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其の六
真面目なお話
しおりを挟む今日もよく晴れている。強風が雨の代わりに大気の汚れを一掃してくれた。私の身にも風よ、駆け抜けろ暫し窓開け、心機一転。
星の在り処を示してくれてありがとう。でもやっぱり星に腕は届かないね。
この二日間の経過がすべてを教えてくれた。
一事が万事。
確かに君は君の意志で選択し行動した。ぜひとも、何時でも何処でも、誰とでも素敵な笑顔と幸せとともにあられんことをと、心の底からお祈り申し上げます。
昨日の急勾配の登り坂が嘘のようだ。
風が薫り、陽射しは眩しく、広い干潟とどこまでも続く煌々とした海と空が見える。
私の傍らには誰もいないけれど、実に爽快な気分なの。
この景色が私の選択で、そこには君の影も形もない。
彼女を褒めて差し上げて。心底君に惚れてる。だから君に口ごたえ出来ない。私のような跳ねっ返りとは違うから、彼女、言いたいことも言えないじゃない?
彼女を大切にできないのなら、きっと君はどんな女性をも幸せにはできないんだ。
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意志選択
ってものを
度外視するようになって私は久しいから
この結果は
君の選択であり
私の選択である
と書いたのは飽くまでも、君流に云えばということ。
出逢いも別れも偶然を装った必然 っと私は思っている。
私の心がある方向へ動くことを
意志とか選択と言うのならば
それすら意志とか、選択を装った必然(笑)
笑ってるけど、
実に真面目に私は書いてるんだよ。
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