄着すると今度は寒いような、難しいわ。また風邪引かないように気をつけなきゃ。




早朝から正午まで働きつめたら、お昼ご飯食べる前に睡魔が襲いかかる。お昼ご飯の時間に昼寝してしまった。




君の言葉は素敵。言葉と言葉の隙間から覗く想いに、見たくも、聞きたくも、知りたくもないものがみえる……… それでも素敵さ。





***********






君と出逢った頃から

私のうちに

相反する

二つの想いが相克してるんだ



その強烈な二つの想いとは




君を知りたい




君を知りたくない








しおりを挟む

処理中です...