君と出逢ったあの時から

月待

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其の九

防ぎ難いこと

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海がみたいな…波打ち際で光と風と波と戯れたい。本当はそのまま、服のままでも海に入って浮かんでいたいんだけどね。年々海に入りづらくなっていく。






明け方夢を見た。ドキッとする夢だった。現実には絶対に有り得ない夢。変な夢ばかり見てる。この夢は時代が現代でも異空間、今居るところからかなり離れた場所の夢で、全く知らない人なのにひどく親しい異性がいた。






その人に首筋に唇を当てられて、びっくりして顔をみたら、唇をつけたのはその人の弟だったからドキドキの上にギョッとして目が覚めた。心臓に悪い夢。でもこれは明らかに夢の世界だから、目覚めて笑ってしまった。





幸せを信じているわけでもなく、かと言って不幸になりたいわけでもない。できるだけ心身の痛みは少ない方がいいという基準で未知を模索してるけど、痛みを全て避けようとも思っていない。





信じていないのは自分自身、君、人様の持続的な感情、状況。うつろっているようでうつろいさえも眩惑、幻惑なのだと私は眺めている。君が見てる冷酷は愛でも私でもないだろう。それは真の中にあるものでは?





私は涙す。それは現象でありながら、遠い過去、遠い未来を貫いているんだよ。それもまた一つの冷酷な真実……。




旅に行けないから、私は今、此処を旅先だと思うことにするよ。何れ此処から去る日が来るのを、私は良く知ってるから(笑)





今日も終わり、疲れた。それが生きること。喜怒哀楽もあったけど、どうでもいいや。とにかく精一杯。




使い捨てのように後腐れなく過ごす。何かが残っているとしたらそれは私の中に。神はいろいろお与えになり、そして最後にはこの身と共に、そっくり全てをお取り上げになられるから。




***************





感情は、



時の流れ、状況の流れとは本流を異にし、



時の川、状況の川と平行して流れる。



感情の流れが時や状況の川と重なっている時もあれば、


滞っていたり、逆らったりしている時もあるから、



氾濫を起こすのだろう……。




感情の氾濫をも自然災害のように受け止めてやろう、



できるだけ氾濫させないよう防災対策を続けながら。


そして氾濫がおこってしまったら、


出来るだけ被害を最小に食い止めるよう心得ながら……。








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